心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第94回 心のサークル報告

【と き】  2018624日(日)、14時~17

 【ところ】 宮城県歯科医師会館 4F 和室

 【参加者】 進行:US、記録:SK

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  【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(8)』の読書会 

 

同じ会場で、USさん代表の気診の会が12時から開かれており、そのすぐ後が、心のサークルですが、今回の気診の会でなぜだがあちこちから差し入れがあったらしく、おにぎり、おいなりさん、おしんこなんかを、皆さんでいただいていたようです。

私も、ご相伴にあずかりまして、おいなりさんをひとつ。

大変おいしく頂きました。ごちそうさまです。

 

MMさんが、お持ちくださいましたハワードウィルス著・「生命の贈り物」の中から「祖先のために」の祈りを読んでくださいました。

同じ文言を3度繰り返す祈り。

感謝します。感謝します。感謝します。

祈りの言葉に、身を委ねました。

そして、私は、それを聞きながら、この世を去った霊の皆様が今日一緒に読書会に参加してくださるように願いました。

 

最近、アランカルディックの「天国と地獄」の本を読みました。霊界で罪を償っている霊たちが、他者からの祈りを熱望しており、真理の法則を知りたがっていることを知りました。

地上で霊界の勉強をしている集団を、頼りにしている霊たちがいるようです。

この読書会にも、シルバーバーチの言葉を聞きたくて集まってくる霊たちが、たくさん集まっているかもしれないなぁと思いました。

いつも出席者○人と記録していますが、もしかしたら目に見えないたくさんの霊たちも耳をすまして参加しているかも!?と思うと、有意義な議論をしなければ! なんて、急に身が引き締まったりしました。

USさんがシルバーバーチの祈りを唱え、読書会始まりました。

 

シルバーバーチの霊訓 8

4章 「質問に答える(二)」

 

この章は大変長くて、41頁。

輪読していた時間は約50分。

読み始める前は、長すぎるので2回に分けてもいいかもしれませんね、などと言いながら始めたのですが、実際に読み始めると、全然長く感じず、むしろもっと読み続けてもよいような気持ちよさで、とても集中していて、一種のトランス状態になったような気がします。

シルバーバーチの言葉を口に出してなぞるわけですから、高い波動を自らが発しているわけなので、これはとてもよい浄化になっているのだなと今更ながらに思いました。

家でも音読してみるのもよいかもしれませんね。

 

STさんが、シルバーバーチはやはり的確に人生の意味を語る!と称賛され、107ページのこの文章を抜き取ってくださいました。

人生そのものの根本の目標が進化であり発展であり成長であり学習なのです。進化するごとに、それまでの役目を果たしてきた身体が自動的に脱け落ちて、その進化した段階にふさわしい身体をまとうのです

4章の中にはたくさんの珠玉のメッセージがあるので、私などは、これ! となかなか選べないのですが、なるほど、この文章はシルバーバーチの訓えのエッセンスの中心中の中心ですね。

人生の目標は進化。それに尽きますね。たしかに。

人類浄化の大計画が実行中

計画は完璧です。なぜなら、その立案にあたって完璧な叡智が働いているからです。しかし、それを実現させるにはさまざまな要素を考慮しなければなりませんから、当然の成り行きとして、その進展は遅々としたものにならざるを得ません。自由意志、カルマ、運勢、好み----こうしたものがすべて考慮されるのです。

中略

明日のことを思い煩うことはおやめなさいと申し上げるのです。いかなる困難、いかなる障害、いかなるハンディキャップ、いかなる反抗に遭遇しても、又、いかなる愚かさ、いかなる無知、いかなる迷信がたちはだかっても霊の力によって、万事、かならずうまくいきます。

“いかなる○○”----心の中から、これらの事すべてを一掃したら、肩のこりや、くいしばっていたあごの力は抜け、肉体は軽くなり、自然な自分に戻り、光の存在として一日を過ごすことができるかもしれません。

想像するだけで軽やかになってきます。心配や取り越し苦労をしない生活は健康にもよさそうですね。

なぜ取越し苦労するのかというと、安定への執着なのかなぁと私は思います。

前回読んだ3章にこんな文章が書いてあります。訳者、近藤千雄の注釈です。

食べて働いて寝るだけの物的な生活を超えて、何のために生きているのだろうと言う疑問をはじめた時点からその段階に入るものと私は理解している。

そのうち、“自分はこれでいいのだ”という得心ともあきらめとも悟りともつかないものを自覚し、同時に生きる意欲が湧いてくる。シルバーバーチはそのことを言っているのであろう。

下線部分に私はすごく共感しました。

さて、この章も前回と同じように死んだあとの世界への質問・応答が多数です。

霊界を知るということは、地上での生きる意味がわかります。

多くの人は存在理由も分からずに生きているのですが、近藤先生が仰るように理由を知りたいと思った瞬間から霊的な人生を始めることができるのだと思います。

それはとても幸せなことだと思います。

 

不具に生まれた妹についての質問。

なぜ、妹は40年間もそういう醜い状態で地上生活を送らねばならなかったのでしょうか。

 

こういう質問はほんとにたくさんの人が、状況を変えながらも共通に思っていることなのだと思います。なぜ、自分は生まれながらに不幸なのか?  

なぜ?

一度きりの一生。(ほんとは違いますが…)、それなのに不公平な世の中。

理不尽を感じますが、スピリチュアリズムは、この件を明確に説明できます。

不公平でもなんでもなく、その魂がそれを選んで生まれてきたのですから、予定通りなのです。

シルバーバーチはこう答えています。

この種の問題は本当は個人的感情を抜きにしてその原理を直接扱えば簡単に片付くのですが、それが出来ないのが残念です。地上に生を受けているいかなる人間も代償の法則、ときには懲罰とも言うべきものから逃れることはできません。ある段階において必ず霊的な貸借の差引勘定が行われ、貸し借りなしの状態となります。そちらで欠陥のあった人はこちらでそれ相当の埋め合わせがあります。 P111

カルマの法則があるのだろうなぁ、だから本人以外には言えないのだろうなぁと思いました。

不具に生まれて生き切ることで、浄化され、霊性進化の道を進むのだろうなぁと思います。

さまざまな困難は、魂を磨くための道具。

法則が正常に機能していること。

むしろ信頼と感謝をもって向き合えばよいのだろうなぁと思うのです。

もちろん実際は大変ですけど…、それを選んだということは勇気ある魂なのだと誇りをもてれば、それだけで向き合い方が違ってきます。

希望が生まれます。

前回の報告でシルバーバーチは「死をなぜ禍だと思うのでしょう。むしろ、死は解放であり、おめでたいことなのだ」という訓えがありましたが、困難、生涯もきっと同じなのでしょうね。

困難な状況にいる人がいたら、「今、魂を磨かれているんですね! ご苦労様です! ありがたいことですね!どれだけ進化するか楽しみですねー」みたいな声掛けをしてもよいくらいなのかもしれません。

それにしてもスピリチュアリズム———場所を間違えて発言すると大変なことになりかねないですね^^。一番肝のところで常識と真理はかけ離れているということでしょうね。

 

次回 第95回 心サークル お知らせ

 

 

【と き】  2018722日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1) 4F和室

 

入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

入口表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。

窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、

わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(8)』の読書会:5

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

 日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com

又、これまでのメンバーの皆様は、出欠係の柴田までご連絡ください。