【と き】 2022年6月26日(日)、14時~17時
【ところ】 仙台シルバーセンター+zoom
【参加者】 進行:US、記録:SK
US、ST、UH、WM、HM、Su、MM、IM、SK 以上9名
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(12)』の読書会
山形でヒーラーをされているIさんがZOOMで参加してくださいました。
まずはお互いに自己紹介。
心のサークルは霊的世界を探求しながら人生を歩んでいる面々たちが自然に引き寄せられて集まっている会です。世間では見えない世界を語る私たちは少数派で、自分の価値観を普段の生活で話すことはあまりありません。しかし、この会では何のフィルターもかけずに語りあえるのでとっても貴重な場所になっています。
Iさんは神主さんもされていて、巫女としてスピリチュアリズムを伝えているとのことです。そういえば江原啓之さんも神職をされていましたね。目に見えない世界のことを話しても自然に受け入れてもらえるよいお立場だなと感じました。
比較的神道はスピリチュアリズムと共通する考え方があるのでは?という認識でしたが、お話を伺うとやはり違いはあるようです。この件についてはまだレポート不足なので、チャンスがあれば追々伺っていきたいと思います。
暫く歓談した後、いつもの通り、USさんがシルバーバーチの祈りを唱え輪読を始めました。
6章 自由と責任
(3)あなたがもし霊的真理についての知識を手にしながらそれに適った生き方をすることができなければ、それ相応の代償を払わねばなりません。”知らなかった”という言い訳は許されないからです。知識は自動的に責任をもたらします。真理を知った者はそれだけ余分のものを要求されます。それは言い変えれば、その人への大切な信頼にほかなりません。
Iさんより、霊的な能力を持つ者の責任として、この訓えは厳しい教訓と受け止めているとのお話がありました。
Iさんはかつて病気をお持ちだったとのことですが、それまで抑えていた霊能力を人々のために使おうと決心した途端、体の不調が治り、新たな人生が動いたというお話は大変興味深かったです。霊界がどんな風にその方を導くのかを垣間見させていただいたような気がしました。
Iさんはよほど霊界から期待されている人なんだろうなぁなんて、その日は人ごとのように感心して聞いてましたが、家でレポートを書いている時に、背後から肩をたたかれたようにメッセージが浮かびました。あの文章はあなたにも当てはまることじゃないですか? 霊能力だけではありません。霊的知識もですよ…と。
そう言われれば体の不調や悩み事は尽きません。
なぜ不調なのかというと、今日の話に照らし合わせて考えると、霊的知識を生かして生活していないからに他なりません。霊的に生きなさい、そうすれば解決しますということ?
いやはや、うっかりしてました。
もちろんこれまでだって霊的に生きようと意識しているつもりでしたよ。こんな風に毎回レポートしてきたのですから…。
何をいまさらそんなことを…、とのコメントが聞こえてきそうです。
実は蓋をして見ないようにしていた問題が頭をもたげていて、それに取り掛からないといつまでも同じ、そろそろ観念しないといけないなって思っていたところでした。
物質的なことを捨てる。その決心ができたらすっきりするだろうなぁと想像していました。
その時々に合わせていろんな覚悟をしながら成長していくのかなと思います。一山越えたら次の山、というように。
次の言葉に私は感動しました。
>それは言い換えれば、その人への大切な信頼にほかなりません。
困難は信頼の証。今までの困難はすべて信頼だったと思えば、いつも霊界と繋がっていたんだなぁと胸が温かくなる想いでした。見守られている感触です。
それにしても、知識の実践が進化の道と心得えて生活することは正直タイヘンです。自分の心の動きを俯瞰しながらの毎日。感情のコントロールが必要です。もっと気楽に生きれたらいいのにとも思いますが、おそらく私たちは、霊的知識を持って物質世界を生きる挑戦をしている魂なのだと思います。
なぜその経験を求めたのでしょうか? もしかしたら、いつか誰かを見守る霊になりたいと願っているからでしょうか。
Iさんのように霊能力で人を助けることができるってすごく素敵なことだなと憧れます。
でも霊能力者にしかわからないご苦労もあるようです。
相談にのったことによって相手の依存心を生む結果になることが往々にしてある。それは本当の意味でのサポートにならない。治療によってその人の魂の目を開かせることができるかが大事だとのお話がありました。
(19)地上の人間は現実界と霊界とのつながりについての理解ができておりません。光り輝く高級霊からのインスピレーションに触れることができると同時に、ふとしたことから無知な低級霊のなすがままになっていることがあります。いずれの場合も同じ摂理の働きなのです。
守護してくれている存在とコンタクトが取れたら心強いだろうなとつぶやいたところ、USさんより、「守護霊へ質問をすることを習慣にしてみるといいですよ」とのアドバイス。朝日が昇り始めたころ、日々の質問をして浮かんでくる言葉を記録する。それを繰り返すとわかってくるとのことです。けれど体調の悪いときなどはしないほうがいい、低いものと繋がってしまう可能性がありますとのことです。
7章 善悪と公正
(5)私は”悪”とは同じエネルギーの用途を誤っていることだから許すべきではないという考え方をとります。あなたが”悪い奴ら”と思っている人間は未熟な人間ということです。その人たちが表現しているエネルギーは成長と改善のためにも使用できるのです。自分から”悪人になってやろう“ ”利己主義者になってやろう”と思って利己主義者になる人はめったにいるものではありません。悪い人間と言うのは霊的成長における幼児なのです。聞き分けのない子供みたいなものです。目に見え手に触れるものだけがすべてだと考え、したがって物的世界が提供するものをすべて所有することによってしか自分の存在を主張できない哀れな人間なのです。利己主義とは利他主義が方向を間違えたにすぎません。
目に見えるものや触れることができるもので心を満たそうとするのが一般的な考えです。
目に見えないことに価値をシフトする世の中になればいい。その流れは来ている。日本のアニメ文化がその価値観を世界へ発信できるのじゃないか?と期待する声がありました。
>すべてを所有しなければ存在を主張できない哀れな人間。
「信頼」とか「愛」、「自信」を得たいと思う時、目に見えるもので補おうとしていないか?と自分の胸に問いますと、大いにあるなぁと思います。たとえば仕事、友人や家族、はたまた趣味や娯楽で。
自分の価値を他に依存していると不安がつきません。
焦点を自分に合わせて霊的に自立すること、それは孤独の道だとのことです。
この孤独をどう手なずけていけばいいのか? それは霊界に想いを向けることなんでしょうね。
クリスチャンのSuさんからの聖書に書かれている言葉だけしか信じない教条主義者と意見が合わないとのお話がありました。
聖書も物質。一種の目に見えるものへの執着じゃないか?との意見が…。
なるほどねぇと感心。
シルバーバーチはだからいつもこう言うのでしょうか「私の言葉を理性が拒否したなら信じなくてよろしい、自分で判断しなさい」と。
(5)理屈を言ってはいけません。そう信じればよいのです。——私はそんなことは申しません。反対に”神があたえてくださったもの(知的判断力・理性)を存分にお使いになって私をお試しなさい。しっかり吟味しなさい。そしてもしも私の言うことに卑劣なこと、酷いこと、道徳に反することがあれば、どうぞ拒否なさってください”と申し上げます。
「拒否の感覚」を捉えることも大切ですが、逆に、「なぜあなたはこの本を信じるのか?」を考えることが、実はそれ以上に大事なのではないかと感じている今日このごろです。
(11)世間がどう言おうと、周りの人がどう言おうと、自分で正しいと思うことをしなさい。その方が都合がよいとか得策だからではなく、心の奥でかくあるべきと確信したこと、良心がそう命じていることを実行すればよいのです。いたって簡単なのです。ところが人間はなぜか複雑なこと、ややこしいことを好みます。もう当たり前になってしまった単純素朴なことは毛嫌いします。私はあくまでも良心の命じるままに従いなさいと申し上げます。良心こそ神の声であり、善と悪とを選り分け、進むべき道を指示します。
>良心こそが神の声。
自分の中に善悪の判断基準が備わっていることは確かに感じます。間違ったことをしようとしたとき、心が痛みますから。
私たちはなんの智恵も持たずに、丸裸で地上に放たれたわけではないということですね。
その証拠に小さな子供でも善悪の区別はちゃんとあるようです。むしろ、大人より純粋に持っているかも。
心が求めたことを素直に行動してみたいと思います。小さなことから。
例えば、いたわりの声を掛けたかったら掛ける。感謝を伝えたかったら伝える。
「まっいっか」と思って通り過ぎていたらなにも身につかない。まずは心と言動を一致させていくこと。それを続けていけば理想の自分をプロデュースしていけるのかなと思っています。
とはいっても、あまり気負わずに、失敗をあまりくよくよせず生活するのが一番かも。自分を律しすぎるのもなんか宗教じみていて好みじゃありません。たぶん心のサークルのみんなもそうなのではないか?と思われます。
バランスよく、ユーモアをもって、たまには脱線も^^
次回 第140回 心のサークル お知らせ
【と き】 2022年 7月10日(日)、14時~17時
【ところ】 仙台シルバーセンター・5FとZOOM
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(12)』 8章
【持ち物】 上記書籍をご準備ください。
<書籍が手に入らない場合はお声がけください。資料作ります。>
【参加費】 喜捨
【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。
日常を離れた空間で、ともに学びましょう!
新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。
【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com