心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第42回 心のサークル 報告

【と き】 201429日(日)、14001700

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行・記録:AN

 

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【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(3)』の読書会:11章、談話

 

 

 

 前日から降りだした雪は、日本の広範囲にわたり未曾有の大雪になりました。仙台でも78年振りの降雪量になり、交通機関の麻痺をはじめ各方面に甚大な被害をもたらしました。実は今年の仙台の1月は例年に無く雪が降らず、穏やか過ぎるものを感じていました。その矢先の大量の雪に、驚きと同時にやっぱり降るべきものが来た、これが自然の摂理であると納得でした。

 

ところで、去年の水害といい今年の雪害といい、言わば水による災害が続いております。今年のこれからはどんな一年になるのか気になるところです。単純に水の次には火(陽)?などと思ってみたりしますが…。そのうえ最近の世界情勢は、さまざまな利権をめぐる醜い駆け引きで一触即発状態にも見受けられます。すでに一部では紛争の煙が立ち上っておりますが。どうかそれらが素晴らしい世界の創造のための破壊であることを祈ります。

 

そこで、天災人災の何が起ころうとも、私達にできることは、「水や食糧の備蓄」はもちろん、「健康管理」ではないでしょうか。今回の雪害から大きな教訓をいただきました。

 

 今日は大雪等で参加できなかった方もおりましたが、いつものように和やかな雰囲気の中、会は開催されました。有難うございました。

 

 

 

11章 霊と意識の起原 ≫ より抜粋

 

◆霊の力とはどんなものか?

 

「人間によって認識されている如何なる物差しにもかからないものです。長さも、幅も、高さも、重さも、色も、容積も、味も、臭いもありません。ですから地上の計量法でいけば霊力は存在しないことになります。しかし愛は目に見えず耳にも聞こえず、色もなく味もなく寸法もないのに、立派に実感があります。それは深い愛の感動を体験した者が証言してくれます。たしかに愛の力は強烈ですが、霊の力はそれよりも無限大に強烈です。」

 

 

 

「あなた方の行動のすべて、存在のすべては霊の力のおかげです。物質界のすべて、その肉体も、生命力に溢れた霊力の流入によって存在と目的と指針と生活を与えられているのです。物質はそれが一時的に借りている宿にすぎません。」

 

 

 

「霊の力はあなた方が神と呼んでいるものそのものです。地上のあらゆる生命を創造し、自然界のあらゆる動き、あらゆる変化を支配し、四季を調節し、一粒の種子、一本の植物、一輪の花、一本の樹木の生長まで関与している力、要するに千変万化の進化の機構に全責任を負っているのが霊の力です。」

 

 

 

◆霊はいつ肉体に宿るのか?

 

「霊は生命を構成するものそのものであり、生命は霊を構成するものそのものですから、霊としてのあなたは無始無終の存在です。ゆえにあなたという存在は常にありました。しかし他と区別された意識ある存在としての始まりは、両親が提供してくれた精子卵子の結合体と小さな霊の分子が融合した時点であると私は考えます。それ以降は永遠に個性を具えた存在を維持します。」

 

 

 

◆罪もない無邪気な赤ん坊が病を背負って生まれてくるのは、公平とは言えないのでは?

 

「不公平と思われるのは、問題を物質界のみの問題として考え、無限の生命の観点からお考えにならないからです。両親の遺伝的特質や後天的性格が肉体に影響を及ぼすことはあっても、霊はそれらを受け継ぐことはありません。そして身体が病的だから霊も気の毒で、身体が健全だから霊も豊かであるという方程式は成り立ちません。実際にはむしろ宿命的な進化の備えとして、多くの痛みや苦しみを味わうことによって霊が豊かになるということの方が正しいのです。霊としての辿るべき進化の道程があるのです。その霊がいかなる身体に宿っても、必ず埋め合わせと償いの法則が付いてまわります。」

 

 

 

◆不幸と自由意志の関係について。

 

「今日の地上の不幸は、その大半が自由意志による選択を間違えたことに起因しています。しかしそうした進歩と退歩の繰り返しの中にも、少しずつ向上進化が為されております。その間の人生のあらゆる悲劇や不幸には、必ず埋め合わせの原理が働いていることを忘れてはなりません。」

 

 

 

◆邪悪の発生源とは?

 

「悪という言葉は嫌いなのですが、邪と悪には二種類ある――すなわち既得権に安住している利己主義者によって生み出されているものと、人類の未熟さから生まれるものとがあります。」

 

 

 

「こちらの私達の世界には邪悪なものは存在しません。邪悪なものを生み出す原因となるものが取り除かれているからです。そして、各自が霊的発達と成長と進化にとって、適切かつ必要なことに心ゆくまで従事しております。」

 

 

 

◆人間界と霊界の葛藤や悩みの違いについて

 

「地上では人間を支配しようとする二つの力の間で絶え間ない葛藤があります。一つは動物的先祖とでも言うべき獣的性質と、神性を帯びた霊との間です。その両者のどちらが優位を占め維持するかは、自由意志によって選択することです。こちらの世界でも葛藤はありますが、低い霊性の欠点を克服し、高い霊性を発揮しようとする絶え間ない努力という意味です。また、悩みもありますが、それは魂が自分の進歩に不満を覚えたことの表れであって、ほんの一時のことにすぎません。」

 

 

 

「人間は低い段階から高い段階へ向けて成長しようとする進化性を持った存在です。しかし地上には不必要な葛藤、無益な努力が多すぎます。それは自由意志の使い方を過って、薄汚い知恵、病気、スラム街といった、あってはならない環境を生み、それが霊界からの働きかけを困難にしているのです。」

 

 

 

◆シルバー・バーチの願い

 

「この苦悩に満ちた世界、暗闇と不安に覆われた世界にあって、どうか皆さんは“灯台の光”となっていただきたい。あなた方の自信に満ちた生きざまを見て人々が近づき、苦悩のさなかにおける憩いの場、聖域、波静かな港を発見することが出来るようにしてあげていただきたい。皆さんはそういう人たちの心の嵐を鎮め、魂に静寂を取り戻してあげる霊力をお持ちになっております。」

 

Uさんから一言

「前回に引き続き、今回も欠席となりました。前回述べました身内が2月4日に故人となりました。スピリチュアリズム的に言えば死者は、まさに意識が寝ているような睡眠状態にあると思われます。気診してみても意識の反応はありません。覚醒の時に迷わぬように心の安寧を祈るものです。次回からは出席いたしますので、引き続き宜しくお願いいたします」

 

 

 

 

 

 

~ 次回 “第43回 心のサークル”のご案内 ~

 

【と き】 201439日(日)、14時~17時  

 

【ところ】 ハーモニーサロンM仙台市青葉区宮町3-6-46

 

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(3)』の読書会:12章、談話

 

【持ち物】 上記書籍(会場にて購入できます。1冊1,200円 )

 

【参加費】 無料

 

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

 

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

 

*参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

 

           Tel/ 022-398-3540(荒川)