心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第5回 心のサークル報告

【日  時】   2010年1月17日(日) 13時〜17時
【場  所】   S会館
【参 加 者】   2名(Uさん、Yさん)
【資  料】   テキスト 『シルバーバーチの霊言集』
         配布プリント『スピリチュアリズム理解のための10の検証』
               『第1回〜4回 心のサークル報告』

 輝かしい新年の到来、おめでとうございます!今年はどんな年にしたいですか。抱負は決まりましたか?そんなお正月気分も吹き飛ぶような、ハイチ大地震が起きました。そしてテロ事件も止むことがありません。国内では政財界の汚職問題が大々的に取り上げられ、国民の関心を釘付けにしております。しかし天災や人災は、常に地球のどこかで大なり小なり起こっているのです。スピリチュアリズムを学ぶ者として、一喜一憂したり恐れたりすることなく、常日頃から人間として生かされていることに感謝し、喜びを感じながら、楽しみを見出しながら生活したいと思います。そして肉体は無くなっても、魂は不滅であり永遠の進化を目指しているのだ、という考えの下に、何が起きても動揺することなく泰然自若としていたい。そんな思いを呼び覚ましてくれた今年の幕開けとなりました。

 恒例の『シルバーバーチの祈り』を唱和して始まりました。前回以降のこの期間は、年末年始を挟み、何かと慌ただしい時期でありましが、皆さんは如何過ごされたのでしょうか。今回はメンバーの都合により2名での開催となりました。
Uさんは仕事柄、そして家族の入院もあり、通常よりも忙しい日々を送られました。今日も折角の日曜日、休む暇を削っての学習会参加に、頭が下がります。感謝です。
ところでスピリチュアリズムとかニューエイジという言葉を耳にしますが、その違いについてどれだけの人が説明できるでしょうか。勉強不足の私には無理でした。そこでスピリチュアリズムの信奉者であるUさんに、『スピリチュアリズム・ニューズレター』(スピリチュアリズム・サークル 心の道場発行)をもとに、ご自身の考えを盛り込んでまとめられた『スピリチュアリズム理解のための10の検証』から説明して頂きました。内容は下記のQ&Aコーナーに記載致します。
そして、当サークルの活動内容を記録として残すべく、Uさんはブログを開設してくれました。その名もズバリ【心のサークル】です。この報告内容について検討しました。極力個人情報保護に努めましたが、また内容に関しても問題点などありましたら、遠慮なくお申し出下さい。記録係のYさんは「このサークルを通して、参加者相互の成長が促され、周囲の人たちにも霊的真理をお伝えできるようになれば大成功ですね。つたない報告文ですが、何かを感じ取って頂けたら嬉しいです。」Uさんは「さまざまなワークショップやセミナーがありますが、このようなざっくばらんな対話形式の学習会は少ないでしょうね。少人数の良さでもあります。大切にしていきましょう。」Yさんは仕事とボランティアとそして真理探究に忙しく駆け回っていました。いくつかの感動を体験されたようです。昨年末の当サークルの忘年会で話題に上った【賢者 ダスカロス】の本『メッセンジャー』を紹介され、すぐに購入し一気に読破。
「世の中には凄い人がいっぱいいるんですね。

 今までも感動を頂いてきましたが、今回も感動ものでした。賢者というよりは聖者と呼びたい位です。」と熱く感想を語るYさん。宗教と信仰について探求中のYさんに、大きなヒントを与えてくれたそうです。また【日本心霊科学協会】の冬季講座『霊性について』を拝聴されました。講演者は鎌田東二氏と津城寛文氏。霊性という興味を引かれるテーマなだけに、大盛況だったようです。

≪ 話題・質問 & Uさんのコメント ≫
Q:スピリチュアリズムとニューエイジの違いがよく分かりません。
A:簡単に言えば、スピリチュアリズムの後に出てきた精神世界におけるニューエイジ運動も共に同じ霊性復興運動と言えますが、スピリチュアリズムが利他愛を強調し能力開発に対して受動的性格があるのに対して、ニューエイジは自己愛を強調しチャクラの開発などの能力開発に対して能動的性格があります。ニューエイジは、障害とか苦悩に対して克服するという意義が薄く、チャネリングについても実証性が乏しいと言われますが、現代人には受け入れ易いのかもしれません。アメリカ西海岸を中心に世界に急速に普及しています。
詳しくは、「スピリチュアリズム・サークル 心の道場」のHP等をご覧下さい。

Q:最近ダスカロスの本を読み、その人柄や教えに感動しましたが、ヒーリングも無料なんですね。
A:スピリチュアル・ヒーラーとして世界的に有名なハリー・エドワーズも、霊医からの霊力を伝える霊媒なので、自分の力ではないとして、無料施術されておりました。生計は患者さんのご喜捨で賄われておられたようです。山村幸夫さんも同様です。素晴らしいですね。
シルバーバーチは、お金は必要な時必要なだけ与えられると述べています。

Q:過去に正夢を見たことがあり夢に関心があります。今夢判断の本を読んでいますが、それによると、示唆を含んでいるものもありますが、何といっても心の中が見えちゃうそうです。
A:シルバーバーチは、夢の中で日々霊界での体験をしていると述べていますので、覚醒した時に覚えていれば、示唆を含んだ学びの場面もあるでしょう。生前の意識の状態が死後に住む場所を決定するようなので、生きているうちに可能な限り利他愛に生き、意識浄化に勤めていると、夢の質も変わってくるかもしれませんね。

★ ティータイム < こぼれ話 > 
 Yさんは趣味でオカリナを習っている。教室の仲間と先生選びについての談話をもとに。「仲間に他の先生から移ってきた人がいて、先生によって教え方が全然違うと言うのです。月とスッポンだと。」「それはどのように?」「前の先生は、音楽なのに“音の美しさ”についておかまいなし。楽しければ良しという風で楽なせいか、生徒はたくさんいるそうです。でも今の我々の先生は、それはそれは“本物の音、美しい音”に厳しいせいか生徒は少ない。私はこの先生しか知りませんが、確かによく直されますねー。」「それでは楽しくないでしょう。」「それがそうではなく、綺麗な音色を知ってしまったら、少しくらい面倒でも頑張っちゃいますよ。先生は正しいオカリナの演奏法を伝えて、その本来の音色を味わって欲しいと言います。」「本物の良さですか。」「はい。真理が揺るぎないのと同じように、オカリナにも揺るぎない演奏法があるのです。ジャンジャン!」

 Uさんから推薦図書がありました。『神からのギフト』『与え尽くしの愛』山村幸夫さんという今は亡きヒーラーの言行録です。Uさんも大変感動されたそうです。これもまた良き先人からのプレゼントですね。ありがとうございます。
   
“まだまだ寒い日が続きますが、「冬来たりなば春遠からじ」と申します。人間も自然の仲間たちのように、寒さを耐え忍びやがて訪れる春を心待ちに致しましょう。”
                                         (主に事務局Yさんの記録から転載編集)