心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第156回 心のサークル報告

時 2023年11月23日(木・祝日)、14時から17時

所 宮城県歯科医師会館

参加者 進行・記録 US

 WM  ST  HT  SK  KS  IM  AK  US 以上8名参加

 

 この日は私の都合で連休となりましたが、リモート参加の2名を含め常連さん達8名で開催することができました。比較的暖かい日でしたので、助かりました。いつもリモート調整に時間がかかり、30分くらい遅れますが、今回はスムーズに繋げられたと思います。ちなみにPCはMacを使っています。このPCにやっと慣れて来ました。移動のため軽いので助かりますが、画面が小さいのが難点ですね。

 さて,午後2時半からスタート。定番の『シルバーバーチの祈り』を私が唱え、その間、皆さんには各自瞑想していただきます 。それから9章の輪読です。

 

シルバーバーチの霊訓1 9章 霊とは何か

1)苦難の体験について

『悲しみの人を慰め、迷える人を導き、悩める人を救うためには、自らが地上において苦難の極み、悲哀のドン底を体験しなければなりません。自分自身の体験によって魂が感動した者でなければ人に法を説く資格はありません。』(p162から)

色々な意見が出ました。 

*できる限り障害から逃げない。是非乗り越えてほしいと思います。シルバーバーチは人生には乗り越えられない障害は与えられないと述べています。そのためには背後の霊力を感じながら日々生かされているということを忘れないことが大切です。普段は日常の瑣末な出来事に対処するだけで精一杯なのが一般的ですけれど、その中にあっても常に霊的な目で自分を客観視する訓練をすることでしょうね。

*この章は厳しい内容です。その中に愛を感じます。

*死ぬのが怖いのが普通の感覚だと思います。死んだらどうなるという知識が無い。現状では科学的に明確に証明されていないが、霊魂不滅を信じるしかない。

原理主義という言葉も出ましたが、自分に対してはそういう意識で受け止めています。その上でいかに霊性を高められるかです。

*進化する途上としてスピリチュアリズムを捉える。その上では教条主義になるのは避けなくてはいけない。

スピリチュアリズムは信仰という意味合いも必要ですが、それでいてシルバーバーチが述べているように自由性があります。

スピリチュアリズムと知って泰然自若に生きることを理想としたい。

*苦労した人間は人に寄り添える。

*悟りを開くには肉体的な修行をするなどいろいろな方法がありますが、あくまでも個人の中で終わってしまいます。

スピリチュアリズムでは宗教性と愛が大切だと実感できます。最後は理屈ではありません。

シルバーバーチは知識に信仰を加えなさいと述べています。伝えるのは難しい。

シルバーバーチを本物だと信じた理由は経験であり、キリスト教とか他の宗教書と比べて納得できたことが大きい。

*生前の人生計画の中で、こういった人生を選んで生まれてきたのではないかと思ういます。

*ここにいる皆さんは宗教との出会いとか人生探究の紆余曲折を経てシルバーバーチの霊訓に出会っています。

*宗教を離れた人は知っていますが、シルバーバーチに出会って離れた人は知りません。

*この会も一回参加だけの方も多いですが、それは自分にとってシルバーバーチとの出会いが時期ではないと解釈されます。震災後は常連の方が多くなったし、背後霊の導きや目に見えない力が働いているのではないかと思われます。

*一巻から繰り返しいるわけですが、前回と異なり深まっています。

 

2)サイキック能力とスピリチュアル能力との違いについて

『自我を一時的に潜在意識にコントロールさせ、それをきっかけにして内部の生命力とのつながりをより緊密に、そしてより強くさせることを目的とした内観法が幾つかあります。それが次第に深まれば霊界からのインスピレーションを受けることも多くなります。まず心霊的な面が開発されます。続いて霊的な面が開発され、宇宙の内奥に存在する生命力がふんだんに流れ込むようになります。(p155〜p156より)

 

*子供の時に強い憎しみの感情から念動力が開きました。サイキックの力に止まる人もあれば、スピリチュアルな能力に向かう人もいます。しかし、私の場合は、ある霊格者に諭され念動力に関心がなくなりました。

霊性開花が基本であり、サイキックな力は気にしない。霊格の向上に目を向ける。サイキック能力は否定するものではありませんが、日本を代表する霊能者と言われた三田光一さんの例のように霊格とは無関係と言えます。サイキック能力は人間であれば誰でもあり、向上させることができます。イギリスのような教育機関もあります。ただ、科学的には証明されていいません。透視や念写はサイキックで霊視はスピリチュアルであり、霊界と関係するかどうかで異なると思います。スプーン曲げはサイキック能力です。

 

参考)三田光一さんについての本を紹介します。『稀代の霊能者 三田光一―丹波哲郎の霊人の証明 2』、高橋 宏和さんの本を紹介します。『「量子力学的」幸せな生き方大全 

 

3)神の概念について

*一般の人たちは神を信じていても人間的な神を想像しているようです。普段は儀礼的な意味合いで神の概念は自分の霊性に応じた概念を持ちます。自分は霊的な存在であると思っている人と肉体だけの存在だと思っている人と概念は隔たるでしょう。

 

4)パワースポットとしての神社について

*神社の建てられている場所は昔から聖なる地や波動が高い場所に建てられることが多い。パワースポットと評されることはあり得るでしょう。

 

5)神道スピリチュアリズムについて

*実は神道は、究極の一神教です。シルバーバーチも述べているように、あらゆるものに霊は宿っているという概念は神道にも通じます。

伊勢神宮の話。特に内宮に行った時、魂の故郷に帰ったような気がしました。

*クリスチャンとして小さい時から神社には行きませんでした。聖書に疑問な点が出てからスピリチュアリズムに出会い、本物と思うようになりました。

 

6)リーディングにつて

*講演会のデモでは通常はサイキック能力で行っています。

*ミディアムシップ(霊界通信)として高く評価される武本 昌三さんのブログは素晴らしい。スピリチュアルな能力が発揮されています。

 

参考)武本 昌三さんの本を紹介します。

『天国からの手紙 疑惑の航跡 : 大韓機撃墜事件 : 安らかに眠れ妻と子よ』

 

7)P160の後ろから参照

 

『霊力の道具として働く霊能者は多くの魂へなんらかの影響を及ぼしています。そこが霊的現象の大切な点です。悲しみの人に慰めを与え、病の人に治癒を与え、主観・客観の両面にわたって霊力の証を提供することも確かに大切ですし、これを否定できる人はおりません。が、真の目的は現象的なものを超えたところにあります。魂に感動を与え実在に目覚めさせることです。』(p160〜p161から)

 

*この章は自分の仕事に疲れた時に読む部分です。霊能者の使命を述べているので、繰り返し読んでいます。正しい霊能力の使い方を学べます。内容的にインド哲学原始仏教キリスト教原理主義的な部分と近いものがありますが、これらは内容的に難しすぎます。その点は、シルバーバーチの霊訓はわかりやすいです。

 

木内 鶴彦さんの臨死体験の話も話題になった。本を紹介します。

参考)『これがあの世飛行士の真骨頂! 臨死体験3回で見た《2つの未来》 この世ゲームの楽しみ方と乗り超え方!』

 

*講演会の中の質問で、私の震災体験は生まれる時にブループリントで知っていたことではないかと答えました。

*あらかじめ自分はどういう人生を送るかを知っていて、納得して生まれてきたのだろうと思います。

 

 最後に今回からメモを中心に会場の声をできるだけ反映させながら書いてみました。箇条書きの部分が多いですが、2012年7月の輪読会との比較をしながら読んでいただけると面白いと思い関係箇所を試みに転載してみました。この日、『心のサーク2』として今回の参加者にブログ本を渡すことができたので、意義深い日になったと思います。以下に過去の輪読会の記録を抜粋して掲載します。                 (以上US 記)

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と き】 2012年7月15日(日)、 13時〜17時
【ところ】 ハーモニーサロンM
【参加者】 進行:US、記録:AN
      AT、UH、SKo、SKa、MZ、YY 以上8名
【資 料】 『シルバー・バーチの霊訓(1)』近藤千雄訳、潮文社
    UHさんがF心理学研究所講演での配布プリント「心霊治療について」
      USさんの提供プリント「藤原直哉のワールドレポート第838号」
【内 容】


 前日14日、UHさんはF心理学研究所にて「心霊治療について」という内容の講演をされました。今日の参加者の多くがその講演会に出席していたこともあり、ひとしきりその話題に。心理学も学ばれたUHさんの講演内容は、心霊治療と心理学との深い関わりをも示されており、特にユング心理学の夢と無意識(いわば霊的次元の世界)について触れられるなど、大変興味深いものでした。いつか機会がありましたら詳しくお聞きしてみたいですね。
 USさんによる「シルバー・バーチの祈り」が読み上げられた後、9章と10章の読書会が始まりました。

 

≪“9章 霊について”の輪読後の参加者の談話から≫
◎「さきにサイキックという用語を用いましたが、これは物質と霊との中間的段階をさします。・・・超能力の開発は霊性の発達を阻害すると説く人がいます。そう説く人は心霊的な段階を経ずに一気に、独力で、神との合一を求めるべきであると主張するのですが、私はこれは間違っていると思います。それもあえてできないとは申しませんが、大変な修行の要ることであり、しかし往々にして危険を伴ないます。」(p.157〜158)について。


・「確かにスプーン曲げや透視能力などのサイキック能力は、普通の人にはなかなかできませんが、その能力が付いただけでは神と繋がったわけではないですね」
・「サイキックで神通力を付けたい、そこで止まっている人が多いのでは」
・「大変な修行をして神通力を付けて何に使うかと思いきや、株や宝くじを当てるという人もいるという」
・「そういう類の人達はそこで止まって、それより先へはなかなか難しいのでしょうね」
・「しかし人間には、ある時期が来ると向上したいという気持ちが湧いてくるそうです、どんな人にもね」
・「難行苦行で命を落とす人もいるそうですから、無理をしてはいけませんね。命あっての物種です」
・「霊性の発達とは、つまり愛(神性)をいかにたくさん表現できるかということです」
・「私は家庭で、子どもの人格を否定しないように、心を委縮させないように言葉に工夫をしています。例えば勉強をしたかとは言わないで知的活動をしたかというように。自主性を育ててあげたいですね」
・「なるほど、それも愛あればこそですね。身近な所に愛の実践のチャンスがありますね」
・「できれば子どもにスピリチュアリズムも伝えたいと思っています」
・「親が伝えることが大切で、子どもの中に知らず知らずに入っていきます。」


◎「人類の手本と仰がれている人々は、病に苦しむ人には霊的治療を、悲しみの人には慰めの言葉を、人生に疲れた人には生きる勇気を与えて、多くの魂を鼓舞してきました。要するに己を犠牲にして人のために尽くしたのです。」(p.159)について。


・「まるで宮沢賢治のようですね。彼も今では人々の手本となっていますね」
・「西郷隆盛の“敬天愛人”も、天を敬い人を愛するという素晴らしい言葉です」
・「マザーテレサもそうですが、手本となる人は利他の心、奉仕の精神がずば抜けて旺盛ですよね。いわば人が嫌がるようなことを、身の危険をかえりみず生涯やり抜きましたね」
・「霊訓の中に度々出てきますが、我々がすべきことは人の役に立つことを心掛け、実践することに尽きるのです。p.166にも、真摯な奉仕的精神をもって然るべき条件さえ整えれば、その霊力は受け入れる用意のできた人へいつでも送り届けられます。とあるように、まずはその器になるためにも自分の背後霊に意識を向け、協働して愛の実践を致しましょう」

 

** 進行役USさんの感想 **
「 9章については、皆さん、サイキックな能力とスピリチュアルな能力の違いについて話題になりました。やはり、サイキックな能力に止まらず、スピリチュアルな能力を身に付けたいものです。むしろ天界と繋がったスピリチュアルな能力を志向していけば、おのずとサイキックな能力も付いてくるようですね。皆死ねば、霊人となり、少なくともサイキックな能力者いわゆる霊能者となるのですから、当然のことと言えましょう。以下、引用します。


サイキックからスピリチュアルへ
「自我を一時的に潜在意識にコントロールさせ、それをきっかけにして内部の生命力とのつながりをより緊密に、そしてより強くさせることを目的とした内観法がいくつかあります。それが次第に深まれば霊界からのインスピレーションを受けることも多くなります。まず心霊的(サイキック)な面が開発されます。続いて霊的(スピリチュアル)な面が開発され、宇宙の内奥に存在する生命力がふんだんに流れ込むようになります」(P155〜P156から) 

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次回 第157回 心のサークル お知らせ

【と き】  2023年 12月17日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館+ZOOM

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(1)』 

【持ち物】 上記書籍をご準備ください。

    <書籍が手に入らない場合はお声がけください。資料作ります。>

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

 

日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

 

新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com