心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

118回 心のサークル報告

 【と き】  2020823日(日)、14時~17

【ところ】 平和住宅情報センター 仙台駅前店 コンベンションルーム

【参加者】 進行:US、記録:SK

USSTHMGHSKa、IKUCTNNNSMSNWMSSSYSK   以上15

 【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(10)』の読書会 

 

 

暑い日が続いています。

いつもなら8月も終盤になれば過ごしやすくなるはずが、なんだかますます暑さを増しているような2020年の夏です。

今回もたくさんご出席いただきました。

新たにS夫妻をお迎えして15名での読書会でした。

例によって自己紹介から。

せっかく一人一人お話をして頂くのですから、これはチャンス!と思い、ひとつのテーマを用意しておきました。

シルバーバーチと初めて接したときの第一印象」です。

この会の神髄といってもよい一本の柱について、当たり前すぎて、改めて聞くことすら思いもつかないほどのテーマでしたが、話してもらうのは、なんだか楽しそう♡ と思いました。

予想通り、みんなにとってのシルバーバーチへの思いは、ちょっとした打ち明け話のようで、それぞれの心に触れたような気持ちがしました。

 

それではみんなの第一印象報告です。

 

IKさん:最初は何を言っているのか分からなかった。けれどもある時に、「苦難の時には真理に委ねてください」というシルバーバーチの言葉を贈られた。その意味がわかって腑に落ちた。

 

HMさん:キリスト教的だけれど、キリスト教への批判があり意外だった。

 

STさん:聖書に興味があった。マルティンルターの宗教改革などの影響を受け、物質に対局する価値観を探していた。「精神」について考えていたとき、江原さんへ繋がりスピリチュアリズムを見つけ、シルバーバーチと出合った。

 

SKさん:去年スピリチュアルに出合う。シルバーバーチは文章は簡単だが内容は難しい。高尚だ。心霊治療に興味がある。

 

SNさん:30代のころにバシャールと出合っていたが、今までの疑問がすっきりとわかった。

 

NNさん:15、6年前に初めて読んだ。ひとことで言えば安心した。罰があたるとか脅しがない。平等であること、現象だけではないことを確認できた。

 

UCさん:27、8年前、「古代霊は語る」が最初の出合い。他の精神世界の本は部分的には賛成だけれど、すべてが腑に落ちるということがなかった。シルバーバーチはすべてが心にすっと入ってきた。

 

TNさん:精神世界へはシャーリーンマクレーンから導かれた。シルバーバーチの霊訓を読むと、その日必要なメッセージが必ず入っていた。感動した。

 

WMさん:精神世界の情報はたくさん溢れているけれど、シルバーバーチの霊訓はそれが正しいかどうかの判断の基準になると思っている。

 

SMさん:カトリックを勉強しているが、シルバーバーチの霊訓は感動した。

 

GHさん:江原さんを通して存在を知った。気さくな感じがした。普通と違うと思った。

 

SK:霊界の存在からの直接メッセージだということにまずびっくり。こんなすごいことを、なぜ世界は話題にしないのか不思議に思った。その内容は実に淡々とし、偉ぶりもせず、静かでいながら力強い。真実だと思った。完璧に正しいと心は思った。

 

今回初めて参加のS夫妻はシルバーバーチはまだ読んでいないけれど、この会へ参加希望をされたのですからやはり、「魂」について気づきのあるお二人のようです。

 

SSさん:スェーデンボルグが入り口だった。人は不思議だなと感じている。

 

SYさん:シルバーバーチという言葉はどこかで聞いたことがあるなぁと思って調べたら、白樺の木材の名前だった。そこには宗教性、科学性、哲学性の意味合いが漂う。通じ合うものがあると感じた。

 

以上、私が簡単にメモをしての報告ですので、私のフィルターが入ってます。

もしかしたら違う主旨で語られていたかもしれません、そうでしたらごめんなさい。

 

ひとりひとりから貴重なお話が伺えてとても楽しかったです。

IKさんの誘導瞑想、USさんのシルバーバーチの祈りで場を整え、読書会開始です。

今回は6章からでしたが、大変短かったので7章も加えました

 

シルバーバーチの霊訓(十)

 

6章 音楽を語る

 

霊界にはとても美しい音楽があるそうです。

地上にはないオクターブ、シンフォニー、コンツェルト、オーケストラ、最高の作曲家、演奏家

 

地上では大作曲家と言われている人のすべてがこちらへ来ているわけですが、その巨匠がその後さらに向上進化しているのです。鑑賞力をもった人なら立派な音楽をいくらでも聴くことができます。ミュージックホールは霊界が誇る財産といってもよいほどです。p105

 

音楽史に名を連ねている作曲家たちが今もなお音楽を作っているなんて夢のようですよね。

例えばベートーベンは自分の音楽を自分の耳で聴くことが可能になっているのでしょうね。そう思うだけで感動です。今でもあんな厳しい顔をしているのでしょうか? 霊界にいるのだから、きっと穏やかだろうな…。穏やかなベートーベンはどんな音楽を作っているのだろうか。

 

音楽は霊界が誇る財産。それを鑑賞する日がいつの日かくると思うととても楽しみです。

 

波長について面白いなと思ったのは、現代の耳障りな音楽について問答がありました。

このような音楽が生まれたのは霊界から発せられるインスピレーションの形態が変わったのか?との質問に、インスピレーションは受け取る準備のできたものだけが受け取ることのできる波長の一致の問題である。耳障りな音楽とは別物だと答えています。

当然ですよね。

文中の表現を借りて言えば、物的なもの、一種の利己性、つまり他人の幸せに対する完全な無関心の表れの反応で発生する音楽と、芸術と霊界からのインスピレーションを受け取って表現される音楽、その性質に違いがあるのはとても納得できるなぁと思います。

 

さて、この世の音楽の中で霊界からのエッセンスが反映されているものに心当たりありますか? いろいろ考えてみると楽しそうですね。

7章 再生問題を語る

苦難の最中にある熱心なスピリチュアリストへのエールが書かれています。

 

いかなる人生にも、赤裸々な現実に直面させられる時期がかならずあるものです。その時こそあなたの信念が確固たる知識の上に築かれていることを確認しなければなりません。つまりその現実に直面することによって自分の存在価値を試され、いかに身近で切実な問題であろうと、それによってあなたがこれこそ実在であると信じているもの——絶対に裏切ることのない霊的原理から気をそらされることがない(迷わない)ことを立証させられるのです。p112

 

その時こそスピリチュアリズムが役立つ時。

試練の最中はまるで暴風雨で見通しが悪く、圧倒的な現実感に振り回されて操縦不能になること多々ありますが、霊的知識を総動員し、「大丈夫だ」と信じて前へ進み続ける——このことを「自らに命令する」くらいの強い気持ちで意識を保てば援軍の存在にも気がつき、やがて気持ちも安定するのではないかと思います。

動機を点検し方向を定め、霊力の流れに結果を委ねれば、平常心を保つことができ、結果霊性を磨くことになるのではないかと考えます。

 

ちょうどテレビから「あきらめたら終わり」という言葉が流れてきました。

確かに!と思いました。あきらめを選択すれば、選択通りになります。なるほど「あきらめたら終わり」です。

あきらめの誘惑は分かれ道に差し掛かっているとき。

どちらを選ぶのかは自由だけれど、やはり、あきらめるな!と自分に鞭を打ちたい。そう意識さえすればきっと進むことができると思います。

 

試練は克服するたびに難易度は高くなるそうですが、同時に心も強くなっているので、乗り越えられない試練はないと思います。

 

再生について。

インディビジュアリティーとパーソナリティーについて、たくさんのページが割かれていました。

 

インディビジュアリティーはパーソナリティよりはるかに大きなものです。死後に生き続けるのはパーソナリティーではありません。パーソナリティはインディビジュアリティーによって投影された影にすぎません。そのインディビジュアリティーが、肉体の死後、地上で発揮されなかった潜在的可能性を少しづつ発揮していきます。p116

 

つまり私はパーソナリティーであり、大きな存在インディビジュアリティーの一部というわけですね。

自分は小さな存在と思っているけれど実は大きい。この大きいという感覚を自分の中に持てるかどうかに挑戦してみたいと思っています。意識を深く深く沈めていけば見つけることが出来るでしょうか。

 

再生についてはこのパーソナリティーとインディビジュアリティーの違いを理解しないといけないようです。

 

なぜ地上へ再生するのか。それには様々な理由があるようです。

奉仕活動をしたい。成し遂げたい仕事がある。支払うべきカルマがある。

 

この章の質問者はどうやら、このじめじめとした地上へまた再生するのは気が進まないようです。しきりに霊界でカルマの清算や進化を目指せないのかシルバーバーチに食い下がっています。(気持ちはよくわかります! そしてそれは可能のようですが…)

 

選択の自由は与えられています。が、その自由意志も相対的なものであることです。やりたくてもできないことがあり、また、どうしても選べないコースというのがあります。最終的にはあなたがそれまで到達した霊的進化の程度が、次にとるべき手段を決定づけるのです。p126

 

 

催眠療法ヒプノセラピーが現代でも流行っていますが、これについてシルバーバーチはこう述べています。

 

いわゆる遡及によって前世とコンタクトできるという事実は否定しません。しかし、必ずしもそうでないところに問題があるのです。

それというのも、人間の精神には莫大な可能性が秘められており、地上の人間には到底その深奥まで掘り下げることはできないからです。創造力もありますし、潜在願望もありますし、霊によって憑依される可能性もあります。

こういった要素をすべて考慮に入れなくてはなりません。催眠中に体外遊離が起きて、その間の一連の記憶が印象づけられることもあります。こうした場合は過去生を思い出していることにはなりません。p130

 

その体験が本当なのかどうなのか、見極めが難しいということなのですね。

そうなると、それをする意味があるのかよくよく考えないといけませんが、どんな風に受け取るかは自分自身の霊性次第ということでしょうか。

 

 

死後、夫婦が再会できるのか?という問題について、霊的親和性があれば再会できるし、なければ再会できないと書かれていました。

あーヨカッタと思いました^^…(どっちの意味で!?)

 

死後は同じ波動の者同士が住む、競争とか争いのない公平な世界へ戻るのですから、とにかく安心な世界へ行くことは決まっています。希望が持てますね^^

それまでこの地上で頑張りましょう。

 

 

今の時代に生まれたにはそれなりのわけがあり、価値があるはず。

一生懸命生きればそれでよいという意見がありました。

とはいえ、苦しいときはあるものです。

そんなときにはシルバーバーチの霊訓を手に取りましょう。心が救われますよ、ということです。

 

 

無知と迷信から生まれる死の恐怖さえ克服すれば、地上の人間にとって死が暗闇から光明へ導いてくれる天使であり、地上で活用されることのなかった才覚と能力とを発揮する好機を与えてくれるものとして歓迎するようになることでしょう。p119

 

 

 

 

次回 第119回 心のサークル お知らせ

 

【と き】  2020年 9月20日(日)、14時~17時 

【ところ】 平和住宅情報センター 仙台駅前店 3Fのコンベンションルーム

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(10)』 8章

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

      <書籍が手に入らない場合はお声がけください。資料作ります。>

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

 日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com