心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第128回 心のサークル報告

【と き】  2021年7月18日(日)、14時~17時

【ところ】  協和第一ビル5F+zoom

【参加者】 進行:US、記録:SK

US、ST、UH、HM、UC、WM、SN、TN、SM、SK  以上10名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(11)』の読書会

 

 

 

会場7名zoom3名の参加で始まりました。

だんだんとミックスパターンに慣れつつあります。

 

今年の仙台の夏はそれほどの酷暑ではなく、いい滑り出しのようです。長崎も30度くらいだとの報告があり、案外変わらないんですねーとまずは天気の話。

お隣の盛岡や山形は37度の予報が出ていました。どれだけ暑いだろうとお察ししたところです。最近の気候は平気で異常になります。

 

会場側の声を1本のマイクで拾うため、みんなが一斉にしゃべりだすと音が混ざり合って、zoom側では、すごく聞き取りにくいようです。今後の課題ですね!

脳が音を拾う時は聞きたい音を選別してくれて聴いていると言われていますので会場側は特に問題ないのですが、マイクを通すと人のしゃべる言葉はただの音になるんでしょうね

 

 

準備が整ったところでさっそく読書会開始です。

USさんのシルバーバーチの祈りのあと輪読です。

 

 

4章 既成宗教のどこが間違っているのか

   ————キリスト教を中心に p84~102

 

 

この章は大変長くてp83~145まで約60ページ程。3回くらいに分けて読むことにしました。

ゆっくり行きましょう。

それにしても宗教について、よほど伝えることがたくさんあるんですね…ということです。

 

メンバーそれぞれと宗教との関係について体験や感じている事のシェアがされました。

 

———カトリック教会、プロテステスタント教会、牧師さんとの交流などの中から———

 

 

キリスト教性悪説から始まっているので、自分を責めてしまう傾向になる。

〇神にすべてを捧げる姿勢についていけないと感じた。

〇盲目になる。

〇雰囲気は牧師さんのキャラによっても違ってくる。

〇「愛」をもっと正面に出して教えを説けばいいのにと思う

〇苦しみは耐える。欲はコントロールする。それは勉強になった。

〇ローマカトリックではスピリチュアルはすべて無視だった。質問をすると、すでにQ&Aが用意されていて牧師はそれを述べるのみ。

〇死後について語ることは許されていない。それを知りたいのに!

ヨハネの書に感動 愛の書と言われている。

キリスト教の神を信じないと救われないところに限界を感じた

〇情報開示が当たり前なのは現代だけであって、昔は庶民は何も知らないのが当たり前だった。それを踏まえた上で宗教の歴史を考えると納得することが多くある。

 

聖書で比喩が多いのは、そうしないと一般の人々は理解できなかったからとのことです。

いまでこそ誰もが字を読めて文化的な生活しているので直接訓えを読むことができるけれど、昔は特別な知識階級の人しか宗教を学ぶことが出来なかったそうです。

 

初期の仏教も仏門の人々や皇族、士族のようなエリートを守るものでした。その後、平民も救われるべきだと宗派が広がっていきました。

 

◇聖書は長い間英語訳を禁じられていた時代があった。それなので信者は教会へ行って牧師さんから教えてもらわないと聖書の中身を知ることができなかった。

◇つい最近まで個人の権利はなく、世界はピラミッドの頂点のエリートたちのための時代だった。庶民はいくらでもいる存在で「個人」ではなかった。

 

人々を自由に統制する仕組みが見えてきました。

 

◇自由に情報を探せる今、人類は進化したと言える。

 

 

————何も知らないということ。

 

私たちは現代に生まれましたが、個人の権利のなかった庶民に生まれてたらどんなことを思って生きてたでしょうね。

でも案外動物たちのように純粋な目をして、尊く生きたかもしれませんね。

 

では本文をいくつか抜き取ります。

 

 

神を人格を具えた存在であるかのように表現しておられる印象を受けるのですが、その辺を明確にしていただけないでしょうか。

 

大霊は宇宙最高の力、無限の知性、愛、叡智、要するにありとあらゆる霊的資質の原理の総合的化身です。が、その概念をお伝えしようとすれば、どうしても人間の言語を使用せざるを得ません。もしも私が大霊のことを中性名詞で”それ”と呼んだら、男性名詞で”彼”と呼ぶよりもさらに厄介な問題が生じます。

物的世界は、他の全ての世界と同じく、絶対不変の摂理によって支配されております。その摂理は無限の過去から存在していましたし、これからも無窮の未来まで存在し続けます。予期しなかった事情が生じて改めざるを得なくなることはありません。これまでの摂理では間に合わない新たな事態が生じるということも絶対にありません。 その作用は完璧であり、停止することも無効になることもありません。無限の知性によって考案されたものだからです。P89

 

 

神とは?

スピリチュアリズムに出合うまでは神とは人間的な人格のある存在という概念がずっと私の中にありました。勉強していくにつれて、形のあるようなそんな有限なものではないことのほうがしっくりきています。私の中では宇宙のすべてが神。大いなる存在は無限の宇宙すべてを包み込んでいて、それでいてミクロの世界にも宿っている。計り知れない無限の意識体なのかなと思っています。

 

 

私たちから大霊に直接語りかけることはできるのでしょうか。もしできるとしたら、それは私たち自身に内在する神性のことでしょうか。

 

あなたは大霊であり、大霊はあなたなのです。その違いは種類でも本質でもなく顕現の度合いに過ぎません。大霊は完全の極致です。あなたはそれに向かっての努力を限りなく続けるわけです。したがって大霊は内部と外部の双方に存在するわけです。あなたが愛、寛容心、慈悲、哀れみ、仁といった神性を発揮すればその時あなたは大霊と通じ合っていることになります。なぜなら、あなたを通じて大霊が表現されているからです。

一方、大霊には無数のメッセンジャー、無数のチャンネルがあります。神意を生き渡らせることを任務として高級神霊の一大組織が張りめぐらされております。ですから、もしもあなたが大霊に向かって語りかければ、黙って念じるだけでも、精神統一でも、あるいは声に出して祈ることによっても、あなたの意志が大霊に届けられます。P95

 

霊性が高いなぁと思う人は確かに常に愛や寛容に包まれていますね。神性を発揮しているからなんですね。穏やかで親切で、懐が深い。そんな人に私もなりたいといつも思ってますが、顕現の度合いを増やしていけばいいんですね。伸びしろがいっぱいありますからやりがいがあるというものです。今日できなかったら明日頑張りましょう。一気に大霊!と欲張らず、出来るとこから努力しようかなと思います。

 

 

新約聖書の中でイエスは、古い皮袋に新しいぶどう酒は入れられないと述べております。これとあなたが説いておられることとはどう結び付けたらよろしいでしょうか。

 

古い皮袋に新しいぶどう酒を入れることはできません。古いぶどう酒を新しい皮袋に入れるのです。霊力というものを人間が勝手にこしらえた信仰に合わせて働かせることはできません。霊的真理を自分の信仰の型にはめ込むことはできません。いかなる信仰も、いかなる教義も、いかなる名句も、自分がこれは真実ではありえないと確信したものは、いかに古くから伝えられているものであっても、即座に拒絶なさらないといけません。P91

 

聖書のたとえがよく分からなくてSさんに伺いましたところ、皮袋は裂けてしまうものだから新しいぶどう酒をいれては駄目ということ。今でいえば最新のWindowsのOSを古いOSに入れても起動しませんよってことじゃないですか?と教えてもらいました。

なるほど、だから信じていたものが間違っていると思ったら、いつでも取り換える柔軟さをもてと言っているのですね。

 

 

自分を取り囲む事情が険しくなってきた時、———暗雲が深く垂れこめ、稲光が走り、雷鳴が轟きはじめた時は、心を静かにして、これまで自分を導いてきた力はきっとこれからも導き続けて、次に進むべき道を示してくれるはずだという確信を持つことです。P101

 

 

信じる力がどれだけあるかが霊性の違いだそうです。シルバーバーチの霊訓を11巻まで読み進み、だいぶベテランになったはずなのにまだ身についてません。苦難の時は必死にスピリチュアリズムにしがみつきなさいといつもシルバーバーチは言います。

しがみつきなさいということは、やはり頑張るのは本人なんですね。霊界側はなんとか頑張れという必死の応援ってことですね。苦労の時こそ霊性が磨かれている時と自覚して、背後の助言が聞こえるように耳を澄ますことができれば、楽にその嵐を抜けることが出来るのだと思います。

 

力強く前進なさい。最善を尽くすことです。それ以上のものは人間に求められていません。しくじった時は立ち直ればよろしい。しくじるということは立ち直れることを意味します。皆さんは不完全な世の中の不完全な存在である以上、かならず失敗を犯します。完全へ向けての巡礼の旅は永遠に続くのです。これまでに啓示された真理に感謝しなくてはいけません。P102

 

次回 第129回 心のサークル お知らせ

  

【と き】  2021年 8月22日(日)、14時~17時 

【ところ】 仙台市シルバーセンター会議室+ズーム

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(11)』 4章 

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

      <書籍が手に入らない場合はお声がけください。資料作ります。>

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

 日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com