心のサークル(blog版)

スピリチュアリズム学習会用のブログです。

第48回 心のサークル 報告

【と き】 2014年8月31日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行:US、記録:AN

      IK、SK、ST、YYKi  以上6名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:3章、談話

 

 今回の“再生の原理”は、言わば神の領域の深奥な部分であり、深遠すぎてシルバーバーチも我々人間への説明に苦慮されている。しかしそれゆえに好奇心を大いにかき立てられてしまう。そもそも仏教的環境で生育してきた者たちにとっては“寝耳に水”の死生観・宇宙観であろう。私も初めて知った時は理解できなかったし、今でも分かり得ないものと思っている。今回参加者の皆さんともずいぶん語り合わせて頂いたが、体験すればわかること、それまで待とう、ということに落ち着いた。

訳者の近藤千雄氏も「“再生”―生まれ変わり―は、スピリチュアリストの間でも議論の的となっている問題で、とかく意見が食い違うことがある。シルバーバーチはこれを全面的に肯定するスピリットの一人であるが、ただ従来の輪廻転生説にみられる機械的な生の繰り返しではなく、進化のための埋め合わせを目的とし、生まれ変わるのは同一霊の別の意識層であるとする」と冒頭で述べている。

以下に当時のサークルのメンバーとシルバーバーチとの問答をご紹介します。詳細は当書籍をお読みください。また、文中に出てくる“マイヤース”については、『マイヤースの通信 永遠の大道』ジェラルディン・カミンズ著、近藤千雄訳をご参照下さい。

 

≪ 3章 再生の原理 ≫ より抜粋

 

◆中心霊と分霊(類魂)と再生について

♡「今のあなたという意識とは別に、同じくあなたと言える大きな意識体(中心霊)があります。そのホンの一部(分霊)が今地上という物質界でそのあなたを通じて表現されているわけです。そして、あなたの他にも同じ意識体を構成する分霊が別の世界で表現されております」

 

「それぞれが様々な媒体を通して自我を表現しており、時おりその分霊どうしが合体することもあります。互いに意識するのは何らかの媒体を通して自己表現し始めてからのことです。最終的には全体として一つに再統一されます」(訳者注―マイヤースはその部分的存在を“類魂/グループソウル”と呼んでいる)

 

「進化の道程は永遠ですから類魂が一個の霊になってしまうことはあり得ません。進化するにつれて利己性は薄れ、霊魂に具わっている神的属性の表現形式であるところの個性がますます発揮されていくのです」

 

「霊は無限の可能性をもっているので無限の表現も可能です。その霊にいくつかの面があります。それを私はダイヤモンドに譬えるわけです。私のいう類魂とは、人間性に係った部分に限って言えば、霊的血縁関係ともいうべきものに起因した霊によって構成されています。同じダイヤモンドを形作っている面々ですから、自動的に引かれ合って一体となっているのです。その大きなダイヤモンド全体の進化のために、個々の面々が地上にどんどん誕生しております」

 

「分霊が同時に地上に誕生することはありません。全体の目的に反することだからです。個々の意識であらゆる階層での体験を得るということが本来の目的です。個々の意識は自らの進化に自らが責任を負い、他の分霊の体験による恩恵は受けません」(訳者注―マイヤースは、他の仲間の体験―喜怒哀楽を中心としたもの―の恩恵を自分のものとすることができると述べている。一方シルバーバーチは、因果律の観点から述べており、たとえ同じ類魂どうしであっても仲間の苦難の体験によって罪業が中和されることはない、という意味に解釈すべきである)

 

「再生の時期は、地上で学ぶべき教訓、果たすべき仕事、償うべき前世での過ちなどを明確に自覚するようになり、今こそ実行するのが自分にとって最良の道だと判断した時です。目指している目的のために最も適当と思われる国、民族、性別…を選びます」

 

「生命の根源である“霊”は無限です。無限なるものに個性はありません。その一部が個体としての表現器官を得て地上に現れるのです。霊魂が自我を表現するための器官を提供するのが人間の役目です。あなたも個体に宿るずっと以前から存在していたのです。個体としては受胎の瞬間から存在を得ることになります」

 

「人間の肉体は原始的段階から徐々に進化してきましたが、霊は無始無終です。古い霊魂と新しい霊魂との本質的な違いは年輪の差でしょう。当然のことながら古い霊魂は年上ということです」

 

◆“双子霊”ツインソウルとは?

「双子霊というのは一つの霊の半分ずつが同時に地上に生を享けた場合のことです。自分と同じ親和性を持った霊魂―いわゆるアフィニティ―は宇宙にたくさんいるのですが、同じ時期に同じ天体に生を享けるとは限りません。双子霊のようにお互いが相補い合う関係にある霊どうしが地上でめぐり合うという幸運に浴した場合は、正に地上天国を達成することになります。霊的進化の程度も同じなので、その後も手に手を取り合って成長していきます」

 

◆物質界に誕生しない霊がいる

「霊界の上層部(神庁)には一度も物質界に降りたことのない存在がいます。その種の霊にはそれなりの宇宙での役割があります。物質器官を通しての表現を体験しなくても成長進化を遂げることが出来るのです。時として特殊な使命を帯びて地上に降りてくることがあり、歴史上の偉大なる霊的指導者の中にはそうした神霊の生まれ変わりである場合がいくつかあります」

 

◆前もってわかっている地上での辿る道程や成果を、あえて再生して体験する意義とは?

「地上に再生する目的は、地上生活から戻ってきて霊界で行うべき仕事があって、それを行うだけの霊的資格(実力)を付けることにあります。霊的成長というのは実際に物事を体験し、それにどう対処するかによって決まるのです」

 

◆航空機事故のような惨事について

「すべての事故は因果律によって起こるべくして起きているのです。あなた方にとって死は恐るべきことでしょう。しかし私たち霊界の者は、死んだ人は肉体の束縛から解放されたのですから、大喜びでお迎えしています。また、あなた方には真相を理解することは困難ですが、宿命というものが宇宙の大機構の中で重大な要素を占めているのです。つまり運命づけられた一定の枠の中で自由意志が許されているわけです。説明の難しい問題です」

 

◆誕生日は人の生涯を支配するか?

「それは絶対にありません。なぜなら霊魂は物質に勝るものだからです。いずれにせよすべての赤ん坊は進化の過程の一部として特殊な肉体的性格を背負って生まれてきますが、母胎に宿った日や地上に出た誕生日によって、いささかも影響を受けません。無限の可能性を秘めている霊魂の本来の力を発揮しさえすれば、いかなる環境も克服しえないことはありません。しかし残念ながら大半の人間は、物的条件によって霊魂の方が右往左往させられておりますが……」

◆運命の行方を心配するメンバーに向けて、シルバーバーチは二つの詩文を引用して説く

「 “なあ、ブルータスよ、

オレたちがうだつが上がらんのは星のせいじゃない。

   オレたち自身が悪いのさ”(シェークスピア)

  

“門がいかに狭かろうが

   いかなる逆境が運命の巻物に記されていようと、

   私は平気だ。なぜなら

   運命の主人公はこの私だからだ。

私が魂の指揮者なのだ”(W・E・ヘンリー)

 

あなた方の内部には、物的なものから受ける影響のすべてを克服する力を具えております。未来は過去が生んでいきます。自分の行為を思念によって創り出していくのです。ですから不安の念を抱くということ自体が、その不安を実現させる手助けをしていることになります」

 

「物的尺度で無限なるものを計ることはできません。物的な目だけで見れば地上は不公平だらけです。しかし悪行に対する懲罰があるように、善行に対する報酬も必ずあります。地上生活は永遠なる生命のごく短い一時期にすぎません。人間は私たちから見てどうでもいいこと、霊的に何の価値もないものを大切にしすぎます」

 

◆霊的進化は最も成就しがたいがゆえに価値がある

「霊に係る分野において進歩が容易に得られることはあり得ません。進歩は知識や真理や叡智と同じく、限界というものがありません。学べば学ぶほど、さらに学ぶべきものがあることを知ります。奮闘努力がいるのです。一段一段人生の目的、真実、人生の拠って立つ永遠の原理を理解するとともに、宇宙を支配する霊力を身につけるごとに、その根源との調和が深まります。調和が深まると――生活が豊かさを増します。本当の価値の識別力がつきます。選択の優先順位が決められます。何が最も大切であるかが分かるようになります」

 

「大切なのは身体と精神と霊の調和です。身体がその正しい成長にとって必須のものをきちんと得ていないと、霊も正しく機能を発揮することができません。ゆえに霊的な事ばかりに気を奪われて身体上の事をおろそかにすることは、身体の事ばかりに気を奪われて霊的な事をなおざりにするのと同じく間違っております。心の修養にばかりこだわって他の側面を忘れるのもまた間違っております」

 

 

Uさんのコメント

「再生については、スピリチュアリズムの難所として類魂とともに私のブログ(アセンション2012  http://plaza.rakuten.co.jp/ascension21/)に記載しているので、今回はそこから引用します。以下参考にしてください。

― 再生について述べるが、再生の目的は地上の体験を通じてカルマの解消と類魂全体の霊的向上をはかることであるとされる。ところが、スピリチュアリズムが明らかにした再生は、難解なものであった。霊魂不滅という前提からすると、仮に今私が死んだとしても、意識は残るので、同じ意識あるいは、今意識している自分(パーソナリティー)を持って、来世で、また再生すると一般には理解されている。これが、間違いなのだ。
 意識には、顕在意識であるパーソナリティー以外に潜在意識である意識していない自分(インディビジュアリティー)があり、後者の方が遥かに大きい部分を占める。つまり、実際に再生するのは、潜在意識の一部が再生するように見える。あるパーソナリティーをもった人が死ぬと、霊界ではインディビジュアリティーに融合し、再生後のパーソナリティーは融合したインディビジュアリティーの一部として表出してくるわけである。
 結局、幾多の輪廻転成を果たしてきた過去世は、別のパーソナリティーの自分であり、厳密な意味で言えば別人なのである。今生で意識している自分というのは、二度と現れないということになり、やはり寂しい気がするが、過去世療法で良く言われるソールメートも、疑わしいことになる。ー                    

 

 

 

~ 次回 “第49回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】 2014年9月14日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:4章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

*参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川