心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第43回 心のサークル 報告

【と き】 201439日(日)、14001700

【ところ】 ハーモニーサロンM

【参加者】 進行:US、記録:AN

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【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(3)』の読書会:12章、談話

 

 三月に入り降雪も一段落はしましたが、この日も小雪のちらつくまだまだ寒い一日でした。久しぶりに顔を合わせた方や前回の大雪の話題等で、大変賑やかな雰囲気で始まりました。また、参加者の中には家族の病気や他界という、言わばスピリチュアリズムの実践の場を経験された方々もおり、大変興味深いお話をシェアして頂きました。たとえ蒔いた種がすぐに芽を出さなくても、想いは伝わっています。いつか花開く時のための栄養になっていること間違いなしです。そして我々の日々の生活の中には実践のチャンスがたくさんあるようです。真理は誰にとっても真理であり、ありがたいものですね。ぜひピンチをチャンスに変えていこうではありませんか!

 今回のテーマは“神とは”です。しっかり把握しておきたいところです。シルバー・バーチの解説を以下に記します。

 

12章 神とは≫ より抜粋

◆シルバー・バーチが非難する地上の宗教の問題点。

「私達が非難するのはその組織です。本来宗教を説くべき人達、私達と手を取り合うべき人達が私達の敵にまわっているからです。すなわち真理を知る可能性がありながら虚偽に縛り付け、光明を見出すチャンスがありながら暗闇の中に閉じ込めておこうとする組織です。また、彼らが説く信仰は彼ら自らが心の奥では信じきれなくなっているものです。自分が自信を持てないでいて、どうして他人に確信が与えられましょう。

人類の歩むべき道を知らないでいて、どうして他人に慰安が与えられましょう。真理を土台として真の宗教を築かねばなりません。」

 

「クリスチャンを名乗ろうと無神論者を名乗ろうと、何の違いもありません。大切なのは実生活において何をするかです。例えば、一見信心深くあらゆる教義教説を受け入れる人ではあっても、心の奥に慈悲心は無く、何ら人のためになることをしない人よりも、宗教には無縁だという人でも性格は正直で、人助けを進んでやる人の方がはるかに宗教的人物と言えます。」

 

◆神について。

「私にとって神々は永遠不変にして全知全能の摂理としての宇宙の大霊です。法則です。しかしあなた方のように物的身体に宿り五感に束縛されていては完全無欠というものを理解すること自体が不可能であり、神の存在言いかえれば神の法則の働きを理解することは不可能です。その限界ゆえに法則の働きが不完全に思えることがあるかもしれませんが、知識と理解力が増し、より深い叡智をもって同じ問題を眺めれば、それまでの捉え方の間違いに気付きはじめます。」

 

◆完全な神と不完全な人間の関係性について。

「神は常に完全ですが、人間という形態で顕現されている部分の表現が不完全であり、完全な表現を求めて努力しているということです。進化して完全な表現器官、すなわち完全な霊体を具えるに至れば完全性を発揮できるようになりますが、それには無限の時を要します。」

 

◆“神”を子供に説いて聞かせるには?

「説く人自らが全生命の背後で働いている力について明確な認識を持っていれば、別に難しいことではありません。私だったら大自然の仕組みの見事な芸術性に目を向けさせます。ダイヤモンドの如き夜空の星の数々、太陽のあの強烈な輝き、名月のあの幽玄な輝き、そよ風、せせらぎ、大海原……に目を向けさせます。そうした大自然の一つ一つの動きが確固とした目的をもち、法則によって支配されていることを指摘いたします。また全大宇宙のすみずみに至るまで秩序が行きわたっており、惑星も昆虫も嵐もそよ風も、その他あらゆる生命活動がその秩序によって経綸されていることを説いて聞かせます。」

 

「そう説いてから私は、その背後の力、全てを支えているエネルギー、途方もなく大きい宇宙の全パノラマと、人間にはまだ知られていない見えざる世界までをも支配している奇(くしび)な力、それを神と呼ぶのだと結びます。」

 

 

 

Uさんの感想>

「2ヶ月ほど休みましたが、今回から再び参加できたことを嬉しく思います。特に場所を提供していただき、記録係をされているANさんには、深く感謝いたします。この会の運営に場の雰囲気は、不可欠な要素ですが、スピリチュアリズムの学習会の場として相応しい親近感を感じます。やはり、事務所のような殺風景な場所では、落ち着きませんね。

さて、今回のテーマは、神。神とは、真理であり、法則であるとしたところが、シルバー・バーチの霊訓の骨頂だと思います。神を見たければ、自然を見なさいと述べられているように、人為の及ばぬ大自然の営みの巧妙さ、そして美しさの中に多くの感動を覚えるものです。高校時代の美術の先生からお聞きした話ですが、美大生の時に夕日を見ながら泣いている同級生がいたそうです。どうしたのかと聞いてみると、彼は、この夕焼けの色は自分には書けないと言って泣いていました。時には、芸術家の魂を揺さぶることもあるでしょう。現代人は、自然から乖離した生活になりがちですが、法則から外れることで少なくとも未病のような病気予備軍の状態になりやすいと言えるかもしれません。自然と共生した生活が、大切ですね。」

 

 

~ 次回 “第44回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】 2014420日(日)、14時~17時  

【ところ】 ハーモニーサロンM仙台市青葉区宮町3-6-46

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(3)』の読書会:13章、談話

【持ち物】 上記書籍(会場にて購入できます。1冊1,200円 )

【参加費】 無料

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

*参加希望の方はご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。

           Tel/ 022-398-3540(荒川)