時 2023年12月17日(日)14時から17時
参加者 進行・記録 US
WM ST HT SK KS IM AK US 以上8名参加
今年もこれで最後の会になります。年が経つのは早いものですが、今年を思い返せば確かに色々なことが思い浮かびます。そんな感慨に浸りながら会は始まりました。今回は前回と同じメンバーでした。リモート参加の2名を含め常連さん達8名で開催することができました。今年は暖冬で会の開催には助かりますね。さて,午後2時半からスタート。定番の『シルバーバーチの祈り』を私が唱え、各自瞑想していただき、10章の輪読となりました。
シルバーバーチの霊訓1 10章 質問に答える
1)守護霊について
『母体内での受胎の瞬間から、あるいはそれ以前から、その守護の任に当たる霊が付きます。そして、その人間の死の瞬間まで、与えられた責任と義務の遂行に最善を尽くします。守護の存在を人間が自覚するとしないとでは大いに違ってきます。自覚してくれれば守護霊の方も仕事がやりやすくなります。守護霊は決まって一人だけですが、その援助に当たる霊は何人かおります。守護霊はその人間の辿るべき道があらかじめ分かっております。が、その道に関して好き嫌いの選択は許されません』(p179から)
*この文章は、しばしば私は本や講演会で引用しています。スピリチュアリズムに触れるのが初めての方には最低限伝えたいこととして霊魂不滅だということと守護霊が必ず一人いて見守っていることの二つを必ず述べています。
*指導霊も含め背後霊は複数います。これに先祖霊も加わる場合があります。英語ではガイドと呼ばれることが多い。
*守護霊は肉体的な先祖とは限りません。
*守護霊は類魂であるという話もあり、興味深い。スピリチュアルヒーラー山村 幸夫さんが述べていました。
*自由意志について、守護霊は基本的に見守りのスタンスを取り、まず本人の自由意志が優先されます。
*守護霊は地上で言えばカウンセラーのような立場と言えるかもしれません。
*日々守護霊との関係性を大事にすることが大切です。
*守護霊は必要があればメーセージを精妙なインスピレーションで伝えてくることに注意する。
#本の紹介です。『神からのギフト』山村 幸夫「神からのギフト」出版会。ただ、絶版なので、なかなか手には入りにくい。
2)再生について
『ですから再生が事実であるという点は問題ないとしても、その真相の説明となると、これはたいへんやっかいです。なぜかと言えば、何度も述べてきたように、再生するのは同じ霊であっても、物質界に顕現するのは同じ面ではないからです』(p173から)
これは類魂の話で再生はするが厳密に言えば地上で生活した全く同じ個性を持った自分では無いと思われます。類魂とは自分に大変よく似た霊の集団なのでダイヤモンドの一面が地上に出てくるようなものです。この辺は地上人にとっては大変難解です。
3)地上に誕生することで大霊の一部になる
『子供の身体は両親の血と肉とでこしらえられる以上、両親の肉体的要素が全部その子に受け継がれていくに決まっています。ですから、子供は両親の身体的欠陥まで頂戴することになります。しかし、子供は誕生という行為によって宇宙の大霊の一部となるのです。神の遺産、あらゆる物的障害に負けない潜在的神性を宿しております』(182から)
霊という視点から見ると、この世に誕生した子供は単なる肉体のレベルにおける遺伝的な存在とは異なり、無限の神性を有するということを忘れてはなるまい。
4)霊視について
『たとえば一輪の花にしても、もし霊眼によってその“全体像”を見ることができれば、地上では見られない美しさが鑑賞できます。霊眼には全ての内側と外側とが見えるのです。内側には地上のような外側だけの世界に見られない無限の種類の色彩があります。色調も無数にあります。そして物的感覚だけでは理解できない霊的な実体感を有しております』(p176から)
霊の世界に来ると霊眼が発揮され、たとえば誰でも真の花の美しさがわかるということです。これは死後世界の楽しみでもあります。
5)人生はやり直しができる
『私どもが地上人の人々にもたらすことのできる最高の霊的知識は人生が“死”をもって終了するものではないということ、従って苦しい人生を送った人も、失敗の人生を送った人も、屈辱の人生を送った人も、皆もう一度やり直すことができるということ。言いかえれば、悔し涙を拭うチャンスが必ず与えられるということです』(p168から)
人生を一度きりと考えると、地上界は多くの障害があり不合理な世界です。しかしながら、霊魂不滅の原理を持ってすれば、いつか必ず公平な体験をさせてくれます。そこに因果律が神の法則として厳密に働くからです。地上人へ大きな救いとなる言葉です。
6)あの世に行っても間違いは犯す
『死後の世界でも特に幽界というところは地上と非常によく似ています。住民は地上の平凡人とほぼ同じ発達程度の霊たちで、決して天使でもなければ悪魔でもありません。高級すぎもせず、さりとて低級すぎもせず、まあ、普通の人間と思えばいいでしょう。判断の誤りや知恵不足で失敗もすれば、拭い切れない恨みや憎しみ、欲望など囚われて罪を重ねることもあります。要するに未熟であることから過ちを犯すのです』(p177から)
*地上で身につけた癖や習癖はあの世に持ち込む可能性があります。
*最初に行く幽界の世界は地上に非常に良く似ているので錯覚してしまう。肉体の死の自覚がない場合に起こりやすい。
*ヘミシンクの体験では、あの世には個人で囚われる世界や集団で囚われている世界更には宗教の教団のような信念体系領域が多数存在するようです。地上の宗教に囚われている人は幽界に留まってしまうので特に厄介であると言われます。そこは居心地が良いため擬似天国であるという自覚がなかなか生まれない。このため自分の類魂の住む霊界(ゴール)に戻ることができない。
*宗教人は教義からくる形式や慣習に囚われない自由さが必要です。
*日本人の心の奥底に神道的な概念が受け継がれています。日本人の精神性の高さや自由度に繋がります。
7)差別について
*世界的には人種差別が少ないと言われる島国の日本人といえども歴史的にも現在も身近にも差別は存在しています。
*いじめについても同じように評価することができます。
*シルバーバーチは霊訓の中で人類は四海同胞であるとしばしば述べています。
メモを中心に会場の声をできるだけ反映させたつもりですが、私の理解も十分とは言えず言葉足らずですが悪しからず。後は本日のコメントを参考されて本文をお読みいただければ、この章の素晴らしさが体感され、更なる理解が進むと思います。
次回 第158回 心のサークル お知らせ
【と き】 2024年 1月14日(日)、14時~17時
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(1)』
【持ち物】 上記書籍をご準備ください。
<書籍が手に入らない場合はお声がけください。資料作ります。>
【参加費】 喜捨
【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。
日常を離れた空間で、ともに学びましょう!
新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。
【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com