心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第51回 心のサークル 報告

 

 

【と き】 2014年11月23日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行:US、記録:AN

      IK、SK、SN  以上5名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:6章、談話

 

 当「心のサークル」は、この霊訓が書かれた時代に盛んに行われていた交霊的な「ホームサークル」ではありませんが、シルバー・バーチからの当時の人々へのアドバイス(p.175)がとても参考になります。それは「本当に心の通い合える人々が同じ目的を持って一つのグループをこしらえます。……目的、動機が一番大切です。面白半分にやってはいけません。人のために役立たせるために霊能を開発したいという一念で忍耐強く、コンスタントに会合を重ねて行くことです。そのうち同じ一念に燃えたスピリットと感応し、必要な霊能を発揮すべく援助してくれることでしょう」とあります。当会はこれからも、柔軟性と包容力を持って、向上したいと思う人のために、開催してまいります。

 

≪ 6章 潜在意識の機能 ≫ より抜粋

 

◆入神状態における霊媒の潜在意識

霊媒現象はすべて霊界と地上との間の意識的な協力関係で行われます。霊媒の身体を操るには潜在意識を使用しなければなりません。しかし眠ってしまうと潜在意識が活動を停止してしまうのです」

 

「人間の日常生活の大部分は潜在意識によって営まれております。あらゆる記憶を管理し、生きるための操作の大半をコントロールしています。支配霊が熟練している程、経験が豊富である程、霊媒との調和の程度が高く、霊媒の潜在意識による着色が少なくなります」

 

「こうした入神現象において支配霊が絶対に避けなければならないことは、支配の仕方が一方的過ぎて、霊媒が普段の生活で行っている顕在意識と潜在意識の自動的連係関係がいつものパターン通りに行かなくなってしまうことです。その連係パターンこそがこの種の現象の一番大切な基本となっているからです」

 

「入神すると、一時的にせよその間支配霊は物質界と接触して、自分の個性を物的身体を通して再現しているわけです。私は元アメリカ・インディアンの幽体を使用しています。そのインディアンが霊媒の潜在意識を支配していますから、その間の脈拍はその幽体の脈拍です」

 

霊媒現象の時は大ていの場合、オーラを通じて操作します。この霊媒の潜在意識を私自身のものにしてしまいますから、全身の器官や意志までをもコントロールすることが出来ます。霊媒の同意を得た上での話ですが」

 

霊媒の人間性や霊性について

「霊言の場合では通信内容に影響が出ます。霊側と霊媒とをつなぐ霊力の質は霊媒の人間性が決定づけるのです。たとえば高級霊が人間性の低い霊媒を通じて出ようとしても、その霊格の差のために出られません。接点が得られないのです」

 

霊媒の頭にある用語数の制限を受けるだけでなく、霊媒の霊的発達程度による制約も受けます。霊的に成長してくれれば、その分だけ表現できるようになります」

 

霊媒現象時における列席者の心の準備について

「一番大切なことは、身も心も愛のひとつになり切ることです。そうすれば愛の念に満たされたスピリット以外は近づきません」

 

霊媒として必要なこととは?

「霊能の種類にもよるでしょうが、知識というのは、自分より先に歩んだ人の経験の蓄積ですから、勉強してそれを自分のものにするよう努力した方がいいでしょう」

 

「生活態度が立派であれば、それだけ神の道具として立派ということです。日常生活において発揮されている人間性そのものが、霊能者としての程度を決めます。自分の何かを犠牲にする覚悟の出来ていない人間にはロクな仕事はできません」

 

「冷静で受容的な心を保つことです。取越苦労、悩み、心配の念はモヤをこしらえて私たちを近づけなくするのです」

 

「世俗から離れた生活を送ることは、心霊能力の発達には好都合ですが、世俗の中で生活しつつ、しかも世俗から超然とした生活の方がはるかに上です。つまり霊的自覚に基いた努力と忍耐と向上を通じて、同胞のために尽くすことが、人間本来のあるべき姿だと思います」

 

「神のために自分を役立てようとする人はみな神の霊媒です。自分を愛するごとく隣人を愛することです。人のために役立つことをすることです。自分を高めることです。つまり内部に宿る神性を発揮させることをすることが、最高の霊媒現象なのです。これは霊能力者になる方法以上に、神の光が見えるように魂の眼を開く方法なのです」

 

<進行役 Uさんのコメント>

 

この章で最後に述べられている霊能として必要なことを読んでいて、私のブログ「ガイドとの対話」で霊能について述べていたのを思い出した。以下である。

 

 

霊能とは、人皆等しく与えられしもの。

けっして人を選ばず、広く求められしもの。

しかして、求めれば与えられるはずである。

まずは、己が能力を引き出し、これに取り組め。

日々の積み重ねが生きてくるはず。

何も考えず、神に身を委ねよ。

術者として臨みなさい。

力の有無も考えぬこと。

まず、ヒーラーとして試しなさい。

人への愛をまず選択し、これに従いなさい。

いいですね。

 

これは、もちろん私に対してのものだが、医療従事者であると同時にヒーラーとしての立場もあるわけである。神に身を委ねながら、己を高め、愛に生き、人生で出会う障害に対しては、自分のできる最大限の努力をする。スピリチュアリズム的というよりも普遍的に見ても理想的な人間の姿がここにも垣間見えるようだ。

 

 

 

~ 次回 “第52回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】 2014年12月21日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:7章「霊媒を励ます」、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

*参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川)

第50回 心のサークル 報告

 

 

 

 

【と き】 2014年10月19日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行:US、記録:AN

      IKSKSTMM  以上6

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:5章、談話

 

 心のサークルは、2009年5月17日に第1回が開催され、今回で第50回を迎えることができました。始めた頃は隔月開催が多く、また、東日本大震災で中断したこともありましたが、皆の真理を学びそして伝えたいという熱意のおかげで何とか続いてまいりました。今まで多くの方とお会いし、様々な学びをさせていただき、心より感謝申し上げます。本日の談話でも語られておりましたが、自分一人では出来ない様々な体験を、他人様からシェアしていただくことで自分の知識が豊かになります。そして人生に活かすことが出来ます。やはり「井の中の蛙」の人生では、もったいないですからね。これからも心のサークルは参加者とともに進化し続けます!

 今回の内容は、人間の最大の恐怖ともいえる“死”についての訓えです。“死ぬ時”や“死後の世界”について語られておりますが、なんと恐怖心を起こすどころか、その平和で豊かで美しい様子に魅了されてしまいます。

早く逝きたいとは思いませんが、死後を楽しみとして「冥土のみやげ」のためにも、今をしっかりと生きることですね。

 

≪ 5章 死んだらどうなるか ≫ より抜粋

 

◆なぜ幽界はこの世とそっくりなのか?

「地上界の次の生活の場(幽界)は地上の写しです。もしそうでなかったら、何の予備知識もない幼稚な霊に耐え切れないショックを与えるでしょう。ですから、霊界への導入はやさしい段階をへながら行われることになります。それゆえに自分の死んだことに気付かない人が大勢おります。また、地上で具えていた肉体器官がそのまま残っていて、肉体的機能を続けています」

 

「他界直後の世界は地球のすぐ近くにあります。本質的には思念の世界ですから、思念が生活と活動の表現のすべてに形態を与えます。しかしものの考え方がきわめて物質的な男女が集まっていますから、思念の表現もきわめて土臭く、考えることがすべて物的感覚によって行われます。ですが、幽界の生活にも段階があり、意識の開発とともに徐々に、着実に、土臭さが取れていきます。そして生命というものが物的な相を超えたものであることが分かりはじめ、自覚が芽生えると次第にそこの環境に反応しなくなり、いよいよ本当の霊の世界での生活が始まります。こうして死と誕生(に相当するもの)が何度も繰り返されるのです」

 

◆霊界での成長について

「一つの界から次の界へよじ登っていくのではありません。自然に成長し、自然に進化していくのです。何度も死に、何度も誕生するのです。幽体の死は肉体の死と同じではなく、低級なものが消えるにつれて浄化され精妙になっていくことです。そもそも“死”とは、変化であり復活であり、低いものから高いものへの上昇です」

 

「霊の世界についての理解を持った人は、幽体の精妙化がスムーズに進行します。ある器官が霊の生活に不要になったことを自覚すると、その器官が退化し始め、消滅します。自覚の程度が高ければ、それだけ調整期間が短くてすみます。私たちの世界は精神的な世界、霊の世界であり、自覚が最優先されます。精神が指示したことが現実となるのです。そして、昔から高級界から来た霊のことを“光り輝く存在”という風に述べているように、外形というものが無くなっていきます。つまり形による表現が少なくなっていくのです」

 

◆他界した身内・友人・知人はよりいっそう身近な存在になっている

「その方たちは今なお実在の人物であり、地上にいた時と同じようにあなた方のことを気遣ってくれていることを忘れてはなりません。彼らはあなた方の心の秘密、欲求、願望、希望、心配事まで全部読み取っております。そしてあなた方の魂の成長にとって必要なものを、地上的体験から摂取するように導いてくれております」

 

◆霊の世界で真に生きるとは?

「“死”というと人間は恐怖心を抱きますが、実は死んではじめて真に生きることになるのです。あなた方は立派に生きているつもりでしょうが、私から見れば半ば死んでいるのも同然です。この世界に来て芸術家は、地上で求めていた夢をことごとく実現させることが出来ます。地上の抑圧から解放され、天賦の才能が他人のために使用されるようになるのです。心に想うことがすなわち霊の言葉であり、それが電光石火の速さで表現されるのです」

 

◆死後の世界の素晴らしさ

「金銭の心配がありません。生存競争というものがないのです。弱者がいじめられることもありません。失業もスラム街も利己主義も宗派も経典もありません。あるのは神の摂理だけです」

 

「死ぬということは肉体という牢獄から魂が自由になることです。苦しみから解き放たれて霊本来の姿に戻ることです。天上の色彩を見、天上の音楽を聞き、痛むということを知らない身体で一瞬のうちに世界を駆け巡り、霊の世界の美しさを満喫できるようになります。死は決して悲劇ではなく、今その地上で生きていることこそ悲劇です。そのうちあなた方もこちらの世界へ来られて、その素晴らしさに驚嘆されるでしょう」

 

◆睡眠中に死後の準備をしている

「実は今でもあなた方は毎夜のように霊の世界を訪れているのです。ただ思い出せないだけです。それは死んでこちらへ来た時のための準備なのです。来てみると、一度来たことがあるのを思い出します。肉体の束縛から解放されると、睡眠中に垣間見ていたものを、全意識をもって見ることが出来ます。その時すべての記憶がよみがえります」

 

「睡眠中は、あなたを物質界に縛り付けている脳から解放され、霊格の発達程度に応じた振動の世界で体験を得ます。その時点ではちゃんと意識して行動しているのですが、朝肉体に戻って来ると、もうその体験は思い出せません。それは脳があまりに狭いからです。ただし、霊格がある段階以上になると、霊界の体験を思い出すよう脳を訓練することが可能になります」

 

「実を言うと私はここにおられる皆さんとは、よく睡眠中にお会いしているのです。私は“地上に戻ったら、かくかくしかじかの事を思い出すんですヨ”と言っておくのですが、どうも思い出して下さらないようです。そしてあちこち霊界を案内してさしあげているんですヨ。しかし思い出されなくてもいいのです。決して無駄にはなりませんから」

 

◆死者に向ける思いや祈りの念は届く

「まず、死後の目覚めは理解力が芽生えた時です。霊的知識があれば目覚めはずっと早くなりますが、長い長い休息で、少しずつ死後の世界に慣れていくほかはありません。地上に病院があるように、魂に深い傷を負った者をこちらで看護してやらねばなりません。反対に人のために良く尽くした人、他界に際して愛情と祈りを受けるような人は、そうした善意の波長を受けて目覚めが促進されます」

 

◆死には苦痛が伴なうのか?

「それも霊格の程度次第です。一般的に言って、死には苦痛は伴ないません。大抵は無意識だからです。死ぬ時の様子が自分で意識できるのは、よほど霊格の高い人に限られます」

 

◆愛する人とは霊界で再会出来るのか?

「地上で愛し合った男女が他界した場合、もしも霊格の程度が同じであれば霊界で再び愛し合うことになりましょう。死は魂にとってより自由な世界への入口のようなものですから、二人の結びつきは地上より一層強くなります。しかし男女の結婚が肉体の結びつきに過ぎず、両者に霊格の差がある時は、死とともに離れていきます。それぞれの界へ引かれていくからです。また、霊の世界では界を上がるにつれて、男女の差が薄れていきます」

 

◆死後の世界でも罪を犯すことがあるのか?

「もちろん私たちも罪を犯します。それは利己主義の罪です。こちらの世界ではそれがすぐに表面に出ます。心に思ったことがすぐさま他に知られるのです。醜い心を抱くと、全体の容貌に表れて、霊格が下がるのがわかります」

 

◆地上時代の孤独な生活を死後も送らなければならないのか?

「そんなことはありません。そういう生活を余儀なくされるのは、それなりの因縁があってのことで、こちらへ来ればまた新たな生活があり、愛する者、縁ある者との再会もあります」

 

◆歴史上の人物に会うことも可能

「とくに愛着を感じ、慕っている人物には、大抵の場合会うことが出来るでしょう。共感の絆が両者を引き寄せるのです」

 

◆そちらでは肉体以上に固くて実感があるのか?

「地上よりはるかに実感があり、しっかりしています。霊界の方が実在の世界で、地上はその影なのです」

 

◆呼吸停止後に起きること

「魂に意識のある場合(高級霊)は、エーテル体が肉体から脱け出るのがわかります。そして脱け出ると目が開きます。まわりに自分を迎えに来てくれた人達が見えます。そしてすぐそのまま新しい生活が始まります。魂に意識がない場合は、看護に来た霊に助けられて適当な場所――病院や休息所――に連れて行かれ、新しい環境に慣れるまで看護されます」

 

◆死後の生命は永遠

「生命はすべて永遠です。生命とはすなわち神であり、神は永遠だからです」

 

◆地球以外の天体にもある霊の世界

「霊の世界は一つです。しかしその表現形態は無限です。地球以外の天体にもそれぞれに霊の世界があります。物的表現の裏側には必ず霊的表現があるのです。宇宙にはあらゆる次元の生活の場があって互いに重なり合い融合し合っています。地上の天文学で知られていない生活が営まれている惑星が、他にいくつもあります」

 

◆霊の動きについて

「私たちのエネルギーは地球に生命を賦与している太陽からうけているのではありません。私たちスピリットの動きに時間・空間による制約はありません。ただし、霊的発達段階による制約はうけます。霊的成長によって到達した段階より速く動くことはできません。ともあれ、霊的生活での霊自身による制約にすぎません」(地上のように外的条件による制約はないということ―訳者)

 

Uさんのコメント

「“天にあるごとく地にもあらし給え”という言葉は、今も地上界を見回すと唱えざるを得ない有名な言葉の一つでしょう。どうも上層界へ行けば行くほど、単純素朴な霊的真理が発現されるそうで、ただ互いを思いあうだけの友愛に満ちた世界になるそうです。霊界の住人の意識は、一瞬のうちに白日に晒される世界なので、地上のように隠したり、ごまかしたりできない世界だから、そうならざるを得ないのでしょう。そして、より純化した特化した天国の住民だけが光り輝く至福の世界を体験できるのです。地上の人間も天国の住民を見習って四海同胞、博愛互助の精神に意識の焦点を合わせていくことができれば、地上もまさに天国のようにどれだけ素晴らしい世界になるかわかりません。日々この言葉を念じてまいりたい次第です。」

 

 

 

~ 次回 “第51回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】 2014年11月23日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:6章「潜在意識の機能」、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

*参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川)

 

第49回 心のサークル 報告

 

【と き】 2014年9月14日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行:US、記録:AN

      IK、SK、SN(初)  以上5名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:4章、談話

 

新しく、Sさんをお迎えしました。Iさんのご紹介のSさんは、ヨーガや瞑想をされているそうです。今回参加されて、スピリチュアリズムについて大変勉強になったと喜んでおられました。少し難しい言葉もあったでしょうが、さすがに理解のうちにあったようです。我々も実践のチャンスと感じ、熱く、しかし穏やかに説明させていただきました。浅野和三郎氏の著書やその他の霊訓等も引き合いに出しながら、皆でじっくり語り合いました。

今回はハードともいうべき霊訓の発信源についての学びです。想像の翼を大いに広げて、霊界へ参入してみて下さい。

 

≪ 4章 シルバーバーチ霊団の使命 ≫ より抜粋

 

霊的啓示は、シルバーバーチがこれから明かすように、その背後では幾重にも組織された霊団によって、遠大な計画のもとに推進されている。(訳者注――シルバーバーチに限っていえば、霊媒のバーバネルが誕生する以前から計画を立て、英語の修得や心霊現象の研究と準備を重ねてきたという。同じことが各国・各民族において太古より独自の形で推進されてきている。)

 

◆霊団の使命・目的とは?

「私の目には、あれこれと毎日忙しく走りまわりながら、その実“一番大事なこと”を見落とし、心が絶望的でヤケになっている大勢の人々の姿が見えます。その人達が日々の生活の中に生きる喜び――神の子として当然味わうべき充足感を見出してくれるようにと願って、霊界から舞い戻って来るそもそもの目的がそこにあることを分かって頂けるでしょうか」

 

「物質界に降りてくるのは、正直言ってあまり楽しいものではありません。光も活気もなくうっとうしくて単調で生命力に欠けています。弾力性のなくなったヨレヨレのクッションのように何もかもがだらしなく感じられます。どこもかしこも陰気で、生きる喜びに溢れている人はほとんど見当たらず、絶望と無関心ばかりです。問題は、神の公平な分配を妨げる者がおり、取り除かねばならない障害が存在しているからです。しかし、私どもにはそれを取り除いてあげることは許されないのです。出来ることはあなた方に神の摂理を訓え、その正しい運用の仕方を教えて差し上げるだけです」

 

「私たち霊団の使命は、れっきとした目的ないし意義を持つ証拠を提供し、それによって心霊的法則というものが存在することを立証する一方、生きる喜びと霊的教訓を授けるということです。物理的法則を超えた別の次元の法則の存在を証明するだけでなく、霊についての真理を啓示するということです」

 

「そうした使命を持つ私たちには、真っ向から立ち向かわなければならない巨大な虚偽の組織が存在します。過去幾世紀にもわたって人間が勝手にこしらえた教義を基盤として築き上げられてきた虚飾の大機構を解体しなくてはなりません。私たちは霊的真理の宗教的意義をたゆまず説き続けます。その霊的な重要性に目覚めれば、戦争と流血による革命よりはるかに強烈な革命が地上世界にもたらされるからです。魂の革命です」

 

「いずれ地上世界に強力な霊の力が注がれます。利己主義と無知に歯止めをかけるための大きな仕事があるからです。その仕事を支援せんとして私どもの世界から大勢のスピリットが馳せ参じております。あなた方の顔見知りの人、血縁関係にある人もいれば、愛のつながりによって引かれてくる人もいます。しかし一方にはあなた方の知らない人たちで、ただ自分の力を役立てることにのみ喜びを覚えて援助してくれている人たちがいることも、どうか忘れないでください」

 

「霊的なものは大事に育て慎重に広めていく必要があることを銘記しなければなりません。急激な改心はえてして長続きしないものです。私たちの仕事は永続性が生命です。一個の魂が暗黒から光明へ、無知から知識へ、迷信から真実へと目覚めた時、その魂は世界の進歩に貢献していることになります。

 

「一人の人間が他の一人を救おうと努力する時、その背後に数多くのスピリットが群がり寄って、その気高い心を何倍にも膨らませようと努めます。一方、高級神霊界の神が涙を浮かべて悲しんでおられる姿を時おり見かけます。せっかくの善行のチャンスを踏みにじってしまう人間の愚行を見て、いつかはその愚かさに目覚める日が来ることを祈りつつ眺めているのです」

 

◆霊的発達には二種類ある

「発達にも二種類あることを知ってください。霊そのものの発達(魂の進化)と、霊が使用する媒体の発達(単なる心霊的能力の開発にすぎない)です。霊的進化を伴わない心霊能力だけの発達では低い次元のバイブレーションしか出せません。(訳者注――その中の一つに超能力があるが、シルバーバーチは別の所で、それはいずれは人類の当たり前の能力として使用されると述べている。ここでは、それがすなわち人格の向上を意味するものでないことを指摘し、超能力者を崇めたがる風潮を戒めている)」

 

◆霊団のメッセージによる素晴らしい恩恵とは

「◎魂を解放し、神からの遺産(神的属性)の素晴らしさに目を開かせます。

  ◎あらゆる足枷と束縛を棄てるように教えます。

  ◎霊的真理の本当の有難さを教えます。

  ◎物的生活の生き方と霊的生活の生き方を教えています。

  ◎美と愛と叡智と理解力と真理と幸福をもたらします。」

 

「私たちの霊訓が理解されていくにつれて、地上の民族間の離反性や各国間の障壁が消えていくことでしょう。民族的優劣の差、階級の差、肌色の違い、さらには教会や礼拝堂や寺院どうしの区別も無くなることでしょう。それは、宗教的には絶対的宗教というものは無く世界の宗教の一つ一つが宇宙の真理の一部を包蔵しており、自分の宗教の貴重な真理と他の宗教の説く真理とが少しも矛盾するものでないことを理解するようになるからです。そうして神の意図(プラン)が少しずつ具現化し、調和と平和が訪れます」

 

◆神のプランについてのメッセージ

「神の計画に関わる仕事は犠牲なしには成就されないのです。取り壊し無しには建て直しはできません。その繰り返しの中で霊的真理が台頭し、新しい世界――神の摂理が正しく機能している世界――の建設が始まります。しかし、何も言うことのない完全な世界にはなりません。完全に近づけば近づくほど、より高い完全が存在することを知るからです」

 

「物的な目をもってご覧になるから見えないのです。私たちの目には霊的真理の普及、霊的知識の理解、寛容的精神の向上、善意の増大、無知と迷信と恐怖心と霊的奴隷状態の障壁の破壊が着実に進行しているのが見えます」

 

「あなた方の内部に宿る神性、神から授かっている霊的能力を認識させ、それを駆使して自分を他人のために役立てる方法を説き、そうすることによって神の計画の推進に役立たせてあげたいと望んでいるのです」

 

◆戦争や病気についての質問に対するシルバーバーチの訓え

「戦争は神が計画されるのではあるません。病気は神が与えるのではありません。人類が自由意志の使用を誤って自ら招来しているのです。その中にも学ぶべき教訓があることは確かです。しかし、人間が勝手にやり合っていることを神の行為と取り違えてはなりません。魂が一切の囚われを無くすると、世界中の誰とでも調和した一体化を求めるようになるものです」

 

Uさんのコメント

◆霊的発達には二種類ある

「発達にも二種類あることを知ってください。霊そのものの発達(魂の進化)と、霊が使用する媒体の発達(単なる心霊的能力の開発にすぎない)です。霊的進化を伴わない心霊能力だけの発達では低い次元のバイブレーションしか出せません。」

つまり、霊的進化と心霊能力の開発との違いを、バイブレーションの違いとして説明しています。

一方、「シルバーバーチの霊訓2=霊媒現象の原理=」の中でも、次のように述べています。

「心霊能力を発揮するようになることが必ずしも霊的進化の程度の指標とはならないということです。霊的身体のもつ能力を全部発揮しても、魂そのものは少しも進化していないということも有り得ます。本当の意味で霊的に進化しはじめるのは、人のために役立つ仕事を目的として、霊界のスピリットの協力を得ながら心霊能力を開発した時です」

心霊能力と霊的進化とは必ずしも比例しないということです。物質世界に生きていると、一見派手な心霊能力の開発に目が行ってしまいますが、やはり霊的進化を心がけて利他愛に生きることを主眼とするべきでしょう。このことも繰り返し、章を超えて、霊訓の中に述べられているわけですが、日々自戒していただきたい真理だと思います。

 

 

 

 

 

 

~ 次回 “第50回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】 2014年10月19日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:5章「死んだらどうなるか」、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

*参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川)

 

第48回 心のサークル 報告

【と き】 2014年8月31日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行:US、記録:AN

      IK、SK、ST、YYKi  以上6名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:3章、談話

 

 今回の“再生の原理”は、言わば神の領域の深奥な部分であり、深遠すぎてシルバーバーチも我々人間への説明に苦慮されている。しかしそれゆえに好奇心を大いにかき立てられてしまう。そもそも仏教的環境で生育してきた者たちにとっては“寝耳に水”の死生観・宇宙観であろう。私も初めて知った時は理解できなかったし、今でも分かり得ないものと思っている。今回参加者の皆さんともずいぶん語り合わせて頂いたが、体験すればわかること、それまで待とう、ということに落ち着いた。

訳者の近藤千雄氏も「“再生”―生まれ変わり―は、スピリチュアリストの間でも議論の的となっている問題で、とかく意見が食い違うことがある。シルバーバーチはこれを全面的に肯定するスピリットの一人であるが、ただ従来の輪廻転生説にみられる機械的な生の繰り返しではなく、進化のための埋め合わせを目的とし、生まれ変わるのは同一霊の別の意識層であるとする」と冒頭で述べている。

以下に当時のサークルのメンバーとシルバーバーチとの問答をご紹介します。詳細は当書籍をお読みください。また、文中に出てくる“マイヤース”については、『マイヤースの通信 永遠の大道』ジェラルディン・カミンズ著、近藤千雄訳をご参照下さい。

 

≪ 3章 再生の原理 ≫ より抜粋

 

◆中心霊と分霊(類魂)と再生について

♡「今のあなたという意識とは別に、同じくあなたと言える大きな意識体(中心霊)があります。そのホンの一部(分霊)が今地上という物質界でそのあなたを通じて表現されているわけです。そして、あなたの他にも同じ意識体を構成する分霊が別の世界で表現されております」

 

「それぞれが様々な媒体を通して自我を表現しており、時おりその分霊どうしが合体することもあります。互いに意識するのは何らかの媒体を通して自己表現し始めてからのことです。最終的には全体として一つに再統一されます」(訳者注―マイヤースはその部分的存在を“類魂/グループソウル”と呼んでいる)

 

「進化の道程は永遠ですから類魂が一個の霊になってしまうことはあり得ません。進化するにつれて利己性は薄れ、霊魂に具わっている神的属性の表現形式であるところの個性がますます発揮されていくのです」

 

「霊は無限の可能性をもっているので無限の表現も可能です。その霊にいくつかの面があります。それを私はダイヤモンドに譬えるわけです。私のいう類魂とは、人間性に係った部分に限って言えば、霊的血縁関係ともいうべきものに起因した霊によって構成されています。同じダイヤモンドを形作っている面々ですから、自動的に引かれ合って一体となっているのです。その大きなダイヤモンド全体の進化のために、個々の面々が地上にどんどん誕生しております」

 

「分霊が同時に地上に誕生することはありません。全体の目的に反することだからです。個々の意識であらゆる階層での体験を得るということが本来の目的です。個々の意識は自らの進化に自らが責任を負い、他の分霊の体験による恩恵は受けません」(訳者注―マイヤースは、他の仲間の体験―喜怒哀楽を中心としたもの―の恩恵を自分のものとすることができると述べている。一方シルバーバーチは、因果律の観点から述べており、たとえ同じ類魂どうしであっても仲間の苦難の体験によって罪業が中和されることはない、という意味に解釈すべきである)

 

「再生の時期は、地上で学ぶべき教訓、果たすべき仕事、償うべき前世での過ちなどを明確に自覚するようになり、今こそ実行するのが自分にとって最良の道だと判断した時です。目指している目的のために最も適当と思われる国、民族、性別…を選びます」

 

「生命の根源である“霊”は無限です。無限なるものに個性はありません。その一部が個体としての表現器官を得て地上に現れるのです。霊魂が自我を表現するための器官を提供するのが人間の役目です。あなたも個体に宿るずっと以前から存在していたのです。個体としては受胎の瞬間から存在を得ることになります」

 

「人間の肉体は原始的段階から徐々に進化してきましたが、霊は無始無終です。古い霊魂と新しい霊魂との本質的な違いは年輪の差でしょう。当然のことながら古い霊魂は年上ということです」

 

◆“双子霊”ツインソウルとは?

「双子霊というのは一つの霊の半分ずつが同時に地上に生を享けた場合のことです。自分と同じ親和性を持った霊魂―いわゆるアフィニティ―は宇宙にたくさんいるのですが、同じ時期に同じ天体に生を享けるとは限りません。双子霊のようにお互いが相補い合う関係にある霊どうしが地上でめぐり合うという幸運に浴した場合は、正に地上天国を達成することになります。霊的進化の程度も同じなので、その後も手に手を取り合って成長していきます」

 

◆物質界に誕生しない霊がいる

「霊界の上層部(神庁)には一度も物質界に降りたことのない存在がいます。その種の霊にはそれなりの宇宙での役割があります。物質器官を通しての表現を体験しなくても成長進化を遂げることが出来るのです。時として特殊な使命を帯びて地上に降りてくることがあり、歴史上の偉大なる霊的指導者の中にはそうした神霊の生まれ変わりである場合がいくつかあります」

 

◆前もってわかっている地上での辿る道程や成果を、あえて再生して体験する意義とは?

「地上に再生する目的は、地上生活から戻ってきて霊界で行うべき仕事があって、それを行うだけの霊的資格(実力)を付けることにあります。霊的成長というのは実際に物事を体験し、それにどう対処するかによって決まるのです」

 

◆航空機事故のような惨事について

「すべての事故は因果律によって起こるべくして起きているのです。あなた方にとって死は恐るべきことでしょう。しかし私たち霊界の者は、死んだ人は肉体の束縛から解放されたのですから、大喜びでお迎えしています。また、あなた方には真相を理解することは困難ですが、宿命というものが宇宙の大機構の中で重大な要素を占めているのです。つまり運命づけられた一定の枠の中で自由意志が許されているわけです。説明の難しい問題です」

 

◆誕生日は人の生涯を支配するか?

「それは絶対にありません。なぜなら霊魂は物質に勝るものだからです。いずれにせよすべての赤ん坊は進化の過程の一部として特殊な肉体的性格を背負って生まれてきますが、母胎に宿った日や地上に出た誕生日によって、いささかも影響を受けません。無限の可能性を秘めている霊魂の本来の力を発揮しさえすれば、いかなる環境も克服しえないことはありません。しかし残念ながら大半の人間は、物的条件によって霊魂の方が右往左往させられておりますが……」

◆運命の行方を心配するメンバーに向けて、シルバーバーチは二つの詩文を引用して説く

「 “なあ、ブルータスよ、

オレたちがうだつが上がらんのは星のせいじゃない。

   オレたち自身が悪いのさ”(シェークスピア)

  

“門がいかに狭かろうが

   いかなる逆境が運命の巻物に記されていようと、

   私は平気だ。なぜなら

   運命の主人公はこの私だからだ。

私が魂の指揮者なのだ”(W・E・ヘンリー)

 

あなた方の内部には、物的なものから受ける影響のすべてを克服する力を具えております。未来は過去が生んでいきます。自分の行為を思念によって創り出していくのです。ですから不安の念を抱くということ自体が、その不安を実現させる手助けをしていることになります」

 

「物的尺度で無限なるものを計ることはできません。物的な目だけで見れば地上は不公平だらけです。しかし悪行に対する懲罰があるように、善行に対する報酬も必ずあります。地上生活は永遠なる生命のごく短い一時期にすぎません。人間は私たちから見てどうでもいいこと、霊的に何の価値もないものを大切にしすぎます」

 

◆霊的進化は最も成就しがたいがゆえに価値がある

「霊に係る分野において進歩が容易に得られることはあり得ません。進歩は知識や真理や叡智と同じく、限界というものがありません。学べば学ぶほど、さらに学ぶべきものがあることを知ります。奮闘努力がいるのです。一段一段人生の目的、真実、人生の拠って立つ永遠の原理を理解するとともに、宇宙を支配する霊力を身につけるごとに、その根源との調和が深まります。調和が深まると――生活が豊かさを増します。本当の価値の識別力がつきます。選択の優先順位が決められます。何が最も大切であるかが分かるようになります」

 

「大切なのは身体と精神と霊の調和です。身体がその正しい成長にとって必須のものをきちんと得ていないと、霊も正しく機能を発揮することができません。ゆえに霊的な事ばかりに気を奪われて身体上の事をおろそかにすることは、身体の事ばかりに気を奪われて霊的な事をなおざりにするのと同じく間違っております。心の修養にばかりこだわって他の側面を忘れるのもまた間違っております」

 

 

Uさんのコメント

「再生については、スピリチュアリズムの難所として類魂とともに私のブログ(アセンション2012  http://plaza.rakuten.co.jp/ascension21/)に記載しているので、今回はそこから引用します。以下参考にしてください。

― 再生について述べるが、再生の目的は地上の体験を通じてカルマの解消と類魂全体の霊的向上をはかることであるとされる。ところが、スピリチュアリズムが明らかにした再生は、難解なものであった。霊魂不滅という前提からすると、仮に今私が死んだとしても、意識は残るので、同じ意識あるいは、今意識している自分(パーソナリティー)を持って、来世で、また再生すると一般には理解されている。これが、間違いなのだ。
 意識には、顕在意識であるパーソナリティー以外に潜在意識である意識していない自分(インディビジュアリティー)があり、後者の方が遥かに大きい部分を占める。つまり、実際に再生するのは、潜在意識の一部が再生するように見える。あるパーソナリティーをもった人が死ぬと、霊界ではインディビジュアリティーに融合し、再生後のパーソナリティーは融合したインディビジュアリティーの一部として表出してくるわけである。
 結局、幾多の輪廻転成を果たしてきた過去世は、別のパーソナリティーの自分であり、厳密な意味で言えば別人なのである。今生で意識している自分というのは、二度と現れないということになり、やはり寂しい気がするが、過去世療法で良く言われるソールメートも、疑わしいことになる。ー                    

 

 

 

~ 次回 “第49回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】 2014年9月14日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:4章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

*参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川

 

第47回 心のサークル 報告

 

 

 

【と き】 2014年7月20日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行:US、記録:AN

      IK、SK、ST、YY、SY  以上7名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:2章、談話

 

 以前より参加を希望されていた鶴岡のS.Yさんが参加されました。S.Yさんは今後地元での読書会の開催を考えておられます。ざっくばらんな当会ですが、ご参考になれば幸いです。また、以前参加されたS.Sさんは、やはり仙台市内で読書会を始められたと伺いました。我々が持てる知識をお伝えできる場所は、家庭内で、友人関係で、仕事関係で……自分なりの形で伝えていければいいですね。実践されている方もたくさんおられることでしょう。

 さて今日は、手前味噌ですが、種から育てた「ホーリーバジル」の苗を皆さんにお持ち帰り頂きました。この種は以前参加のM.Mさんから頂いたものです。M.Mさんにあやかって、ホーリーバジルで元気にいきましょう!

 

 

≪2章 “苦”の哲学 ≫ より抜粋

神の摂理の絶対性への深い確信を持つシルバーバーチは、何度も苦しみや悲しみの意義を説く。

♡「あなた方人間は霊的存在です。これは、誰もがいつの日か直面することになる厳粛な事実です。いつの日かではなく今すぐに認めて、これから先の何十年ものムダな困難を省いた方がどれだけ賢明でしょうか。」

 

♡「すべての苦は、それが魂の琴線に触れることによって自動的に報いをもたらし、それが宇宙のより高い、より深い実相について、より大きな悟りを得させることになるのです。」

 

♡「過去を振り返ってごらんなさい。往々にして最大の危機に直面した時、最大の難問に遭遇した時、人生で最も暗かった時期が、より大きな悟りへの踏み台になっていることを発見されるはずです。不幸も心配も悩みもなく、困難が生じても自動的に解決されてあなたに何の影響も及ぼさず、通る道に石ころ一つ転がっておらず、征服すべき物が何一つないようでは、あなたは少しも進歩しません。向上進化は困難と正面から取り組み、一つひとつ克服していく中にこそ得られるのです。」

 

♡「困難、障害、不利な条件――これらはみな魂の試練なのです。それを一つ克服した時、魂はいっそう充実し向上して、一段と強くそして純粋になってまいります。」

 

♡「人生の喜び、楽しい笑いの味は、人生の辛酸をなめ尽くして初めて分かります。なぜなら、深く沈んだだけ、それだけ高く上がれるからです。体験のすべてが霊的進化の肥やしです。そのうちあなた方も肉体の束縛から解放されて地上生活を振り返る時が来た時に、すべてをつぶさに理解されるはずです。」

 

♡「ぜひ銘記していただきたいのは、あなた自身にとって大変悲しい出来事も、実は他の大勢の人達のためにあなたを役立てようとする計画の一端であることがある、ということです。その体験を通じて大勢の人々の魂が鼓舞されることになれば、それがひいてはあなた自身の魂の成長を促すことになります。」

 

◆他界した者からみた辛さとは?

♡「“死んだ人”たちは死と言う名のドアを通り抜けて、新しい生活へ入っていくだけです。その人たちにとって死は大きな解放です。決して苦しいものではありません。彼らにとって唯一の辛さは、地上に残した人々が自分の事で嘆き悲しんでいることです。」

 

◆自殺とその代償について。

♡「許されません。あくまでも摂理に従って寿命を全うしなければなりません。もし寿命を自らの手で切り上げるようなことをすれば、それに対する代償を支払わされます。例えばリンゴを熟さないうちにもぎ取ればリンゴの美味しさは味わえません。それと同じで、霊的に熟さないうちに無理やり次の世界へ行くようなことをすると、長い期間にわたって辛い体験を支払わされるのです。」

 

シルバーバーチは、回復見込みのない患者に物的手段を講じて永生きさせることは正しいとする。安楽死についての見解は?

♡「この問題に関して一つ忘れてはならないことがあります。霊は、肉体を去るべき時が至れば必ず去るもので、地上にはその理法を変える手段はないということです。人為的に死なせた場合、死後に備えの出来ていない霊に一種のショックを与えることになり、良からぬ影響をもたらします。自然な死であれば必要でなかったはずの手間をかけて、埋め合わせをしなければならなくなります。」

 

♡「医師が努力なさるのは結構ですが、霊にはその肉体を去るべき時というものがあり、その時が至れば医師には為すべき手段はありません。」

 

◆平均寿命が延びているのは?

♡「人類が進化しているからです。霊的なことが肉体的なことを決定づけているのです。」

 

産児制限(避妊)について。

♡「つまるところ動機の問題です。何のために?――自らの良心に何度でも問いかけてみるのです。その結果として選択したもの、それが何より大切です。どうしても地上に誕生すべき宿命をもった霊は、避妊しない夫婦を選んで誕生してきます。因果律は絶対です。また、一対の夫婦にとって新しい生命が誕生することが進化のためのプランに組み込まれておれば、それを阻止することはできません。」

 

◆霊はいつ宿るのか?

♡「私は精子卵子が合体して、ミニチュアの形にせよ霊が機能するための媒体を提供した時、その時が地上生活の出発点です。」

 

Uさんのコメント

「苦の哲学の中で引用された以下の文章。

ーぜひ銘記していただきたいのは、あなた自身にとって大変悲しい出来事も、実は他の大勢の人達のためにあなたを役立てようとする計画の一端であることがある、ということです。その体験を通じて大勢の人々の魂が鼓舞されることになれば、それがひいてはあなた自身の魂の成長を促すことになります。ー

 

苦しみや障害は、己の魂を成長させる機会を与えてくれるわけですが、一見利己愛的な行為に見えます。ところが、これを克服する体験により己が成長するだけでなく、他人を勇気づけたり、助けたり、他に役立つ事にことになるという内容です。そのことがまた徳として自分に返ってくる。まさに艱難汝を玉とすの極意ですね。こうして常に利他愛を意識する純粋かつ真摯な神的人格が形成されるこに改めて気づかされました。」

 

 

      

 

~ 次回 “第48回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】 2014年8月31日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:3章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

*参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川)

 

第46回 心のサークル 報告

 

【と き】 2014年6月29日(日)、14:00~17:00

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行:US、記録:AN

      UH、GK、SK、ST  以上6名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:1章、談話

 

 今年に入って6回目の心のサークルを迎えました。はや6月も過ぎ、一年の前半を果敢に生き抜いてこられた皆さま、本当にお疲れ様です。一日として同じ日はありませんので、毎日が思考錯誤の連続です。私も出来るだけ「動機が大事」「人事を尽くすのだ!」とそれなりに気合を入れてやっております。ですから大変な事もたくさんありますが、心には多少のゆとりを持って進んでいけるようです。これから後半、厳しい暑さも加わってきますので、食生活や生活環境に適度に留意され、天より与えられた時間を有意義に過ごして参りましょう。

 今月から、第4巻に入ります。学びそして実践に備えましょう!

 

≪1章 絶対不変の摂理 ≫ より抜粋

◆大切なのは、神の摂理との調和。

「宇宙の大霊すなわち神は無限の存在であり、あなた方もその大霊の一分子です。不動の信念を持って正しい生活を送れば、きっとその恩恵に浴することができます。その神の摂理に調和していなければ良い結果は得られません。厳しい環境に閉じ込められたときは、正しい信念を持ち、神の象徴であるところの太陽に向かって――自分は神の一部なのだ。不滅なのだ。永遠の存在なのだ。無限の可能性を宿しているのだ。その自分が限りある物質界のことで挫けるものか。そう言えるようになれば、決して挫けることはありません。」

 

神の摂理に則った生活とは、行為だけでなく、口にすること、心に思うことによってもなりたっています。人間は往々にして思念の主人でなく奴隷になっている、とはよく言われることです。」

 

神の摂理を理解したイエスが説いた摂理とは?

「“完き愛は怖れを払う”、“まず神の御国と義を求めよ、さらばすべてが汝のものとならん”。イエスは勇気を持って実践すれば必ず成就されることを身を持って示しました。あなたもその摂理が働くような心構えができれば、何事も望みどおりの結果が得られます。」

 

「“神の御国は汝らの心の中にある”――あらゆる病を治し、あらゆる困難を克服する力を人間の一人ひとりが宿している事実を、地上人類はいまだに悟っておりません。」

 

◆その他の摂理。

「代価を払わずして価値ある物を手に入れることはできないということ。よい霊媒現象を得たいと思えば、それなりの感受性を磨かなくてはなりません。できるだけ高い界のバイブレーションに感応するようになっていただきたい。」

 

「私達が地上の人間を指導するにあたって、人間自ら闘い抜くべき試練に対して、側から手出しをしてはなりません。当人の自由選択の権利を侵すことになるからです。それが摂理だからです。」

 

「タネ蒔きと収穫の摂理は大自然の法則の中でも、もっともっと多くの人に理解して頂きたいものです。蒔かれたタネ(原因)は大自然の摂理に正直に従ってそれなりのみのり(結果を)もたらします。人間界についてもそのまま当てはまります。罪を犯した人は罪の結果を刈り取らねばなりません。」

 

◆人間が地上にあるということの意味とは?

「人格を形成するためです。問題をどう処理していくかがその人の性格を決定づけます。いかなる問題も地上的、物的なものであるので、大霊の一部であり、神性を宿しているあなたにとって、克服できない問題は絶対に生じません。」

 

◆心の平和とは?

「たった一つ、神と一体になった者にのみ訪れる平和。その時の安らぎこそ真の平和です。神の摂理と調和するからです。」

 

◆普遍的な同胞精神の必要性をシルバーバーチは説く。

「私達には赤い肌をした者、黒い肌や黄色い肌、白い肌をした者がおります。その一人ひとりが全体の組織の一部を構成しているのです。そのうち神の摂理が地上全土で理解され、人種が混ざり合い、お互いに愛念を抱いて生活する調和のとれた地上天国が実現する日が来ます。今のあなた方にはそうした肌の色の違いが意味するものを理解できません。そのすべてが融合し合うまで、言いかえれば表面の肌色でなくその奥の魂を見つめるようになるまでは、真の平和は訪れません。」

 

◆霊的真理を知った者の責任の重大性を説く。

「地上の同胞の心身の糧となる霊的事実の中継役をする人たちには大変な責任が担わされています。その態度いかんが地上生活において、あるいは霊の世界へ来てから、その責任を問われることになります。霊界からの情報をしきりに求めながら、それを同胞のために活用することをまるでしようとしない人に、私はうんざりさせられることがあります。」

 

◆自由意志との関連について。

「戦争の責任は人間自身にあります。高慢、嫉妬、怨恨、貪欲、悪意、不信、猜疑心――こうしたものが実れば当然のことながら戦争、衝突、仲違いとなります。自由意志は神からの授かりものです。ですが、その使い方を誤ればそれなりの償いをしなくてはなりません。」

 

「神性を宿した種子は、一人の例外もなく全ての人間に植えられております。その手入れをするのは自分自身です。いつ花を咲かせるか、あるいは首尾よく花を咲かせることが出来るかどうかは各自の努力に掛かっております。」

 

 

<進行役Uさんのコメント>

個人的に特に好きな表現は、第一章の始めに出て来る以下の一節です。

 「自分は神の一部なのだ。不滅なのだ。永遠の存在なのだ。無限の可能性を宿しているのだ。その自分が限りある物質界のことで挫けるものか。」

この部分は、まさに神へのアファメーションですね。苦しい時や障害に負けそうになり、気持ちが不安で揺らぎそうになることは、人生にはよくあることです。そんな時、この一節を復唱するのも一法です。きっと艱難辛苦を玉とする気概が湧いてくるでしょう。何度も何度も繰り返して何度も何度も挑戦すれば良いのですから。

 

 

~ 次回 “第47回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】 2014年7月20日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:2章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

*参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川)

 

第45回 心のサークル 報告

【と き】 2014年5月25日(日)、14:00~17:00

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行:US、記録:AN

      GK、SKo、Ska  以上5名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(3)』の読書会:14章、解説、談話

 

 「祈りとは?」と尋ねられたら何と答えましょうか。辞書には「神仏に請い願うこと。祈祷。祈願。」とありますが、かつての私はそのように答えていたと思います。霊訓を学んで以来捉え方も変化し、さすがに「困った時の神頼み」はすでに卒業はしています。しかし今回のシルバーバーチの訓えを通して、祈りに対する概念がさらに拡がりました。

祈りとは、言わば“神との対話”といいますか、“神と繋がることのできる神聖なひと時”のこととも言えそうです。利己心を捨てて他のために祈る。神の、天の導きを請い願うというへりくだったものと捉えました。厳粛な理想的な祈りは、決して目先のたわい無いおねだりではないのです。愛にもさまざまな段階があるように、祈りにも段階があるということでしょう。

最近夢の中でいただいた言葉に「人事を尽くして天命を待つ」というのがあります。私にとって本当にタイムリーでした。わが身を振り返る良い機会をいただき感謝しております。以下の本文にも出てきますが、祈るためには祈るだけの資格が必要のようです。私にはまだまだ先のようです。

さて、シルバーバーチは交霊会の始めと終わりに必ず祈りの言葉を捧げられます。今回の祈りもお手本のように素晴らしいものですが、長文なのでここでは割愛します。今までもシルバーバーチは折に触れ祈りについて説かれておりますが、訳者の近藤千雄さんが、―祈りに関する一問一答―としてここにまとめて記されております。

 

 

≪14章 シルバーバーチの祈り、祈りに関する一問一答≫ より抜粋

◆霊界側は祈りをどうみているか?

「祈りとは何か、を理解するにはその目的をはっきりさせなければなりません。ただ単に願い事を口にしたり、決まり文句を繰り返すだけでは何の効果もありません。その文句に誠意が込もっておらず、それを口にする人みずから、内容には無頓着であるのが普通です。」

 

「真の祈りにはそれなりの効用はありますが、身を持って果たさねばならない地上的労苦の代用とはなり得ません。責務を逃れる手段ではありません。いかなる祈りにも絶対的な因果的連鎖関係を寸毫も変えることはできません。」

 

「人のためにという動機、自己の責任と義務を自覚した時に油然として湧き出るもの以外の祈りをすべて無視されるがよろしい。心霊的ないし霊的行為である祈りのあとには自動的に反応が返ってきますが、それは必ずしも当人の期待した通りのものではなくても、その祈りのバイブレーションが生み出した自然な結果です。」

 

「問題や困難に対して正直に、正々堂々と真正面から取りくんだ時、またありたけの能力を駆使して、しかも力が及ばないと悟った時、その時こそあなたは何らかの力、自分より大きな力をもつ霊に対して問題解決のための光を求めて祈る完全な権利があるといえましょう。そしてその光を手にされるはずです。」

 

「また、その種の祈りとは別に、宇宙の霊的生命とのより完全な調和を求めるための祈りもあります。つまり障壁を克服して本来の自我を見出したいと望む魂の祈りは必ず叶えられます。」

 

モーゼの十戒について。

「もう時代遅れです。今の時代には別の戒めが必要です。啓示と言うものは進歩的なものであり、その時代の人間の理解力に応じたものが授けられております。霊界から授けられる叡智はいつも一歩時代を先んじております。人間がその段階まで到達すれば、次の段階の叡智を受け入れる準備が出来たことになります。

人類がまだ幼児の段階にあった時代に特殊な民族のために授けられたものを、なぜに当時とは何もかも事情の異なる今の時代に当てはめなければならないのでしょう。私には“お互いがお互いのために尽くし合うべし”この一戒だけです。」

 

◆雨乞い等の祈りについて。

「大自然の営みを変えようとして大勢で祈ってみても何の効果もありません。しかし祈りは魂の活動としての価値があります。必死の祈りは、高級界からの働きかけに対する受容力を高めます。つまりより多くのインスピレーションを受けるに相応しい状態に高めるということになります。祈りとは魂の行なのです。」

 

◆悪天候と世の中の邪悪性に関係はあるのか?

「私は世の中が邪悪であるとは思いませんし、罪悪への罰として神が雨を降らせるとは思いません。自然現象は人間の生活とはそんな具合には繋がっておりません。この大宇宙を支えている力は、人間が集団で祈ったところでどうなるものでもありません。だいいち三か月前と一週間前とで世の中の邪悪性に差があるわけではないでしょう。」

 

◆祈らない方がよい時とは?

「祈りとは宇宙の大霊との一体を求める行為ですが、いくら祈っても上手くいかない時は、それはその方が祈りによってそれを求めるのが適さない方であることを意味しています。」

 

●祈りまたは精神統一に関して、訳者の近藤千雄氏は次のように付記されている。

「師の間部詮敦氏が言うには、精神統一の時間は15分ないし30分とした方がよい。なぜなら不安定な状態で精神統一を続けていると、邪霊に憑かれやすいからであると。これに私見を加えさせて頂けば、人間はそれぞれの仕事に熱中している状態がもっとも精神が統一されており、それが祈りと同じ効果をもたらすものと信じている。地上の人間はあくまで人間らしく、五感を正しく使って生活するのが本来の生き方であって、霊的なことは必要な時に必要なものを体験させてくれるものと信じて平凡に徹することである。

シルバーバーチ霊は三千年も前に地上を去り、すでに煩悩の世界を超脱した、いわば八百万の神の一柱とも言うべき高級霊であることを忘れてはならない。」と。

 

 

<進行役 Uさんのコメント>

シルバーバーチの言う祈りについては、以前も私の講演会で質問を受けたことがあります。確かに祈りにも段階があるようですが、神との繋がりを求める行為は、最も崇高な行為といえるでしょう。宇宙の大霊と一体を求める行為とありますが、波長を合わせることであり、それによって人間の意識を高め、生活に反映させることが大切です。他の箇所で、神の使徒として私をお使いくださいと祈るだけで良いとも書かれていたと思います。それには、言葉では理解しにくい信仰心という要素があるように思われます。日々神と繋がるべく、真摯に純粋に精神統一の時を持つ必要性もよく理解できます。長くても30分程度、仕事で精神を集中している時も同じ効果があるとすると、私見ですが、走禅と勝手に自分で名付けましたが、私が毎日走っている時間が思い浮かびます。30年近く続けていると、意識すれば、もっとも一体感を感じる時です。多くのインスピレーションもプラーナももらえます。そう考えるとどんなに忙しくとも祈りの時を持つことはできるわけですね。いかがでしょう。」

 

 

 

 

~ 次回 “第46回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】 2014年6月29日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:1章、談話

【持ち物】 上記書籍(会場にて購入できます。1冊1,200円 )

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

*参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川)