心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第67回 心のサークル 報告

【と き】 2016年3月20日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM 

【参加者】 進行:US、記録:AN

      IK、SK、ST、SN、YY、TN(初)  以上8名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(5)』の読書会:13章、談話

 

真理を学んでいる者、すなわち真理を知った者には伝える役割がある、と言われる。しかし“霊”という言葉に恐れや拒絶感を覚える人も多く、伝えるのは容易なことではない。ゆえに真理を自分なりに噛み砕いて消化し、今度はそれを人に合わせて説くことが必要になる。その準備をすることがこのサークルの目標でもある。

参加者のSTさんは、“霊を科学的に説明できつつある”ことが語られているUチューブの番組を教えてくれた。それは、アメリカのアリゾナ大学の意識研究センター所長であり、麻酔科医のスチュワート・ハメロフ氏等の研究である。ハメロフ氏は「生物学上の様々な現象が量子論で説明可能であることがわかってきた。魂とは宇宙と繋がる量子コンピューターである。たとえば“量子もつれ”という現象で意識が離れたところに飛ぶことがあり、さらに宇宙に広がり、戻ってきたら白い光を見たとか、家族に会ったとか、体外離脱をしたと言う…」(モーガン・フリーマンの「時空を超えて 死後の世界はあるのか」より引用)いわば神の領域と言われてきた世界を科学的にアプローチしている。しかし我々が活用できるまでにはまだまだ掛かりそうだ。

 会の終了後、来月からサークルの会場が変わることもあり、久しぶりに親睦会が持たれた。思う存分スピリチュアルな話ができ、皆日頃のストレスも解消!人間である以上悩みは尽きないが、何はともあれ地球という修行の場に集えたこと、そして学びの仲間の助言や背後霊の導きに心より感謝した。

 

≪ 13章 質問に答える ≫ より抜粋、引用

◆戦争により友情や仲間意識を鼓舞され、“宗教心”をより多く生み出すことになりますか?

「それは話がまったく別です。団結心にはプラスするでしょうが、真の宗教心は、魂の奥底から湧き出る“人のためを思う心”です」

 

「人類はあまりに永いあいだ真理を見せかけの中に、物的形態の中に、祭礼や儀式の中に、宗教的慣習の中に、仰々しい名称の中に求めて参りました。しかしこうした物はただの“殻”です。神は“内側”にいるのです。“外側”にはいません」

 

◆休戦記念日(第一次世界大戦の)に当ってのメッセージをお願いします。

「過去20年間にわたって地上世界は偉大な犠牲者たちを裏切り続けてきました。先頭に立って手引きすべき聖職者たちは何もしていません。混迷の時にあって何の希望も、何の慰めも、何の導きも与えることができませんでした。宗教界からは何らの光ももたらしてくれませんでした」

 

「本来ならば誤った観念や迷信を取り除き、霊の力を地上にもたらそうとする我々の努力に協力すべき立場にありながら、逆にそれに反抗する側にまわっている宗教界は恥を知るべきです。戦死して20年たった今なお、自分の健在ぶりを知ってもらえずに無念に思っている人が大勢います。それは地上の縁ある人々がことごとく教条主義のオリの中に閉じ込められているからに他なりません」

 

「聖俗を問わず、既得権力に対する我々の戦いに休戦日はありません。今や不落を誇っていた城砦が崩れつつあります。強烈な霊の光がついにその壁を貫通しました。勝利は間違いなく我々のものです」

 

◆多数の戦死者が出るのを見ていると霊的知識も無意味に思えてきます。

「死んでいく(地上世界から解放された)人たちのために涙を流してはいけません。死に際のショック、その後の一時的な意識の混乱はあるにしても、死後の方が楽なのです」

 

「戦死で苦しむ者もいれば苦しまない者もいます。中には死んでいるのに戦い続けている人がいます。自分の身の上に何が起きたかが分からなくて迷う者もいます。が、いずれも長くは続きません。いずれは永遠への道に目覚めます。とにかく死は悲劇ではありません」

 

「あなた方は永遠の旅路を行く巡礼者なのです。今ほんの僅かの間だけ地上に滞在し、間もなく、願わくは死後の生活に役立つ知識を身につけて、分かれ道で迷うことなく旅立つことになっております。あなた方は旅人なのです。常に歩み続けるのです。地上はあなた方の住処ではありません。本当の住処はまだまだ先です」

 

◆霊界の指導者は地上の政治的組織にどの程度まで関与しているのでしょうか?

「ご承知と思いますが、私たちは人間がとかく付けたがるラベルにはこだわりません。政党というものにも関与しません。私たちが関心を向けるのは、どうすれば人類にとってためになるかということです。そのための道具となる人であれば、いかなる党派の人であってもいかなる宗派や信仰をもった人であっても、時と場所を選ばず働きかけます」

 

「本人の自由意志の占める要素はきわめて重大です。しかし、いかなる意志でも自らの力ではいかんともし難い環境条件、従わざるを得ない法律、宇宙の自然法則、各自の霊的進化の程度の問題があります。そうした条件を考慮しつつ私たちは、人類の進歩に役立つことなら何にでも影響力を行使します。あなた方の自由意志に干渉することは許されませんが、人生においてより良い、そして理にかなった判断をするように指導することはできます」

 

◆各国の指導的立場にある人々の背後でも指導霊は働いていますか?

「もちろん、常に働いております。親和力の法則が働いており、両者の間に霊的に親しい関係があると、自然発生的に援助しようとする欲求が湧いてくるものだからです。また、大酒飲みや麻薬中毒患者などがこちらへ来ると、地上で似たような傾向を持つ人間を通じて満足感を味わおうとするものです」

 

「無意識の反応――本人は気付かなくても霊界からの思念を吸収していることがあります。インスピレーションは大抵の場合は本人も分からないうちに、詩とか曲とか絵画とかドラマとかを思い付いているものです。霊の世界からのものとは信じてくれないかもしれませんが」

 

「すべての国にそれなりの計画が用意されています。すべての生命に計画があるからです」

 

◆人類の福祉の促進の為に霊界の科学者が地上の科学者にインスピレーションを送ることはありますか?

「地上世界にとっての恵み、発明・発見のほとんどが霊界に発しております。しかし残念ながら人間の霊的成長と理解力不足のために、せっかくのインスピレーションが悪用されているケースが多いのです。科学技術が建設のためでなく破壊のために使用され、人類にとっての恩恵でなくなっているのです」

 

「霊界は善人ばかりの世界ではありませんので、悪魔的発明もあります。極めて地上とよく似た自然な世界です。地上世界から性質の悪い人間を送り込むことをやめてくれないかぎり、私たちはどうしようもありません。私たちが地上の諸悪を無くそうとするのはそのためです」

 

 

 

~ 次回 “第68回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】  2016年4月24日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館2階(仙台市青葉区国分町1-5-1)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:1章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/0222225960