心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第51回 心のサークル 報告

 

 

【と き】 2014年11月23日(日)、14時~17時

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行:US、記録:AN

      IK、SK、SN  以上5名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:6章、談話

 

 当「心のサークル」は、この霊訓が書かれた時代に盛んに行われていた交霊的な「ホームサークル」ではありませんが、シルバー・バーチからの当時の人々へのアドバイス(p.175)がとても参考になります。それは「本当に心の通い合える人々が同じ目的を持って一つのグループをこしらえます。……目的、動機が一番大切です。面白半分にやってはいけません。人のために役立たせるために霊能を開発したいという一念で忍耐強く、コンスタントに会合を重ねて行くことです。そのうち同じ一念に燃えたスピリットと感応し、必要な霊能を発揮すべく援助してくれることでしょう」とあります。当会はこれからも、柔軟性と包容力を持って、向上したいと思う人のために、開催してまいります。

 

≪ 6章 潜在意識の機能 ≫ より抜粋

 

◆入神状態における霊媒の潜在意識

霊媒現象はすべて霊界と地上との間の意識的な協力関係で行われます。霊媒の身体を操るには潜在意識を使用しなければなりません。しかし眠ってしまうと潜在意識が活動を停止してしまうのです」

 

「人間の日常生活の大部分は潜在意識によって営まれております。あらゆる記憶を管理し、生きるための操作の大半をコントロールしています。支配霊が熟練している程、経験が豊富である程、霊媒との調和の程度が高く、霊媒の潜在意識による着色が少なくなります」

 

「こうした入神現象において支配霊が絶対に避けなければならないことは、支配の仕方が一方的過ぎて、霊媒が普段の生活で行っている顕在意識と潜在意識の自動的連係関係がいつものパターン通りに行かなくなってしまうことです。その連係パターンこそがこの種の現象の一番大切な基本となっているからです」

 

「入神すると、一時的にせよその間支配霊は物質界と接触して、自分の個性を物的身体を通して再現しているわけです。私は元アメリカ・インディアンの幽体を使用しています。そのインディアンが霊媒の潜在意識を支配していますから、その間の脈拍はその幽体の脈拍です」

 

霊媒現象の時は大ていの場合、オーラを通じて操作します。この霊媒の潜在意識を私自身のものにしてしまいますから、全身の器官や意志までをもコントロールすることが出来ます。霊媒の同意を得た上での話ですが」

 

霊媒の人間性や霊性について

「霊言の場合では通信内容に影響が出ます。霊側と霊媒とをつなぐ霊力の質は霊媒の人間性が決定づけるのです。たとえば高級霊が人間性の低い霊媒を通じて出ようとしても、その霊格の差のために出られません。接点が得られないのです」

 

霊媒の頭にある用語数の制限を受けるだけでなく、霊媒の霊的発達程度による制約も受けます。霊的に成長してくれれば、その分だけ表現できるようになります」

 

霊媒現象時における列席者の心の準備について

「一番大切なことは、身も心も愛のひとつになり切ることです。そうすれば愛の念に満たされたスピリット以外は近づきません」

 

霊媒として必要なこととは?

「霊能の種類にもよるでしょうが、知識というのは、自分より先に歩んだ人の経験の蓄積ですから、勉強してそれを自分のものにするよう努力した方がいいでしょう」

 

「生活態度が立派であれば、それだけ神の道具として立派ということです。日常生活において発揮されている人間性そのものが、霊能者としての程度を決めます。自分の何かを犠牲にする覚悟の出来ていない人間にはロクな仕事はできません」

 

「冷静で受容的な心を保つことです。取越苦労、悩み、心配の念はモヤをこしらえて私たちを近づけなくするのです」

 

「世俗から離れた生活を送ることは、心霊能力の発達には好都合ですが、世俗の中で生活しつつ、しかも世俗から超然とした生活の方がはるかに上です。つまり霊的自覚に基いた努力と忍耐と向上を通じて、同胞のために尽くすことが、人間本来のあるべき姿だと思います」

 

「神のために自分を役立てようとする人はみな神の霊媒です。自分を愛するごとく隣人を愛することです。人のために役立つことをすることです。自分を高めることです。つまり内部に宿る神性を発揮させることをすることが、最高の霊媒現象なのです。これは霊能力者になる方法以上に、神の光が見えるように魂の眼を開く方法なのです」

 

<進行役 Uさんのコメント>

 

この章で最後に述べられている霊能として必要なことを読んでいて、私のブログ「ガイドとの対話」で霊能について述べていたのを思い出した。以下である。

 

 

霊能とは、人皆等しく与えられしもの。

けっして人を選ばず、広く求められしもの。

しかして、求めれば与えられるはずである。

まずは、己が能力を引き出し、これに取り組め。

日々の積み重ねが生きてくるはず。

何も考えず、神に身を委ねよ。

術者として臨みなさい。

力の有無も考えぬこと。

まず、ヒーラーとして試しなさい。

人への愛をまず選択し、これに従いなさい。

いいですね。

 

これは、もちろん私に対してのものだが、医療従事者であると同時にヒーラーとしての立場もあるわけである。神に身を委ねながら、己を高め、愛に生き、人生で出会う障害に対しては、自分のできる最大限の努力をする。スピリチュアリズム的というよりも普遍的に見ても理想的な人間の姿がここにも垣間見えるようだ。

 

 

 

~ 次回 “第52回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】 2014年12月21日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM(仙台市青葉区宮町3-6-46)

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(4)』の読書会:7章「霊媒を励ます」、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

*参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川)