心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第69回 心のサークル報告

【と き】 2016年5月15日(日)、14時~17時

【ところ】 仙台歯科医師会館 2F会議室 

【参加者】 進行:US、記録:SK

      IK、ST、SN、YY  以上6名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:3章、談話

 

3章 自分の責任・他人の責任

まずは1時間ほどの談話

「意識」の力についての話題になりました。

 

例えば同じ重い病気を患っている人が二人います。

治療法がない病気だと悲観的になっているAさんと、病気は進行しないと楽観的なBさん。

Aさんは病気が予想通りに進行し、Bさんは何年も病気は進行せずに、いきいきとしている。そんな実際の話を教えてもらいました。

こういう話は、たぶん誰もが多少なりとも見たり聞いたりしていると思うのですが、偶然にすぎないとか、Bさんだけが特別なのだろうと片付けてしまわれがちです。

しかし、これこそ霊が主で、肉体が従。意識が病気をコントロールしている証拠なのじゃないだろうか、と思います。

「意識する」ことが、治癒を左右している事実。

スピリチュアリズムの法則と一致する証なのですから、自信をもって確信を深めるべきのようです。

 

「意識すること」はとても大事なことだとわかっているのに、なかなか自由に意識をこコントロールできない! と悩む私なのです。レポートしたばかりでこれだからいけません。出来ないと思うから出来ない。出来ると思えばよいのです! 

 

話は盛り上がりいつのまにか15時となりました。

瞑想と祈りを唱え13章を輪読。

 

13章は13ページ。たいへん短い章でしたが、輪読前の談話の内容とリンクしており、その内容は肝に銘じたくなるような、毎日読んで、体に沁み込ませたいと思った章でした。

 

◇背後霊や友人の霊に援助を要求するのはどの程度まで許されるのでしょうか?

 

全生命を創造し、宇宙のありとあらゆる活動を維持せしめている力があなた方にも宿っており、その無尽蔵の貯蔵庫から必要なものを引き出すことができるのです。--(中略)-- そのためには平静さが必要です。いかなる事態にあっても心を常に平静に保てるようになれば、その無尽蔵のエネルギーがわき出てきます。それは霊的なものですから、貴方が直面するいかなる困難、いかなる問題をも克服することができます。p55

 

平静さ。

そうです、目指すは平静さです。

 

◇あからさまにいえば、取越苦労性の人は霊的に未熟ということでしょうか

 

その通りです。心理を悟った人間はけっして取越苦労はしません。なぜなら人生には神の計画がいきわたっていることを知っているからです。

(中略)たとえ僅かでも心配の念を抱くという事は、まだ魂が本当の確信を持つに至っていないことを意味するからです。もし確信があれば心配の念は出てこないでしょう。偉大なる魂は泰然自若の態度で人生に臨みます。確信があるからです。その確信は何者によっても動揺することはありません。このことだけは絶対に譲歩するわけにはいきません。なぜなら、それが私たちの霊訓の土台であらねばならないからです。p57

 

なんと、それは土台でした。

土台を確信できないでいればぐらぐらするのは当たり前です。これまで何度も何度もシルバーバーチから教えられ続けてきていたのですが、いまだに土台を固められず。

そろそろ本当に心を入れ替えなければ! キッパリ☆

 

それにしてもなぜ、取越し苦労や心配をしてしまうのでしょうか?

悪い事の方が馴染みやすく身近だからだと思うのです。

心理学者によると、悪い結果を想定する人は、「悪い結果になる」と思ったほうが実は楽だからなのだそうです。

なんと!!

確かに「よい結果になる」と思い続けることは難しいのです。ふんばりが必要です。

「悪い結果になる」と思うことは本当に簡単です。いくらでも悪い想像はふくらんで加速するのですから。

楽観的になること、平静になること。それには心の筋力が必要だと思いました。

今日から心のトレーニングをすることにしました。

 

「今日から取越苦労をしない!」

そう誓います! 

誓う 誓えば 誓えない 誓う時 誓えるかな・・・誓え! 

 

 

 

他人の責任と自分の責任について。

 

責任は個々において背負うというのが摂理です。摂理のもとにおいては、あなたは他人の行為に責任を負うことはありません。p58

 

文明はかならずしも摂理に適ったものではありません。摂理は完全です。機能を中止することはありません。的確さを欠くこともありません。間違いをおかすこともありません。あなたには自分のすること、自分の言うこと、自分の考えることに責任があります。あなたの成長の指標が魂に刻まれているからです。したがって他人の魂のすることに責任を負うことはできません。それが摂理です。もしそうでなかったら公正が神の絶対性を欠くことになります。p58

 

 

この世はカオスだなぁといろんな摩擦に疲れはてたとき、このような文章を読むと、考え方を整理することができます。

そして自分の悪い種もちゃんと責任もって摘み取らなければと思います。

しかし、悪い種を嫌ってはいけません。悪い種を撒いた結果を知ることも大事な経験だと思います。

何事も無駄な事はありません。

すべてに感謝します。

 

それにしても、向上進化の道はまだまだ遠いなぁと思っていた時、テレビを見ていたら、こんな言葉が耳に入ってきました。

 

宮本武蔵五輪書の中から「鍛錬」についてです。

 

今日は昨日の我に勝ち

明日は下手に勝ち

後は上手に勝つと思い

千日の稽古を鍛とし

万日の稽古を錬とすべし

 

ほんの少しずつでもいいから進化すればよいのだと、答えが返ってきたような気がしました。

 

 

以上、69回の報告終わります。

いよいよ次回より持ち回りの報告となります

6月はIKさん

7月はSTさん

8月はSNさん 

の予定です

お楽しみに☆♪

 

*Uさんのコメント

 今回のテーマに関連して群馬マクロビオティックセンター所長の石田英湾氏(故人)から学んだ名言を述べさせていただきます。人生における成功への秘訣が示されています。継続は力なりと言いますが、何事も天を信じて恐れず、失敗してもけっして諦めず、繰り返し試みることです。ここにスピリチュアリズムが教える真理の一つが示されていると思われます。

 

繰り返し繰り返し繰り返し試みよ

これこそは汝の守るべき教訓なり

はじめに成功することなくも

繰り返し繰り返し繰り返し試みよ

されば勇気も湧き起こるべし

たゆまず屈せず止むことなくんば

遂に勝利を得べし

恐るるなかれ

繰り返し繰り返し繰り返し試みよ

(ヒックソン)

 

 登山家エドワード・ウィンパーは、世界で最初にマッターホルンの登山に成功した方ですが、この詩に励まされて、何度も失敗しては、挑戦したようです。是非復唱してみてください。

 

~ 次回 “第70回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】  2016年6月19日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館2階(仙台市青葉区国分町1-5-1

      入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

      窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:4章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

新しく参加希望の方は、本ブログコメントにてご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。なお、コメントを入れる際の認証はすべて半角で入力お願いします。

又、これまでのメンバーの皆様は、事前にお知らせしている、出欠係の柴田までメールにてお知らせください♪