心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第107回 心のサークル報告

【と き】  2019721日(日)、14時~17

 【ところ】 宮城県歯科医師会館 4F 和室

 【参加者】 進行:US、記録:SK

 US、SiT、HM、GS、IK、MM、SK       以上7

  【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(9)』の読書会 

 

 

2回続けてお休みだったIKさんと、先月お休みのGSさんが顔を出してくださいました♡

久しぶりにたくさん揃って活気ある時間が始まりました!

 

月に1回、遠慮なく魂に心を寄せることができるこの会に参加することで、窮屈な物質生活のリズムを整えているような気がします。

魂の村の「この世」版。このような場所があることに感謝です。

 

長い付き合いなので家族のような雰囲気の会ですが、新しく参加希望の方がいらっしゃいましたら、気軽にお声掛けください!

初めてでもきっと昔からの知り合いのように溶け込めると思います。

縁があるからこその集まりですから。

 

読書会開始までしばらく歓談。

ここは平和だなぁ~と思いながら日々の緊張がほぐれていくのを感じました。

 

IKさんの誘導瞑想

続いてUSさんのシルバーバーチの祈りに耳を澄まし、読書会始まりました。

 

11章 三つの出張講演から

 

11章は少し長いので数回に分けて読むことにしました。

今回はp154~p168です

 

 

さて、タイトルの「三つの出張」。

シルバーバーチも出張するんだなぁ、そんな手も使うのか!とちょっと笑っちゃいました。

缶コーヒーの宇宙人ジョーンズの姿を思い浮かべてしまいました^^

 

3つのスピリチュアル団体からの招きのようですが、どの団体も霊的知識が豊富な方々の集まりの為、問答は勝手知ったる仲という内容です。

 

物質の世界に閉じ込められ、肉体をもつが故の数々の義務を背負っておられる皆さんにとって、自分が本来は霊的存在であることを忘れずにいることは難しいでしょう。p155

 

やっぱり難しいことなんだ!

なぁーんだ、そうか~、と密かに安心しました。

もう15年以上もスピリチュアリストを自認している私ですが、日常ではそのことを忘れてしまっていることがほとんど。

肉体の存在感が圧倒的なのが現実です。

 

しかし、そろそろ、そんな風にあぐらをかくのはやめて、これからは、ここぞ!という一番大事な時にこそ、思い出すよう意識したいものです。

なにごとも練習練習!

 

 

神の使節に気楽な人生は有り得ません。進化と向上を求める者、地上の人間として到達しうる限りの高級界に波長を合わせんとする者にとって、安易な道は許されません。近道など有りません。p155

 

「スピリチュアリスト」とは言わず、「神の使節」と表現していることに注目しました。

スピリチュアリストといっても多種多様だからです。

「神の使節」とは、神の「意志」を意識している人々というような感じでしょうか。

 

シルバーバーチ霊は「超高級霊」だということを改めて学ぶ機会がありました。

 

<地上の人間として到達しうる限りの高級界に波長を合わせんとする者>

 

見据えている場所が高いですね!

背筋がピンとします。

 

シルバーバーチの霊訓」のおかげで、超高級な魂は何を語るのかを知ることができました。

こんなありがたいことはありません。

なんといっても、最高の英知なのですから。

 

そして、語られている内容は高貴ながらも決して難しいことではなく、しかしながらそれなりの努力を要する。

なんともいえない微妙な力加減で真理のエッセンスを教えてくださいます。

 

他人のために自分を役立てることほど偉大な宗教的行為はないのです。p158

 

利己主義が蔓延している地球ですが、本当の幸せは利他主義

真理は「逆」。

面白いですね。このような事象は他のことでもたくさんあるような気がします。

 

 

再生があるのか?の質問に

得心した人にとっては事実です。得心しない人にとっては事実ではありません。

 

と答えていますが、すばらしい回答だなぁと思いました。

誰の面目もつぶれないし、ある意味真実です。

 

 

次の質問は運営について内輪の悩みです。

 

われわれの運動も内部に大きな問題を抱えております。本来なら団結すべきところでそれがうまく行かず、ために強力な態勢が整いません。何とかそれを改善するよい方法はないか?

 

団結というのはそう簡単には成就できないものです。命令によって強制できる性質のものではありません。理解力の発達とともに徐々に達成していくほかありません。問題は人類の一人一人が知的にも道徳的にも霊的にも異なった発達段階にあることです。一つの共通した尺度というものがないのです。あなた方の仕事においてさえも、各自の霊的進化のレベルが異なるという、その単純な事実に由来する衝突がたくさんあります。p159

 

付き合いが深まれば深まるほど「違い」が見えてきます。

みんな自分が正しくて、相手がわかっていないと主張する。

教えてあげなければ!と両者とも「正義」に成り立ったときなどは本当にやっかいです。

 

寛容なはずのスピリチュアリストですら、団結は難しい。

それは時々感じることがあります。

 

意見の違い、主義の違いがなぜ生まれるのか?

それは霊的進化のレベルが違うからとのこと。

なるほど~~!

とても合点がいきます。

 

様々な魂の集まりであるこの世では、仕方なき事、当然のことなのですね。

わざとそうなっているのですから、違っていていいのです。

 

 

どっちが正しいかを突き詰めるのは意味のないこと。

違いのある中でどう認め合っていくかを学ぶ場所なのです。

 

霊性の低い人間は、根気なく、つい短気になってしまいます。

 

霊性の違いを克服するにはどうすればいいのでしょうか?

 

自分の活用しうる限りの手段を用いて最善をつくすしかないのです。p160

 

やはり、地道な作業しかないのだと思いました。

 

 

 

デスカッションが大事だと述べられています。

 

しばらく、みんなで討論しました。

話題はどんどん膨らんでいきました。

 

<違う>ということについて雑談です。

 

◇霊界では言葉なしで分かり合える世界ですが、この世は言葉なしではコミュニケーションがとれません。

◇言葉は万能ではなく、間違って伝わることがありますという悩み。

 

◇誤解などが生じて分裂を生んでしまいます。

◇それぞれの意見が違うことを認め合うことが大事だ。

◇「違ってよい」「多様性を認める」

◇私たちの言動や行動は「上の世界」でみていてくれている。

◇誠心誠意であればよいのではないか? 

 

◎「感情労働」という新しい概念があります

——CAや医者などに代表される感情の抑制や鈍麻、緊張、忍耐などが絶対的に必要な労働。

◎感情を抑えて他者に奉仕する仕事は数多くあります。従事する人によってそのレベルは様々。しかし、その労働に対して適切な評価がされているかといえば、まだまだだろうということ。

◎感情を抑えて対応する仕事は、霊性の違う魂が集まる世界では必ず求められるスキルだと思います。

 

世の中は少しずつ霊性をみつめる流れになってきているのではないでしょうか。

 

 

霊訓に戻ります。

 

スピリチュアリズムを広めることについて。

 

感動を与えるのです。悲しんでいる人を慰め悩んでいる人の心を癒すようなメッセージを届けて、魂を目覚めさせるのです。その魂に受け入れる用意があれば、きっと成果がでます。受け入れる用意がなければ何の成果も出ません。

 

受け入れる用意のある人とない人。

その人がどちらなのか? 日々の言動で、気配は感じられるものです。

言葉が伝わったとき、無償の喜びを感じます。

 

 

一般世間への普及活動において、私たちはなにか大きな間違を犯していないでしょうか?p167

 

という問いについて。

 

もしもあなたが何一つ間違いを犯さない人だったら、あなたは今この地上にはいらっしゃらないはずです。

(中略)

しくじっては学ぶ——それが進化の法則の一環なのです。p167

 

私たちは間違って当然であり、間違うからこそ進化する。

毎日間違いを繰り返しています。

「間違って当たり前」が進化の道なら、順調! ということではありませんか!

 

 

 

間違いを恐れてはいけません。そこから学び、刻一刻と霊的に進化していくのです。p168

 

ありがとうございます。

 

 

 

次回 第108回 心のサークル お知らせ

 

【と き】  2019年 8月25日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1) 4F和室

 

入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

入口表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。

窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、

わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(9)』第11章の読書会 

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

 日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com

又、これまでのメンバーの皆様は、出欠係の柴田までご連絡ください。