【と き】 2020年1月26日(日)、14時~17時
【参加者】 進行:US、記録:SK
US、ST、HM、MM、SK 以上5名
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(10)』の読書会
2020年、年が明けまして、最初の読書会です。
IKさんが仕事中に怪我をされてしばらく療養しなければならないとのニュースがありました。
はやく回復して読書会にも参加できるようにとみんなで願いました。
いつもの通り、しばらく歓談。
前回、STさんがコメントを入れてくださった「量子もつれ」について話題が出ました。
ただし、歓談内容は一応メモしましたが、難しい話故、我がメモは機能を果たしておらず。
じっとノートを見つめるばかり。
ナンダッタッケ?
大雑把な記憶だけになりますが、報告です。
思っただけで繋がる
銀河の果てと果てほど離れていても、片方がひっくり返れば相手もひっくり返ることも可能
「意識」には「波動」がある。
これを量子力学で解明できそうだ……。
人の想いは良いことでも悪いことでも、言葉に出さなくてもなんとなく伝わるものです。
私たちは意識体ですから、伝わるのは不思議ではないとぼんやり思っていましたが、科学がそれを証明しようとしているとなると、いよいよスピリチュアリズムが世の中の当たり前になる幕開けか!と、期待感が高まります。
研究が進み、霊界の存在までをも科学が見つけだしたら、世の中の価値観はがらりと変わるに違いありません。
あまりの衝撃に、その真実に耐えられなくなる人たちもいるかも…。
今の価値観は土台から崩れますから。
「想い」は「存在する」ものであり、「作用する」力がある。
そう科学で定義されれば、私のようなものは、確信と歓びをもって祈りに集中することができるような気がします。
「確信」というのはとても大事なことだと思います。
と、こんなことを申すのは、こんなに長い間スピリチュアリズムを勉強していても、相変わらず不安や心配に振り回されているからです。
何気なくパラリと霊訓を開いたら、第2章、P20のこんな文章が目につきました。
その証拠に、心の奥のどこかにまだ死後の世界についての疑念をおもちです。
バレてました!^^;
でも、これは、ハンネンスワッハーホームサークル内での発言ですから、シルバーバーチにより近い人の中でさえも、死後の世界に疑念をもつ人がいたのだと思うと、五感で捉えられない世界を信じることは、よほど難易度の高い行為なんだなぁと思います。
ただ、あくまで「心の奥のどこかに」…であります。
そんなわけで科学が証明すれば、、、、。
と書こうと思いましたが、いや、そうではない。科学が証明するかしないかは、単なる学問の問題に過ぎない。証明されようがされまいが、霊界があることには変わりはないのですから、さっさと認めなさい! その方が早いでしょと、書き込みを止める声が我が心に。
「覚悟」と書かねばと急に思いました。
霊界はある、祈りは届く、霊力の行使はできる。そう心に落とす。
「信じる」と似ているけれど、それともちょっと違う、そう「決める」。
ノートを見直しましたら、誰かがおっしゃった言葉が書かれていました。
考えてから行動するのではなく、信じて行動する
同じだ!
歓談の中でも同じメッセージがすでにあったのでした。
USさんがシルバーバーチの祈りを唱え、読書会始まりました。
今回は短い章を3つ一挙に。
シルバーバーチの霊訓(十)
まえがき
編集・パム リーバ
人間は何のために生まれてくるのだろうか。
死んだらどうなるのだろうか。
もっと幸せで生き甲斐のある生活を送るにはどうすればよいのか。
天地万物の背後には知的な“こころ”が存在するのだろうか。
物的宇宙に、そして人間に、何か”計画“というものがあるのだろうか。
これらの問いの答えを探し続けていたらスピリチュアリズムに辿り着き、シルバーバーチと出合いました。
こんな難しい問いに答えがあるなんて、しかも、本当の答えがあるなんて、見つけたときは本当に感動しました。
宇宙には、高い叡智を持つ存在がいる。
なんてすばらしいことなんだろうと心が躍ったことを覚えています。
1章 シルバーバーチの挨拶
私たち霊団のものは、一種名状しがたい暗闇に包まれている地上各地において、大々的救済活動に従事しております。
やはり地球は暗闇なんですね。たしかに毎朝のニュースは暗いものばかりです。
進歩は遅々たるものだそうですが、着実に進展しているとのことです。
霊的知識を身につけたものが霊力を活用する立場にあり、他人のために役立てるための霊力を余分に引き出すことができる。世の中に優秀なヒーラーがたくさんいるのはそういうことなんですね。
他人のために私が役立つことはいつ訪れるのだろう。そのためには自分を鍛えなければと思うのでした。
霊力は病気を癒し、悲しむ人を慰め、道を失った人を導き、無知を知識に置きかえ、暗闇を光明に置きかえ、生きる意欲を失った人には元気を与え、真理に渇いた人の心をうるおし、真の自我を見出そうとする人には神の計画に基づいたガイドラインを提供してあげます。p11
そんな手伝いができたら素晴らしいですね。
援助を求める祈りが聞かれないままで終わるということはありません。人のために何か役立つことをしたいという願いが何の反応もなしに終わることはありません。p11
やはり、祈りはちゃんと届くのですね。
祈りの効果については医療現場にて効果ありとの実験結果もあるようです。
まさに霊界の人々の働きがあったのでしょうね。
その時の霊力というのはどんなんでしょう。光が注がれているのでしょうか。
私からのメッセージはいつも同じです———くよくよせずに元気をお出しなさい、ということです。毎朝が好機の訪れです。自己開発のための好機であると同時に、あなた自身ならびに縁によってあなたのもとを訪れる人々の地上での目的が成就される、その手段を提供してくれる好機の訪れでもあります。p14
「元気をお出しなさい」
力が湧いてきます。「安心」の波動が届きました。
霊力は、日常の生活において他のすべての策が尽きたと思えた時の支えとなり、支持を与え、導きます。
自分はこれからどうなるのだろうかという不安や恐怖を抱く必要はどこにもありません。
いったん宇宙の最大の力とのつながりができたからには挫折はあり得ないことをご存知ならば、いつも明るく信念と希望に燃えてください。あなたを愛する霊たちがいつでも援助に参ります。p13抜粋
……すべての策が尽きたと思えた時。ソコントコナントカハヤメニと呪文を唱えたくなる今日この頃です。
2章 何のために生まれてくるのか
地上生活の目的は人間の霊性の発現を促すことです。p18
じっとこの一行を眺めてみました。
生きる目的は霊性の向上を目指すためと思っていましたが、ここでは微妙に違う言葉を使っています。
ちゃんと考えてみようと思いました。
「発現」という言葉の意味を調べました。
——表面に現れ出ること、顕現(はっきりした形をとって現れること)、だそうです。
こう言い換えてみました。
地上生活の目的は、人間の霊性を発揮するように刺激すること。
シルバーバーチはこう続けます。
大半の人間がその生活の基盤となっている霊的実在に気づいていないのは悲しいことです。まるで穴居人のように、ガランとした暗がりの中で暮らしております。
視角がズレているのです。焦点が狂っているのです。ビジョンが間違っているのです。人生がもたらしてくれる莫大な豊かさをまったく知らずにいます。p18
私たちは現実を間違って捉えているということです。
それはどういうことでしょうか。たとえば病気になったとします。普通は不安な日々を過ごすでしょう。しかし、それは焦点が狂っているから不安になっていることであり、霊的な目でみれば不安ではない別の現実があるということでしょうか。
人々は幻想に悩まされているだけだと、あちこちでよく耳にします。
シルバーバーチもそう言っていたか!と改めて確認。
自分自身の感じ方が間違っている。ズレているということ。物事に対する感じ方について、別の視点で眺めると何が見えるか、これからも注意していきたいと思います。
ノートにこういうメモが…
「聞き役は客観視している」
発言の全体像を忘れてしまいましたが、焦点の合わせ方に通じますね。
私には皆さんの人間であるが故の弱点がよく理解できます。しかし、一つ一つの問題を自分への挑戦として平然と受け止めると同時に、内部の霊性を強化し、開発し、発展させて霊性を高めるための触媒として、それを克服していかねばなりません。p18
地上ならではのさまざまな条件が生み出す幸福の絶頂と不幸のドン底、いわゆる人生の浮き沈みというものに直面しないわけにはまいりません。
しかし、そこにこそ皆さんが地上に生を受けた意味があるのです。つまりそうしたさまざまな浮き沈みの体験が皆さんの霊、真実の自我に潜在する資質を顕現させることになるのです。困難と逆境とに遭遇してはじめて発揮されるものなのです。p18
つまり、困難や逆境こそが人生の目的なのだから、落ち着いて対決なさいということです。必要なことなんだなぁと受け入れ、カリキュラムだと割り切って、あとは策を練る。
そして、けっして魂は傷つかないことを信じて取り組むことかもしれません。
この章では苦の重要性について、言葉を変えて何度も繰り返し語られています。
危機、挑戦、困難、障害、妨害の中にあってこそ発揮されるのです。p19
断腸の思い、悲痛、苦痛を体験しないことには、そのあとに訪れる恩寵の有難さが十分に理解されませんp19
色々と困難が生じます。が、それは正面から迎え撃って克服していくべき挑戦と心得るべきです。p21
霊性の開発には青天よりも嵐の方がためになることがあるものです。
何度も何度も鍛えられてはじめて、かつて発揮したことのない、より大きな霊性が発現するのです。p22
苦を味わわねばならないということです。不自由を忍ばねばなりません。それは病気である場合もあり、何らかの危険である場合もありますp22
魂はその琴線に触れる体験を経るまでは目覚めないものです。その体験の中にあっては、あたかもこの世から希望が消えうせ、光明も導きも無くなったかに思えるものです。絶望の淵にいる思いがします。ドン底に突き落とされ、もはや這い上がる可能性がないかに思える恐怖を味わいます。そこに至ってはじめて魂が目を覚ますのです。p23
苦の中にいると、何かの罰なのではないか? 何かを間違えたのではないか? 自分が悪いのだと不安になります。しかし、苦労なしに霊性の開発ができないのであれば、罰のはずはありません。いい悪いの問題でもない。それが目的なのだから混乱せずに受け入れる。
自虐的にならず、そして環境も責めず、スピリチュアリストならではの、穏やかな仕上げを目指していきたいと思いました。
飛び込みの選手が水しぶきを上げずに美しく水中へ着水するように。
背後の助けを求めながら。
霊的知識を手にしたものは常に光の中に生き、明日を煩うことがあってはなりません。
地上には人間が思い煩う必要のあることは何一つありません。あなたの内部には霊的兵器——非常事態や危機に際して活用できる霊的資質が宿されているのです。その潜在力を呼び起こし、待機している霊に訴えれば、解決できない問題は何一つありません。p24
今回は書きながらどんどん自分の気持ちが落ち着いてくるのを感じました。
苦労することを思い煩う必要はない。元気を出しなさい。そうメッセージをもらったような気がしますした。
他人の幸せを心から喜べるような人になりたいと今年はそう祈ります。
次回 第114回 心のサークル お知らせ
【と き】 2020年 2月24日(日)、14時~17時
【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1) 4F和室
入り口は正面玄関ではなく裏口になります。
入口表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。
窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、
わからない時は声をおかけください。
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(10)』 3章
【持ち物】 上記書籍をご持参ください。
<書籍が手に入らない場合はお声がけください。資料作ります。>
【参加費】 喜捨
【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。
日常を離れた空間で、ともに学びましょう!