時 2024年1月14日(日)14時半から17時
参加者 進行・記録 US
WM ST HT SK AK US 以上7名参加
いよいよ新しい年が始まりました。今年は辰年。私事ですが、私は年男です。今年は会の皆様のご健勝と上り龍のように上昇機運で会が進展することを祈念いたします。今回は私の都合で30分開始が遅れましたが、リモート参加の1名を含め常連さん達6名で開催することができました。一年で一番寒い時期をこの勢いで乗り越えたいものです。さて、定番の『シルバーバーチの祈り』を私が唱え、各自瞑想していただき、10章の輪読となりました。
シルバーバーチの霊訓1 11章 おしまいに
1)守護霊について
前回話題になった守護霊について再度質問がありました。スピリチュアルヒーラー山村幸夫さんは守護霊は類魂であり、次に今生の自分の代わりに再生してくる見習いであるという話をしていました。
*能登で1月1日に大震災がありました。この時、一瞬のうちに家族を全て失った被災者の報道が幾度となく報道されていました。心痛深く察しますが、是非自殺は避けていただきたいと思います。こういった運命もスピリチュアリズムでは説明できるはずですが、人智の及ぶところではないと思います。おそらく人生を全うした時にわかる話なのでしょう。
*同じように東日本大震災で私の患者さんで家族を亡くされた方も鬱状態になり、立ち上がるのに2年ほど掛かった話をしました。同じ体験はできませんが、理解はできます。医療者としての私ができることは治療を通じて寄り添うことでしょう。
*共感疲労の話。SNS等で連日、能登の震災の被災状況を報道していますが、自分が鬱状態とか精神状態がしっかりしていない方はできるだけ長く見たり、聞いたりしない方が良いという話をある精神科医がしていました。被災したシーンがトラウマになる場合があるそうです。
3)人生において障害に出会う意味について
『悪戦苦闘すること、暗闇の中に光を見出さんと努力すること、嵐との戦いの末に再び太陽の光を見てその有り難さをしみじみと味わうことー霊はこうした体験を通して初めて成長するのです。低く身を沈めただけで、それだけ高く飛躍することができるのです』(p189から引用)
人生において苦難や障害に遭遇することが霊的真理を見出すキーワードだと思われます。平穏な人生を望まず恐れず難題に向かっていただきたい。
4)スピリチュチュアリズムの理解について
『ちなみに私が本通信を“信じるに足るもの”と認めるまでにちょうど四分の一世紀を費やしている。すなわち、確かに霊界通信というものが実際に存在することを認めるのに十年、そしてその霊界通信という事実が大自然の理法に適っていることを明確に得心するのに十五年もかかった』(p207から)
『ベールの彼方』を刊行したオーエンが前書きの中で述べています。オーエンでさえ二十五年もかかっています。まして一般人がもっとかかるのは当然かと思います。急ぐことはありません。理性の目を持って十分理解することが大切であると思います。
5)神の立場について
『神は常に変わらぬ。神は啓示はするが決して押し付けはせぬ。用意のできている者のみがそれを受け入れる。無知なる者、備えなき者はそれを拒絶する。それで良いのである』(p216から)
『霊訓』からインペレーターが述べた一文ですが、まさに神の真理であり、そういったスタンスで神を見ていなくてはいけないのでしょう。我々もスピリチュリズムの普及は大切ですが、受け入れる時期が来ていない方には無理をしないことでしょう。
12章 シルバーバーチの祈り
『神よー天地の創造主、至尊至高の絶対的な力、全存在の宿命の統括者にまします神よ、私たちはこれまであなたの得さしめ給いし全てのものに対して深甚なる感謝の意を表明いたします。 私たちの為に暗き道を明るく照らし給いしその光、あなたを、そして私たち自らをより深く理解させて下さったその知識、そして私たちを栄光と光輝とによりて温かく包んで下さったその叡智に対して深く感謝いたします。 私がこうして存在することの真の理由、宇宙人生の背後に秘められた真の目的を啓示され給い、日夜私たちをお導き下さるその愛に深く感謝いたします。また、私たちのために真理普及の道を切り開いて下さった先達の数々、地ならしをして下さった開拓者の数々、悪戦苦闘した改革者たち、その他、宗教家、賢聖ーそのうちのある者は地上にては名も知られず、死して漸くその偉大さを認められ、あるいは死後もなおその偉大さを気づかれずにおりますが、こうした人々の全てに対しても深い感謝の念を禁じ得ません。これまでにあなたより授けられた恩寵に対して御礼申し上げます。皆々と共に感謝の言葉を捧げるとともに、代わりて私たちがあなたの御力の通路となり、あなたの御計画推進の一翼を担い、御子たちのために役立つことができますよう導き給わんことを。ここに、ひたすら人のために役立つことをのみ願うあなたの僕インディアンの祈りを捧げ奉ります』
この『シルバーバーチの祈り』は会の初めに読ませていただいている内容と同じものです。『インディアン』の部分を削除させていただいていますが、我々はインディアンではないからです。いずれにせよ、サークルとしてシルバーバーチ霊団に開始を伝えているつもりですし、一種のアファメーションと捉えています。この後、解説の『霊的啓示の系譜』も輪読しました。5千年余に渡る霊的系譜の中でイエスキリストの出現を経て、霊的啓示の新時代に対する改訂版としてシルバーバーチの霊界通信を見ることができると思います。
次回 第159回 心のサークル お知らせ
【と き】 2024年 2月11日(日)、14時~17時
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(2)』
【持ち物】 上記書籍をご準備ください。
<書籍が手に入らない場合はお声がけください。資料作ります。>
【参加費】 喜捨
【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。
日常を離れた空間で、ともに学びましょう!
新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。
【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com