心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第130回 心のサークル報告

【と き】  2021919日(日)、14時~17

【ところ】  zoom

【参加者】 進行:US、記録:SK

USSTUHSK   以上4

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(11)』の読書会

 

 

 

お彼岸ウィーク中の連休のせいか今回の出席は4名。久々の少人数です。

かつてハーモニーサロンで開催してた時からの常連メンバーばかり。シルバーバーチを知り尽くした面々でもあります。

 

最近は本屋さんでもスピリチュアル系の本がたくさん置かれるようになりましたねーという話題になりました。「精神世界」「スピリチュアル」というカテゴリーで広い場所が確保されています。

10年前にもあることはあったのですが、今思えば正統派のものが地味に並べられていただけのような気がします。

「このごろのスピリチュアルの棚は重い波動が漂っているような気がするなぁ」なんて声があがりました。「あー分かる」と同意の声。エゴを刺激するような本とか、軽いノリの本、売れればいいという動機が見え隠れする本なども多く並んでいて、その邪念が波動を乱しているかもしれません。

そういえば、以前ミディアムの先生から聞いたことがあるのですが、金運で有名になった神社に行ってみたら、以前は清らかだったのに、有名になってからは気持ちの悪い雰囲気が漂っていて近寄れなかったと仰ってました。人間の欲がそれだけ場に影響を与えるんですね。本棚にもそれと同じ現象がおきるのでしょうね。

 

霊的な体験や学びについて雑談しました。

 

憑依現象についての話題。

いくら霊が去っても、本人の霊性が高まらないとまた憑依されます。それは波長の法則でそうなるのだけれど、聖書にもそう書かれていますねとのこと。

 

汚れた霊は、人から出て行くと、自分よりも悪いほかの七つの霊を一緒に連れて来て、中に入り込んで、住み着く。」(マタイによる福音書

 

わー、せっかくいなくなっても、七倍になって帰ってくるなんて最悪じゃないですかー。

 

でも、法則ですからその通りになるので気を付けないといけません。

逆に言えば法則を理解していればその性質を利用して解決の道を見つけることが出来るということですね。

 

低級霊に憑依されたということは自分がそれと同じ波動を発していたということ。自分を映す鏡でもあります。意識を変えなければならないことを教えてくれるので、ありがたい現象でもあるといえます。

 

USさんより

「自分を知る効能について」

インナーチャイルドワークの体験談で、ずっと蓋をしていた気持ちに気づくことが癒しになったというお話がありました。子供の頃の傷が大人になった後も影響を及ぼすんだなと思いました。体の傷や病気はまわりが気付いてくれて介抱してもらえるけれど、心の傷はだれにも気がついてもらえません。幼い子供は自分の胸の痛みが何なのかも知らず、癒す術も知らないまま大人になる。だからずっと傷ついたままでいるんですね。

 

それに気づいてあげて小さな自分を癒した後は、自分を愛することから始めましょうということです。

 

 

UHさんより

「何が自分を支えていたかを考えた」

瞑想に出合って「逃げない」「頑張れる」ことを得た。神道の祖父がいたという誇りが自分に自信を持つことが出来たかなぁという回顧。

「自信」って大事なことだなと思いました。

 

改めて先祖について思いを巡らしてみました。労いと感謝を捧げることを意識してみようかな。

 

自信がない人ってたくさんいるんじゃないかと思います。かくいう私もその一人です。なぜ人は自信がないのでしょう。「出来ない」ということの連続だからでしょうかね。

 

 

小一時間ほど話したあとに、輪読開始しました。

USさんがシルバーバーチの祈りを唱え、4章の残りを4人で読みます。

長いぞ! 全部読めるかな?

 

 

 

4章 既成宗教のどこが間違っているのか

   ————キリスト教を中心に p121~145

 

 

雑談の中で波長の引き寄せについて話していたら、この章にも書かれていました。

今知りたいと思うことの答えが、やはり必ず書かれていますねーと皆で感心。

 

 

憑依について。

 

もとよりこうしたことは原則として守護霊の管理下で行われている事であるから、その通りに行っていれば問題はないが、本人のほうが欲の皮がつっぱり見栄や慢心が出はじめたら、波長の原理でもはや守護霊の管理下から離れ、同じ波長をもつ低級霊、それも邪心をもった悪霊に操られることになる。

必要以上の金が儲かったり、思わぬ大金が転がり込んだり、預金が面白いほど増え始めたら危険と思わねばならない。それは言わば欲望の肥満体になることであり、魂は活力を失い、霊的病が出はじめる。悪霊の思うつぼにはまったのである。p135

 

 

「お金が面白いほど入って来る」、なんてタイトルの動画がスピリチュアル系でもたくさんあるけれど、実際にお金が入ってくるのも危険なのですね。

 

数日前の心のサークルのLINE上で紹介させてもらった「神様が見える子供たち」の動画が今回の読書会でも多く話題になりました。

6歳の男の子トキ君の発信とシルバーバーチとのシンクロ現象が多数あって、お金の件でのトキ君の言葉もご紹介。

 

トキ君:お金がたくさん入ってくるとね、お金が腐るからダメなんだよ。

 

お金に限らず、物は少ない方がよいそうです。

「腐るから」という理由。妙に納得するのでした。

 

 

 

そして次の文章もトキ君とリンク。

 

そういう次第で、困難というのは霊の真の資質、神から授かった才能を発揮させるための挑戦として歓迎なさることです。皆さんの内部には地上最大の力が潜在的に宿っているのです。いかなるハンディキャップも、いかなる困難も、その潜在力で克服できないものはありません。p126

 

 

トキ君:「困難は神様からのプレゼントなんだよー!」

 

「ええーー!プレゼントって人を喜ばせるものじゃないの!?」ってお母さんが驚いてたけど、

 

トキ君はケロリと「悪いところを教えてくれるんだからプレゼントなのっ」

 

別々の場所から同じメッセージが発信されキャッチしました。

シンクロ現象があるということは心のサークル読書会がシルバーバーチ霊と繋がっている証拠かな、なんて思いました。

 

 

 

 

世界の宗教を統一しようとする運動をどう思われますか。

 

そうやってまた混乱に混乱を重ねていくのです。一体それがそんなに大事なことなのでしょうか。当事者は自分たちのことを大そう重要な人物であると考えているのかもしれませんが、霊の力も光も発揮されたないただの建造物では、イエスの言った通り、それは”白塗りの墓”でしかありません。

私は儀式や教義が違うからというだけで共通の場がもてずにいる人たちのことは、あまり構う必要はないと思います。霊は常に一体化の方向へ働きます。仲違いをさせているのは人間の勝手な思想です。霊はチャンスさえ与えられれば、その統合的意志を働かせるものです。

本来ならば一つの大きな流れであるべきはずのそうした宗教を誕生させた、そもそもの起源が霊力であったことは歴史的事実です。が、それが何世紀も前から支流に分かれてしまいました。もうそのまま好きな方向へ進むにまかせておけばよろしい。

 

 

ワンネスがスピリチュアリズムの神髄ですとUSさん。

 

 

今、世界は格差社会で一部の人だけが潤っている構図になっています。

隣の大国も党員だけが豊かで、多くの人民が貧困にあえいています。

どうすればみんなが潤うようになるのでしょうか。

 

革命じゃないですかね?…と私。

もちろん無血革命です。一夜にして自由を得ることは可能かもしれないという妄想には心がワクワクします。

 

現実に今、人民は自由に目覚め始めています。その流れは止められないのではないでしょうか?

 

 

人類の歴史の中でここ200年の変化は確かに急激です。

産業もだいぶ変化しましたが、人間の心の変化も目覚ましいと思います。たくさんのハラスメントやLGBTへの声。個人の尊重の意識はスピードを上げています。人の心の波動が上がってきています。もしかしたら今、私たちはアセンションの現象の最中に生きているのではないでしょうか?

ここ数年の異常気象は地球の終末が近づいているからだと心配の声が上がっています。真相はそうではなく、人間の体が高熱を出して自己治癒をするのと同じように、地球が自らを癒し浄化しているのかもしれないなどと思ったりしました。

 

世界がコロナウィルスと対峙しています。困難が神様からのプレゼントなら、今まさに地球人全体がプレゼントを受け取っている最中なのかもしれません。

 

これらがすべてアセンション現象なら、進化した未来が間もなくやってくるということですね。すごく楽しみです。

 

会の最後に、「死と延命治療」について、意見をもらいました。

延命治療を選ぶかどうかの選択に直面したとき、多くの人は悩みますが、皆さんはどう思いますか。

 

シルバーバーチは延命は勧めていないですね、とUSさん。

自然の流れに任せる、委ねることじゃないでしょうか。

 

選択肢があるから悩むのだという意見を仰ったのがUHさん。

 

昔は延命の技術が無かった。無いということは、つまり死を受け入れるしかなかったということです。それが「自然」ということ。

 

悩みというのは”そこに選択肢があるから”かもしれません。

 

選択肢がなければ受け入れるだけです。一生懸命に生きるだけ、それだけ。実にシンプルです。そして「困難に感謝する」ということに立ち返ります。

 

 

今回の読書会はこの「困難に感謝する」がキーワードだったような気がします。

その「経験」こそがプレゼントなのでした。

 

 

 

 

次回 第131回 心のサークル お知らせ

 

 

【と き】  2021年 1017日(日)、14時~17時 

【ところ】 仙台市シルバーセンター 5F

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(12)』 4章 

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

      <書籍が手に入らない場合はお声がけください。資料作ります。>

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

 日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com