心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

 第37回 心のサークル 報告

           

【と き】 2013年9月22日(日)、14時〜17時
【ところ】 宮城県歯科医師会館 2F第4会議室
【参加者】 進行:US、記録:AN
      IK、UH、OE、SKo、MM、YYK 以上8名
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(3)』の読書会:6章、談話、閉会後懇親会

ちょうどお彼岸に当りましたので、いつものようにシルバー・バーチ霊や背後の霊位、そして先祖に思いを馳せながらスタートしました。会場には参加者の方がご自宅の庭から摘んでこられた秋草のブーケが、季節の移ろいを素敵に醸し出してくれました。Iさんありがとうございました。
また、本日のサークル閉会後には、中華レストランにおいてU・Hさんの送別会?を兼ねた懇親会が持たれました。参加者相互の親睦が図られたのはもちろんのこと、心おきなくスピリチュアリズム関係の話ができ、ストレス解消の楽しいひと時となったようです。
今回の6章は、イエス・キリストとキリスト教についての内容です。特に日本人には関心が湧かないという方も多いでしょうが、キリスト教圏から始まったスピリチュアリズムを学ぶ上においては必要な知識であろうと思います。また、この霊訓が生まれたのもイギリスのロンドンなのです。とにもかくにも高級霊から届けられた正しい知識は誰にとっても宝物ですね。

≪6章 イエス・キリストとキリスト教≫ から
◆イエスに見る復活の現象は奇跡ではなく自然法則の一つに過ぎない
♡「一個の人間が“死”と呼ばれる変化を通過するごとに復活が行われているのです。あなた方も死を通過してより充実した生命の世界へ復活するのです。すべての人間、神の子のすべてに等しく起きるのです。イエスの霊力は死後すぐさまその姿を弟子たちに見せ、教えが間違っていないこと、霊は物質に優ること、死に生命を終わらせる力はないことの証を与えさせたのです。そしてその復活がいわゆるキリスト教を生む端緒となったのです。」

◆今日のイギリス国教会はじめキリスト教会に対するシルバー・バーチの批判と助言
♡「はるか遠く遡ってイエスの時代のすぐ後に設立された教会を見倣う必要があります。当時はわずかな期間ではありましたが、真の意味で民衆を我が子のように世話せんとする気概がありました。それが霊の道具である霊媒を追い出した時から道を誤りはじめました。325年の二ケーア会議に霊媒と聖職者との分離が決定的になったのです。霊媒という霊力を失い聖職者が運営するだけの教会は次第に尊敬を失い始めました。」

♡「私は組織というものには一切関心がありません。私の関心は行為であり、善行であり、生きざまです。豪華な建造物もそこを訪れる人に本当の宗教としての機能を果たせなくなっております。無意味な教条主義が今なお支配し、それが永い間人類を抑えつけてきております。私は何をおいてもまず魂を解放しなければならないと信じます。それは国教会がどこまで自分に正直になれるかに掛かっております。」

♡「教会が社会正義の妨げになっている面もあります。たとえば信者に対して信仰の告白さえすれば、それだけで正義の問題が片付くと教えます。しかしその教えによって信者の精神が煙に巻かれ、せっかく目覚めかかった魂をまた眠らせてしまいます。自己の救済の道は日々の生活、行い、言動の中にしかないのです。」

スピリチュアリズムにおけるイエス・キリストの位置について
♡「イエスは人間でした。物理的精神的心霊現象を支配している霊的法則に精通した、人類最後の大霊能者でした。イエスの使命は、当時の民衆が陥っていた物質中心の生き方の間違いを説き、真理と悟りを求める生活へ立ち戻らせ、霊的法則の存在を教え、自己に内在する永遠の霊的資質についての理解を深めさせることでした。ですからイエスは、人間としての生き方の偉大な模範、偉大な師、人間でありながら神の如き存在なのです。」

♡「イエスはその後も私たちの世界(霊界)に存在し続けており、ナザレのイエスが手掛けた仕事の延長とも言うべきこの(スピリチュアリズムの名のもとの)大事業の総指揮に当っておられます。以前と同様に敵対行為にも遭遇しておりますが、スピリチュアリズムは証明可能な真理に立脚している以上、きっと成功するでしょうし、ぜひとも成功させなければなりません。あなた方もイエスの為せる業のすべてを、それ以上のことを、為そうと思えば為せるのです。」

◆シルバー・バーチはバイブルの中の間違った事例をいくつか挙げられた
♡「イエスが処刑された時に起きたと言われる超自然的な出来事――大変動が起き、墓地という墓地の死体がことごとく消えた――という話は事実ではありません。」

♡「イエスの誕生にまつわる星と三人の賢者の話は、すべて作り話です。イエスを神の座に祭り上げるためには、当時の民衆は平凡な話では感動しなかったため、畏れ多い話や超自然的な出来事で固めねばならなかったということです。イエスも普通の子と同じように誕生しました。」

◆これからの人間が地上生活を生き抜き成長していくためには
♡「今までお伝えしてきた真理を、より深く理解すること、その目的をより深く認識すること、神とのつながりおよび同胞とのつながりに関して、より一層理解を深めることだけです。十分な体験を経て魂が要求するようになった時にはじめて真理が受け入れられます。すなわち悲しみや苦しみ、辛い体験を通じて少しずつ魂が培われ、準備が整い、強烈な感動を覚えて、ようやく悟りを開くのです。そしてその知識を他人のために活用することです。」

◆もし今あのナザレのイエスが地上に戻って来たとしたら?
♡「もうイエスのような人物が出現する必要はありません。たとえ戻って来たとしても、たぶん地上で最も評判の悪い人間となるでしょう。とくにイエスを信奉し師と崇めるキリスト教徒から、一番嫌われることでしょう。」

◆14歳から30歳までの間イエスがしていたこととは?
♡「その間の年月は知識の修得と才能の開発に費やされました。真の賢者のみが理解する霊の法則を学ぶために、インドやエジプトの施設に連れて行かれました。中でも最も重要な教育を受けた学校は、アレクサンドリアにありました。」


<進行役Uさんの感想>
「今回は、終了後、懇親会を企画しました。翌日が、休日なので、6名の参加者があり、台湾料理を食べ、二次会へも行き、9時近くまで盛り上がりました。普段なかなか話せる内容では無いので、皆さん堰を切ったような勢いでスピリチャルな話をされておりました。こういった企画も縁を感じます。魂の出会いに深く感謝いたします。                」




〜次回 “第38回 心のサークル”のご案内〜
【と き】 2013年10月20日(日)、14時〜17時  
【ところ】 宮城県歯科医師会館2F 第4会議室( 仙台市青葉区国分町1-5-1)
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(3)』の読書会:7章と8章、談話
【持ち物】 上記書籍(会場にて購入できます。1冊1,200円 )
【参加費】 ご喜捨
【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。
     日常を離れた空間で、ともに学びませんか。ご参加お待ちしております。
*来場前にご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。
         Tel/022-398-3540(荒川)