【と き】 2021年10月17日(日)、14時~17時
【ところ】 シルバーセンター5F+zoom
【参加者】 進行:US、記録:SK
US、ST、UH、HM、GH、WM、TN、IK、UC、SK 以上10名
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(11)』の読書会
どんな1か月過ごされていましたか?
そんな問いかけから会は始まりました。
STさんから「死」について周りとどう語り合えばよいのかを考えていたとのお話がありました。
以下、みんなのやり取りです。
誰にでも「死」は訪れます。
それなのにその実態は曖昧なままでベールに隠されています。
死をちゃんと勉強すべきだ!と熱いお言葉。
死は人間の最大の恐怖。そこには否定的な想いが強いですね。
死を喜びをもって迎えれるように、どう伝えたらよいのでしょうか。
自分の番になったときに慌てないためにも。
人々が死後も生が続くと知ったなら生き方が変わります。すると世の中が変わります。
平和が訪れませんか?
そうかも!☆
生が今世だけだと思うから利己主義が生まれるのではないでしょうか。
でも誰が死を教えられるのか?
臨死体験からの報告ぐらいしかないのが現状です。
なぜ死が怖いのでしょうか?
宗教が原因じゃないですか?
救うはずの宗教が人々を怖がらせているなんて本末転倒ですね。
ちょうど鈴木秀子さんの臨死体験のレポートを読んだばかりだったのでそれを報告。
ふと気づくと、私のからだは宙に浮かんでいます。そして、空中にまっすぐ浮いている私を、高いところから、もう一人の私が見つめているのです。空中に浮かんだ私の足の周りを、なぜかたくさんの筍の皮のようなものが覆っていました。(略)その筍の皮のような花びらが足元から1枚1枚散っていくのです。高いところからそれをみているもう一人の私は、花びらが散るごとに、自分が一つひとつの苦しみから解放されて、自由になっていくのがわかりました。
1枚落ちると、
「ああ、これでもう人の言うことに煩わされなくてすむ、私は自由になった」
と思い、さらにもう1枚落ちると、
「もう人に気を遣い、不安に脅かされなくてもすむ、私は自由になった」
とつぶやいているのです。
まさに解放ですね。
素晴らしいなぁ、楽しみだなぁと思っていたら、君はまだ幽界レベルじゃないの?という仲間からの声が!
幽界とは現世とあまり変わらないところだそうで、秀子さんのように死んだら皆が一気に解放!という単純な話でもないようです。
えー、死んでも悩みは尽きないんですか。やだなー。
言えることは、肉体のうちに出来ることはやっておいた方がよいということ。
一生懸命生きることと、利他主義を実践すること。
いつまでたっても自分の不甲斐なさに焦ったりしますが、でも、それでよいのです!
毎日成長のチャンスが訪れているという証拠。人生が機能しているってことなんですから。
そう慌てないでゆっくり成長していきましょう。
成長が終わればそれこそゴールが近くにきているってことかもしれませんし、まだまだ名残惜しいこの世で頑張って生きていてもいいし、つまり生も死もただの「流れ」に過ぎないってことなんですよね。
死後は幽界じゃなく、霊界行きたいな~。
そうじゃないとレベルの高いメンバーたちに会えなくなりますもんね。
も少し修行を続けて追いつきたいと思います。
さて、USさんがシルバーバーチの祈りを唱えまして輪読開始です。
今回は短い章だったので続けて2章読みました。
5章 霊界から見た地上の科学
霊界でも実験を行うのですか?という質問にシルバーバーチは「行います」と答えてます。それは物質界のやり方とは違うみたいです。
霊界には死後もなお、地上の病気で苦しんでいる人を救うことに専心している医師がおります。その医師たちは地上で身につけた技術があります。人体のメカニズム、その働き具合をさまざまな反応の仕方についての知識も具えております。
さて一方、こちらの世界には地上にない種類のエネルギー、程度を異にする霊力、つまり生命力があり、それに地上で得た知識を組み合わせて地上の患者を治すことを研究しております。それは患者に応じてさまざまなエネルギーを組み合わせる、絶え間ない実験であるといえます。
強すぎてもいけないのです。強すぎるとそれが通過する治療家に障害がおきます。治療家の受容力が発達し、より高い運動速度、威力、どう呼ばれても結構ですが、それに耐えられるようになると、治癒エネルギーの強度を増すことができます。p149
メンバーの中にヒーラーが何名かいらっしゃるのでエネルギーの種類について何か感じているか聞いてみました。
若いときにはエネルギーは強く、年齢重ねるとそれは繊細になってくるような気がするとのこと。
ヒーラーの個性の違いがエネルギーに影響したり、背後霊団の大きさにもよるようです。
また、患者の性質によっても治療効果が変わり、条件がどれだけ整うかというのも関係するようです。
カルマが関係する病気は治らないようです。
病気を悪と考えていませんか?という意見がありました。
病気には「お知らせ」の意味もあります。
ガンはDNAが変化して起こる病気で、その原因は「自分の意見を通したい」というような心の反応の癖や、ストレスからくるそうです。
病気は肉体から精神へ の「バランス崩れているよ!」のサイン。
無視しちゃってること多くないでしょうか。
自分の肉体は自分のもののように思っているけれど、実は細胞たちの集まり。つまり他者ですよね。他者への思いやり必要ですよね。
細胞にも生命があって、意志もある。ガン細胞だってきっと役割のある存在じゃないでしょうか。
ガンを嫌ってはいけない。
自分を形成してくれている細胞たちに愛を向けてみましょう。
嫌いな人に愛を向けられるようにならねばなりません、っていうのがシルバーバーチの訓えでしたが、さすがにそれは……。
ガンを愛する。いままでそう考えたことがありませんでしたが、その視点は大切なことかもしれないですね。
ヒーラーの治療は「光をあてる」ことのようです。
「光をつくる」ことという表現もありました。
生命は「光」
患者が本来の光になるように治療するのだそうです。
私たちは光なんですね。
6章 霊界でも祝う クリスマスとイースター その本来の意味
春分の日、秋分の日、夏至、冬至はエネルギーが高まる———。たくさんのスピリチュアリストたちが声高にそう発信をしています。
シルバーバーチもその時期の意義について語っていました。
私たち地上の霊的啓蒙活動に従事している霊団の指導的立場にある者は、キリスト教で言うクリスマスとイースターに相当する時期に霊界の奥深く帰還する習わしになっております。
太古において太陽がその輝きを最高度に発揮する時期(夏至、6月下旬)が”復活”の時、つまり大自然が讃歌を奏で、見事な美しさを披露する時と見なされました。言いかえれば、蒔かれた種がそのころに華麗なる成長を遂げると考えたわけです。
それに呼応して冬至(12月下旬)があります。最高の輝きを見せた太陽が衰えはじめると大自然はエネルギーを蓄え、根を肥やしながら季節の一巡の終わりを迎えると考えたのです。
この二つの時期は太古において大切な意味をもっておりました。と申しますのは、”神のお告げ”はその二つの時期に授けられると信じられたからです。p159
この時期に霊界でも指導者たちが集まって祝い合う。だからエネルギーが高まるんですね。
その中にかのナザレのイエスの雄姿があるのです。イエスは今なお人類に古来の大真理すなわち”愛は摂理の成就なり”を教える大事業にたずさわっておられます。そのイエスが私たちの業績に遂一通じておられるお言葉を述べられ、新たな力、新たな希望、新たなビジョン、新たな目的をもって邁進するように励ましてくださる時のそのお姿、そのお声、その偉大なる愛を、願わくば皆さんにも排し聞きそして感じとらせてあげられればと思うのですが…… p160
シルバーバーチの喜びの気持ちが伝わってきます。
冬至や夏至を「特別の日」と感じ取っていた人類。霊界とちゃんとシンクロしていたんですね。
芸術家がインスピレーションに浸ると、手持ちの絵具ではとても表現できそうにないことを痛感して、魂で感じ取ったその豊かな美しさを表現するための色彩を求めます。が、それは地上のどこにも存在しません。霊的な真理と美しさは物的なものでは表現できないのです。p161
イメージする絵具がなくて描きたいのに描けないと泣いて悔しがる画家の話を誰かがしてくださいました。描けないのも悔しいでしょうが、イメージでその世界を垣間見ている画家さんが羨ましいなと私は思うのでした。
11巻もあと2章を残すのみとなりました。12巻は名言集なので実質11巻が最後の本です。
日本で生活している現代の私たちにまで言葉が届くようにレールを引いてくださったシルバーバーチと霊団の皆さまに感謝いたします。
モーリスバーバーネル氏とハンネンスワッハー氏、そして、訳者の近藤千雄さん、ほんとうにありがとうございます。この本のおかげでどれだけ助けていただいているか。
何人もの人生を助けているんだろうなぁ。霊力の神秘のちからですね。
次回 第132回 心のサークル お知らせ
【と き】 2021年 12月19日(日)、14時~17時
【ところ】 仙台市シルバーセンター 5F
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(11)』 7章
【持ち物】 上記書籍をご持参ください。
<書籍が手に入らない場合はお声がけください。資料作ります。>
【参加費】 喜捨
【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。
日常を離れた空間で、ともに学びましょう!
新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。
【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com