心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第67回 心のサークル 報告

【と き】 2016年3月20日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM 

【参加者】 進行:US、記録:AN

      IK、SK、ST、SN、YY、TN(初)  以上8名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:13章、談話

 

真理を学んでいる者、すなわち真理を知った者には伝える役割がある、と言われる。しかし“霊”という言葉に恐れや拒絶感を覚える人も多く、伝えるのは容易なことではない。ゆえに真理を自分なりに噛み砕いて消化し、今度はそれを人に合わせて説くことが必要になる。その準備をすることがこのサークルの目標でもある。

参加者のSTさんは、“霊を科学的に説明できつつある”ことが語られているUチューブの番組を教えてくれた。それは、アメリカのアリゾナ大学の意識研究センター所長であり、麻酔科医のスチュワート・ハメロフ氏等の研究である。ハメロフ氏は「生物学上の様々な現象が量子論で説明可能であることがわかってきた。魂とは宇宙と繋がる量子コンピューターである。たとえば“量子もつれ”という現象で意識が離れたところに飛ぶことがあり、さらに宇宙に広がり、戻ってきたら白い光を見たとか、家族に会ったとか、体外離脱をしたと言う…」(モーガン・フリーマンの「時空を超えて 死後の世界はあるのか」より引用)いわば神の領域と言われてきた世界を科学的にアプローチしている。しかし我々が活用できるまでにはまだまだ掛かりそうだ。

 会の終了後、来月からサークルの会場が変わることもあり、久しぶりに親睦会が持たれた。思う存分スピリチュアルな話ができ、皆日頃のストレスも解消!人間である以上悩みは尽きないが、何はともあれ地球という修行の場に集えたこと、そして学びの仲間の助言や背後霊の導きに心より感謝した。

 

≪ 13章 質問に答える ≫ より抜粋、引用

◆戦争により友情や仲間意識を鼓舞され、“宗教心”をより多く生み出すことになりますか?

「それは話がまったく別です。団結心にはプラスするでしょうが、真の宗教心は、魂の奥底から湧き出る“人のためを思う心”です」

 

「人類はあまりに永いあいだ真理を見せかけの中に、物的形態の中に、祭礼や儀式の中に、宗教的慣習の中に、仰々しい名称の中に求めて参りました。しかしこうした物はただの“殻”です。神は“内側”にいるのです。“外側”にはいません」

 

◆休戦記念日(第一次世界大戦の)に当ってのメッセージをお願いします。

「過去20年間にわたって地上世界は偉大な犠牲者たちを裏切り続けてきました。先頭に立って手引きすべき聖職者たちは何もしていません。混迷の時にあって何の希望も、何の慰めも、何の導きも与えることができませんでした。宗教界からは何らの光ももたらしてくれませんでした」

 

「本来ならば誤った観念や迷信を取り除き、霊の力を地上にもたらそうとする我々の努力に協力すべき立場にありながら、逆にそれに反抗する側にまわっている宗教界は恥を知るべきです。戦死して20年たった今なお、自分の健在ぶりを知ってもらえずに無念に思っている人が大勢います。それは地上の縁ある人々がことごとく教条主義のオリの中に閉じ込められているからに他なりません」

 

「聖俗を問わず、既得権力に対する我々の戦いに休戦日はありません。今や不落を誇っていた城砦が崩れつつあります。強烈な霊の光がついにその壁を貫通しました。勝利は間違いなく我々のものです」

 

◆多数の戦死者が出るのを見ていると霊的知識も無意味に思えてきます。

「死んでいく(地上世界から解放された)人たちのために涙を流してはいけません。死に際のショック、その後の一時的な意識の混乱はあるにしても、死後の方が楽なのです」

 

「戦死で苦しむ者もいれば苦しまない者もいます。中には死んでいるのに戦い続けている人がいます。自分の身の上に何が起きたかが分からなくて迷う者もいます。が、いずれも長くは続きません。いずれは永遠への道に目覚めます。とにかく死は悲劇ではありません」

 

「あなた方は永遠の旅路を行く巡礼者なのです。今ほんの僅かの間だけ地上に滞在し、間もなく、願わくは死後の生活に役立つ知識を身につけて、分かれ道で迷うことなく旅立つことになっております。あなた方は旅人なのです。常に歩み続けるのです。地上はあなた方の住処ではありません。本当の住処はまだまだ先です」

 

◆霊界の指導者は地上の政治的組織にどの程度まで関与しているのでしょうか?

「ご承知と思いますが、私たちは人間がとかく付けたがるラベルにはこだわりません。政党というものにも関与しません。私たちが関心を向けるのは、どうすれば人類にとってためになるかということです。そのための道具となる人であれば、いかなる党派の人であってもいかなる宗派や信仰をもった人であっても、時と場所を選ばず働きかけます」

 

「本人の自由意志の占める要素はきわめて重大です。しかし、いかなる意志でも自らの力ではいかんともし難い環境条件、従わざるを得ない法律、宇宙の自然法則、各自の霊的進化の程度の問題があります。そうした条件を考慮しつつ私たちは、人類の進歩に役立つことなら何にでも影響力を行使します。あなた方の自由意志に干渉することは許されませんが、人生においてより良い、そして理にかなった判断をするように指導することはできます」

 

◆各国の指導的立場にある人々の背後でも指導霊は働いていますか?

「もちろん、常に働いております。親和力の法則が働いており、両者の間に霊的に親しい関係があると、自然発生的に援助しようとする欲求が湧いてくるものだからです。また、大酒飲みや麻薬中毒患者などがこちらへ来ると、地上で似たような傾向を持つ人間を通じて満足感を味わおうとするものです」

 

「無意識の反応――本人は気付かなくても霊界からの思念を吸収していることがあります。インスピレーションは大抵の場合は本人も分からないうちに、詩とか曲とか絵画とかドラマとかを思い付いているものです。霊の世界からのものとは信じてくれないかもしれませんが」

 

「すべての国にそれなりの計画が用意されています。すべての生命に計画があるからです」

 

◆人類の福祉の促進の為に霊界の科学者が地上の科学者にインスピレーションを送ることはありますか?

「地上世界にとっての恵み、発明・発見のほとんどが霊界に発しております。しかし残念ながら人間の霊的成長と理解力不足のために、せっかくのインスピレーションが悪用されているケースが多いのです。科学技術が建設のためでなく破壊のために使用され、人類にとっての恩恵でなくなっているのです」

 

「霊界は善人ばかりの世界ではありませんので、悪魔的発明もあります。極めて地上とよく似た自然な世界です。地上世界から性質の悪い人間を送り込むことをやめてくれないかぎり、私たちはどうしようもありません。私たちが地上の諸悪を無くそうとするのはそのためです」

 

 

 

~ 次回 “第68回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】  2016年4月24日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館2階(仙台市青葉区国分町1-5-1)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:1章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/0222225960

第66回 心のサークル 報告

 

【と き】 2016年2月28日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM 

【参加者】 進行:US、記録:AN

      IK、SK、ST、SN    以上6名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:12章、談話

 

今日本では、憲法第9条について大いに議論を呼んでいるが、シルバーバーチの霊訓が書かれた当時においてもやはり参戦や兵役忌避ということが議論の的になっていたようだ。このことについて、シルバーバーチは「常に道義心――魂の奥の神の声――が各自の行為の唯一の審判官である」と説き、「従ってその結果に対しては各自が責任を取らねばならない」と主張する。さらに詳細は今回の12章で語られている。

 そもそも戦争はなぜ起きるのか?――その目的の多くは覇権にからむ経済的なものではないだろうか。過去の幾多の戦争体験を通して、多少なりとも学んだはずの現代人は、戦争を阻止すべく方向を向いているようにも見える、が、大いに危うさを感じてしまう。今現在戦争状態の国は少なくないし、着の身着のままで助けを求め彷徨する難民に対しても非道な対応が報じられている。もしもそれが自分の身内や友人だったら……。人道的精神から物資は供給しても、テロなどの脅威から自国を守るために排他的感情が優勢になる。言うなれば愛よりも恐怖心が勝ってしまうということか。

 いずれ人間はこの世を卒業(死)しなければならない。卒業までの残された人生をいかに生きるべきか、魂に問い続ける日々でありたい。

 

≪ 12章 参戦拒否は是か否か ≫ より抜粋、引用

◆兵役参加をスピリチュアリズムから見ると

「もしも兵役に喜んで参加し、必要とあらば相手を殺めることも辞さない人が、自分はそうすることによって世界のために貢献しているのだと確信しているのであれば、その人を咎める者は霊の世界に一人もいません。戦争参加を拒否する人間と、一種の奉仕的精神から敵を殺す覚悟と同時に、いざとなればわが身を犠牲にする覚悟をもって戦場へ赴く人間とは、私たちの世界から見て上下の差はありません。動機が最も優先的に考慮されるのです」

 

「私どもは、地上人類は完全に道を間違えたという認識に立っております。そこで、何とかしてまともな道に引き戻そうと努力しているところです。しかし幾十億の人間がおり、みな成長段階も違えば進歩の速度も違い、進化の程度も違います。神は人間各自に決して誤ることのない判断の指標、すなわち“道義心”というものを与えています。各自の取るべき手段を判断する力――自分にとって正しいか間違っているかを見分ける力は例外なく具わっております」

 

「すべての言い訳、すべての恐れや卑怯な考えを棄てて自分一人になり、それまでの自分の霊的進化によって培われた良心の声に耳を傾ければよいのです。瞬間的に解答を出します。それは魂に宿る神の声であり、あなたの絶対に誤ることのない判断基準です」

 

◆「戦うことは正しいことだと思いますか?」という質問に対して

「私は常々たった一つのこと――“動機”は何か――が一番大切だとお教えしております。そうすることが誰かのためになるのであれば、いかなる分野であろうと、良心が正しいと命じるままに実行なさることです。私個人の気持ちとしては生命を奪いあう行為はあってほしくないと思います。生命は神のものだからです。すべからく、自分の魂の中の最高の声に従って行動なされば良いのです。流血の手段によっても一時的な解決は得られますが、永続的な平和はえられません。殺し合うことが唯一の解決手段ではないことを忘れないでください」

 

◆臆病な人の自殺と自己犠牲的な自殺について

「同じ自殺行為でも進化の程度によってその意味が異なると観ています。臆病であるがゆえに自殺という手段で責任を逃れようとする人が多くいますが、逃れられるものではありません。死んでもなお、その責任に直面させられます。しかし、行為そのものは間違っていても、そうすることが愛する者にとって唯一の、そして最良の方法であると信じて自分を犠牲にする人もいます。そういう人を卑怯な臆病者と同じレベルで扱ってはなりません。大切なのは“動機”です」

 

「不治の病に苦しむ人が、周りの人(妻)に迷惑をかけたくないとの考えから自殺をしたのは間違いです。愛する妻に自由を与えてやりたいと思ったのかもしれません。しかし真の愛はそれを重荷と思うようなものではないはずです。ですが、その動機は誠実です。一生懸命考えた挙句に、そうすることが妻への最良の思いやりだと思って実行したことであって、決して弱虫だったのではありません」

 

シルバーバーチからの励ましのメッセージ

「私は常にあなた方地上の人間とは異なる規準で判断しております。私たちの規準は顕と幽のあらゆる生活の側面に適用できる永遠に不変の規準です。その日その日の気まぐれな規準で判断しているあなた方の判断は歪められがちです」

 

「私たちはそうした地上の日常の変転極まりないパノラマの背後に、永遠不変の原理を見ているのです。どうかその事実から勇気を得て下さい。そこにインスピレーションと力とを見出し、幾世紀にもわたって善意の人々が夢見てきた真理の実現のために働き続けて下さい。その善意の人々は刻苦勉励してあなた方の世代へ自由の松明(たいまつ)を手渡してくれたのです。今あなた方はその松明に新たな炎を灯さなくてはならないのです」

 

 

 

 

~ 次回 “第67回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】  2016年3月20日(日)、14時~17時 

      ( 2016年4月以降は会場が変わります) 

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:13章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川)

第65回 心のサークル 報告

 

 【と き】 2016年1月17日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM 

【参加者】 進行:US  記録:AN

      IK、SN      以上4名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:11章、談話

 

この日、Uさんは開口一番に「子どもの貧困と子供食堂」について語られた。最近のニュース等で子供の貧困については耳にしていたが、その実情の悲惨さを今回教えて頂いた。この話題で大いに盛り上がり、「何とかしなければ…」と、善なる魂の躍動に皆が揺り動かされた。

また、タイミング良く今回の11章の最後の方で、シルバー・バーチが牧師に説く内容もまさにこのことであった。「霊を救うと同時に、その霊が働く身体も救ってあげなければなりません」。世の中には弱者を取り巻く様々な問題がある。まずは関心を持ち、何らかの行動に出る勇気が大切だ。「善は急げ!」

 

≪ 11章 青年牧師との論争 ≫ より抜粋、引用

牧師「死後の世界とはどういう世界ですか?」

「あなた方の世界と実によく似ております。(因果律の観点から)こちらは結果の世界であり、そちらは原因の世界です」

 

牧師「死んだ時に恐怖感はありましたか?」

「ありません。私たちインディアンは霊覚が発達しており、死が恐ろしいものでないことを知っておりましたから。宇宙は究極的には神と繋がった一大連動装置によって動かされており、一番低い地上の世界も、あなた方のおっしゃる天使の世界と繋がっております。どんなに悪い人間もダメな人間も、あなた方の言う神、私の言う大霊と結ばれているのです」

 

牧師「地上での最大の罪はなんですか?」

「最大の罪は神への反逆でしょう。神の存在を知りつつも、なおそれを無視した生き方をしている人々、そういう人々が犯す罪が一番大きいでしょう。今なお物質的豊かさにおいて自分たちより劣る民族に対して行う残虐行為は、神に対する最大級の罪の一つと言えます」

 

牧師「そちらへ行った人はどんな風に感じるのでしょう?」

「一番残念に思うことは、やるべきことをやらずに終わったことです。逃してしまったチャンスが幾つもあったことを知って後悔するわけです」

 

牧師「キリストへの信仰をどう思われますか?」

「主よ、主よ、と何かというと主を口にすることが信仰ではありません。大切なのは主の心に叶った行いです。実際の行為です。信仰を持っていなくても、落ち込んでいる人の心を元気づけ、飢える人にパンを与え、暗闇にいる人の心に光を灯してあげる行為をすれば、その人こそ神の心に叶った人です」

 

「イエスは地上に降りた偉大なる霊覚者でした。当時の民衆はイエスを理解せず、ついに十字架にかけました。イエスだけでなくすべての人間に神の分霊が宿っております。ただその分量が多いか少ないかの違いがあるだけです」

 

牧師「地上の人間にとって完璧な生活を送ること、すべての人間を愛することは可能でしょうか?」

「それは不可能なことですが、そう努力することはできます。人間は霊的に成長することを目的としてこの世に生まれてくるのです。それはこちらへ来てからも同じです」

 

牧師「この世になぜ多くの苦しみがあるのでしょうか?」

「神の真理を悟るには苦を体験するしかないからです。苦しい体験の試練を経てはじめて人間世界を支配している摂理が理解できるのです」

 

◆シルバー・バーチから牧師へのメッセージ

「あなたに自覚して頂きたいのは、あなた方はとても大切な立場にいらっしゃるということです。神に仕える身であることを自認しながら、その本来の責務を果たしていない方がいらっしゃいます。ただ壇上に上がって意味もない話をしゃべりまくっているだけです。しかし、あなたが自らを神の手にゆだね、神の貯蔵庫からインスピレーションを頂戴すべく魂の扉を開かれれば、いにしえの予言者たちを鼓舞したのと同じ霊力によってあなたの魂が満たされるのです。それにより、人生に疲れ果てた人々の心を明るく照らす光をもたらすことができるのです」

 

「こちらの世界で後悔している牧師にたくさん会っております。自分が本当の霊のメッセージを説かなかったこと、聖書や教説にばかりこだわって実践をおろそかにしたことを自覚するのです。そうして、もう一度地上へ戻りたいと望みます。そこで私はあなたのような(目覚めかけている)牧師に働きかけて、新しい時代の真理を地上にもたらす方法をお教えするのです」

 

「神の意志を実践する者こそ敬虔なのです。それをイエスは2千年前に述べているのです。それなのに今日あなた方は、それが一番大切であることをなぜ信者に説けないのでしょうか。戦争、不正行為、飢餓、貧困、失業、こうした現実に知らぬふりをしているかぎりキリスト教は失敗であり、イエスを模範としていないことになります」

 

「イエスは社会の隅々にまで足を運べ、と言っていないでしょうか。人が来るのを待っていてはいけません。あなたの方から足を運ばなければならないのです。教会を光明の中心となし、飢えた魂だけでなく飢えた肉体にも糧を与えてあげないといけません。叡智の言葉だけでなくパンと日常の必需品を与えてあげられるようでないといけません。養うものを得られない身体は死んでしまいます」

 

 

 

 

 

~ 次回 “第66回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】  2016年2月28日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:12章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川)

第64回 心のサークル 報告

 

【と き】 2015年12月20日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行:US、記録:AN

      SK、ST、SN      以上5名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:10章、談話

 

 今回の10章の内容と期を同じくして、クリスマス間近の開催となりました。そのうえ、STさんの5歳のお子さんも加わり、当時の交霊会と同じような状況での開催に、うれしくもあり不思議な感覚を抱きました。純粋で可愛い幼児を前にして、今年最後の読書会は和やかな雰囲気の中で行われました。

この幼児の純粋さは霊界の高い境涯の純粋さが反映している、とシルバーバーチは言われます。しかし人間は成長とともに、まるで知識や知恵と引き替えに純粋さを失っていくようにも思えてしまいます。ならば出来るだけこの両者を併せ持って生きていけるようになりたい、と遅ればせながら願う次第です。

さて今年を振り返ると、サークルのメンバーそれぞれに彩りがありましたね。各々の人生の織物にしっかりと織り込まれました。宇宙で一つのかけがえのない素敵な模様です。来年もまた、真理を携えて、心を軽くして、笑顔で朗らかにいきましょう!

 

≪ 10章 二人の幼児と語る ≫ より抜粋、引用

◆毎年クリスマスが近づくと、特別ゲストにルースとポールの幼児の姉弟が参加する。最近霊視力が出始めたルースが見る“光”について尋ねた

「私は妖精や天使と一緒にあなたたちと遊んでいるのですよ。とくにあなたたちに霊の世界の素晴らしさを教えようとしている人たちと一緒に、あなたたちのお家を訪れているのですよ。あの光は妖精たちが携えてくる“守護の光”で、あなたたちを取り巻いております」

 

「霊の世界には地上で遊ぶチャンスが与えられないうちに連れて来られた子供がたくさんいるのです。そういう子供たちをあなたたちと遊ばせるために連れ戻すことがあります。あなたたちとの遊びを通して、まだ一度も体験したことのないものを得ることができるのです」

 

「お二人の心には私の本当の住処である高い境涯の純粋さが反映しております。その純粋さは地上近くで仕事をしている霊にとってとても大切なものです。それをお二人の心の中に見つけて、いつも慰められております」

 

「妖精を見る楽しみをさずかったことを感謝しなくてはいけませんよ。何も感じない人が大勢いるのですから」

 

◆二人はシルバーバーチに霊界の楽しいお話をしてほしいとお願いすると

「霊界にはとても広い動物の王国があり、そこでは動物界のあらゆる種類が、襲ったり恐がったりすることなく一緒に暮らしています。ライオンが子羊と並んで寝そべっても、ケンカもせず餌食(えじき)になることもありません。美しい花園もたくさんあります。地上では見られない色彩がたくさんあります。美しい湖、山々、大きな川、小さな川があります。また、豪華な羽毛と目の覚めるような色彩をした小鳥がたくさんいます。昆虫もきれいな種類のものがたくさんおります。(物質界という)さなぎの段階を通過して、本当の美しい姿を見せているからです」

 

霊媒を通じて、今イエスさまと話ができるのかとルースが尋ねた

「いいえ。私たちはイエス様の使節団なのです。イエス様のお考えを地上の人達に伝え、地上の人達の考えをイエス様にお伝えするのです。でも、イエス様の霊はいつも私たちと共にあります。私はもうすぐイエス様の所に参りますが、ルースとポールという名前の二人の良い子の考えと言葉と愛とを携えて参ります。ご存知のようにイエス様は子供が大好きなのです」

 

◆二人は、シルバーバーチが大好きと言って霊媒の顔をじっと見た

「私だってルースちゃんとポール君が大好きですよ。この気持ちは愛の大中心から来る愛、世界全体を支配している愛、宇宙全体を動かしている愛、全部の生命を優しく抱きしめ、たった一人の子供も、どこにいようと何をしようと、絶対に見放すことのない愛と同じものなのです。それは永遠に変わることのない神様の愛であり、愛の神様です。その愛の心を二人が出すたびに神様の心が発揮され、宇宙の創造の仕事が続けられるのを助けることになるのです」

 

「私は間もなく地上を離れ、私の本当の住処のある境涯へ行き、そこで何千年もの間知り合っている人たちとお会いします。そしてこれから先の計画を教えていただき、これまでに私が仰せつかった仕事をちゃんとやり遂げているかどうか、どこまで成功しどこが失敗したか、それを次の機会にやり直すことが出来るかどうかをお聞きします」

 

「それからみんな揃って大集会に出席して、そこであなたたちがイエス様と呼んでいる方とお会いします。イエス様は美しさと優しさと理解と同情に溢れたお言葉を掛けてくださいます。その時私たちは神様のマントで包まれます。愛の衣で包まれます。そして神様の尊い力で身を固めて一人ひとりに授けられた新しい使命に向かって出発します」

 

「お二人のような子供から“シルバーバーチさんが大好き”と言われるごとに私は“ああ良かった”と思います。なぜなら私たちの仕事は愛を得てはじめて成し遂げられるものであり、愛の反応を見出してはじめて仕事が上手く行っていることを知るからです」

 

「どうかその天界の光が、みなさんの毎日の生活に反映されることを祈ります。神の恵みがいつもみなさんと共にあることを祈ります。ここにおいでのみなさんは今まさに神が託した霊団の保護のもとにいらっしゃいます」

 

 

*進行役 Uさんのコメント*

あけましておめでとうございます。「シルバーバーチの霊訓」読書会は引き続き、毎月第三日曜日に開催いたします。本年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

~ 次回 “第65回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】  2016年1月17日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:11章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川)

 

 

第63回 心のサークル 報告

【と き】 2015年11月29日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行:US、記録:AN

     IK、SK、SN      以上5名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:9章、談話

 

 “神”の捉え方は民族や宗教、個人的観念によって様々です。我々日本人にとっての神というと、一般的には『古事記』や『日本書紀』に登場する神々や、神社仏閣に祭られている神などの人間的な神ではないでしょうか?一方の西欧でも、『ギリシャ神話』をはじめ多くの神話があり、やはり人間的神々が登場しております。

 さて、この『シルバー・バーチの霊訓』は、60年程前にキリスト教圏に下ろされた現代の霊言です。シルバーバーチが言われておりますが、人間の進化に応じた霊訓が下ろされるようです。ですから、“神”の表現も、進化した現代人に合わせて、物質的神から法則としての神へと大きく変わっております。しかし、イメージするのはなかなか難しいものがありますね。ところが、下記にありますように“神体験”は可能なのです。

 

≪ 9章 神は愛の中にも憎しみの中にも ≫ より抜粋、引用

◆神とは?

「宇宙の自然法則です。物的世界と霊的世界の区別なく、全生命の背後に存在する創造的エネルギーです。完全なる愛であり、完全なる叡智です。神は宇宙の隅々にまで行きわたっております。人間に知られている小さな物的宇宙だけでなく、まだ知られていない、より大きな宇宙にも瀰漫(びまん)しております」

 

「神は全生命に宿っており、全存在の内部に宿っております。全法則に宿っております。神は宇宙の大霊です。僕に過ぎない我々がどうして主人(あるじ)を知ることを得ましょうか。ちっぽけな概念しか抱けない我々にどうして測り知れない大きさを持つ存在が描写できましょう」

 

「すべての存在を超えた神を、あなた方人間が理解できないのは理の当然です。しかしあなた方は魂を開発することによって、一言も語らずとも、魂の静寂の中にあってその神と直接の交わりを持つことができるのです。その時は、神とあなたが一つであることを悟られます。言葉では言い表せない体験です」

 

◆愛と平和を説く者と同じく、憎悪と戦争を説く者も神の法則の中で行動している

「完全が存在する一方には不完全も存在します。が、その不完全も完全の種子を宿しております。完全も不完全から生まれるのです。生きるということは進化することです。発達であり開発であり発展であり進展です。あなた方のおっしゃる善も悪も進化の工程における途中の階梯にすぎません。あなた方は不完全な理解力でもって判断しておられます」

 

「魂が向上すれば良いもの悪いものの概念を捨ててしまいます。不完全な道具を通して完全な法則が顕現しようとして生じた不完全な考えであったわけです。すべてが大切だと申し上げるのはそこに理由があります」

 

「人間各個に自由意志が与えられており、魂の進化と共にその活用方法を身につけてまいります。霊的に向上しただけ、多くの自由意志が行使できるようになります。あなたの現在の霊格があなたの限界ということです。しかし、あなたも神の分霊である以上、人生のあらゆる困難、あらゆる障害を克服していくことができます」

 

「愛と憎しみは表裏一体です。人生は常に比較対照の中で営まれています。苦しみを味わえばこそ幸せの味が分かるのです。病気になってはじめて健康の有難さが分かるのです。病気にさせるものがあなたを健康にもするのです。愛させるものが憎ませもするのです。それが人生のあらゆる側面を支配しているのです」

 

◆地球も天体も進化している

「神は万物を支配する法則です。地震、嵐、稲妻もみな宇宙の現象の一部です。天体そのものも進化しているのです。物質の世界は完全からはほど遠い存在です。そしてその完全はいつまでも達成されることはありません。あくまでも高くより高く進化していくものだからです」

 

「地球は火焔と嵐の中で誕生し、今なお完成へ向けて徐々に進化している最中です。地震も雷も進化のしるしです」

 

◆神も進化しているということになるのか?

「そうではありません。神は法則でありその法則は完璧です。物質の世界に顕現している部分は、その顕現の仕方が進化の法則の支配を受けます」

 

◆物的身体は霊が自我を表現するために必要なもの

「霊自体はもともと完全です。宇宙を構成している根源的素材です。あなた方が霊という別個の存在を進化させているのではありません。あなた方自身であるところの霊が顕現する身体(霊体も幽体も含めて)を発達させているのです。あなたが完全へ近づけば近づくほど、完全な法則がより多くあなたを通して顕現することになります」

 

「人間は進化するほど、改めるべきものを意識するようになります。闘争を通して、奮闘を通して、逆境の克服を通してはじめて、神性を宿した人間の霊が芽を出し、潜在する様々な可能性が発揮されるのです」

 

◆悪魔はキリスト教が生み出したものであり、また、キリスト教は終焉を迎えた

「自分たちから見て悪と思えるものを何とか片付けるためには、そういうものを発明しなければならなかったのです。人間的存在としての神は、人間がこしらえた概念以外には存在しません。人間的存在としての悪魔も、人間が発明した概念以外には存在しません。黄金色に輝く天国も火焔もうもうたる地獄も存在しません。それらは視野を限られた人間の想像的産物にすぎません。神は法則であることを理解すれば、人生の最大の秘密を学んだことになります」

 

「人間に与えられている自由意志が混乱を引き起こし、法則の働きを正しく見えなくすることはあっても、法則は厳然と存在しますし、また機能してもらわなくては困ります。私はキリスト教の神学は人類にとって大きな呪いであったと思っています。しかし、その呪われた時代も事実上終わりました」

 

*Uさんのコメント*

最近 私が属する医療系の 会報に以下の記事を書きました。関連した内容なので、ご紹介します。『行動の具現化』というタイトルです。

「この世で生きることの大切さは、行動による意識の具現化にあるように思える。意識の持ち方による何気ない変化は、繰り返しのような単調な日常生活においてもしばしば経験される。たとえば、元旦の日を迎えた時の意識の高揚感によって、周囲がまるで不断とは違う世界にいるように感じられるものである。我々が人間として踏み出す一歩がどれだけ多くの体験を与えてくれるか計り知れない。今日もいつものようにジョギングをしていた時ふとインスピレーションのように浮かんだことだ。

 走ることに集中していたり、何か考えことをしていると、周囲の変化に気付くこと無く、日課を終えてしまう。冬場は、この辺では氷点下の日が多く、寒さで走り始めは辛いこともあるけれども、いつものように5キロほど走り終わった後の爽快感は捨て切れない。だから、それはそれで良いと思うのだけれども、せっかく走り出したのだから、できれば、何気なく周囲を見て見ようと思った。

 神を見たければ、大自然の中に見ることが出来るとある本から教えられたが、確かに神が与えてくれた被造物の芸術の中に神を見ることができる。あの雲間に漏れる朝日の輝き。海に映えるあの朝焼けのコントラスト。そのキャンバスに天に舞う海鳥たちが命のアクセントを添えてくれる。次第に沸き上がる感情の渦の中で、自分もその一部なのだということを改めて実感することができるかもしれない。一体感と言ってしまえばそれまでなのだが、この世の体験がいかに貴重なものであるか。平均的に言えば、この世界で出来る体験は、私の場合せいぜい後20年くらいだろう。自分という個性の中で作り上げる人生の妙味を改めて感じ、残る人生を丁寧に生きたいと自省した一時だった。」

 

 

 

 

~ 次回 “第64回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】  2015年12月20日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:10章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川)

 

第62回 心のサークル 報告

 

 

【と き】 2015年10月25日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行:US、記録:A

       SK、ST      以上4名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:8章、談話

 

 軽い風邪や擦り傷といったくらいなら、自分でも治すことはできますが、多くの病気や難治性の病となるとそうはいきません。近年、病気の予防が叫ばれ、生活習慣病(元は成人病)という言葉もすっかりお馴染みになりました。食習慣や運動習慣、喫煙、飲酒、休養などの見直しなのですが、永年の生活習慣を改善するということはなかなか難しいもの。そしてそこに目をつけた他力的商品が、続々と発売されております。

 人間誰しも病気にはなりたくない、できれば予防したいと思う。しかしいろいろ気をつけているのに病気になり、何が間違っているのか?と考えてしまうことも。今回8章の内容には、主に病気に対する精神的なヒントを見つけることが出来ることでしょう。

 また最近、十数年ぶりに読んだ本に『魂の叡智 日月神示 中矢伸一著』がありますが、こちらには物的な食事に関するとても大切なことが書かれておりました。そして、全体としてこれからの世界のこと、日本人としての生き方についての大変興味深い内容となっておりました。健やかで充実した人生のために、合わせて読まれてみてはいかがでしょうか。

 

≪ 8章 病気は自分で治せる  ≫ より抜粋、引用

◆“医者よ、汝自らを癒せよ”という言葉があるように、病気は自分で治せるのか?

「治せるだけでなく、げんに治しております。魂の優位を主張し、下等な肉体に束縛され抑えられることを拒否することで病気を追い払うのです。体を主人ではなく従者にするのです。誰にでも出来ることですが、大部分の人間は頭から出来ないと思い込んでいるから出来ないのです」

 

「肉体が精神によって歩行することや筋肉を動かすこと、血液を循環させること、心臓を鼓動させること、内臓のすべての機能を働かせることを教わったごとくに、今度はその狂っている機能に本来のリズムを取り戻させることによって、病気や疾患や異常を無くしてしまうことが出来るはずなのです」

 

「そのためには“自分は神である。無限の創造活動の一部を担う存在である。全生命への責任を担う霊的存在である。本来は完全なる霊なのだ”と、宣言できる段階まで悟りが出来なくてはなりません」

 

◆人間は皆、治病能力を具えているのに、なぜ心霊治療家の存在が必要なのか?

神の摂理を知らない人が多すぎるからです。神の摂理に従って生きれば病気も異常も生じません。霊と精神と肉体の調和が乱れると病気になり、自分自身の努力、または霊界からの治癒エネルギーによって調和を取り戻すまでその状態が続きます」

 

「治療家から賦活性(活力)を持った放射線が注入されます。それを人類のために使用できるまでに進化した霊が駆使しているのです。心霊治療家は健康の泉から治癒力を汲みあげることができます。開発は死と共にストップするのではなく、霊魂は叡智を蓄積しつつ、どこまでも前進し続けます」

 

◆心配することのマイナス面について

「その念が霊との連絡の通路を塞いでしまい、治癒エネルギーの流れを妨げ、近づけなくしてしまうのです。冷静で受容的雰囲気でいてくれれば、容易に接近できます」

 

◆物的身体と霊的身体とは相関関係にある

「両者は絶え間なく反応し合っております。物的身体は霊的身体にその存在自体を依存しており、霊的身体は物的身体にその表現を依存しております。物的身体を通して獲得する経験が霊的身体の成長を決定づけています」

 

「この両者は生命の紐、言うなれば命綱で結ばれております。病気、異状、年齢といったものが物的身体に忍び寄るにつれて、両者の相互関係が次第に緊密度を失ってまいります。物的世界からの離脱の準備が進行しているわけです」

 

◆病気の原因について

「病気には物的、精神的、霊的の三つの原因があります。病気の影響が霊的身体にまで及んでいる場合があり、あるいは霊的身体にそもそもの原因がある場合もありますが、霊的身体そのものが病気になることはありません。物的身体との相互関係の異常にすぎません。その異常がバイブレーションを乱し、病気となって現れます」

 

「病気の原因が純粋に霊体から来ているものであれば、霊体を治療することによって治せます。原因が純粋に肉体的なものであれば、物的方法の方が効果があります」

 

「怒りが脾臓を痛めることがあり、嫉妬心が肝臓を痛めることがあります。そうした悪感情が異状の原因となり、バランスが崩れ調和が乱れます。病気が進行してバランスが完全に崩れてしまうと、霊的身体が脱出のやむなきに至ります。それが死です」

 

「肉体の腕を失った場合は、幽体の腕に影響は及びません。両者の相互関係の欠如という事にはなります」

 

◆遺伝的疾患と神の公正について

「地上へ生を享ける時は、因果律によってその霊が当然然るべき身体に宿ります。前世を終えた時点で相応しいものを携えて再生するのです。遺伝的疾患も少しも不公平ではありません。(前世に照らして)これからの進化にとって必要なものを成就するのに相応しい身体を与えられるのです」

 

◆心霊治療によって治らない人もいるが・・・

「誰であろうと霊界へ旅立つ時が来れば、いかなる治療家もそれを阻止することはできません。しかし心霊治療家の――苦しむ人を救ってあげたいという情は、神の心の自然の発露でもあります」

 

◆心霊治療と磁気治療の違い

「まったく違います。磁気治療は治療家自身の持つエネルギーによって治します。心霊治療は治療家が背後のスピリットの波長と一体となり、通常の手段では物質界に感応しない霊波がその治療家を通して流れ込むのです」

 

 

=進行役 Uさんのコメント=

 関連で、2012年の「ガイドとの対話」から記事を転載します。ヒーリングについて述べています。

時満たれり。

今積極的に始めると良い。

人の思いが募る時、その念が重なる時だからです。

人の役に立つ方法として様々ありますが、本来人が持った能力を引き出し、活用するだけなのです。

けっして恐れることも無く、祈りに通じます。

天との繋がりの中でバイパスとなって人に役立つのです。

目に見えぬがゆえに形になりにくい先入感があるかもしれませんが、もっともっと潜在している能力を発揮

していただきたい。

使えば高まり、使わなければ、低下します。

信じれば通ずです。

疑わず自然な形で日々使っていただきたい。

時には、目覚める時もあるでしょう。

人のためならば、多くのスピリットが関わるでしょうし、霊力は最大限に発揮されます。

世の中の意識を高めて行くために必要な手段だと言えます。

今必要な時代なのです。

迷わず自然な形で進めて下さい。

形に囚われぬことです。

色々な方法がありますが、シンプルなものが良い。

常に天に念じてその想いを伝えてみて下さい。

言葉でなく、行為です。

頭で考えることに囚われないで下さい。

より本能的なものと思って良いでしょう。

畢竟、ヒーリングも愛に生きるということです。

宜しく。」 

 

 

 

~ 次回 “第63回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】  2015年11月29日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:9章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川)

 

第61回 心のサークル 報告

【と き】 2015年9月27日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行:US、記録:AN

      IK、SY、SK、ST、SN、SS(初)  以上8名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:7章、談話

 

 子供の頃田舎で育った私は、様々な生き物に囲まれた刺激的な日々を過ごしておりました。しかし今は仙台の中心部に近い街中で暮らしており、家を空けることも多く、残念ながら犬などのペットを飼える状況にありません。ところが近所に可愛いトイプードルがおり、私にとてもなついてくれているのでその子に会うのが楽しみです。「癒してくれてありがとう、今度は人間に生まれてくるのかな?」なんて語りかけたり…。今回は“動物の死後”についての内容ということで、勝手ながらそのワンちゃんでイメージして読ませていただきました。

 さて、久しぶりに鶴岡からSYさんが参加されました。彼は読書会で勇気と力を得て、「地元で学びの友を探すべく行動に出ます!」と、笑顔で帰って行かれました。やはり五感で判断する我々人間は、想いを行動に移さなければ気付けませんね。まずは具体的に動きましょう!タネ蒔きのつもりでね。

そして初参加のSSさんは、震災後何度か宮城県に足を運ばれて、被災者の方々のヒーリング(リーディング)を行ってこられた方です。彼女のワークに参加したSKさんのご紹介です。SSさんは以前より読書会というものに参加を希望しておられ、当読書会ではありますが大変喜んで頂けました。また、被災地での様々なお話をされるなかで、「是非とも震災を体験した地元の方々の力で、被災地で傷ついている人々を救ってほしい!」と熱く語られました。この尊いご縁に感謝するとともに、SSさんの益々のご活躍をお祈り致します!

 

≪ 7章 動物は死後どうなるか ≫ より抜粋、引用

◆動物は死後、どうしているのか?

「もしも動物と飼い主の両者が時を同じくして霊界へ来た場合、その飼い主の所で暮らします。愛のある場所が住処となるわけです。住処がありますから動物界へ行く必要はありません。動物界に住むのは飼い主より先に霊の世界へ来た動物に限られます。誰かに世話をしてもらわなくてはならないからです。地上で人間的な愛と理性と判断力と情愛を一身に受け、飼い主より先に他界した場合は、その主人が来るまで動物界へ行って霊界の動物の専門家に面倒を見てもらいます」

 

◆人間との接触により動物は何を得るのか?

「長い進化の道程で、法則の働きによって動物の魂に自我意識が芽生え、やがて理性が芽生え、知性が発達してきました。その段階で人間は判断力というものを身に付けました。しかし実はそうした能力は全部はじめから潜在していたのです。それが目覚めるには神の息吹が必要でした。そしてあなたがた人間も動物に対して同じことが出来るのです」

 

「進化の順序の中で、人間の次に位置する動物に対して、その霊性の息吹を吹き込む能力を具えています。つまり動物との接触の中で、愛という霊的な力によって、動物の魂に自我意識を芽生えさせる事が出来るのです。そして長い進化の道程を経て、やがて人間という頂点にまで達するわけです。愛こそは宇宙の原動力です。人間が可愛がる動物――犬、猫、その他のペット類――へ向けられる愛は死と共に終わるのではありません」

 

「犬や猫や猿などを可愛がるのは一種の親近感を意識するからです。それらの動物はもうすぐ人間として生まれ変わってくる段階まで近づいて来ているために、動物の方でも人間の愛を受け入れようとするのです」

 

「動物の中で一番進化しているのは犬です。次は猫です」

 

◆霊界での動物と人間の関係と、動物の類魂・進化について

「人間と動物は霊界で再開した場合一緒に暮らしますが、どこかの時点でどうしても別れなければならなくなります。動物の進化と人間の進化とではその速度が違い、より大きな光明へ向けて絶え間なく向上していく人間のペースに付いていけなくなる時が来ます。やがて動物はその所属する種の類魂の中に融合していきます。動物は人間と大きく異なり、個性を失ってしまいます。動物は類魂全体として未だ一個の個性を有する段階まで進化していないのです」

 

「動物は同じ種類の動物に生まれるのは一回きりです。無数の類魂が次々と生まれ変わって類魂全体のために体験を持ち帰ります。全体として再生する必要はありません。それでは進化になりません」

 

「人間との接触で得たものは決して消えることはなく、類魂全体に貢献します。そうしたことが多ければ多いほど類魂の進化が促進され、やがて動物の段階を終えて、人間の形態での個体としての存在が可能な段階へと進化していき、人間界への誕生となります」

 

「人間界への誕生には二種類あり、古い霊が再び進化の完成のために地上へ戻って来る場合と、“新しい霊”が物質界で個体としての最初の段階を迎える場合です。動物霊は人間界での新入生です。アメ―バの状態から始まって爬虫類、魚類、鳥類、そして動物と、ありとあらゆる進化の段階を経て、今ようやく人間へと達したのです」

 

「人間として誕生したら再び動物界に戻ることはありません。人間として自我意識を具えたら、二度と消えることはありません」

 

◆シラミやダニなどの寄生虫は自然の産物か人間の邪心の産物か?

「直接の原因は衛生の悪さ、不潔な育児環境、直射日光や新鮮な空気の不足とかにありますが、さらにその原因をたどれば、そういう環境を改めようとしない、恵まれた環境にある人たちの同胞への利己心、同胞への非人間性に行きつきます。これは一種の邪心であり、人間の未熟性を示しています。そういう利己心を棄て、我欲や野心を生む制度を改めれば、害虫や寄生虫は発生しなくなります」

 

「自然界のバランスは人類の行為如何によって左右されており、人類が進化すればするほど自然界の暗黒が減っていくのです。人間は神の創造物であると同時に神の一部として、宇宙の進化の推進者であり自然法則に影響を及ぼします」

 

◆動物同士は殺し合っているのに、なぜ人間は動物実験をやってはいけないのか?

「残忍性が進化の指標だからです。人間が進化すればするほど地上から残忍性と野蛮性が消えていきます。愛と慈しみと寛容の精神が地上にみなぎった時、動物の残忍性も消えて、それこそライオンと子羊が仲良く寄り添うようになります」

 

◆ペットも睡眠中に霊界を訪れるのか?

「訪れません。人間の場合は指導霊が手を引いて案内してくれますが、動物の場合はそれが出来るのは飼い主だけですので、飼い主が地上にいれば案内できません」

 

◆人間よりも動物の方が心霊能力で優れている場合があるのはなぜか?

「人間がもしも文化生活の恩恵に浴さなかったら、もっと早い段階で心霊能力が生活の一部となっていたはずです。つまり人間は文明と引き替えに心霊能力を犠牲にしたわけです。動物は本来なら人間が到達すべきであった段階へ人間より先に到達したのです。いわゆる霊能者というのは進化のコースの先駆者です。いずれ全ての人間が発揮するはずの能力をいま発揮しているわけです」

 

「動物の災害予知能力や帰巣本能も心霊能力ですが、その種属特有の先天的能力である場合があります。これも一種の進化の先駆けで、その能力だけが特に発達したわけです」

 

◆動物界にはあらゆる種類の動物がおり、専門家の看護を受ける。時には飼い主の近くに来ることもある

「他界した動物は、動物界に連れて来られて種属ごとに暮らしながら、動物の専門家の特別の看護を受けます。またそこには、動物を喜ばせる物が何でも揃っており、やりたいことが何でも出来るのでイライラすることがありません。そして時には地上にいる飼い主の家の雰囲気内まで連れて来られ、しばしその懐かしい雰囲気を味わいます。自分の飼っていた犬や猫を見たとか言うのはそんな時のことです。人間には何となくいたような気がするという程度ですが、霊視能力が発達した地上の動物の目にはちゃんと見えています」

 

「人間界へ動物を連れてくる人は、動物界で管理に当っている人たちです。その人たちは動物が大好きなのに飼うチャンスが無かった人たちです。それはちょうど子供が出来なくて母性本能が満たされなかった女性が、両親に先立って霊界へ来た子供の世話をするのといっしょです。獣医のような専門家も控えており、地上で勉強したことが霊界で役に立っているわけです。知識は何一つ無駄にはされません」

 

動物実験はなぜいけないのか

「ためになる仕事をしようと努力している人は、必ず霊界から鼓舞し支援し霊力をもたらそうとしている人たちの援助を受けます。しかし神の創造物に対して苦痛を与えることは、いかなる動機からにせよ許されません。

実験で動物が何らかの苦痛を受けていることが分かっていながら直意図的に苦しみを与えるということは、それなりの責務を自覚しているものと見なされます。総合的に考慮した上で判断が下されますが、いずれにせよ私としては苦痛を与えるということは賛成できません」

 

神の摂理に反した方法(動物を実験材料とした研究)から正しい治療法は生まれません。人間の病気にはそれぞれにちゃんとした治療法が用意されています。しかしそれは動物実験では発見できません」

 

「すべて生命のあるものは神のものです。いかなる形にせよ、生命を奪うことは許されません。ニワトリを20羽食い殺したキツネを狩ることも然りです。かりに私がそのキツネに銃を与えて、20羽もニワトリを食べたあなたを打ち殺せと命令したらどうなりますか。生命は人間のものではなく神のものです。生命を奪う者はいつかその責任を取らなくてはいけません」

 

「すべての地上の生命にとって必要なものは神がちゃんと用意して下さっています。人間が飢えに苦しむのは人間自身が身勝手な考えを持つからです。人間が向上進化すればそうしたあくどい欲望は無くなります」

 

「イエスの説いた黄金律“汝の欲するところを人に施せ”の真意を理解した人なら、他のいかなる生命にもむごい仕打ちは出来ないはずです」

 

=進行役 Uさんのコメント=

 以前私のブログにてペットロスについて書きました。2007年7月の記事を紹介します。

 先日、もう少しで14歳になるはずだった私の家のシーズー犬が亡くなった。以前、前立腺付近の癌の摘出手術をしているので、それがたぶん転移して、左上顎洞癌に肺癌を併発したのではないかと思う。直前まで、左の眼球が破裂しそうなほど腫脹し、歯も抜け、鼻や口から出血したりして、呼吸が苦しそうだった。最近は、すっかり痩せて、ふらふらしながら、やっと食べて寝てばかりいた。その日は、朝から何も食べず、子供達が気付いた時は、既に硬直していた。私や日々世話をしていた祖母からすると、傍目にも苦しみ抜いたとしか思えないような末路だったので、これでベルも楽になったと正直少し安堵の気持ちがあった。ただ、特に一番可愛がっていた長女は、悲報を聞いて、屍を抱いてしばらく大泣きしていた。
 基本的に犬や猫のような動物霊は、死後は、人間と異なり、個性の無い夫々の集合霊に帰るようだが、近年は、飼い主の深い愛によって、あの世でもしばらく個性を持ち続けるようである。人の愛によって、身近に飼われている犬や猫の魂は、猿よりも進化してきているとも聞く。ペットと言えども、長く付き合うと家族と同じなので、ペットロスで鬱病になってしまう方がおられるのも体験してみるとよく分かる気がする。長女のダメージも理解できる。こんな時スピリチュアルな本として『霊犬ジロー』と『ペットが死ぬとき』(いずれもハート出版)は、必ず慰めになると思う。霊的真理からすると、犬や猫などの動物霊ももちろん霊魂不滅である。肉体は無いけれども、いつも意識すれば、常に傍らに愛犬はいるわけである。むしろ生前よりも距離はグーと近づいたと言える。ただ、目に見えないだけなのだ。 

 

 

 

 

~ 次回 “第62回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】  2015年10月25日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:8章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川)