【と き】 2019年5月26日(日)、14時~17時
【参加者】 進行:US、記録:SK
US、SiT、HM、GS 、SR、MM、 SK 以上7名
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(9)』の読書会
新しくSRさんが参加してくださいました。
仲間が増えるのはやっぱり嬉しいです!
私たちは緩やかに流れる川のようです。
新しい仲間が加わって川幅を広げていきます。
安定感を増していくようです。
MMさんが音叉で場を整えてくださいました。
この日は音がいつもよりスーッと響くと仰っていました。
皆が健康な印かもしれません。
USさんがシルバーバーチの祈りを唱え、読書会開始です。
今回は8章が短かったので、9章も読みました
8章 宗教とは
いま霊の力がいちばん見られなくなっている場所は、皮肉にも、本来そこにこそ存在しなければならないはずの宗教界です。最高の位階に到達した者ですら、宗教の本来の起源であり基盤であるべき霊力に背を向け、われわれには不可解きわまる理由から、生きた霊的真理よりもただの形骸のほうを後生大事にしています。p112
現代の教会には霊の力は一かけらもありません。あるのは口に説くことと腹の中とが違う偽善的宗教家、真理の豊かさを身につけていない精神のやせこけた宗教家、豪華な建造物です。p112
人を癒すどころか、お金を巻き上げることしか考えていないような宗教家の話をよく耳にします。それは珍しい事ではなく、むしろ、宗教家とはだいたいそんなもんだと多くの人が思っています。
あげくの果てには心の問題を宗教家に任せたら大変なことになる!と警戒するのが現代の常識です。
霊界は、霊力の受け皿を
宗教界とは無縁の者を通じて行うとの決断を下されました。p115
スピリチュアリズムを勉強してきた私たちは何をすべきなのでしょうか?
霊訓の中には霊的知識を他の人に伝えなさいという文章がよく出てきます。
伝えるとはどういうことでしょうか?
決してドアトゥドアやビラ配りではないはずです。
教え諭すのとも違うと思います。
自らが実践すること。
伝える時を待つこと。
癒して慰めること。
それぞれのできることをする。最近は、その機会に恵まれるようになるのではないかとも感じています。
背後の霊団を信頼して一日一日を丁寧に生きるしかありません。
私はその大霊の子等が真の自我を見出し、霊的遺産を理解し、天命を全うするところに物的宇宙創造の目的があると理解しております。p116
天命を全うする。
それだけでも大事業ですよね(そう思いたい!)。
一生懸命生ききること。
地に足をつけて肉体で生きることを遂げたいと思います。
私はラベルには興味ありませんとシルバーバーチはよく仰います。
自由に真理に耳を澄ますこと。それが私の思うスピリチュアリズムです。
ラベルを貼ると急に窮屈になります。
9章 青年部の代表と語る
20代の男女二人ずつが青年部の代表として出席し、そのうちの一人が代表して質問を述べた。だらけ切った物的世界に何とかして霊的衝撃を与えたいと望む若々しい熱誠と、同じような質問を何十年も繰り返し聞かされてきた、我慢を身上とする老練な指導霊とのコントラストは、まさに、“事件”といってよいほどの興味溢れるシーンであった。
ハンネンスワッハー主催の、シルバーバーチの交霊会は毎週欠かさず行われ、それが何十年も続いた会なのだそうです。
言われてみれば12巻もあるこの霊訓。そこには同じような事柄が何度も何度も繰り返し書かれています。つまり実際の交霊会もそうだったからなのでしょう。
我がサークルも長い年月この霊訓を読み続けてきました。確かに書かれている内容はだいたい同じ事の繰り返しですが、読むたびに初めて読むような気持ちになったり、新たな発見をしたりしています。
「我慢を身上とする老練な指導霊」というのには笑ってしまいました。
シルバーバーチ霊にしてみたら、また同じ質問かと思っておられたことでしょう。それなのにいつでも真摯で丁寧です。
まさに「我慢」の見本ですね。なぜいままでそれに気が付かなかったのでしょう。高級霊の我慢の姿に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
日常でいろんなことにイラついたり、感情をかき乱されたりしており、ダメだなぁと反省ばかりの毎日です。
シルバーバーチ霊の素敵な「我慢」の姿を真似て、静かで穏やかな人であろうとそう強く思った次第です。
この願いにシルバーバーチ霊はきっとこう答えてくださることでしょう
すべての生長・発達はゆっくりと、しかも冷厳な法則によって営まれます。 子供の身体を無理やりに生長させようとすると必ず不自然なことが生じます。それと同じで霊的生長を性急に求めると失敗します p122
はい!少しずつ♪
青年たちからの質問はおおよそ次の通りです。
Q、いつ平和がくるのでしょう。どういう形でくるのでしょう。
大自然は過激な革命ではなく一歩一歩の進化によって営まれております。一夜のうちに取り除いてしまう呪文はありません。
霊的知識が広まり、その結果として無知が減るにつれて、それだけで人間と人間との間の差別が少なくなり、戦争が減り、貪欲が薄れ、日なたが多くなるということです。p122
Q,麻薬中毒は何が原因なのでしょうか、中毒者になにかしてあげられますか?
彼らは希望を失っているのです。
霊的な道を見失い、といって物質万能主義に何一つ心の支えになるものを見出せずにいるのです。p125
希望がない----それは麻薬中毒者に限らず、すべての現代人の抱えている闇だなと思って読みました。誰もが闇にのみこまれそうになっています。
麻薬によって身体と精神と霊と不調和状態になり、そこに、本来ならばふんだんにそして調和よく生命力が流れているはずの通路にそれを阻止する障害物ができているのです
麻薬がなぜ悪いのか、霊的に説明されてなるほどと思いました。
とても明確で大変勉強になりました。
Q,有色人種と白人との間のミゾを修復するにはなにをすればよいか
手本を示すほかありません。
シンプルですが、まさにそうですね。日本は単一民族なのでそのような差別はないように思えますが、人の価値を見出すのはたったひとつ。
本当の霊の試金石は神的属性を発揮する時、霊が物質を超越して優位を占めた時です p127
Q,心臓移植をどう思われますか
私は臓器の移植には賛成できません。肉体的生命の維持ということが唯一の目的であってはならないと思います。p127
Q,神とはなんでしょうか?
神の概念を完全にお伝えすることは不可能です。
Q,神への回帰思想があるが、最後には神の中に没入し個性を失うのですか?
神は無限なのです。したがって無限の発達の可能性があります。完全というものは絶対に達成されません。その結果として自我を失うことはありません。ますます自我を見出していきます。p131
ますます自我を見出す----これは初めて知ったような気がします。
もっと説明してほしいと乞われますが、シルバーバーチはこう答えます。
「いいえ、説明できません。なぜならばそれは言語を超越した世界だからです」
こういう答えも信頼できるしるしです。
言葉が追い付かない。
言葉に限界があることを知りました。
それにしても難問ばかり。
まさに事件! と書かれていたとおりですね。
若者というものは容赦がありません。
少しでも腑に落ちないことを見つけると、食って掛かかるのが常です。
若者は油断ならないのです。
しかし、老霊のシルバーバーチは気負うこともなくすべての質問に坦々と答えていきました。
その若者からこんな感想がありました。
交霊会の終了後、一人が私にシルバーバーチの簡潔無比の言葉遣いと、美しい言い回しの流麗さに深く感動したと言い、こう続けた。
「それはあたかも一語一語丁寧に選び出しているようで、それでいて間髪を入れず返ってくる答えは、すごいというほかはありませんでした」p120
まったくそのとおりです。
あれだけ真摯に、正確に答えてくれる大人が他にいるでしょうか?
しかも難問だらけなのですから。
むかし、自分の中にあった数々の「なぜ?」の問いに答えなどあるはずはないと、ずっと思っていました。
けれど、シルバーバーチの霊訓の中にはすべて答えがあったのです。
その感動が今の私を支えています。
あまりにも大きな恵みに感謝しかありません。
あなたに受け入れる用意が整った時、いったん獲得したら決して色あせることもなく失われることもない豊かな霊性が賦与されます。それはあなたがみずからの努力によって勝ち取るべき褒章です。みずからの魂の発達であり、みずからの性格の強化です。そうやってあなたは、その段階での光明の中に生きるにふさわしい存在となっていくのです。 シルバーバーチ
そうなれますように。
次回 第106回 心のサークル お知らせ
【と き】 2019年 6月30日(日)、14時~17時
【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1) 4F和室
入り口は正面玄関ではなく裏口になります。
入口表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。
窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、
わからない時は声をおかけください。
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(9)』第10章の読書会
【持ち物】 上記書籍をご持参ください。
【参加費】 喜捨
【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。
日常を離れた空間で、ともに学びましょう!
新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。
【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com
又、これまでのメンバーの皆様は、出欠係の柴田までご連絡ください。