心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第87回 心のサークル報告

【と き】  2017年1123日(木・祝日)、14時~17時 

【ところ】 仙台市民会館・トークネットホール仙台宮城県仙台市青葉区桜ヶ岡公園4-1

      第一会議室

【参加者】 進行:US、記録:KI

       USHMSKKYUCIK以上6

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(7)』の読書会:9

 

  心のサークルは通常日曜日開催なのですが、 今回は勤労感謝の日で祝日の木曜日開催という運びになりました。スピリチュアルヒーラーのUTさんと、出産後でママになったばかりのKYさんに初めて参加していただきました。

まずは、私IKが愛の聖者amma(アンマ)が行っているマーオーム瞑想の誘導を行いました。マーの音をイメージする時に息を吸い、オームの音をイメージするときに息を吐きます。2017年アンマ来日プログラムにて、アンマのお弟子さんのシャンタジが行っているマーオーム瞑想をメモしてきました。私が、だいたい毎月この心のサークルで行っています。

次に、スピリチュアルヒーラーのUTさんにガヤトリーマントラを唱えていただきました。UTさんのマントラサンスクリット語の発音が完璧で、声が美しく、愛の祈りとして耳に心地よいのです。

(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 最後に、主宰のUSさんのシルババーチの祈りhttp://sbspswhaf.net/sb-inori-0.html を行っていただきました。 

 

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『シルバー・バーチの霊訓(7)』

9章 悩み多きインド 

インドほど私が影響を受けている国はないと思います。そのインドと関わる章が私の担当になったのも、必然なのかもしれません。

私の師の1人である鈴木健二(元NHKアナウンサー)が私に言った言葉があります。

「インドについて学んでみなさい。インドが貴方を助けてくれるでしょう。」

その時に受けたあおもり塾という人間塾で、レポートの課題に読んだ本が「ヒンドゥー」についての本だったからです。

師の言葉がその通りになるなんて思いもしませんでした。ちなみに、鈴木先生もインドが大好きな人間とおっしゃっています。

 

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インドのボンベイの新聞〝フリープレス・ジャーナル〟のロンドン特派員シュリダール・テルカール氏がハンネン・スワッハー氏との不思議な出会いからシルバーバーチの交霊会に招かれたテルカール氏の記事が今回の章を作っています。

当時のインドが抱える問題。1つは、英国の植民地支配下にあった事実でしょう。東インド会社による貿易を英国は行っていましたが、インドの綿花やスパイスや紅茶などを安い賃金で奪う英国の属国になっていたのです。そのため、人々からは生きる希望が奪われていたのです。

もう1つは、以前からあるヒンドゥの差別です。もともと宗教ではなく、ヒンドゥとは土着の信仰を基盤とした生活習慣でした。その教えの中にカースト制度世襲的階級制度)という制度があります。カースト制度の示す階級に生まれたものは、その階級によって職業や結婚などに制限を受けます。バラモンクシャトリヤヴァイシャシュードラの4つの身分に大きく分けられます。それには生前のカルマによる考え方も絡んでくるのですが、完全な差別といえると思います。

 

P166 テルカロール氏:「私は人間はすべて自由であるべきだと思います。私の国民は今大きな苦しみを味わっております。インドの魂は悶え苦しんでいると私はみています。今日インドには立派な人がいることはいます。

インド国民の霊的意識を高揚させ、霊力の貯蔵庫の恩恵にあずからせるべく献身的生活をしている霊覚者がいて、インドをイギリスの支配から独立させ、平和と幸福と自由を得るために闘っております。私たちの国民がそこまで到達する方法、あるいは道があるのでしょうか」

 

この問題について、シルバーバーチはこのように語っています。

 

P167 シルバーバーチ「いいですか。インドは今、過去に蒔いたタネを刈り取っているところだということを知ってください。宇宙は法則によって支配されております。原因と結果の法則です。私の声は───そして地上の物的束縛から解放された者たちの声もみなそうですが───自由と解放と寛容の大切さを強調します。が、

血なまぐさい戦争の結果として生じた複雑な問題が一気に解決できるわけがありません。国民が勝手にこれが自由だと思いこみ、それ以外の自由を望まない国民を安易に解放するわけには行かないでしょう。自由には必ず条件が付きものだからです。何の拘束も無い自由と言うものは無いのです。

〝自由な自由〟というものは無いのです。自由というのは、その自由がもし無条件なものとなったらかえって侵害されかねない〝自由の恩恵〟を味わうために、ある程度の制約が必要なのです。

 インドはこれまで幾世紀にもわたって、勝手にこしらえた信仰に縛られてきたがために生じた暗黒が支配しています。無数の国民が間違った偶像を崇拝し、それに神性と絶対力があるかに思い、それ以外の神々を認めることを拒否します。それによって人間の霊性が束縛され、隷属させられ、抑圧されております。

わけの分らない概念で戸惑わせるばかりの複雑な教義でがんじがらめにされております。

 さて、そうした彼らを救出してあげなければならないのですが、何世紀にもわたって積み重ねられてきたものをたった一日で元に戻す方法はありません。インド民族はまだ寛容の精神が身に付いておりません。

神の前において人類はすべて平等であること、誰一人として神の特別の寵愛を受ける者はいないこと、無私の奉仕に献身した者だけが神の恩寵にあずかるという教えが理解できておりません。

 改めなければならないことが沢山あります。永い間暗闇の中で暮らしてきた者は一度に真理の光を見ることができません。そんなことをしたら目が眩んでしまいます。仕事は一人ひとりが自分の力で、牢獄となってしまった宗教的束縛から脱け出ることから始まります。

その束縛を打ち破ってしまえば、より大きな自由を手にすることが出来ます。すなわち他人の権利を認めてあげられる心のゆとりです。

 人間の霊には教義やカースト世襲的階級制度)を超えてすべてを結びつける要素があるとこと、民族全体が一つの兄弟関係にあることを理解出来る人が大多数を占めるようになれば、もはやその民族を隷属させる権力者も支配者もいなくなります。なぜなら、すでにその民族は自らの努力によって獲得した魂の自由を駆使できる段階まで到達している筈だからです。

 まずは献身的奉仕精神に目覚めた、ひとにぎりの誠心誠意の人物が出現すればいいのです。その人たちによって多くの難問解決への道が切り開かれ、暗闇に光明を灯す糸口がつかめるでしょうが、そのためには、その人たちは〝我〟を超越し〝宗派〟を超越し、〝教義〟と〝カースト〟を超越して、インド民族のすべてが広大な宇宙の一員であること、その一人ひとりに存在の意味があることを率直にそして謙虚に認められるようにならなければいけません。

あれほどの宗教国家においてあれほどの暗黒が存在するとは、何という矛盾でしょう。あれだけの裕福な階級がある一方で、あれほどの貧民階級が存在するとは、何という矛盾でしょう!

 

 インドの抱えた問題は、誤ったカースト制度(世襲的階級制度)を元に広がった人種差別が英国の侵略の標的にされてしまったことをシルバーバーチ霊は明確に答えているではありませんか?

(*^▽^*)。

「献身的奉仕精神に目覚めた、ひとにぎりの誠心誠意の人物」とは、マハトマ・ガンジーネールのことを示すのかもしれませんね。

いいえ。インドには、マハトマ(偉大なる魂)と称されたヨギが何人もいるんです。

少しご紹介させていただきます。詳しくは、リンクを御覧くださいね~。

 

P170 テルカロール氏:シルバーバーチの霊言を聞いていて私は、その言葉に深い真理があることに気づいた。その訓え───インド民族への霊的メッセージに秘められた叡知に大きな感動を覚えた。最も、末節的には賛成しかねる部分もあった。

現在のインド民族の大半がヒンズー教徒の信者であるが、今日のヒンズー教徒はべーダとウパニシャッド(ともにバラモン教の根本教典で最高の宗教哲学書とされている───訳者)をもとにした純粋のヒンズー教徒ではなくなっている。べーダとウパ二シャッドの教えはまさにシルバーバーチの訓えそのものなのである。

 

そうなんです。テルカロール氏がおっしゃるように、シルバーバーチの霊訓集の叡智はインドのヴェーダウパニシャッドの内容と変わらないのです。

( *´艸`)

私はヨーガや瞑想を通してインド哲学を学んできましたが、シルバーバーチの霊訓集の中に全く変わらないものを感じていたのは、間違いではありませんでした。

真理に新しいとか古いはなく、変わりはないのですね!

 

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では、ここでメンバーのコメントを紹介したいと思います!

✌(‘ω’✌ )三✌(‘ω’)✌三( ✌’ω’)✌

 

  • インドでは、ヒンドゥなどの影響でヴェーダウパニシャッドが歪められているのかもしれません。(USさん)
  • 光の世界についていけない人がいます。それを踏まえて、人にはそれぞれできることで奉仕できると思います。※ マイケル・J・ローズの本の内容を例に、お話しいただきました。(UTさん)
  • 執着は誰もしたくないが、人は心の傷に執着し捨てきれないものもあります。(USさん)
  • せめて、その心の傷に気づくことが大切なのでは?(IKさん)
  • 自己憐憫を受け入れて、生きていきたい。どんな私でもあるがままでいたい。(SKさん)
  • 利他愛を持って、人の為に尽くせばよいのでは?そうすれば、傷ついた自分も肯定するようになります。(USさん)
  • 自分に余裕がないと人の苦しみに振り回され、自分も保てません。(UTさん)
  • 家族に問題を抱えていて、奉仕をしている人もいるがまずは自分の家を考えることが大切です。(USさん)
  • サイキック能力とスピリチュアル能力とは違います。サイキック能力があっても、霊性が高いわけではありません。(UTさん)

 

まだまだつきないメンバーの話ですが、今日はここまでにします。

( ^^) _U~~

おおおっと、最後に・・・。この章に出てきたインドの詩人タゴールの大好きな詩をご紹介します。

★ 汝が声誰も聞かずば、一人歩め、一人歩め

ラビンドラナート・タゴール ※ これは、ガンジーが好きだった詩です。

 

次回 第88回 心のサークル お知らせ

 【と き】  20181223日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1

      入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

      尚、入口の表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。

      窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、

      わからない時は声をおかけください。      

【内 容】 ヒーラー・ブルーノグルーニングのDVD鑑賞 及び

『シルバー・バーチの霊訓(7)』の読書会:10

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

 新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

コメントを入れる際の認証はすべて半角で入力お願いします。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com

又、これまでのメンバーの皆様は、出欠係の柴田までご連絡ください。

第86回心のサークル報告

【と き】 2017年10月29日(日)、14時~17時

【ところ】 宮城県歯科医師会館 4F和室

【参加者】 進行:US、記録:SK

       US、HM、GS、IK SK以上5名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(7)』の読書会 第8章

 

 

心のサークル進行役USさんは別の会、気診を学ぶ「宮城気友会」も主宰しています。

いつのころからか、気友会と心のサークルが同じ日・場所で開催されるようになり、12時から気友会、引き続きメンバーを少々入れ替えて14時から心のサークルに引き継ぎます。

この日は、MMさんが、気友会で「ブルーノ・グルーニング現象」についてみなさんとシェアしていたようです。

ブルーノグルーニング:1900年代に活動していたドイツのたぐいまれなヒーラー。

そのドキュメンタリー映画のDVDをお持ちになり、映画を見るだけで癒されるという奇跡の現象についてプレゼンされていました。

 

14時になり、心のサークルでも引き続きこの話でしばらく盛り上がりました。

今度、メンバー全員でDVDの鑑賞をしましょうか?という話になり、MMさんが退室。

 

記録係のわたくしSKは、帰宅後、YOU TUBEでDVDの一部分だけを観てみました。

キリストのようだなぁという印象でした。

大勢の人がブルーノさんを求めて行進していく様子。

ブルーノさんが演説をするだけで、次々と病が癒えていくという証言。

私が想像していた、キリストの姿とぴったりと一致します。

そうこうするうちにIKさんが遅れて到着。

そろそろ読書会始めましょうか? と、いつもの通りゆったりな感じで会は始りました。  

IKさんのアンマの瞑想にチベタンベルの音を加え(エキゾチックな響きもまた素敵です)、場を整えてUSさんがシルバーバーチの祈りを唱え読書会スタートです。

 

『シルバチの(7)』

8章 大きくなったルスとポ

 

降霊会参加メンバーのお子さん・ルースとポールは毎年クリスマスになると降霊会に参加し、シルバーバーチとお話をします。

何度か霊訓の中でも登場するので、読者にとっても馴染みになってきました。

 

 

 

質疑応答形式で記録されています。

 

死に方がどう死後に影響するのですか?

死後の階層の違いは何できまりますか?

「神」とは?

一般の宗教と違うのはなぜ?

 

このような質問に、子供だましではなくちゃんと答えが返ってくる贅沢さ!

そんな経験を子供のうちに持つと、生き方がまるで違ってきそうですね。

そのあと、どんな大人になったのか気になるところです。

 

 

スピリチュアルとサイキックとの違い

 

なんと、サイキックには霊界はまったく関係していないとのことです。

わたしも今回はじめてこの二つの違いに明確な差があることを知りました。

サイキックに神々しさがなかったのはそういう理由だったんだなぁと納得です☆

 

質疑応答一部抜粋します。

 

ルース

「人間は進歩するほど神について複雑な考え方をするようになり、複雑になるほど真実から遠ざかっていくのではないでしょうか」

 

シルバーバーチ

「本当の意味の進歩であればそういうことにはなりません。実は”脳”ばかり発達して、”精神”や”霊”の発達がともなっていないことがあるのです。すると頭のいい人が多くなりますが、頭がいいということは必ずしも偉大な魂、あるいは偉大な精神の持ち主ということにはならないのです。

 

P149ではこう表現しています。

「人類は物質的な面で大きく飛躍しました。-------------しかし、同じ発達が精神面と霊的な面に見られないのです。人類は---物質面だけが異常に成長してしまいました。-------それが利己主義という、地上でもっとも厄介な罪を生むことになったのです。 

50年前ですら…なのに、今や更にその何倍もの物質面は成長しました。

異常がさらに加速したのです。 

もう十分!と思いませんか? 

行き詰りの時代になってきたような、、もしくは、大転換して別の方向へ修正するタイミングに突入したような、そんな気配をスピリチュアリストじゃなくとも感じている人は多いのではないでしょうか。

 

アセンションの噂が囁かれていますが現実味を帯びてきました。

記録者の特権で、横道にそれます!

ある方に勧められた本の一部を紹介します。 

シルバーバーチは、心配や取り越し苦労はやめましょうと口を酸っぱくして教えてくださいます。

それを何度聞いても、その通りだとわかってはいても、なかなか自分の心を自在にコントロールすることはできません。

どうすればいいんだ! と本当に自分が情けなくなってしまうのですが。

これは、トレーニングなのだと改めて思いました。

でも、どんなトレーニングが必要なのでしょうか?

  

意識的に生活する。

自分の心を鍛える。

  

はいはい、そんなのわかってますよ、そんな抽象的な言葉はこれまでだって何度もみましたよ、、、、と、つぶやいたあなた!

目を離すのはもう少しお待ちください。

 

 私は次の文章を読んで、 具体的方法見つけたり!と膝を叩きました。

 

 

信頼することを身につけるためには。 

あるふたつの魂の会話から学びます。

  

M「信頼は学ばなければなりません。たとえば、私があなたを信頼して、あなたは私を失望させます」

 

A『私は決してそんなことは…』

 

M「ああ、邪魔しないでください。あなたは私を失望させます。私はあなたを信頼しつづけます。あなたは失望させ、それでも私はあなたを信頼しつづけ、あなたは失望させ、なお私は信頼しつづけ、あなたはがっかりさせ……。今や私は信頼のエネルギーを築き、育てはじめています。あなたを信頼しつづけ、あなたは失望させ、私は信頼しつづけ、あなたは失望させる。私の信頼は、より早く、より強く育っています。私のエネルギーフィールドに、信頼のエネルギーを作りつつあります。私は信頼しつづけ、あなたは失望させ、私は信頼しつづけ……。そして私の信頼は確かなものになります。私が信頼しつづけることで、あなたは信頼されることを学びました。信頼とは私が期待したこと、願った事をあな たがするかどうかではないことを、私は学びました。信頼とは、結果がどうあれ、信頼しつづけることから育つエネルギーです。植物を育てるのと同じですが、それよりも忍耐が必要です。自分を愛することもまったく同じです。無条件に愛することで、愛を育てます。私たちはずっと自分を、またお互いを、評価してきました。批判してきました。そうして、自分を小さくしているのです。ずっとです。今、生命であり神であり自然が、それはもうたくさんだといっています。人類の長い歴史の中で、ついに十分すぎる地点に達したのです」

 

 

守護霊様は私のことを愛してくださっています。けれど、私は私自身を愛することが出来ないでいました。間違ったことばかりするからです。

私は愛するというエネルギーを育てることをしてきませんでした。方法が分からなかったのです。

自分を愛する事ができなければ、他者のことを愛することができません。

愛する能力。

そのトレーニングをするにはこうするんですよ、という文章です。 

そうか、そういうことか!

なんどもなんどもがっかりしても、愛し続ける。

がっかりさせられること自体もトレーニングなので、それも感謝なのです。

やれるような気がする、そんな手ごたえを感じました。

とても、感動したので、皆様にも読んで頂きたくご紹介でした。

誰の本か? ですか?

マイケル J ローズ 「次元シフトのとき」でした。

 

*Uさんのコメント

スピリチュアルとサイキックについては、もう少し説明します。スピリチュアリズムに特化した研究会である日本スピリチュアル・ヒーラーグループでは、スピリチュアル・ヒーリングについて、以下のように三つに分類して説明しています。これによれば、スピリットとサイキックと置き換えても良いでしょう。

 

スピリチュアル・ヒーリング(心霊的な治療法)は、不調和状態に陥っている患者の異常な部分に働きかけ、正常化することで病気を治します。その際、用いられるのが“治療エネルギー”です。

人間は「霊」「霊の心」「霊体」「肉体」によって構成されていますが、最も次元の高い構成要素は「霊」であり、そこから順に霊的レベルは下がっていきます。したがって最も霊的純度の高い治療エネルギーでないかぎり、患者の「霊」の領域に働きかけることはできません。この「霊」に働きかけることができるきわめて霊的純度の高い治療エネルギーが「霊エネルギー(スピリット・エネルギー)」です。霊体に対しては、「霊エネルギー」ほど霊的純度が高くなくても働きかけることができます。それが「霊体エネルギー(サイキック・エネルギー)」です。そして最低次元の肉体を活性化することができるエネルギーが「肉体エネルギー(マグネティック・エネルギー)」です。

このように一口に“治療エネルギー”と言っても、その霊的純度にはピンからキリまであり、それに応じて患者の異常領域への働きかけが違ってきます。治療エネルギーの霊的純度は、「霊エネルギー(スピリット・エネルギー)」「霊体エネルギー(サイキック・エネルギー)」「肉体エネルギー(マグネティック・エネルギー)」の順に下がります言うまでもなく、この3種類の治療エネルギーの中で最も治療効果が高いものは、根源的エネルギーである「霊エネルギー」です)。『日本スピリチュアル・ヒーラーグループのHPより引用』

 

 

さて、次回の心のサクルは所をえての催です。 

お気をつけくださいませ☆!!

 

 

次回 第87回 心のサクル お知らせ

 

 

【と き】  2017年1123日(木祝日)、14~17 

【ところ】 仙台市民会クネットホル仙台宮城県仙台市青葉区桜ヶ岡公園4-1

      第一会

      予名は「心のサクル 友会」でお探しください。

【内 容】 『シルバチの(7)』の会:9

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加】 喜捨

【参加者】 シルバチの心があり、向上化を目指す方どなたでも。

     日常をれた空で、ともに学びましょう!

 新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメル宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽におね下さい。

コメントを入れる認証はすべて半角で入力おいします。

【メルアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com

又、これまでのメンバの皆は、出欠の柴田まで事前にお知らせしているメルにて出欠のご連絡をおいします

 

第85回 心のサークル報告

【と き】 2017年9月24日(日)、14時~17時

【ところ】 宮城県歯科医師会館 会議室2 

【参加者】 進行:US、記録:SK

       US、ST、HM、GS、MM、IK、WM、SK以上8名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(7)』の読書会:7章、談話

 

 

 

こんにちは。

第85回目です

久々にWMさんの参加もあり、女性4名、男性4名でにぎやかに開催です。

 

雑談をしばらくした後に、まずはMMさんが音叉で場の浄化をしてくださりました。

両手に音叉を持ち、音叉同志で叩く。

なんとも複雑な音が奏でられます。

 

重なり合う音は思考を超え、ただ感じる世界へ誘われたような気がしました。

 

同じように鳴らしても、音のこもるエリアと、スーッと吸い込まれるような音のエリアがありました。

気が滞っていると、音がこもるのだそうです。

 

場の気を整えた後、今度は身体に対してです。

別の音叉に持ち替え、別の波動で、メンバーそれぞれの体の気も開いてくださりました。

絶え間なく鳴る音で満たされた空気は確かにとても気持ちがよかったです。

 

今回の音叉は、陰陽5行の、木火土金水の「金」と「土」を組み合わせ、テーマは諦めから、喜びワクワクへ…

とのことでした。

 

みなさまいかがでしたか?

私はとってもスッキリしました。

 

そのあと、IKさんがアンマの誘導瞑想を行い、USさんがシルバーバーチの祈りを唱え、音読の開始です。

 

 

シルバーバーチの霊訓7

7章 真理は法律では縛れない

 

 

50年前に霊能者ヘレン・ダンカンが投獄されました。

スピリチュアリズムの危機があった時の降霊会のようです。

 

真理の行進を阻止できる力は地上には存在しません。--------いかなる官憲の力、いかなる政治力、いかなる国家権力をもってしても地上から霊力を駆逐することは出来ません。

(p104)

 

霊にめざめた者が、不安や恐怖を抱くほどのものは何一つありません。忠誠心と自信とをもち、背後より支援してくれるその力の存在を忘れることなく、真理はいかなる反抗勢力に遭っても、真理であるゆえに耐え抜くものであることを確信して邁進すべきです。(p107)

 

シルバーバーチはこう述べ、スピリチュアリズムの流れは確実に広がっていくと予言しています。

 

現代。

たしかに、スピリチュアリズムは一般社会の中に浸透しつつあるように思えます。

魔法的な扱いから真摯なものまで、その程度の差はあるにせよ、昔よりもずっと、多くの人が目にしたり耳にしたりしています。

 

日本でスピリチュアリズムが一般的に広まったのは、いつごろだろうと振り返ってみます。

もちろん、進歩的な人々は随分前から知っていたと思いますが、「一般的に」といえば、丹波哲郎さんの存在をなくしては語れないと思います。

丹波さんはご自身の事を「霊界の宣伝マン」と仰って、みんなを笑わせていました。

 

その頃、スピリチュアリズムを全く知らなかった私でしたが、丹波さんの話はとても面白くて、笑えて、そしていつも思ったのが、なぜかワクワクするということです。

彼がメディアの前で霊界の話をするのを聞くのがとても楽しみでした。

 

あのころの私は、あれは丹波さんの奇妙な性格が言わせるものであって、想像上の話であり、昔の人の言い伝えを超えるものではなく、変人の丹波さんだから公に話せるのだと思っていました。

ある種のネタ的なそんな感じです。

今になって思えば、丹波さんは実に真面目に仰っていたんですよね。

いまならわかります。

それにしても「霊界の宣伝マン」というネーミング、ナイスですね^^

 

スピリチュアリズムを勉強していくと、色々な事を得心していきます。

たとえば、神とは、人格的な存在ではなく、完全な愛の「法則」であるということ。

 

こう言うと、一般の人はがっかりするかもしれません。

私も最初はなんとなく物足りないようなそんな気がしました。

けれど、勉強するにつれて、違和感がなくなりました。

むしろ、その方が理解しやすいと思えます。

 

法則がわかると、どう生きたらよいかわかってくる。

できるかどうかは別として、法則がわかると、理性的になれるような気がします。

 

法則なら、どんな人にも公平です。

自動的に判断されますから、特別にあなただけってなことにはならないわけです。

その法則が完全で、愛なのであれば、完璧☆!ということです。

 

限界のある人格的な神よりも、ずっと大きくて、それでいて身近で、たよりになるなぁとも思えたりします。

とはいっても、まだ時々、いえ、ちょくちょくわからなくなりますが、まだ、未熟なもんで、、。

けれど、心を調整する奥義みたいなものを知っているというだけでも、ずいぶんと生き方が違ってくると思われます。

 

そして、スピリチュアリストにはその法則を知らない人々へ伝える使命があります。

そんなスピリチュアリストを助けてくれる仕組みもあります。

 

霊界には、いついかなる時もインスピレーションによる指導と鼓舞の手段を用意した霊の大軍が控えております。真剣に求めてしかも何一つ手にすることができないということは絶対にありません。求めるものには必ず援助と指導とが与えられます。

 

霊訓の中には「絶対に」「必ず」というような単語が多く出ます。

私たちは、それを信頼し、安心して身を委ね、霊性の進化を目指す事ができれば、きっと、この世での使命を果たすことができるのでしょう

 

 

さて、こんな事をメンバーのみなさんに聞いてみました。

 

なぜ、スピリチュアリズムを信じたのですか?

なぜ、信じられるようになったのでしょうか?

 

みなさんには皆、小さい時から「目に見えない世界が好きだった」という共通項がありました。

 

なぜ、信じたのか?

 

たぶん、それぞれが小さな時から、真理を求めていたのだと思います。

既成の宗教のなかにあった矛盾、教えてくれなかった事。

スピリチュアリズムにはその答えがあった。

明解な答えがあった。

なぜ生まれてきたのか、ちゃんと教えてくれた。

苦難にも理由があった。

死後の世界も教えてくれた。

救われたから。

 

スピリチュアリズムは、生きる理由や仕組みを知ることによって苦難が苦難ではなくなってくるのです。

 

 

スピリチュアリストがスピリチュアリズムの発信者になり、

地上の暗闇に灯る灯台になることができますように。

そんな役目を果たせることができますようにお導き下さい。

 

 

 

次回 第86回 心のサークル お知らせ

 

 

【と き】  2017年10月29日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1

      会議室2

      入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

      尚、入口の表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。

      窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、

      わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(7)』の読書会:8章

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

 新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

コメントを入れる際の認証はすべて半角で入力お願いします。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com

又、これまでのメンバーの皆様は、出欠係の柴田まで事前にお知らせしているメールにて出欠のご連絡をお願いします♪

 

第84回心のサークル報告

 

【と き】 2017年8月20日(日)、14時~17時

【ところ】 宮城県歯科医師会館 会議室2 

【参加者】 進行:US、記録:SK

       US、YY、HM、GS、MM SK以上6名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(7)』の読書会:6章、談話

 

 

心のサークル、今年で9年目に入っています。

本日記録の私は2011年頃からの参加ですが、毎月一回必ず開催してくださることに本当に感謝です。

 

これまで沢山の方がお見えになりました。

県外からわざわざ来てくださった方もいらっしゃいました。

みなさま、お元気ですか?^^

 

私たちの会について改めて振り返ってみますか? ということで、会のあり方などしばらく話し合いました。

 

この会は、常時参加する人、たまに参加する人、いろいろ。

それぞれの生活に合わせ、なんの制限もなく集まることができる会です。

 

毎回、シルバーバーチの霊訓の一章分を輪読し、そのあとは自由に話し合います。

 

会の発足人であり、進行役のUSさんは、この霊訓の中身を長年親しんできたため、語られている事はもはや「当たり前」という感覚なんですと仰ってました。

 

言葉には力があると言われています。

例えばマントラやお経。

また、日本では、言葉に宿る霊の意として、それを言霊とよんでいます

 

シルバーバーチの霊訓を言葉に出して読むという行為は、マントラを唱えるようなことと同じなのではないか? と話し合いました。

 

たしかに「みんなで声を出して読むという行為」、それだけで、なにがしかの霊力の影響を頂いているような気がします。

心のサークルに参加するからこそできる体験だなと思いましたし、実際によい「気」のようなものに守られているようで清々しい気持ちになります。

 

丁度今回の7巻6章のp101にこんな事が書いていました。

なんてタイムリーな章だったのでしょうか。

 

質問者が参加している別の降霊会があるのだそうです。それを中止したら、娘が残念がるか?という質問にこう答えています。

 

それに対してはイエスという答えしかないでしょう。

------中略--------------

忙しい時間のいくばくかを割いて、背後霊との霊的な交流をもつことを心がけてくださると、背後霊はとても助かるということです

そして、これは何度も申し上げている事ですが、背後霊とのつながりを求め、たとえ表面的には何の反応もなくても、霊的にはかならず何かが起きているものです。

ですから、たとえばテーブルも何も用いずに何分間かただお二人で座って黙祷するというだけでもいいのです。言葉に出すのもいいかもしれません。が、それも必ずしも必要ではありません。心を空にして穏やかな気持ちの中で精神を統一するだけで十分です。p101

 

心のサークルを毎月開催して集まるということ。そこでみんなで静かに祈り、感謝すると言うこと。それだけで十分ですと、シルバーバーチ霊から励ましの言葉を頂いたような気がします。

本当にありがとうございます。

 

霊訓は全部で12巻あるのですが、繰り返し繰り返し同じ事が何度も語られます。

同じことなのに、何故か毎回新鮮に感じるのが不思議です。

 

最近思ったのですが、この繰り返しが重要なのではないでしょうか。

分かったつもりでいても、分かっていなかったことが分かったり、自分の進化の程度で感じ方が全く違ったりするので、新しい発見がその都度あるのです。

 

何度も何度も上塗りをする漆塗りの器のように、霊訓の全12巻で、知識の上塗りを繰り返し、知識を信仰に変えることができるのかもしれません。

 

私たちの心のサークル。

長い時を過ごしてきました。

初心に帰ってこれからもやっていきましょう! と感謝の心で継続を誓うのでした。

 

この会は、向上進化を目指す方どなたでも歓迎です。

参加希望のかたはご連絡くださいね。

 

さて、そんな事を小一時間ほど話し合ったあと、

YYさんに持ってきていただいた、4096Hzの音叉を響かせて場の空気を整えました。

透き通るようなキーンという音に耳を澄ませると、たちまち心に静寂が訪れ、心地よくなりました。

続いてUSさんがシルバーバーチの祈りを唱え、読書会の始まりです。

 

 

シルバーバーチの霊訓7

六章 わが子に先立たれた二組の夫婦と語る

 

魂は決して死にません。

「この世の死は、死ではない」のです。

分かってはいても、子供に先立たれるのは悲しい事です。

なぜそんな苦しみを負わなければならないのか。「なぜ」と人は問います。

 

苦しみの末に、いつかは真実に目覚める時がやってくる。

苦しみが大きければ大きいほど、目覚める知識も大きい。

 

シルバーバーチはどんな不幸に対しても回答を持っています。

神とは完璧な愛の法則です。法則から外れることはありません。

おめこぼしはありませんし、隠れた善が忘れられることもない。

この法則を厳しいと感じる人もいますが、恐れるか、感謝をもって信頼するか、どちらですか?

 

ある男性より質問

「宇宙創造の目的についてどういうお考えをお持ちですか。その目的に付随して、なぜこんなに多くの苦痛と邪悪と苦闘とがなければならないのか、それが分かりません。人類の立場からはそうした目的が理解できないのです」

 

なんと、前回の読書会で、メンバーからこの質問とすっかり同じ質問がありました。

残念ながら、質問者は今回欠席でしたが、シルバーバーチ霊が回答してくださってますよ!! とうれしい報告です。

こういうことってあるんですね。

本当にすばらしい

偶然!?、いや、必然です!

ちゃんと通じているんですねえ。

 

さて、P96と97で回答していますが、その回答はある程度予測通りです、

簡単に要約するとこうです。

 

「向上進化の為。日陰を知らずして日向の有難さは分かりません」

 

この章の質問者はさらに踏み込んだ質問を次のとおりされていました。

 

「苦と楽の効用は理解できます。しかし、為になっているとは思えない存在がたくさんあるように思えるのです」

 

質問の主旨は少しわかりづらいのですが、比較対象では自分の苦しみをはかり知ることができないという訴えです。

 

その訴えに対してシルバーバーチの答えはP98と99で述べられています。

 

この2ページは、シルバーバーチを信頼するしかない訓えだと思います。

信頼するかどうかは、自分の直観と、これまでの体験で判断すればよいと思います。

 

最後の4行だけ抜粋します

 

私から申し上げられるのはそれだけです。私がこれまで送ってきた(3千年にわたる)生活において、”自分は神の法則によって不当に扱われている---不公平だ”と真剣に言える者を一人も知りません。私の知るすべての者が神の永遠の公正はその規模において無限であり、その適用性において完全であることを認めております。

 

そしていつものようにこう仰います

 

P102

私が言ったからといって何もかも信じることはありません。私だって間違ったことを言っているかもしれません。あなた方にとって成るほどと得心のいったことだけを受け入れてくださればいいのです。これは私がいつもお願いしていることです。

 

私たち人間には分からなことがたくさんあります。ほとんどがわからないと言ってもよいのでしょう。

何をどう感じるか、信じるかは、感性の問題、信仰の程度のような気がします。

この世で分かることには限界があるのだと思われます。

 

 

カルマについて、USさんへ質問しました。

 

「苦しむことでカルマの解消になるのか? という疑問があるのですが、「ただ耐えるだけ」でカルマの解消になるのでしょうか?」

 

「ただ耐えるだけ」ではないと思います。

カルマの解消方法にもう一つ別の方法があり、それは他人のために尽くすこと。

 

地上的に言えば、代償として悪いカルマの軽減につながっていくようです。

できる限り他人のために役立つことをする。

良いカルマを作るためには、良いことをする。

 

そういう動機をもって日々行動すれば、時間が解消してくれるでしょう。

実にシンプルですが、日々ガイドに感謝し、人のために尽くす。

その気持ちが、いつか霧を晴らしてくれるでしょう。

 

なるほどですね。

 

そして、私も考えました。

 

苦しみに耐える時。

どう感じながら耐えるかが大事かもしれません。

誰かを恨んだりして耐えるのではなく、必死に前を向こうする姿勢とか、背後の霊たちの存在を信じて耐える。そして感謝する。

そんな姿勢をもつということ。

 

USさんの回答とやはり繋がりました。

そういう姿勢だったら、苦しみにあったときの我慢はとても前向きで、自分を鼓舞することができます。

 

以前から言われ続けてはいましたが、やっと合点となりました。

 

 

 

今回も貴重な3時間を過ごしました。

ありがとうございました。

以上、読書会報告終わります。

 

 

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次回 第85回 心のサークル お知らせ

 

 

【と き】  2017年9月24日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1

      会議室2

      入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

      尚、入口の表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。

      窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、

      わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(7)』の読書会:7章

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

 新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

コメントを入れる際の認証はすべて半角で入力お願いします。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com

又、これまでのメンバーの皆様は、出欠係の柴田まで事前にお知らせしているメールにて出欠のご連絡をお願いします♪

 

第83回心のサークル報告

【と き】  2017年7月30日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1)

      会議室2

【参加者】 進行:US

       US、GS、YY、ST、IK(m)、HM、SK、IK(f)、MM 以上9名

 

 

以下書籍の読書会が行われました。

 

シルバーバーチの霊訓(7)

第5章 懲罰と報復

 

第二次大戦の戦勝国側の質問者とシルバーバーチとの問答が述べられています。

 

懲罰: シルバーバーチは懲罰についてさまざまな表現を用いて見解を述べています。

「人間が人間を裁く権利はありません。」

「裁く権利があるのは、宇宙の法則すなわち神だけです。」

というような表現で他の巻でも述べられているようです。

その理由は、人間はすべて例外なく不完全であり、不完全な者が不完全な者を正しく裁くことは不可能だから、ということのようです。

 

報復: 報復というのは一種の復讐だと考えられます。

「復讐をしてはならない」という教えは、すでに2000前にイエス新約聖書の中で説いているようです。

シルバーバーチは、基本的に人間による人間の懲罰には反対ですが、もしやるとしても報復的な懲罰はすべきではないと述べていると思われます。

人間の霊性がまだ未熟だった時代は、モーゼの十戒ハンムラビ法典のような報復的な懲罰が普通でしたが、霊性がここまで進化した現代においては、懲罰的な要素を排し矯正的な目的をもったものに改めていくべきだと述べていると思われます。

戦争においても、犯罪においても、復讐的懲罰は新たな復讐心を生み出します。いわゆる「復讐の連鎖」です。

「モーゼスの霊訓」によると、「死刑制度で処刑された者は、霊界から地上の人間に対して復讐をして来る」と述べているようです。

 

※善悪についての参考文献-シルバーバーチの霊訓(12)P.96より

(6)“悪”とは何かということを見きわめておく必要があります。地上生活の究極の目的は“死”と呼ばれている現象のあとに待ちかまえている次の生活舞台にそなえて、内部の霊性を開発することにあります。開発するほど洞察力が深まります。霊性が開発され進歩するにつれて自動的に他人に対して寛大になり憐みを覚えるようになります。これは、悪や残忍さや不正に対して寛大であれという意味ではありません。相手は自分より知らないのだという認識から生まれる一種の“我慢”です。人間は往々にして自分のしていることの意味が分からずに、まったくの無知から行為に出ていることがあるものです。そこがあなたの我慢のしどころです。それは悪を放任し黙認してしまうことではありません。それは我慢ではなく目の前の現実に目をつむることです。真の意味の寛大さには洞察力が伴います。そして、いつでも援助の手を差しのべる用意ができていなければなりません。

 

                                  IK(m)記

*進行係USさんからのコメント*

 

今回は、次のような難問に回答する機会がありました。

 

質問)今生で何故過酷な経験をさせられるのか?

カルマの法則について(何故責任を取らされるのか?)

責任は、創造主側にあるのではないか?

 

回答)人間は、障害のプロセスにある時は、苦しみますが、経験を重ねながら、その苦しみを克服すると道は開けます。確かに一朝一夕には、いかないかもしれませんが、いつかは、苦しみの中から光を見い出すことができ、神の愛を感じ、向かい来る次の障害に対して強くなることができます。更には、そこから、苦しみを脱却し、喜びを見い出すことができます。ただし、血となり肉となる真の学びは、それぞれの体験を通じてしか得ることはできないでしょう。こうして、たとえば、「神は、乗り越えられない障害を与えない」という教訓の一つを学ぶことができます。ただ、理性の物差しで計りながらも、神を信じるという信仰的要素があることは、否めません。これは、乗り越えなければならない一種の壁のようなものだと私は、思います。参考:拙著『ヘミシンクスピリチュアリズム』)

 

また、ちょうど同じ時期に私のブログ『アセンション2012』に今回と似たような難問が投稿されました。それについての回答も含め、ご紹介します。

 

 

質問)『私たちは人工的に作られた肉体を使って、人工的に作られた「場」で生活をしていますが、実は、今の世界は実在しない虚構であり、実在する本当の自分は「DNAや原子を合成する科学を持った遠い未来」(真実の世界)にいます。』という発想は、(無限回の問答は抜きにして)、成り立つでしょうか。

・・・・・『真実の世界においては確かに人生は一回きりかも知れないが、この世は虚構だから誰も死なないし、1回きりの登場の人もいれば数回登場する人もいる』と思います。

 それは、『遺伝子DNAは誰が作ったのか』、『物質(原子)は誰が作ったのか』を考えた結果として『この世は虚構だ』と確信したからです。

 1、『遺伝子DNAは誰が作ったのか』

 地球上の全ての生命に遺伝子DNAが組み込まれているが、遺伝子DNAは自然や偶然に出来るものではないし、人間の科学でも作れません。では誰が作ったのかと言うことですが、作ったのは「遠い未来の人間」だと思います。

 2、『物質(原子)は誰が作ったのか』

  地球上の物質(原子)は百余り有りますが、必ず、陽子・中性子・電子の3者で構成され、それ以外の構成は存在しないし、規則性とか法則性に支配されています。

 また中性子中性子線を内包し、特定の物質(原子)はアルファー線とかベータ線などを放射して崩壊し、電子は電荷を内包しています。

 こんな複雑なものが自然や偶然で出来るのでしょうか。どうしたら放射線を作ることが出来るのでしょうか。色々と考えた結果、自然や偶然で物質(原子)を作るのは不可能であり、私たちの世界は人工的に作られた虚構だと確信しました。

 3、私たちは人工的に作られた肉体を使って、人工的に作られた「場」で生活をしているのであり、本当の自分は「遠い未来」にいると思います。ですから、『この世は虚構だから誰も死なない』と思います。・・・・・

 

回答)このブログの主旨であるスピリチュアリズム的観点から述べますと、この世は、虚構であるというのは、半分当たっているかもしれません。シルバーバーチは、この世はあの世(霊界)の影絵であると霊訓の中で述べています。たとえば、未来の出来事は、霊界でシュミレーションされており、その一つが、地上に表現されるとも言えます。もちろん、未来は、絶対ではなく、我々の自由意志で変えられる要素も大きいと思います。また、多くの芸術や発明は、霊界からのインスピレーションで成り立っているようです。ただし、その精妙な波動を地上人が、どれだけ素直に捉えられるかですが、霊界と比べ、低い波動に支配されている地上では、肉体を有する不自由さと多くの雑念等で、しばしば霊界からの伝達には、困難が伴います。実は、その試行錯誤が、地上界で生活することの価値ある由縁です。障害が、多くの学びを与えてくれます。

 さて、ただし、虚構というと、唯物的響きがあり、私からすると、いわゆる慈愛を感じません。神というのも未来人と捉えることもできましょうが、おそらく今生では、結論が出せない壮大な問いでありましょう。むしろ、スピリチュアリズム的に視点を変えますと、シルバーバーチは、神は、法則であり、至高の愛であると説いています。神を見たければ、自然を見なさいと述べています。やや宗教的では、ありますが、自然の中に大いなる存在を見いだし、そのことを信じること。そして、いろいろな地上での体験を通して、我々が、素直に生かされていると感謝することの方が、今を生きやすいと思います。つまり、それが、人間が、肉体を持って、今生を生きる意味に通じます。死が無いのは、霊魂不滅の法則の基に生かされているからであり、ヴァーチャルの中で、生きているからではないと私は、信じている次第です。

 

<第84回心のサークルお知らせ>

 【と き】  2017年8月20日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1)

      会議室2

      入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

      尚、入口の表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。

      窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、

      わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(7)』の読書会:6章

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

 新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

コメントを入れる際の認証はすべて半角で入力お願いします。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com

又、これまでのメンバーの皆様は、出欠係の柴田まで事前にお知らせしているメールにて出欠のご連絡をお願いします♪

第82回 心のサークル報告

第82回 心のサークル報告

【と き】 2017年6月18日(日)、15時~17時

【ところ】 宮城県歯科医師会館 会議室2 

【参加者】 進行:US、記録:IK(WOMAN)

       US、ST、SK、YY、IK(MEN)、HM、IK(WOMAN)、GS、MM 以上9名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(7)の読書会:4章、談話

 

まずは、私が愛の聖者アンマ(amma)が推奨するマーオーム瞑想の誘導を行いました。

※ マーの音をイメージする時に息を吸い、オームの音をイメージするときに息を吐きます。

 

今回は遅れて参加の主催者のUSさんに 変わり、STさんにシルババーチの祈り

http://sbspswhaf.net/sb-inori-0.html を行っていただきました。

 

4章 若き軍人と語る

 今回はシルバーバーチと語ることを永年の夢にしていた英国陸軍第八部隊所属の一軍人が、念願かなってハンネン・スワッハー・ホームサークルに招かれた交霊会です。この青年は本来はフリート街の青年ジャーナリストなのだそうです。この青年は早くからシルバーバーチの霊訓集に魅せられ、なんと戦場でも戦友と議論を戦わせてきたのだそうです。

 

今回はこの会話を追いながら、まとめていきたいと思います。

(^。^)y-.。o○

 

P53 若き軍人:「─── 一人の人間のすることは多寡が知れてることのように思えるのです。軍隊にいるとただ語り合うことしかできません。」

 

シルバーバーチ:「そのたった一人の人間も、霊の力を背後にすれば大きな仕事ができるのです。私は決して自惚れてでかい口をきいているのではありません。私にも謙虚な精神と哀れみの情はあります。私もかつてはとても無理と思える仕事を仰せつかりました。地上の方にはまったく無名のこの私が、この声と素朴な訓え以外には何の資産もなしに、たった一人で地上へ赴き、自分で道具(霊媒)を見つけ、愛と理性のみで勝利してみよと言われたのです。

 おっしゃる通り、たった一人のすることです。見た目にはたった一人です。が、その背後には自分を役立てたいとの願望を抱く者に必ず授けられる強大な霊力が控えております。

私はあらゆる逆境と困難と障害の中にあって一人の人間(バーバネル)に目星をつけました。その人間を私の目的に沿って鍛錬し、さらに、試行錯誤を繰り返しつつも忍耐づよく、真理普及という仕事に協力してくれる人間(サークルのメンバー)を探し求めました。

何かの報酬と引き替えに募ったのではありません。献身的精神を吹き込んでみたときの反応だけで募ったのです。そして、ごらんなさい、僅かな年数のうちに、われわれを伝達手段として、誇りある道具として、霊的真理が全世界に広まりました。

 

これを、私たちにあてはめてみましょう。私たちにはみなガイドスピリットが、そばについています。ガイドスピリットは、その人間に応じて、力を貸してくれているのだと思うのです。もし、「人の役にたちたい」という人がいれば、惜しみなくその人に力を貸すでしょう。鍛錬し、人間的な習熟をする体験にも手を貸してくれるでしょう。

 

また私たちの「心のサークル」は、シルバーバーチの霊訓集の読書会として産声をあげました。初めは、何人かの集まりだったと聞いています。忍耐強く毎月継続することで、現在はけっこう多くの参加者が増えてきました。

 

(*^▽^*)

 

真理普及のため、シルバーバーチ霊がたった一人の多寡が知れてることから始めたことが何世紀にもわたった21世紀の日本国の宮城県仙台市でその種子が芽を出しすくすくと成長しているのです。

 

あらためて、シルバーバーチに感謝したいです。

( *´艸`)

 

・・・・・・・・・・・・・

 

P54 シルバーバーチいかがです? たった一人でも大きな仕事ができることを示す例をもっと上げてほしいですか。あきらめてはなりません。真理普及というこの大きな戦いにおいて私たちの味方となった方には〝敗北〟はありません。時として後退のやむなきに至ることはあるでしょう。が、知識が無知を追い払い、光が闇をかき消しながら、我々は絶え間なく前進し続けております。
 私は古い霊です───皆さんからそう見られております。(訳者注───old(オールド)という用語を用いているが、時間のない霊界には古いとか新しいとか若いとか年老いたといった表現は存在しない。ただ紀元前一千年頃に地上生活を送ったことがあり、地上的年齢計算でいくと三千歳になるという意味でそう言ったわけである。霊界には魂の成熟度しかない)私くらいになると人間の可能性というものがわかります。その私からあなたに激励の言葉を述べさせていただきましょう。一切のあきらめの念を駆逐しなさい。そうです。私たちは為さねばならない仕事があるのです。偉大な仕事です。よろこんでその手を、その心を、その精神を貸してくれる人の協力を必要とする大仕事があるのです。あなたもぜひ参加してください。あなた自身が手にされた知識を寛容の精神で他人に披露して、その良さを知ってもらうための努力を忍耐づよく続けてください。そのうちきっと少しずつ変革が生じていることに気づかれます。
 それしか方法が無いのです。集団的暗示や熱狂的説教による陶酔ではいけません。理性と叡智と論理と常識、そして何よりも愛を持って、真実を説くことによって、一人ひとり得心させて行かねばなりません。結局はそれしかないのです。そう思われませんか」

 

若き軍人:「───そう思います。しかしそれには気の遠くなるような時間が掛かります。」


シルバーバーチ:「ある人が言ってますよ。地球はあなたが生まれる前から存在し、あなたが去った後もずっと存在するであろう、と。その地上でのご自分の束の間の人生を、なんとか価値あるものにすることに(余計な心配をせずに)専心なさることです。たった一個の魂のためにあなたを役立てることが出来れば、それだけであなたの人生は失敗でなかったことになります


若き軍人:「───でも、生涯を何一つ他人のためになることをせずに終わる人が大勢います。」


シルバーバーチ:「若者はとかくせっかちに考えがちなものですが、世の中は急激な革命によってではなく、ゆっくりとした進化によって改められていく───それが摂理なのです。私は若者特有の熱誠や情熱に水をさすつもりは毛頭ありません。私がこれまでに見てきたままを申し上げているのです。ご自分の経験から得られる叡智を道しるべとする───これが一ばんです。人間を導く上で私たちはそれを一ばんの拠りどころとしています。だからこそ説得力があるのです。そうした方針でやってきて、結構私たちは、多くの方が気づいておられる以上に大きな進歩を遂げております。
 失望なさってはいけません。私たちは決してあなた方を失望させるようなことはしません。自惚れているのではありません。霊的法則に関する知識を駆使して霊的資源を活用する用意があるからです。この資源は無尽蔵なのです。それを活用して、あなたがどんな境遇に置かれてもそれを克服できるように導き支援して、あなたの存在をできるだけ有効に生かす道を歩んでいただくように致します。

 奉仕こそ霊の通貨(コイン)なのです。宗教とは何かと問われれば私は躊躇なく申し上げます。───いつどこにいても人のために自分を役立てることです。と、神学などはどうでもよろしい。教養、儀式、祭礼、経典などは関係ありません。祭壇に何の意味がありましょう。尖塔に何の意味がありましょう。ステンドグラスの窓にしたからどうなるというのでしょう。法衣をまとったからといってどう違うというのでしょう。そうしたものに惑わされてはいけません。何の意味もないのです。

 自分を人のために役立てること、それが宗教です。あなたの住むその世界のために役立てるのです。世の中を明るくするために役立てるのです。人の心を思いやり、やさしくいたわり、気持ちを察してあげなさい。しかし同時に、邪悪なものに対しては敢然と闘ってください。」

 

これは私の体験なのですが、先ほど私の若い友人たちとランチをしてきたんです。

若いカップルの2人は、結婚を控えています。お若い2人は、一緒になるためにいろいろと乗り越えなくてはいけないことがあるらしいのです。2人なりに努力されていますが、経験の浅い若い2人にはわからないこともしばしばあるようでした。結果を急いでしまうのも、若さならではです。

どの時代も若者の心理は、同じなのかもしれませんね。

(^o^)丿

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

P202 若き軍人:───私たち兵士が外地を転戦したとき、敵の方が悪いのだと思って戦いました。しかし、その敵軍を構成している一人一人も、その戦いにかける理想があればこそ戦っているのだということが分かってきました。こうした場合、罪の報いはどうなるのでしょうか。我々は敵が悪いと思って戦い、敵は自分たちこそ正しいと思って戦っているのです。」


シルバーバーチ:「いかなる問題においても、私たちは決して地上的観点から物ごとを見ないということ、地上的尺度で判断しないということ、人間的な憎しみや激情には絶対に巻き込まれないということ、往々にして人間の判断力を曇らせている近視眼的無分別に振り回されることはないということを忘れないでください。
 さらに大切なこととして、今定住している霊的世界における神の摂理の働きを体験してきた私たちは、地上の人間を悩ませる問題を人間自身の受け止め方とは違った受け止め方をしていること、あなた方と同じ視野で捉えていないということを知ってください。

  以上の大切な前置きを大前提として申し上げますが、そうした問題において何よりもまず第一に考慮すべきことは〝動機〟です。自分は正しいことをしているのだと真剣に思い込んでいる人は、魂に罪過を負わせることにはなりません。いけないことと知りつつなおも固執する人間は明らかに罪過を犯していることになります。なぜなら道義心を踏みにじり魂の進化を阻害していることになるからです。私たちの目には国家の別はありません。全体が霊的存在で構成された一つの民族であり、一人一人が国家の法律でなく大自然の摂理によって裁かれるのです」


若き軍人:「───善と悪は何を規準にして判断したらよいのでしょうか。人間一人ひとりの問題でしょうか、それとも霊的法則の中に細かく規定されているのでしょうか。」


シルバーバーチ「一人ひとりの問題です。一人ひとりの霊的自我の中に絶対に誤ることのない判定装置(モニター)が組み込まれているのです。これまでに何度となくこの問題を持ち出されましたが、私には一貫して主張している見解があり、それをみじんも変更する必要を認めません。これまでに獲得した霊的知識を総合的に検討した結果として私はこう申し上げております。
すなわち、正常な人間であるかぎり、言いかえれば精神的・知的に異常または病的でないかぎり、自分の思考と行動を監視する、絶対に誤ることにない装置が内蔵されております。いわゆる道義心です。考えること、口にすること、行うことを正しく導く不変の指標です。それがいかなる問題、いかなる悩みに際しても、そのつど自動的に、直感的に、そして躊躇なく、あなたの判断が正しいか間違っているかを告げます。
 それを人間は、時として揉み消し、時として言い訳や屁理屈で片づけようとします。が、真の自我はちゃんと分かっているのです」

 

シルバーバーチの語る「地上的観点から物事を見ないし、判断しない。」個人の是非ではなく

もっと大きなものの見方がそこにはあるような気がします。

では、私たち人間はどこに正解のための基準をおけばいいのか?です。シルバーバーチは、まず動機が純粋であることあげています。その上で判断するのですが、私はこれは自分の中の自然の節理と繋がる必要があるのかなと思っています。

ガイドスピリットと繋がりシルバーバーチと繋がり、そして正解を導いていくのではないかと思うのです。自我(=真我)とは、まさに自然の節理との繋がりです。

(*^▽^*)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

P62 シルバーバーチ:「人間はまずそうした問題に関心を向けるべきです。そしてもしあなたとの縁によって霊的知識に何らかの価値を見出した人々がその普及に意欲を燃やしてくれた時は、その方たちにこう忠告してあげてください───基本的な目的は難解なスペキュレーションを満足させることにあるのではなく、この地上生活において霊的教訓を学べるような環境にすること、言いかえると、現在のように大勢の者が悲しむべき哀れな姿で霊界へ来るような事態を改めることにあるのです、と

 

若き軍人:「───私もそう思います。」

 

霊性の普及。若き軍人にとって、なんと難しくなんとやりがいのあることと思ったのでしょうか?人間同士の戦いの矛盾を知りながら、その中でやるべき事をやるなんて精神的になんてきつい・・・でも、シルバーバーチからの激励をきっとこの若き軍人は嬉しかったのでしょうね。

(*^。^*)

 

生きていくことそのものが生(なま)なことが多く、「清濁併せのむ」ことをしながらも純粋な霊性の教えを守っていくという心のバランスを取らないとなかなか生きていくのが難しいと思うのです。純粋さを生き方に反映させることに固着すると、必ずどこかで崩れてしまいます。世の中は、純粋なことばかりではありません。「いい加減」に手をぬいたり、「いい塩梅」に適当に対応したりしないとね。柳は、風に吹かれてゆらゆら揺れます。風に逆らうとぼっきり折れてしまいます。「柔らかいこころ」が生きる上では必要ですね。

(;´∀`)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

私はこの回の「心のサークル」で、主催者のUSさんに1つの質問をしました。

 

「死の恐怖を乗り越えた者が、神の導管となれるのですか?」

 

例えば、中村天風奔馬結核で死の淵を彷徨いインドの聖者カリアッパ師と出会い、瞑想によって悟りを得ます。結核でありながら、「今を生きる」ことに集中し生かされていることに感謝し意識が変わって生き方も変わっていきます。中村天風は、後年に辻説法を行い自分の「絶対積極」のメソッドを人様に無料で普及する活動を行うのです。

 

もう一人。佐藤初女さん。ドキュメンタリー映画ガイアシンフォニー2」に出演。やはり、若い時に結核を患うも「この病を自分は食べ物で治そう」と自然のものを手作りで食することによ

り生きていくのです。青森県弘前市に作った「森のイスキア」という場所では、彼女が握ったおにぎりをふるまってくれ、時には自殺を考えている人が留まると言います。私は、過去2回ほど

初女さんの講演会を聞いたことがあります。本人とも少しお話ししました。仲間とイスキアに見学に行きたいとお話ししたところ、「いつでも来て下さい」と少女のような笑みでお誘いいただきました。その願いは叶わなかったのですが、大変嬉しい思い出です。

 

この2人ともに「人に尽くす人生」を最終的には歩んでいらっしゃいます。

 

USさん:「ここでは死ねないというミッションを感じているのではないですか?上(神あるいは自然の節理)と通じることで死の恐怖を克服しているのかもしれません。ひとえに信念があるから死ねないのでしょう。こういうことは、お2人とも経験からわかっているのでしょう。

神谷美恵子さんや不食の人の森美智代さんも同じですね。」

(*^▽^*)

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

こころの成長は、らせん階段を上るように少しづつだと聞きます。自分のこころの成長の位置はよくわかりませんが、謙虚にでも自信を持って生きていきたいです。

 

私は、あまり普段からぼーっとして強さを感じない人間です。そんな私の中にも、肝心な時に自分や大事な人を守るために動く強さがあることを感じる体験があったのです。

 

私は、強くならなくていいんだ。いざという時に、強くなれるんだから。

それを信じて、今この時を自分のベストを尽くし生きていこう。失敗は、成長のあかしともっと軽やかに生きていこうっと・・・。

( ^^) _U~~

 

さて、今回の心のサークルのレポートはここでおしまいです!

読んでいただき、ありがとうございました。

<(_ _)>

 

<第83回心のサークルお知らせ>

 【と き】  2017年7月30日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1

      会議室2

      入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

      尚、入口の表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。

      窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、

      わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(7)』の読書会:5章

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

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又、これまでのメンバーの皆様は、出欠係の柴田まで事前にお知らせしているメールにて出欠のご連絡をお願いします

 

第81回 心のサークル 報告

 

【と き】 2017年5月21日(日)、14時~17時

【ところ】 宮城県歯科医師会館 会議室2 

【参加者】 進行:US、記録:SK

        US、ST、SK、IK(MEN)、HM、IK(WOMAN)、YY、GS、MM 以上9名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(7)の読書会:4章、談話

 

 

IKさんのアンマの瞑想、USさんがシルバーバーチの祈りを唱えいつもの通り、にぎやかに読書会を始めました。

 

 

3章 戦地でも愛読された霊訓

 

苦難の時にこそ、人はなぜ生きるのかを考え、世の中の不条理の意味を知りたいと神に問います。

大戦はその究極の時。

世界中が同時に同じ苦難の時を迎えたという特殊な事態でした。

 

そんな時、シルバーバーチの霊訓はどんな役割を果たしたでしょうか。

手に取った人にとっては、暗闇の中の一筋の光となったに違いありません。

戦時だからこそより強く、霊的真理が心の拠り所になったと思います。

 

 

世界大戦についてシルバーバーチはこう語っています。

 

人間の到達しうる気高さと醜さの極限をみせてきました。言い換えれば人間の霊性のすばらしさを見せると同時に、堕落したときの極悪非道ぶりもみせつけたのです。(p43)

 

両極が表された時。

それぞれの霊性が試されたのですね。

 

戦争の最中でも、愛を表現し続けた人の話は多数あります。

そんな話に接したとき、いいようのない感動を覚えますが、それは高い霊性に触れることができたから…だったのですね。

 

崇高な魂は戦争という暗黒の世界でも、愛を表現することができる。

 

とても真似できないと断言できる自分が恥ずかしいです。

 

霊界最上界にはそのような素晴らしい人々がたくさんいらっしゃる。

想像しただけで平伏したい気分になります。

そこはあまりに光が強すぎて、地上とはまるで違うのだそうです。

未熟な霊である私には、直視することはできないという意味が分かるような気がします。

 

ただし、こんな風にも書かれています。

 

人類はイザとなれば至善至高のものを出すだけの力を具えているのです。奉仕活動への呼びかけ、すべての者にとって地上をより良く、より公平により豊かにしようとする願望に対して備える資質を、人間は立派に具えているのです。(p45)

 

 

 

さて、現代は現代で、情勢が混沌としていることに変わりはありません。

極悪非道のニュースが毎日伝えられております。

不穏な空気が流れ、保護主義が賛同され、先が見えなくなりそうです。

読書会でもそれを危惧する意見が多数出ました。

 

 

◇自国の益優先を声高に主張する傾向になっているような気がする。

◇霊的な観点でみると、今はどんな時期なのだろう。

◇進化に必要な膿を出しているのであればいいのだが。

◇問題点をあぶり出しているのかもしれない。

 

◇人々の心の中に不安がある。

◇拠り所が必要だ。

 

スピリチュアリズムが、一時期批判の的になり、消えかけたが、最近また話題になりつつある

スピリチュアリズムが正しく取り上げられればいいのだが。

 

 

 

 

人の役にたつような存在になりたいと、読書会のメンバーは時々口にします。

役に立つとは、具体的にどんなことでしょう。

 

自分に何が出来るでしょうか?

そんな事を考えると、答えが見つからずいつも頭を抱え込んでしまいします。

別の巻(11巻)でこんな事が書かれているのをみつけました。

 

個が集まって地上人類全体が出来上がっているのです。一人でも多くの“個”が貪欲と強欲と残虐と横暴を止めれば、その数だけ平和に貢献するのです。あなたはあなたの生活、あなたの行為、あなたの言葉、あなたの思念に責任を負うのです。他人のしたことで償いをさせられたり報酬を受けたりすることはありません。

 

自分の貪欲と強欲、残虐と横暴を止めればいい。

それだけで役に立つ。

それは嬉しい言葉だなぁと思います。

 

自分の心をとことん見つめ直すことから始めるとよいのではないかと思いました。

それが平和への貢献につながるのなら、ふるって参加します!

 

さて、そうは思ったものの、自分の中にある貪欲と強欲を捨てること、簡単には出来ないのです。

 

例えば、ニコチン中毒の人がたばこをやめる時、ニコチンが体から抜けるまで、相当な忍耐を要求されます。

 

 

貪欲と強欲という毒を抜くのも同じような気がします。

すっかり毒を抜くまで、欲望の芽は消えない。

 

「きっかけ」と「忍耐」が必要です。

きっかけとは、困難との遭遇。

困難に出合った時は、進化の準備が整っているからだと理解し、向き合い、我慢をすることが大事だと思われます。

 

 何度かそのきっかけを無駄にした記憶がありますが、何度でもチャンスは与えられます。

今度こそ! …と、何度目かの決心を本日いたしました(笑)。

 

 

人類の歴史も、何度も訪れる試練を繰り返して少しずつ進化してきているのでしょうか。

 

それにしても、戦争には巻き込まれたくはないものです。

 

いま現在、内戦の最中で暮らしている人々、特殊な政治の下で不自由な暮らしをしている人々。

そのような人々にたいして、何もできませんが、一日でも早く平和が訪れるように祈りたいと思います。

 

 

 肉体が死ぬと人間は霊界の存在になり、地上的束縛のすべて―それまで自分の本来の姿を見る目を曇らせてきたもの、無意味な残酷さへ追い立ててきた狭量さ、長い間地上のガンとなってきたケチくさい不寛容精神と利己主義のすべてをかなぐり棄てます。(p43)

 

 

 

以上、読書会の報告でした。

 

 

次回の読書会はいつもとは違う時間から始まります。

ご注意くださいませ。

読書会終わりましたら、懇親会が予定されています♡

ふるってご参加お願いします。

 

 

<第82回心のサークルお知らせ>

【と き】  2017年6月18日(日)、15時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1

      会議室2

      入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

      尚、入口の表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。

      窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、

      わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(7)』の読書会:4章

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

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