【と き】 2022年9月19日(月祝)、14時~17時
【ところ】 シルバーセンター第三研修室+zoom
【参加者】 進行:US、記録:SK
US、ST、UH、HM、WM、TN、IM、Su、SK 以上9名
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(12)』の読書会
大型台風が近づいていたので読書会に影響しなければいいなと思いましたが、風も雨も感じず無事に集まることができました。
USさんが、浄霊現場について話題にされ暫くその話をしました。
UHさんやIMさんのヒーラーとしての体験を伺いました。
ヒーラーのもとに訪れる人の症状が憑依なのか本人の気質の問題なのか、見分けがつかない時もあるそうです。
明らかな憑依の場合、物理現象がよくあるとのこと。電子機器、車やパソコンがよく壊れるそうです。そういえば他のヒーラーさんも同じことを仰っているのを聞いたことがありました。霊は(私たちもだと思いますが)電気的な存在なので電気製品に影響を及ぼすようです。理由はさておき、それは迷惑な話だろうなぁと苦笑しながら聞いてました。
精神病は憑依が絡んでいることが多いというのが私たちの見解です。かといって除霊をすれば解決するのかといえば、そうでもないことがやっかいです。なぜなら、憑依の原因は人間側にも大いにあり、その仕組みが”引き寄せ”にあるからです。自分と同じ波長の霊を引き寄せるので、低い波動のままでいるとまた憑依されるからです。
なぜ悩みが生まれるのか、それはなぜ生まれてきたのか?にも起因すると思います。「悩み」「困難」「苦難」には意味があることを知ってくれたら、乗り越え方も違ってくるのではないかなと思います。
生きる支えについてこんな話題が…。
◇ペットロスによって精神のバランスを崩され、妄想を言うようになった知人がいてどうしてあげればよいのか正直わからないというお話がありました。
困っている人を見かけると何とかしてあげたいと思うのが人情ですが、相手との関係性もあるので、なかなか難しい問題です。実際には何もできないことが多いようです。
そんなときはどうすればいいのでしょうか?
読書会時間内には思いつかなかったのですが、たったひとつだけできることがありました。
その方への霊界のサポートを祈ること。
これならできます。
また、こんな話題も…。
◇生活保護政策でお金をばらまいた結果、アメリカ、フィラデルフィアが酷いことになっているそうです。なぜなら、渡されたお金を人々は何に使ったかというとドラッグやギャンブルで、街は荒廃するばかりになったとか。
お金で人を助けることはできなかったという一例のようにも感じます。
人の幸せとはなにか? サポートとはなにか?を考えさせられる話です。
◇定年後にどうしたらよいかわからくなる人もいる。
◇自分が何をしたいのか考えてみようという提言がありました。
「リタイアしたあとは農業」という希望をよく聞くそうです。自然と共に生きたいという気持ちはとても共感できます。
社会に貢献したいなと常々思っていますが、なにができるのか見つかっていません。
人の弱さについて話していましたが、本日の読書会の章のタイトルは「力強く生きるための叡智」です。この章がたくさんの人の心に届けばいいのになぁと思います。
ではみんなで読んでいきましょう。長い章だったので2回に分けることにしました。
USさんがシルバーバーチの祈りを唱え輪読開始です。
11章 力強く生きるための叡智
読んでいるとどんどんと力が湧いてきます。エネルギーを充填されている感じがします———。…とそう思うのは元気な時でした。
ところが、苦境の最中に読むと一転してこれらが難しい注文に思えてくるのです。しかし、苦難を乗り越える唯一の道もこれのみだと思います。
とはいうものの、決して難題を振りかけられているわけではありません。
たんなる心構えのみに過ぎません。
(1)明日のことを思い煩ってはいけません。大切なのは今日です。あなたのすべきことに能力の限りを尽くしなさい。最善を尽くす——私たちはこれ以上のことは要求しません。
明日のことというのは、つまり幻想なんですよね。
実在は今。
幻想と闘っても所詮相手は幻想なわけですから実体がなく、それと闘ってもエネルギーを無駄に遣うだけです。
転ばぬ先の杖が欲しい。
取越苦労。この課題を乗り越える戦いはまだまだ続きそうです。
(4)だれの人生にも道しるべが用意されております。もしも霧(心の迷い)によってそれがぼやけて、よく見えなくなった時は、いったん足を止めることです。ただの霧ですから、そのうち晴れてまた辿るべき道が見えてきます。雲にさえぎられている時でも太陽は照り輝いているのです。
毎朝、今日こそ霊的に生きるぞ!と決意しても、いつのまにか忘れて、いつものようにいろんな感情を発して一日が終わる。気が付いたときには夜。ああ、今日も相変わらずだったなぁ…みたいな繰り返しです。
それでも、少しずつ前よりは進歩しているような気もします。心が波立った時は俯瞰するよう命じることができたり、自分を元気づけたり。たとえ自由に心を制御できなくても、なんとか頑張ろうとしています。
表面は何も変わってないなぁと思っても、心の奥のところで変化が生まれているかもしれない、進化しているかもしれないと期待をこめて明日も生きていきたいと思うのでした。
(7)後退のやむなきに至ることはあります。が、後退するということは、そのあとの一段と大きい前進の喜びを教えてくれることでもあります。時には俗世の喧騒から身を引くことも大切です。そして内的自我に静寂をもたらすことができるようでないといけません。
静寂なる時間を持っていますか?
目の前の出来事や過去の出来事、他者の思惑、自分の気持ち。それらが頭の中をいったりきたり。計算したり、予測したり。不安になったり、立ち直ったり。良いこと、悪いこと、ずーっと何かしら考えているような気がします。心が空になることは睡眠の時ぐらいでしょうか。
時々街中で、ご病気なのかぶつぶつ独り言をずっと言われてる方がいます。変な人だなぁと思いますが、よく考えれば、頭に浮かんでることに蓋をせずに口に出すと、きっと全員があんな風に四六時中ぶつぶつ言っているのではないでしょうか。頭の中はいつも言葉がひしめいていますから。毎日が喧騒の中です。
頭の中を空にしてみたい。
これも断捨離のひとつなんでしょうかねぇ。
静寂を求める。
それは瞑想だろうなぁと思い続けて十数年。雑念と睡魔で断念を繰り返してますが、求められているのをひしひしと感じている状況です。
(31)難題にしりごみし、真理普及の厳しい最前線から撤退していく人のことを気の毒に思ってあげなさい。もともと本物の理解ができていなかった者ならいざ知らず、一度でも魂が感動し真理の光を見た者であればなおさら気の毒なことです。私たち霊界の者にとって、正しい知識を手にした者がかくあるべきという規準にそぐわない振る舞いをする姿ほど、見るも悲しいものはありません。
「厳しい言葉」との感想がありました。霊界の宣伝マンとして生きざるを得ない、真理を知ると逃げられない。その道を進むように導かれている。そう感じておられるとのこと。
その意見に対して、逃げるのではなく休むのは必要じゃないか…。
バランスじゃないか?とのことです。
ちょっとホッとしますね。
霊的な生き方にごまかしは通用しないので、いつも真摯を心がけます。
たしかに気をぬけません。
(50)肚をすえなさい。私がこの仕事を仰せつかった時、これが大変な仕事であること、多分それまで経験したことのない大きな挑戦課題であることを聞かされました。そして用意された計画の説明を聞かされて私は、”精一杯頑張ってみましょう”とお引き受けしました。今はどうでしょう。活字のお蔭で霊力が地球のすみずみまで行きわたっております。
活字のお陰で日本の私たちにまで真理が届いています。ありがたいですね。
(27)私が”信仰”という用語を用いる時、それは何の根拠も論理的背景もなしに、好きなように信じるというものではありません。知識という基盤をもち、霊的実在について疑いぬいた末に生まれる確実な根拠の上に築くものであらねばなりません。
疑いぬいた末に…。
そういえば疑ったことありません。
霊的な世界があることは今や当たり前です。
なぜそう言い切っているのか考えてみました。
スピリチュアリズムとの出会いは革命でした。
出会った瞬間に「真実を見つけた!」と思ったのです。
世界に秩序があったのです。
私たちは霊的な存在であることを知りました。
自分の存在に光が当てられました。
ある会合で固有名詞を使用せずに「私は誰」なのかを自己紹介しなさいと言われた時、「私は”命”です」と説明したことがあります。そう言葉を発したとき、私はとても満足しました。自分が尊い存在だと思えたからです。
背後霊たちの存在も知りました。
自分の心の中を共有してくれる存在がいたのです。大きな安心でした。
それまでは結果がすべての世界でした。そんなつもりはなかったという言い訳は通用しませんでした。けれどシルバーバーチは「大事なのは結果ではなく、動機だ」と教えてくれたのです。それはとても公平で、理にかなっていると思いました。重荷から解放された気分になりました。
誰かが作った嘘だと言ってしまえはそれまでです。私は霊界を見てきたわけでもないし、声が聞こえるわけでもありません。
でも、霊界があるとすれば、私たちは完璧な秩序の中で生活していることになります。それはとても素晴らしいことだと思います。
次回 第143回 心のサークル お知らせ
【と き】 2022年 10月30日(日)、14時~17時
【ところ】 シルバーセンター 第三研修室+ZOOM
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(12)』 11章
【持ち物】 上記書籍をご準備ください。
<書籍が手に入らない場合はお声がけください。資料作ります。>
【参加費】 喜捨
【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。
日常を離れた空間で、ともに学びましょう!
新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。
【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com