【と き】 2016年9月25日(日)、14時~17時
【ところ】 仙台歯科医師会館 地下1F
【参加者】 進行:US、記録:SK
IK、ST、SN、OY、IK 以上7名
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:7章、談話
この日はとても嬉しい見学希望のお客様を迎えての開催です☆
おひとりはOYさん。
IKさんと前日に偶然ばったりと会ったのが運のつき(?)そして連行^^;・・・じゃなかった、興味を持って下さり、同日行われたの宮城気友会の参加とともにこちらにも参加してくださいました。
そしてお二人目は当ブログを発見し参加してくださったというIKさん。
本当にありがとうございます!!
前日に参加希望のコメントが入っていると知った次第なのですが、連絡方法がなかった中、来てくださるだろうかと心配していました。
この日は久しぶりに気温が上がり、秋気分になってしまっていた体には少々辛い天候でしたが、汗だくで会場を探しだして来てくださったこと、本当に感謝いたします。
相変わらず雑談をひとしきり1時間ほど^^;
SNさんのクリヤヨガ瞑想で気持ちを整え、シルババーチの祈りの後、第7章の輪読です。
7章 難しい質問に答える
タイトル通り、いつもとは少し違った角度の問いに対する答えでした。
①ある日の交霊会が失敗した理由
②通信手段の不完全性
③殺人を実際に犯す人と殺してやりたいと心で思うだけの人。罪の違いはあるのか?
そんな質問に、理路整然とした答えが返っています。
③について、みなさまはどう思われるでしょうか?
実行した人としない人では、差があるはずと思いますが、一概には言えません。
なぜ一概に言えないのか、、、、いろんな事情があるし、心根の優しい人でも殺人者になってしまうこともあるし、殺人はしないけれど、どうしようもなく心根が曲がっている人もいる。それはどうなんだろうと考え込んでしまいますが、霊界からの答えはすっきりでした。
「何か具体的な例をあげて頂かないと、一般論としてお答えできる性質のものではありません」
と答えながらも こう回答します。
「それはその動機が問題です。いかなる問題を考察するに際しても、まっ先に考慮すべきことは”それは霊にとっていかなる影響をもつか”ということです。ですから、この際も”殺したいという考えを抱くにいたった動機ないしは魂胆は何か”ということです。」p121
「動機」かぁ! なるほど、たしかに「動機」が判断の基準というのは、とてもふさわしいですよね。
すっきりです。(^_^)
日々いろいろな感情を私たちは抱きますが、スピリチュアルを勉強するようになって、自分の心を見つめることが習慣になっています。
なにか言葉を発しようとしたとき、その言葉の裏に別の心の声がないか?と考え直して言葉をひっこめることがよくあります。
「私が正しい!」を相手に強要したいために発しようとしてはいないか? 「謝って!」と思わせたくて言おうとしていないか。
はたまた「私ってとってもすごいでしょ?」と、実は自慢だったりの下心がないかどうか自分の心を見つめるようになりました。
下心は相手に必ず伝わるものです。そして、それは同時に自分の品位も落としているということなのだなぁと、ようやく気が付きました。
品位を落としまくっていた人生なのですが、今生のうちに気が付いたので、なんとかセーフでしょうか。しかし、その教訓を完全に取得しているかどうかは、はなはだ疑問。あーあ、とため息つく日々はまだまだ続いております。
まぁ自分が未熟だということを知ることも、大切なことだと思います。
自分の未熟さを友人たちが許してくれたおかげで、これまで生きてきました。
だから私も同じように誰かの下心は見逃しながら生きていこうと思うのです。
さて、シルバーバーチも感情的になることがあるのだそうです、但しそれが恨みに発展することはないとのこと。
「私は憎しみを抱くことはできません。摂理を知っているからです。神は絶対に誤魔化せないことを知っているからです。誰が何をしようと、その代償はそちらにいる間か、こちらへ来てから支払わされます。いかなる行為、いかなる言葉、いかなる思念も、それが生み出す結果に対してその人が責任を負うことになっており、絶対に免れることはできません。ですから、いかにみすぼらしくても、いやしくても、神の衣をまとっている同朋を憎むということは私にはできません。ですが、不正行為そのものは憎みます」p124
上の界の人(霊)はとにかく冷静ですね^^
最後の「不正行為そのものは憎みます」。ただ優しくて、なんでも許してくれて…、というようなことではないんですね。うまく言葉にできないのですが、ほんとうの意味での「厳しさ」があるのかなぁと感じました。
このブログの当番になると、みんなとシェアしたいと思うものと出会います。
それは大抵、本かテレビなのですが、
紹介されていた本は石牟礼道子さんの「苦界浄土」です
自分の故郷を襲った惨劇・水俣病患者から聞き書きをした事を独特な感性で書かれた本です。
心をわしづかみにされた記述を紹介します。
水俣病で両親をなくし、自らも患者として重度の障害を抱えながら漁を続けてきた杉本栄子さんが、親しかった石牟礼さんにこう語りました。
もう、私たちは許すことにした
全部許す 日本という国も許す
チッソという会社も許す 色々差別した人も許す
許さんば、きつうしてたまらん
みんなの代わりに私たちは病んでる それで許す
----「許さんば、きつうしてたまらん」----
汚染された事を知らずに魚を食べたというだけで、一生を辛く苦しい病気とともに生きなければならないことを強いられた人生。
被害者にも関わらず、虫けらのごとく軽く扱われた時
私たちはどのような気持ちになるでしょうか。
けれども杉本さんは最後にはこう決めた
許すと。
そしてこうも言った。
「許さんば、きつうしてたまらん」
こんな場面でも摂理は単純なのだなぁと思いました。
この世だけの命と思えば、水俣病などは不条理の極致で、心の落としどころが見つからない境遇も、スピリチュアルの世界では必ず心の落としどころがある。
杉本さんはその事にきっと気が付かれたのだと思いました。
心の落としどころをみつける……。人生の勉強科目のひとつでしょうか。
さて、最後に、はじめて参加してくださいました、OYさんとIKさん。
どのような感想をお持ちいただいたでしょうか?
みんながとってもおしゃべりで、びっくりなさらなかったでしょうか?
もし、よろしければ又の参加お待ちしております。
尚、連絡先をお渡しするのを忘れていました。
このたびGメールを作りましたので。よろしければご連絡くださいませ。
メールアドレスは文末に記載しました。
次回の読書会のお部屋がいつもと違います。
お確かめくださいませ。
~ 次回 “第74回 心のサークル”のご案内 ~
【と き】 2016年10月23日(日)、14時~17時
【ところ】 宮城県歯科医師会館 4F 和室(仙台市青葉区国分町1-5-1)
入り口は正面玄関ではなく裏口になります。
窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、わからない時は声をおかけください。
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:8章、談話
【持ち物】 上記書籍をご持参ください。
【参加費】 喜捨
【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。
日常を離れた空間で、ともに学びましょう!
新しく参加希望の方は、本ブログコメント、またはメールで問い合わせお願いいたします。
【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com
尚、メールの返信が中々ない場合はコメント欄でそれとなく催促願います^^;管理者がぼんやりしている可能性があります^^;
お気軽にお問合せください。
なお、コメントを入れる際の認証はすべて半角で入力お願いします。
又、これまでのメンバーの皆様は、事前にお知らせしている、出欠係の柴田までメールにてお知らせください♪