時: 2024年3月10日(日)14時から17時
参加者: 進行・記録 US
WM HT SK KS US AK ST以上7名参加
3月になり、かえって2月よりも寒い感じです。基本的に今年は暖冬だそうですが、季節は足踏みしていますね。自然は正直で例年と比べると桜の開花も遅れそうです。今回はリモート参加の1名を含め、常連さん達7名で開催することができました。さて、シルバーバーチの霊訓2の本文に入りました。シルバーバーチの祈りを私が唱え、その間、各自瞑想していただき、意識を高揚させます。こうして輪読となりました。
シルバーバーチの霊訓2=人のために役立つことを=
『私どもにとっては“人のために尽くすこと”が宗教の全てなのです。人のために生きる者こそ最も神に近い存在なのです。そこに魂の存在価値があるのであり、人のためという願望を抱く者は自動的にこちらの世界で同じ願望を抱いている霊を引き寄せます』(p17)
人のために尽くすことが宗教の全てと説いています。利他愛こそが宗教の基本であり、利他愛に燃える多くの霊を引き寄せるようです。宗教が異なっても愛を持って他の宗教の信者を受け入れる世界になれば、広く世界は戦争の無い平和な世界になると思います。しかし、現実はそんなに単純ではありません。そこが地上の4大宗教の限界であり、宿命のようにも思われます。
『精神統一をなさることです。時には煩雑なこの世の喧騒を離れて魂の静寂の中へお入りになることです』(p18)
『静かで受身的で受容性のある心の状態こそ霊にとって最も近づき易い時です。静寂の時こそ背後霊が働きかける絶好機なのです』(p18)
『精神を静かに統一するよう工夫することです。すると次第に役にたつよい考えが浮かんで来るようになります。背後霊のオーラとあなたのオーラとが融合する機会が多いほど、それだけ高度なインスピレーションが入ってきます』(p18)
ここで、瞑想については互いに話が盛り上がりました。
*精神統一の時間は、寝る前とか朝とか規則的な生活の中に取り入れると日々続けられると思います。雑念にとらわれぬように空という状態を作るようにしています。霊言を暗誦しながら徐々にトランス状態に持っていきます。場合によると走っていても座禅のような意識状態になります。私は名付けて走禅としました。朝日に当たるのもプラーナを貰えるので健康的だと思います。
*寝る時は霊言書を読む時とかは瞑想がやり易いです。
*瞑想は苦手で全く集中できません。本を読むのも良いかもしれません。
*座禅を組んでやらなければいけないと思わない方が良い。形に囚われずリラックスすることが大切だと思います。時間も5分か10分でも良いでしょう。
*週三回竹踏みを10分ほどやっています。その間に霊言を暗誦したりしていますが、瞑想に近い感覚になります。
*ヘミシンクとか瞑想用の音楽を併用すると誘導されるので瞑想に入る助けになります。(私)
*守護霊との対話については時間と場所と体調そしてリラックスできる状態で行います。眠くなってきたような眠り鼻で守護霊に質問してみると良いでしょう。
『生命、愛、記憶、意識―こうしたものは墓場を超えて存在し、この世的な取越苦労、病気、苦痛から解放された霊が新たなエネルギーと生命力をもって心機一転してあなた方を援助してくれます』(p21)
生命、愛、記憶、意識は永遠不滅です。こういったものに地上人は意識を向けていれば地上の苦節から蘇った霊が強力に援助してくれることを期待できるということです。見えざる背後霊の力を得て意を強く持って生きましょう!!
『私たちの説く福音は互助と協調と寛容と同情の精神です。お互いがお互いのために尽くし合う。持てる者が持たざる者に分け与える。真理を悟った者が暗闇にいる物を啓発するために真理という財産を譲る。そうあってほしいのです。』
(p24)
お互いに互助と協調と寛容と同情の精神があれば、世界に恒久的な平和が訪れるでしょう。まさにそうあって欲しいと心より祈りたいと思います。
『霊的な仕事に携わる人たち、己れの霊的才能を真理探究のために捧げる霊媒は、自己を滅却することによって実は救われていることを知るでしょう。なぜならばその人たちは人間はかくあるべきという摂理に則った行為をしているからです。それは取引だの報酬だのといった類位のものではなく、多くを与える者ほど多くを授かるという因果律の働きの結果に他なりません。』(p24)
多くを与えるほど多くを授かる。似たように世間で言われる、いわゆる損して徳取れもそうでしょう。霊的法則の中の因果律の法則です。これを意識した普段の生活姿勢としたいところです。
*日本心霊科学協会の話題になって、昨年、江原啓介さんが講演会の中で、これからの心霊科学のテーマとして次の三つを挙げていたことを思い出しました。次のような内容です。
1、サイキカル・リサーチ(歴史的研究、心霊現象の科学的研究など)
2、サイキカル・リサーチ&スピリチュアリズム
スピリチュアル・ヒーリングの研究(医師との共同研究)
ミディアムシップの研究(招霊実験、霊界研究)など
人はなぜ生まれるかいかに生きるのか?人生の研究
かつて日本心霊科学協会の会員であり育てられた、つまり今の自分があるのは会のおかげだと述べられていた一方で、現状を鑑みて歴史ある日本心霊科学協会が中心となって、これらの心霊研究を積極的に進めて欲しいと述べられていました。確かに日本における心霊科学の本格的な黎明はまだまだの感があります。私もそうですが、個人的にアプローチするレベルを出ていないようにも思われます。私も現在協会の会員ですが、そういった意味だけでなく日本の未来を深く見つめた江原さんのお話は大変参考になりました。
次回 第161回 心のサークル お知らせ
【と き】 2024年4月28日(日)、14時~17時
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(2)』
【持ち物】 上記書籍をご準備ください。
<書籍が手に入らない場合はお声がけください。資料作ります。>
【参加費】 喜捨
【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。
日常を離れた空間で、ともに学びましょう!
新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。
【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com