心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第136回 心のサークル報告

【と き】  2022年3月27日(日)、14時~17時

【ところ】  協立第一ビル+zoom

【参加者】 進行:US、記録:UH

US、ST、UH、IK、HM、WM、UC、TN、YK、SN、Su、SK   以上12名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(12)』の読書会

 

季節の移り変わりは時に激しさを見せます。自然は優しい顔の反面、厳しさをも併せ持ちます。「春一番」は立春から春分までの間に最初に吹く強い南寄りの風です。昔長崎県の五島沖で小舟に乗った漁師53人全員が突風により海上で亡くなった事から付けられた名と言われます。

また、強風が吹き・桜が散るとき、最後の力を振り絞った吹雪の中での激しい花びらの舞は、見る人を狂わせてしまいそうに美しい姿を魅せてくれます。福島の三春での光景です・・・。

その桜の季節が今年も来ました。

 

 

 

今回のサークルは会場9名、ZOOM参加3名で開催されました。

いつもの様に主催者であるUSさんのシルバー・バーチの祈りの後、輪読が始まります。

 

第三章 この世とあの世の係わりあい

(1)無数の生命の相が互いに融合しあっております。境界線のようなものは存在しません。一方の側に物的なものが存在し、他方の側には霊的なものがあって、それが混ざり合っているのです。

 

原理は無線電信と同じです。無数の波長、無数の振動があるのですが、同じ空間を飛び交っております。そのうちのどれに反応するかは器機の感度によります。地上の人間は物質の波動の世界に閉じ込められております。物的な波長しか感知できません。

 

霊視能力者はふつうの波長より一段と精妙な波長を感知できる人であり、霊聴能力者はふつうの音の波長より一段と精妙な波長を感知できる人です。これも霊媒と言う器機の感度の問題です。P46

 

 

◇私たちは霊界というと、次元の違う遠い世界と考えていますが、S・Bはそのような境界はないと言います。つまり同じ空間の中に存在するのですが、器機の感知度がただ違うだけ。人間は物質という物的波長に合わせ、霊は霊的波長に合わせているだけなのです。それを単なる次元と呼べば、そう思うこともできそうですね。

 

 

 

(3)死後にも生命は存在します。いわゆる〝故人″も今なお生き続けております。地上圏へ戻ろうと思えば戻れますし、現に戻っております。

 

しかし、ただそれだけの表面上のことだけでこの問題を片づけてはなりません。なぜ生き続けることができるのか、どういう過程で甦るのか、新しい生活にとってそれまでの生活はどういう影響を及ぼすのか、地上と霊界とはどういうつながりになっているのか、死の門をくぐったあとにどういう体験をしているかーー地上での言動や思想が向上を促しているか足を引っぱっているか、地上の人間に伝えるべき教訓として何を学んでいるか・・・

 

こうしたことが宗教にも科学にも政治にも経済にも芸術にも国際関係にも影響を及ぼすのです。永いあいだ人類を苦しめてきた問題に新たな光を当てることになるからです。

Pp46-47

 

 

◇今この21世紀、ロシアによるウクライナ戦争が続いており、銃弾の嵐が止みません。毎日流れるニュースに心を痛めている人々がこのサークルにも世界中にも存在します。・・・そして、S・Bは私たちに、この生と死の事実から私たち個人が生きている意味を単なる悲観的だけではなく霊的眼で捉えることの大事さ(なぜ・・・、どういう・・・)を教えてくれているようです。なぜなら、個人が集まり国家となり地球集団となるからです。

一日も早く戦争が終わることを願ってやみません。

 

 

 

(9)背後霊にはあなたの困難、問題、願望のすべてが分っております、又、ここが物質の世界であり、それなりの物的必需品というものがあることも承知しております。

あなたが真理に忠実にいきておれば、飢えや渇きに苦しむことはありません。絶対に必要なものは必ず用意されます。P49

 

 

◇私たちは現代社会を生き抜くためには、お金・仕事・住む家・人間関係・夢などが必要と考えます。しかし、お金も人間関係も常にトラブルが絶えなくあり、満足いく状態を保つにはなかなか難しいものがあります。なぜ?人生には落とし穴が多すぎるのか。一度ドロップアウトすると立ち直れないと思いがちですね。特に若い時は・・・。

しかし、SBは言います。背後霊は見捨てません。上の霊は繋がりを切ることはありませんと。「あなたが真理に忠実に生きておれば・・・」「心配するな、神を信じ委ねよ。」と言っているようです。昔から「落ちるだけ落ちれば、上がるしかない。」と言われています。一種の諦観と言っても良いのではないでしょうか。

 

一人の方から「神に委ねる。」とは、どういうことかと質問がありました。これは答えにくい質問ですね。物質的言語の範疇から外れるからです。・・・「そのままです。」

 

 

 

(15)魂が開発され霊的波長が高度なものになるにつれて、それだけ高度なエネルギー、大きなエネルギーと接触できるようになります。それは見えるものでもなく聞こえるものでもなく、永遠の霊的実在そのものです。それが生命の実在なのです。

 

人間は生涯の大部分を影を追い求め、幻を捕えようとし、儚いものを後生大事にしながら生きております。本当は静寂の中において、調和の中において、愛の中においてこそ、あなたの魂は着実に開発するのです。ゆっくりではあっても確実であり、間違いがありません。

P51

 

 

◇会場から縄文人の生活は生と死に関しても高度であった、との発言がありました。東北には三内丸山縄文遺跡があります。現代と過去の大きな違いは物質の質と量でしょうか。現代社会は大量の物質が溢れそれに溺れかけた現代人の姿が見えます。縄文時代にはテレビもスマホも有りませんが、シンプルだが厳しい生活が見えます。

魂が開発されるにはどちらが良いか分かりませんが、私たちは常に今を生きるしかありません。S・Bは大事なことは物質ではなく霊的実在を観ることですと言います。やさしく、力強く、励ましと愛の言葉の連続が並んでいます。

 

 

 

(18)邪霊に憑依される人は、みずからそういう条件を内部でこしらえています。あくまでもその個人の問題です。

愛と奉仕の精神に燃えた人に高級霊が引き寄せられるのと原理は同じです。法則は良いことばかりに働くのではありません。崇高な目的に作用する法則が悪い方向に作用することもあります。問題はあなたがどういう心掛けでいるかに掛かっております。P52

 

 

◇憑依現象と世間で言われていますが、邪霊に憑依されているらしい真偽のほどは分からない現象があります。心理学的には精神疾患精神障害と呼ばれます。

霊能者の方がエイヤーと払うイメージがありますが、再発を繰り返す、なかなか完治しない病の一つです。なぜ完治しないのでしょう。

S・Bは「あなたが低い(悲観的)精神状態で生きているから低級霊が来る」と心のコントロールを厳しく言います。「同時に高級霊も同じ法則でやってきます。」と優しく言います。

課題は「魂のめざめと向上」だと思うのですが、簡単なことではないし、そして簡単に手に入ることには意味はないと常々言いますね。

神を信じ、霊性進化を信じ、難しいと思わず、一つずつこつこつと正しいと思うことをすることしかない、と思う毎日です。

 

 

 

次回 第137回 心のサークル お知らせ

 

 

【と き】  2022年 4月24日(日)、14時~17時 

【ところ】 仙台シルバーセンター+zoom

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(12)』 4章

【持ち物】 上記書籍をご準備ください。

      <書籍が手に入らない場合はお声がけください。資料作ります。>

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

 日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com