心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第100回 心のサークル報告

【と き】2018年12月23日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館 4F 和室

【参加者】 進行:US 記録:US

 US、HM、GS、MM、IK、SK、ST       以上7名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(9)』の読書会 

 

 今回で、心のサークルも百回目を向かえます。これを記念して、ブログ製本したもの(50回目まで)を正式に完成し、常連のメンバーさん達に配布することとしました。ただし、この分冊だけでもB6サイズで、400ページ近くに及ぶ大作です。手にずしりとくる触感を味わいながら、シルバーバーチの霊訓全12巻を読まれる時に、多くの参加者がこのサークルで霊訓を輪読して来たヒストリーに思いを馳せていただけると幸いです。ここで、当会の成り立ちについて少し紹介いたします。

 心のサークルは、2009年5月17日(日)に私を含め、4人のメンバーでスタートしました。当初は、「シルバーバーチの霊訓」(12巻)を代表とするスピリチュアリズムの勉強会という主旨でしたが、徐々に「シルバーバーチの霊訓」そのものの読書会をメインとする形に自然と変わって、今に至っています。原則、月一回(第三日曜日)開催する例会なので、一節を皆で輪読することとしてきましたが、途中で切って分けたり、二章を連続して読んだり、文章の長さに応じて、調節しています。月一回3時間という限られた時間なので、この12巻を読破するには、あと何年かかるかわかりませんが、関連して質問を受けたり、互いにシェアしたり、メンバーズの皆様との時間の共有の方が大切だと考えております。シルバーバーチの霊訓は、一般の方には、しばしば理解が難しいという声を聞きますが、どちらかというと初心者に向いている会だと思います。そのため、実際シルバーバーチについて初めて知ったという方もおられ、輪読には、参加せず、オブザーバーになったり、あるいは、一回限りの方も結構おられます。ただ、何事も血となり肉となるには、時が必要だと考えており、少しでも記憶に残っていただければ良いというオープンなスタイルを取らせていただいております。10年近く開催していると、いつしか常連になられる方もおられますが、本来のサークル(当時の交霊会としてのサークル)という意味合いに近づいて来ているような感じがします。もちろん交霊会ではありませんけれど。開催する場所も大切なので、できれば、固定する方が、良い分けですが、取りあえず、この会館を借りられるうちは、仙台市内という利便性があり、ここで固定して開催したいと考えております。多くの参加者の今生での縁を大事にして、また、あの世での縁も見据えて、まずは、霊訓の完読まで続けてまいりましょう!!

さて、第一章に入ります。

 

一章シルバーバーバーチは、なぜ戻って来たか

『正直言って私は、あなた方の世界に戻るのは気が進みませんでした。地上というのは、いったんその波長の外に出てしまうと、これといって魅力のない世界です。私がいま定住している世界は、あなた方のように物質に閉じ込められている者には理解の及ばないほど透き通り、光り輝く世界です。

 くどいようでうすが、あなたの世界は私には魅力のある世界ではありませんでした。しかし、やらねばならない仕事があったのです。しかもその仕事が大変な仕事であることを聞かされました。まず英語を勉強しなければなりませんでした。地上の同志を見つけて、その協力が得られるよう配慮しなくてはなりませんでした。それから私の代弁者となるべき霊媒を養成し、さらにその霊媒を通じて語る真理をできるだけ広く普及させるための手段も講じなくてはなりませんでした。しかし同時に、私が精一杯やっておれば上方から援助の手を差し向けるとの保障も得ました。そして計画は順調に進められました』

 

 ずばり前書きのこの文章で、答えが、まとめられています。このことを具体的に本文で説明しているわけです。

 

『要請された使命をお引き受けしたとき私はこう言われましたー“あなたは物質の世界へ入り、そこであなたの道具となるべき人物を見いだしたら、こんどはその霊媒のもとに心が通じ合える人々を集めて、あなたがメッセージを述べる補佐をしてもらわねばなりません”と。わたしは探しました。そして皆さん方を見出してここへ手引きしました。』

 

 ここから、当サークルに置き換えて考えてみましよう。バーバネルに相当する霊媒は、おりませんが、シルバーバーチの霊訓という21世紀のバイブルと評される霊言集が、あります。私は、主催者の一人として、当初から審神者(さにわ)的なスタンスで臨んでいますので、当時の会の主催者ハンネン・スワッハー氏に似た立場でしょうかね。座席は、だいたい私が中心になって、扇方とは言えませんが、楕円形に常連の皆さんが、取り囲みます。まさに私にとっては心の通じ合える方々が集まって、かってのホームサークと雰囲気的に似てきていますね。これは、偶然と考えていましたが、当時と比べますと資財不足にも拘らず、最良に構成され、まさに天の成せる技かもしれませんね。

 

『私が直面した最大の難問は、同じく地上に戻るにしても、人間が納得する(死後存続の)証拠つまり物理現象を手段とするか、それとも(霊言現象による)真理の唱道者となるか、そのいずれかを選ぶかということでした。結局私は難しい方を選びました。』

 

 この考えもサークルでは、踏襲していると思います。物理現象は、目に見えるので、証拠を信じ易いですが、霊性を高めることに必ずしも結びつきません。本質は、真理の唱道者になり、霊性あるいは霊格を高めることです。シルバーバーチは、霊的に成熟した人に訴えようと決意したと述べています。つまり、霊訓を理解できる方は、霊的に成熟した方だとも言えるでしょう。そのため、脱落者も多い難関の道でもあります。私も昨年「幽界訪問記108話—死んでも死なないー」(創栄出版)という本を出版しましたが、死後存続についての唱道者的な立場を表現した本ということもできるでしょう。

 

『と言って、別に新しいことを説こうというのではありません。すぐれた霊各者が何千年の昔から説いている古い古い真理なのです。それを人間がなおざりにしてきたため、私たちが改めてももう一度説き直す必要が生じてきたのです。要するに神という親の言いつけをよく守りなさいと言いに来たのです。』

 

 古い古い真理とありますが、普遍的な真理は、永久に新鮮かつ不滅です。知らない者にとっては、神から与えられた至高の金言であり、魂の琴線をきっと揺さぶるでしょう。

 

『一個の人間が他の人間を救おうと努力するとき、その背後には数多くの霊が群がってこれを援助し、その気高い心を何倍にもふくらませようと努めます。善行の努力は絶対に無駄にはされません。奉仕の精神も決して無駄におわることはありません。誰かが先頭に立って薮を切り開き、あとに続く者が少しでも楽に通れるようにしてやらないといけません。やがてそこに道ができあがり、通れば通るほど平坦になっていくことでしょう』

 

 善行や奉仕は、利他愛を志向する霊界の霊団の絶大な協力を得ることができます。立ちはだかる艱難にひるむことなく、神の使徒として利他愛に燃えながら、同志の皆さんと棘の道を切り開いてまいりましょう!!

 

 次回 第101回 心のサークル お知らせ

 

【と き】  2019年 1月20日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1) 4F和室

 

入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

入口表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。

窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、

わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(9)』第二章の読書会 

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

 日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com

又、これまでのメンバーの皆様は、出欠係の柴田までご連絡ください。