心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第109回 心のサークル報告

 

【と き】  2019929日(日)、14時~17

 【ところ】 宮城県歯科医師会館 4F 和室

 【参加者】 進行:US、記録:SK

 US、SiT、HM、GS、SM、IK、MM、SK       以上8

  【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(9)』の読書会 

 

8名様。

たくさんの参加ありがとうございます。

そして、SMさん初参加です。

小鳥たちや花々と会話するSMさんとは別の機会で何度かご一緒していますが、心のサークルでもお会いできること大変うれしく思います。

サークルの居心地はいかがでしたでしょうか?

 

さて、最近話題の、地球温暖化会議での少女の演説についてしばらく話し合いました。

世の中は賛否両論で激しかったのだそうです。

サークル内でもいろいろな意見がありました。

 

このまま温暖化が進めば地球はどうなる、人々は生きていけなくなるのではないか?という危惧はますます真実味を増してきています。

その被害は次世代の人々を襲うのです。

大丈夫なのだろうか?とぼんやりと構えているのは、先行き短かめの私たち。

いよいよ新しい世代が、文句を言ってきた。

この流れは当然だなと思っていたのですが、賛否に分かれたと聞き、へぇ~と思いました。

 

今なんとかしなければ、彼らが生きていけないかもしれないのですから、若い人たちにとって、怒りは当たり前のような気もしますが、彼女の演説のどこに焦点をあてて聴いたのかは人それぞれのようです。

 

気候だけでなく、民族の対立、外交問題、核の扱いなど、地球が転換期を迎えているのは間違いないように思います。

歴史は様々な不幸を伴いながら進化の道を歩いてきましたが、私たちに、これからどんな試練が待っているのでしょうか。

神の愛の法則が行き渡る世界になるのはいつなのだろうと思うのでした。

 

IKさんの誘導瞑想、USさんのシルバーバーチの祈りを唱えて読書会始まります。

 

11章 三つの出張講演から

 

前回に続いて11章の残りの後半。

P191~203

S・A・G・Bにおける講演と一問一答

 

目に見えない霊の世界。いつも守られていると思ってはいても、なかなか気配を感じとることはできないものです。

そんな中でも霊の存在を信じきれる人は、立派な霊能力者だといってもいいのかなぁと感じています。

私自身は何事もないときには霊に守られているんだ!と素直に思えたりしますが、心配事があったりすると、靄に包まれたようにその存在は遠ざかり、孤立無援のような気がして、心細さを感じます。

 

皆さんのような霊的知識を手にされた方が悩んだり、心配の念の侵入を許して取越苦労をするようではいけません。霊的知識があるからこそ、いかなる心配、いかなる悩み、いかなる不安にも皆さんの精神的・身体的・霊的環境の中への侵入をゆるしてはならないのです。心配、悩み、不安、——こうしたものは援助の力の通路そのものを塞いでしまいます。p192

 

自分で通路を塞いでおいて、気配がない!などと文句を言っているわけです。

信じる力を安定させたいものです。

 

助言を求められても、“ここはひとつご自分の判断でやってごらんなさい。どれだけうまく行くか試してごらんなさい。その判断はあなたの霊的進化の成就のすべてが掛かっているのですよ”と申し上げなければならないこともよくあるのです。p195

 

USさんも、背後に答えを求めてもなにも返って来ない時があるそうです。

そんな時は自分でやりなさいと言われたと判断するとのことです。

 

サポートがないからと言って失望してはいけないのだなぁと思います。

存在を信じること、それは心の筋力。

身体の筋力が鍛えると強くなるのと同じように、心も同じ。

フィットネスクラブでトレーナーと一緒に鍛えるのとは違い、たった一人で臨むのですから、意志力が要求され、高度な挑戦だなぁと思います。

 

話題は変わって、身体的、精神的な障害、ハンデをもって生まれることの意味についてです。

 

これにはカルマの要素が入ってきます。p200

とのこと。

 

障害をもって生まれるということは、それだけで意味のあること。

特別なミッションがあるのですから、価値のある一生。

 

〇障害の苦しみを味わうことでカルマの解消になる。

〇障害のある家族と共に暮らすことの学び。

〇障害があるからこそできるパフォーマンス。

〇障害のおかげで物怖じしない行動力を得て、世の中に一石を投じる大きな役目を果たすストーリーを生む。

 

物的視点だと障害は悪であると判断されたりしますが、霊的視点では善であることがあります。

別のページでこんな記述があります。

 

地上の人間にとって苦しみは悪であり、痛みは歓迎されませんが、実質的には必ずしもそうではありません。苦は楽と同じく神の計画の一部です。苦がなければ楽もなく、暗闇がなければ光明もなく、憎しみがなければ愛もありません。

善と悪はともに不可欠のものであると同時に、相対的なものです。p198

 

人生、苦あり楽あり。

できれば楽をずっと長くキープしたいものですが、そうはいきません。

「苦」の時期をむかえると、足取りは重く、気分は萎えがちになります。

「苦」よ、ようこそ!、いよいよ飛躍の時、チャレンジだ、と思うことができれば、萎える気分も意義のある日々に変えることができるのかもしれません。

 

必ずそばに守護者がいることを意識して、何かメッセージはないですか?と問い続けてみるのもよいとのことです。

 

そうはいっても、心配、不安、取越苦労の波動は実体があるかのように強烈ですよね。なかなかの強敵です。

 

 

 

グループソールについてのシルバーバーチの説明。

 

地上に生まれてきたパーソナリティは一個のインディビジュアリティの側面の一つということになります。p200

 

USさんから解説がありました。

私という存在は自分の属する霊的仲間たち全体の「一つの側面」のような存在だそうです。しかしながらパーソナリティとしての性格もちゃんと持ち合わせています。

仲間たち全体で一つの集合体。経験を共有しているようです。

今世の「私」が次も同じ「私」として生まれるわけではない。

仲間の中から、今世は「私」が代表して生まれたにすぎないと考えるのが近いようです。

 

睡眠中、私たちは仲間たちのもとへ毎晩報告に帰るそうです。

その記憶はまったくないのですが、とっても楽しそう。

考えるだけでワクワクします。

せっかくのお楽しみなのに、覚えていないのは本当にもったいないなぁと思います。

仲間たちは何を言ってくれているのかなぁ。

 

 

 

最近、友人にスピリチュアリズムのエッセンスを伝える機会がありました。

彼の悩みを聞いているうちに、私がなぜスピリチュアリストになったのかを、ふと、思い出しました。

 

昔、何年も何年も、日常に起こる様々な納得できない出来事について、なぜなんだろうと考え続けていたのですが、ある日スピリチュアリズムに出会い、そこで、すべての疑問が解決したのです。

 

理不尽なこと、不公平なこと、そのすべてにちゃんと意味がある。

運が悪かったのではなく、必要な出来事だから遭遇している。

宿命からは逃げられないこと。だから、覚悟を決めて正面から向き合えばよい。

乗り越えられない試練はないこと。

独りではないこと。必ず見守りがあって、誰も見落とされることがないこと。

きちんと埋め合わせがあること。

自分で正しいと信じることを行えばよい。

動機が一番大事であること。

 

このようなことを高級霊の口から聞いて、本当に安心したことを思い出しました。

神は完全に公平だ!…と。

 

長く勉強していくうちに、最初に受けた感動を忘れかけていました。

 

私の身の回り全部に神の叡智が溢れています。

じっと耳を澄まして、胸の奥のほうで受け止めてみました。

空に輝く星々と私がワンネスであることを思います。

どれだけの神秘に囲まれているのか気が遠くなりそうです。

 

真理に辿り着いた幸運と責任についても考えました。

霊的な真理に身を委ね、心配や不安に振り回されず、リラックスして物事に対峙し、豊かな人格を作っていきたい。

それが私の夢です。

 

生命の原理、霊的真理の基本を忘れないようにしましょう。それさえ確保しておれば、存在の目的を成就していることになるからです。p203

 

 

 

次回110回の心のサークルは10月22日、火曜日、祝日です。

間違わないでくださいね☆

 

 

 

次回 第110回 心のサークル お知らせ

 

【と き】  2019年 10月22日(火)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1) 4F和室

 

入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

入口表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。

窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、

わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(9)』第12章の読書会 

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

 日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com

又、これまでのメンバーの皆様は、出欠係の柴田までご連絡ください。