【と き】 2021年6月20日(日)、14時~17時
【ところ】 シルバーセンター会議室+zoom
【参加者】 進行:US、記録:SK
US、ST、UH、HM、UC、WM、IK、TN、SK 以上9名
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(11)』の読書会
2か月ぶりに会場で集まることができました。
2回お会いできなかったHMさんとも顔を合わせられてホッと一安心。
そして今回からさらに新しい試み!
リアル集合に加えzoomも繋いで2元中継でした。
やはり繋がるまで30分ほどアーダーコーダをやりまして、無事画面の向こう側のSTさんとUHさんとも繋がりました。
もともと仲の良い仲間たちですが、ここ最近特に距離が縮まってきているような気がします。
お互いの内面が繋がり合って、これまでにない感動を分かち合っています。
世界が動き出し、ぐるぐると回転し始めたエンジン音が聞こえ、お互いが同じゲートに集まっていることを確認しあったクルーのようだなぁと思ったりしています。
さーて、2元中継はスムーズに進めるかしら?
USさんのシルバーバーチの祈りで場を整え、輪読開始です。
まずは会場組が読んで、続いてzoom組が続きました。
3章 心霊治療
————霊的覚醒のための手段
UHさんから、みなさんは心霊治療を信じていますか?本当に知っていると言えますか?
というような問いがありました。
そうズバリと言われますと、”知っている”と胸を張って言えないところがあります。
ふんわりと心地よくなるとか、軽くなるとか、目を瞑った先に光が見えたという経験はありますが、本当に病気が治ったというような”劇的な”経験や目撃はありませんでした。(しかし、当の私は後日それを経験することになるのですが……)。
心霊治療を、そういうことがあるのだろうな、とういうような理解のままじゃないですか?という問いでした。
霊的な理解はそれぞれの霊性、感性によって違うようです。
同じ文章を読んでいても習熟度や焦点の当てる場所が違っていて別の解釈をしていたり、体験が伴っている場合などは魂レベルで感応していたりするのだと思います。
スピリチュアルヒーリングとは大霊からのエネルギーをヒーラーと患者が一体化になって受け取ることなので、患者側にもある種の受け入れ態勢が必要とのことです。霊との遭遇は人に説明できない感覚。経験は一見にしかず。望んだからと言って受け取れるものではなく、何かが満ちた時にその機会に恵まれるのかなぁなんて思いました。
カルマについて皆さんに聞いてみました。
カルマはその問題を解決することで解消されるのでしょうか?
〇苦しみぬくことが大事です。
〇カルマに気付くことでその解消に繋がる。
〇気付いたことに感謝する。
〇善いことをしてカルマを相殺する。
〇カルマによって霊的な向上心を学ぶ。
〇人は生まれる時にブループリントがあり、目的が決められている。遭遇している苦しみが目的だと自覚して行動する
〇自分だけが悪いということではない
謝って人を殺めてしまった人の償いの話がありました。
取り返しのつかない過ちはどうすればよいのか。
さだまさしさんの「償い」という歌が共有され、みんなで聴きました。
本当にあった話とのことです。
https://www.uta-net.com/song/15241/
償いに一生をかけた人の話には胸を打たれました。
すごい人生を選んだものだと思います。そして、償える能力のある魂だったのだろうなぁと思うのでした。
前回の、霊、魂、精神の違いについてSTさんから復習!ということでお話がありました。
霊から肉体へのエネルギー伝達の役割に知性や精神が使われているという関係性を提示してくださいました。
読書会終了後LINEにて、こんなやりとりも。
魂とは肉体の影響を受ける状態の霊。死と共に肉体の束縛から解放されて霊になる
シルバーバーチは人間の魂は居眠りすると書いています。
魂は霊が肉体に入るために必要な器だと思います。
日本では魂を魂魄(こんぱく)と言っています。魂は上がり、魄は重い想念が纏わりつくものと考えていたようです。
アランカルディックはSpirtが肉体にある時はsoulと定義しています。
魂と霊についてはなんとなく分かりました。
そうすると精神とは何者でしょうか?
人間とAI、魂と脳、のような関係でしょうか。
それでは本文へ移ります。
心霊治療というタイトルに加えて「霊的覚醒のための手段」というサブタイトルがあります。このサブタイトルこそがこの章の神髄のような気がします。
地上界は今とても病んでおります。あまりに多くの人が調和の乱れた生活環境が生み出すストレスと不自然さによって病気になっております。みずから”文明”と呼んで誇っているものが実は、本来ならエネルギーを供給してくれる大自然から人間を絶縁させているからです。p62
私たちは大自然からエネルギーをもらっていたんですね。
心霊治療の肝要な点は、治療家自身が苦痛を体験していて、訪れる人々に対する思いやりの心が培われていることです。それが摂理の働く唯一の道なのです。p63
心霊治療は技術だけではないということ、深いなぁと思いました。
現代医療でも思いやりのあるお医者さんと威張ってばかりいるお医者さんの場合、患者はもちろん思いやりのあるお医者さんの所へ行きたいものです。そのほうが安心して任せる事ができてお医者さんと一体化が生まれます。心霊治療と同じですね!
威張っているお医者さんとは分断しか生まれません。摂理は共通ということですね。
——治る患者と治らない患者とがあるのはなぜでしょうか。
霊的に治る段階まで来ている人とそうでない人とがいるからです。
治療家にとっては治してあげたいでしょうねぇ~
——明らかに摂理に背いているために病気になっているケースがあります。一応治療は施してあげるのですが、あい変らず心掛けが間違っているためにぶり返して、また治療を受けにやってまいります。お聞きしたいのは、そうやって何度も治療を繰り返すというのも計画の中に組み込まれているのでしょうか。
つまり治療を受けた結果その患者がそれまでの生活を反省して本来の生き方を学ぶところまで行かなければ、その治療は失敗と見なさねばなりません。治療家を通じて働いている力は身体上の症状を癒すだけでなく精神も癒して、人生とはいったい何なのかを理解させることを目的をしていることを得心なさるべきです。時間が掛かるのです。p66
心霊治療家の悩みどころなのでしょうね。
患者の責任が大きくても、治療家の力量のせいにされたりするのは大変だなぁと思いました。
治療家は患者を断るような態度を取ってはなりません。患者は治療を求めてやって来ます。そのとき治療家は、その患者について勝手な判断を下してはなりません。治療家の仕事は治療を施すことです。p66
心霊治療家は分け隔てない心を持たねばならないのですね。霊性が高くないとできないことだと思うと同時に、確かに周りを見渡すと心霊治療家は他人に対してとても寛容だと思うのでした。
——内在する神性を呼び覚ますことによって治癒されると理解しておりますが、今あなたは霊的治療は霊から霊を通して霊へ向けられ、それによって魂が充電されるとおっしゃいました。それが大霊から届けられるとなると、それは外部からの影響であるように思えるのですが……。
治療家自身に具わっているものを使用するのであれば、それは本来の霊的治療ではありません。それは磁気療法とでも言うべき範疇に属します。純粋の霊的治療は大霊から発する霊力の伝導によって行われます。大霊が始源です。発電所です。水源地です。貯蔵庫です。それをスピリチュアルヒーリングというのです。p73
スケールが違うってことですね。
セルフヒーリングできればいいのにという問いには、霊的覚醒に関わることなので簡単には答えられないと書いてます。精神統一と受容性が必要ということです。
霊と精神と肉体の調和によって健康が維持されているということを考えると、スピリチュアリズムの探求で自己治癒力は働くのではないかと思います。
臓器移植についてはシルバーバーチは反対と言っています。
神は霊が地上で自我を表現するための道具として物的身体をお与えになりました。そこに身体と霊との緊密な関係があるわけです。P79
角膜の問題はとても厄介です。時として失明の原因がカルマにあることがあります。何もかもカルマのせいにしてしまうのは卑怯だと思われかねないことは私も承知しておりますが、地上でも、あるいは霊界でも、偶然にそうなったというものは一つもありません。因果律は絶対であり、ありとあらゆる出来事を規制しております。
身体的には良いことかも知れません。が、霊的には必ずしも良いこととは言えません。もっとも大切なのは霊的にみて良いことかということです。p80
うつ病について
うつ病患者が多いのですが、私たちはどういうことがしてあげられますか?
人生の視野を変え、知識を基盤とした信念をもつように指導してあげないといけません。何の根拠もない信念は砂上の楼閣のように、あっさりと崩れてしまいます。知識の上に築いてこそ永続きするのです。p76
信念をもつことはそう簡単なことではないのですが、”別の世界”があることを知ることは、この世に絶望している人々にとって、大きな救いになるに違いありません。
次回 第128回 心のサークル お知らせ
【と き】 2021年 7月18日(日)、14時~17時
【ところ】 協立第一ビル5F
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(11)』 4章
【持ち物】 上記書籍をご持参ください。
<書籍が手に入らない場合はお声がけください。資料作ります。>
【参加費】 喜捨
【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。
日常を離れた空間で、ともに学びましょう!
新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。
【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com