心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第57回 心のサークル 報告

 

 

【と き】 2015年5月31日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行:US、記録:A

      UH、GK、SK、ST、SN、MM  以上8名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:3章、談話

 

 読書の後、参加者STさんはご家族における状況をシェアして下さいました。ちょうど今回の2章の内容とリンクする所もあり、参加者全員で語り合い、そして祈りました。また、霊の世界に詳しい!?UHさんも久しぶりに参加され、導きの妙を感じた次第です。ところで一般的に“病気”というものをどう捉えるか。カルマ、因縁果報、生活習慣……。何れにしても病気は様ざまな形で発現し、受け入れざるを得ません。STさんは「スピリチュアリズムを学んできて良かった。大変な中にあっても冷静でいられます。チャンスをみて家族に伝えたい」と。どうかご家族が一丸となって、この苦境を試練を乗り越えて下さいね。

 

≪ 2章 死後の後悔 ≫ より抜粋、引用

◆他界した人の無念さについて、シルバーバーチは次のように説明する

「大勢の人が地上を去ってこちらへ来て意識の焦点が一変し、初めて人生を正しい視野で見つめるようになり、何とかして有縁の人々に嬉しい便りを伝えたいと思うが、有縁の人々が何の反応も示してくれない時の無念の情を、想像してみられたことがあるでしょうか」

 

「彼らは何とかして自分が死後も生きていることを知らせたいと思い、後に残した人々に両手を差しのべて近づこうとします。やがてその顔が無念さのこもった驚きの表情に変わります。もはや地上世界に何の影響も行使できない事を知って愕然とします。聞いてもらえず見てもらえず感じてもらえない事を知るのです」

 

宗教的指導者の無念さとその責任の取り方について

「私はこれまで何度か地上で教会の中心的指導者として仰がれた人たちに付き添って、かつての信仰の場、大聖堂や教会を訪ねてみたことがあります。彼らはこちらへ来て誤りであることを知った教義がそこで今なお仰々しく説かれ続けているのを見て、そうした誤りと迷信で固められた組織を存続させた責任の一端が自分たちにもあることを認識して悲しみにうなだれ、重苦しい思いに沈みます。この思いは罪滅ぼしなのです。それが摂理なのです。各自が自分の人生への代価を自分で支払うのです」

 

「そして、間違った教えを説いた人々の一人ひとりに会わなければなりません。しかし、その時までに本人が真理に目覚めた場合は、その宗教家はラクをすることになります。また、正しいことをしていると信じていた場合は、考慮されその必要はありません」

 

「私たちが非難するのは、誤りとは知らずに一心に説いている正直な宗教家のことではありません。自分の説いていること、行っていることが間違っていることを知りながら、民を導いている人たちです。人に法を説く者が重大な責任を担っていることはお分かりでしょう。まず自らが拠って立つ足場をしっかりと固めなくてはなりません。厳しい探求や吟味もせず、型にはまった教義を説くという怠慢さと無頓着さに対する代償を払わされるのです」

 

キリスト教信者にとって興味深い死後の事実が明かされた

最後の審判の日を待ちながら何世紀もの間埋葬地で暮らしている霊(地縛霊の一種)がいることは本当であり、それは私たちにとって大きな悩みのタネの一つです。死んだら大天使ガブリエルのラッパが聞こえるまで待つという思念体を地上の生涯を通じて形成してきており、その思念体を自ら破壊しないかぎり、思想的牢獄となって魂を拘留し続けます。死んだことを認めようとしない人も同じです。自らその事実を認めないかぎり、私たちもどうしようもないのです。それを得心させることの難しさはあなた方には想像がつかないでしょう」

 

「彼らは墓の中でただ待つだけです。こちらには“時間”というものがありません。もしも自分が「待っている」という事実に気がつけば、その思念体の牢獄が破れるはずです。ですが、こうした事実を地上の人間に伝えるのは大変です。こちらでは周りの出来ごととの関連によって成長と進化を意識していくのでして、時間が刻々と過ぎてゆくというのとは違います。時間は出来事との関連における地上独自の尺度にすぎません。あなたが無意識であれば時間は存在しません。出来事との関連が無くなるからです。夢を見ている間は肉体に繋がれている時よりも、出来事が速く経過するのはそのためです」

 

USさんのコメント

「夢を見ている間は肉体に繋がれている時よりも、出来事が速く経過する・・・とありますが、確かに明け方に見る夢は、短時間に見ているようです。私は、断片的ではありますが、結構覚えていて、特に印象的な部分は、日々日記に書いています。意識の世界なので、内容によって長く感じたり、短く感じたりするのでしょう。時々幽界上層の癒しの世界を垣間見ることがあります。先日も広大な丘の上から見た空の色が、とても言葉に言い尽くせないほど綺麗で、もっと見たい、ここにいたいという衝動に駆られました。前日まで、介護と医療に関するテーマで講演の準備をしてい、てスライド作りに試行錯誤を繰り返していました。地上的発想で頭が一杯の状況の中こういった非地上的絶景を夢の中で見たのは、背後霊の配慮かと思い、感謝しています。目覚めるととてもすっきりしました。いわゆる変性意識状態なのでしょうが、上空から見たような印象もあるので、これもまた空を飛ぶような幽体離脱の状態だったかもしれませんね。いずれにせよ、肉体的には、どんなにきつい状況でも低級な考えに囚われないように常に意識は、高くありたいもです。」

 

 

 

 

~ 次回 “第58回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】 2015年6月21日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:4章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

*参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川)