心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第22回心のサークル 報告


【と き】 2012年5月27日(日)13時〜17時
【ところ】 ハーモニーサロンM
【参加者】 Uさん、Uさん、Wさん、Kさん、Sさん、Sさん、Sさん、Mさん、Aさん、Oさん(記録)以上、男性4人、女性6人、計10人
【資 料】 『シルバー・バーチの霊訓(1)』アン・ドゥーリー編、近藤千雄訳、潮文社
【内 容】読書会『シルバー・バーチの霊訓(1)』 六章と七章について
     談話会

今回は初顔の方が2名おりました。シルバーバーチの勉強会は全国でやっているようですが宮城県はここだけのようです。初めての方がいたので、「シルバーバーチとは?」から始まりました。

1、Uさんの「シルバーバーチの祈り」の唱え
2、6章「役に立つ喜び」輪読
3、6章について(質問、意見交換、感想)

Q:「ゲッセマネの園」とは(P112)・・・知識を獲得し魂が目覚め霊的実相を悟るということは最後はみな1人でやらねばならない〜自らの力で「ゲッセマネの園」に踏み入り、そして「変容の丘」に登らねばならないのだということです。
A:P43参照。
意見:どん底まで落ちて自ら立ち上がっていく。苦労しないと人の苦労がわからない。また、苦労した人は人を導く使命があるが、それは体験を通じて引き出せるもの。

Q:真理を知りつつ罪を犯す人は、同じ行為を真理を知らずに犯す人より罪の大きさがちがうのです(P119)。とあるが、学ぶことによってさらに厳しくなるのか?
意見:知識には必ず責任が伴います。他の人はやっていても自分はしない。それは孤独でもある。真から理解すれば自然と出来なくなります。

Q:他人の生活を代わりに生きることはできませんとは?
意見:その人が持ってきたカルマ
   【例えは子供】
   ・子供の苦しみを変わることはできない(この子にとって必要だから)
   ・親の期待に応えようと親の人生を生きようとする。子に葛藤が生じる。
その結果登校拒否など何らかの障害が生じる。
     
その他感想:様々な経験をしてきたが、この本を読んですとんと落ちるところがあった。
      何かを改革ではなく、自己の改革または自己成長をしていきたいと思った。
      ユーモアが大事(教えに縛られるな)

4、7章「心霊治療と生命力」輪読
5、7章について(質問、意見交換、感想)

☆動物実験は否定。動物を犠牲にしても治癒できない。動物も神が創造したもの。
意見:肉を食べざるを得ないことがある。そこから受けるカルマがあるが、そのカルマを乗り越えることが大事では。〜ベジタリアンについて〜

☆遠隔治療について・・・霊的治癒は魂がそれを受けるに価する段階に至るまで何人といえども受けられません。いかに勝れた治療家にも治せない患者がいる理由はそこにあります。治らないのは治療家の責任ではありません。患者の魂にそれを受けれる準備が整っていなかったということです。(P135)

☆心霊治療の意味・・・あなた方の治療によって患者の症状が取り除かれても魂に何の感動も及ばさなかったとしたら、その治療は失敗であったことになります。その患者は悟りへの道を失ったことになります。本当はその病気は当の患者に人生の目的と、存在の意義を成就するためになさねばならぬことを啓示するための手段であったのです。魂の琴線に触れる体験をさせること、これが最も大事なことです。(P133)

その後、お茶しながら談話しました。「物質世界は魂の成長が早い、ゆえにここに来ている」「全て捨てる、それがわからない人は到達できない」「心霊治療は誰にでもできる、それを信じられるかどうかは変化を起こしたいという気持ち」。様々な意見や感想、思いを話し合いました。なんとなく見えない世界に関心がある方から実際ヒーリングをしている方まで幅広い層の集まりですが、共通しているのは自己成長のために学んでいるということです。見えない世界は知らない世界であり、知らない世界を認める謙虚さは、自分と違う他者を尊重することに繋がると思います。学べば学ぶほど、知れば知るほど、気づけば気づくほど謙虚になります。その成長過程にあるのが私達、人間なのでしょう。
今日初めて参加されたWさんは、霊媒体質の方で様々な苦労をされたようです。そこから、「それは何故か」と真摯に向き合い、自ら成長していこうという意欲を感じました。もう1人Kさんは、まだ若いのですが理知的で思慮深い印象を受け、これからの社会をリードしていく頼もしい若者の予感がしました。

書記の感想:今回書記係をさせていただいた役得から感想を一言
私は過去にカウンセリングを学んだことがあります。その講座は私の自己変容のきっかけとなりました。学んだカウンセリングとシルバーバーチが言っていることが一緒なのです。例えば、P118の「自分を改造するものはあくまでも自分であって、他人によって改造されるものではなく、他人を改造することはできないのです。以下云々」。自分自身の経験からも、「自己変容は自らの気づきによってもたらされる、その道は孤独で厳しい、安易な援助は依存を生むことにもなる、親やカウンセラーは成長を信じて傍らで見守るもの」と思っており、その土台、根拠となるのが、シルバーバーチにありました。だから魅かれたのでしょう。さらに嬉しいことにP136「しかし一度に大きな仕事を成就しようとしてはいけません。今日は今日できることだけをして、明日やるべきことは今日忘れることです。力に限界が来たら無理して出そうとするより補給することを考えなさい。その方が無理してその乏しいエネルギーを使い果たし、結局は仕事を全面的に休止しなければならなくなるよりはましです。限界があるのは実はエネルギーではありません。身体という機能の方です。〜中略〜霊の宿る貴重な神殿です(身体)。よく管理し、保護し、大切に使用すべきです。」もう涙がでるほど頷けます。本当に優しいです。「どの分野であろうと、人のために尽くす仕事に携わる人が時には嫌気がさし、疲れを覚え、不快に思うことがあることは私も承知しております。もう駄目かと思えることもあるでしょう。しかし必ず道は開けます。」ここに至っては、理解されている安心と力強い励ましに感激しました。
アイラブ「シルバーバーチ」!

≪次回の予定≫
【と き】 2012年6月23日(土)、15時〜18時
【ところ】 ハーモニーサロンM
【内 容】 読書会『シルバー・バーチの霊訓(1)』 八章と九章について
      談話会
【参加費】 ご喜捨
*参加ご希望の方は、『シルバー・バーチの霊訓(1)』をご持参下さい。会場でも購入できます。
ご連絡をお待ちしております。
  ☎022−398−3540
  仙台市青葉区上杉2-4-26-202