心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第17回心のサークル 報告

第17回 心のサークル 報告

【と き】 2011年10月16日(日)
【ところ】 ハーモニーサロンM
【参加者】 Uさん、Oさん、Nさん、Suさん、Hさん、Shiさん、Yさん(記録)
【内 容】 資料『スピリチュアリズム入門』
        『シルバー・バーチの霊訓』

 3か月ぶりの開催でした。身近な人にお誘いしたところ、4名の新しい学びの友が参加されました。Nさん(男性)は以前から『シルバー・バーチの霊訓』に傾倒しておられ、原書も読まれたとお聞きしたので、ご持参されるようにとお願いしていました。Suさんはヒーリングを学んでおられ、各種の勉強会にも積極的に参加されている意欲的な方です。やはりスピリチュアリズムに関心の高いご家族やご友人と一緒に、当サロンを数回訪れております。そのSuさんのご友人であるHさんは、オーラソーマというヒーリングをされている方です。アクセサリーの十字架のペンダントがとても印象的な、落ち着きのある爽やかな方でした。Shiさんは、現在スピリチュアリズムを勉強中で、やはり各種の勉強会に積極的に参加されています。NさんSuさんShiさんは、実は山村幸夫さんの本の購入のために当サロンに来られたのがご縁でした。Oさんは、諸事忙しく、5月以来の参加でした。  

 久しぶりに賑やかなサークルになり、皆話したいことや聞きたいことがいっぱいで、話の途切れる暇がありませんでした。自己紹介の後、『シルバー・バーチの霊訓』を知らない方のために説明があり、参加者からもこの本に対する熱い思いなどが語られました。そして当会「心のサークル」のテキストにしている『スピリチュアリズム入門』は、スピリチュアリズムをなるべく正しく把握するためには良書であると、Uさんから紹介がありました。
 今回は二人のヒーラーが参加されていたこともあり、ヒーリングについての話題になりました。現在ヒーリングには様々な手法があるようですが、SuさんやHさんはシータ・ヒーリングもされており説明を頂きました。それは脳がシータ波の状態になると「全てなるもの」に繋がることができ、癒しのエネルギーや自己実現のエネルギーを受け取り、それを他の方に流すというものだそうです。この『スピリチュアリズム入門』の中にも心霊治療(スピリチュアル・ヒーリング)についての記載があり、Uさんから説明がありました。
ヒーラーによる治療を簡単にまとめると、
①ヒーラーの生体エネルギーの注入:鍼灸・按摩・マッサージなど、
②ヒーラーの霊体エネルギーの注入:気功治療・手当療法など、
③霊界の治療者(霊医)からの霊的エネルギーの注入:霊医の高純度の霊的エネルギーは、ヒーラーの肉体を通過させ、物質性を加えてから患者に与えられる。
 純粋な意味での心霊治療と言えるのは③のこと。つまり霊医が主役になって進められる治療のことで、「スピリット・ヒーリング」と呼ばれます。たしかに①や②は疲れや憑依が問題にされますが、逆に③は安全でしかもヒーラー自身がより元気になれると聞きますね。理想的なヒーリング法ではないでしょうか。しかし霊医と繋がることは簡単ではなさそうです。やはり選ばれた人といえるかもしれませんね。
 Suさんはヒーリングの意義について次のように語ってくれました。「ヒーラーはクライエントの身体を元の状態に戻す手伝いをしているのです。そして自然治癒力を引き出すのです。それにはクライエント本人の良くなりたいという意志が絶対不可欠ですね。」オーラソーマ・ヒーリングをされているHさんも「自分の感覚に合ったものをやっていると、気付きに繋がるようです。また日常の小さなことでも愛情を持って行うこと、愛の気持ちを言葉に出して言ってみることも大切ですね。私も心掛けるようにしています。」と、家族など身近なところの平安があってこそ利他の行為が生きてくると言われてました。

 ヒーラーといえば、世界的に有名なハリー・エドワースやダスカロスの名が浮かびます。そして日本にも知る人ぞ知る山村幸夫さんがおります。故人ですが、彼の言行録を記した『神からのギフト』、『与え尽くしの愛』において、山村さんの言葉は大きな感動と癒しを与えてくれます。その山村さんがされていたのがまさしく「スピリチュアル・ヒーリング」でしょう。そして山村さんがヒーリングを始めたきっかけが『シルバー・バーチの霊訓』だったのです。
 Uさんは、何度も紹介しておりますが、長年のシルバー・バーチの信奉者です。また山村さんのことをOさんやYさんに初めて教えてくれたのもUさんです。特にYさんは感動のあまり、神からのギフト出版会を主宰されている横浜の黒木昭征さんを訪ねました。その時のことを「黒木さんの気さくな人柄や話の内容に魅了され、素晴らしい面会のひと時を過ごしたうえに、本の代理店を許可されました。その後、神からのギフト出版会のHPで当サロンが紹介されたことにより、こうして皆さまとお会いできたのです。山村さんのご縁ですね。そしてシルバー・バーチのご縁とも言えましょうか。嬉しいですね。」とYさん。人と人との繋がり、そして行動が及ぼす波及効果というものをはっきりと見せられました。シルバー・バーチが説く“実践”の意味がここにもありそうですね。

 先程の霊医と繋がるということに関連して、ヘミシンクでガイドと繋がったUさんは、著書の『ヘミシンクによる未来世体験』で、驚異的な体験談を著しています。最近面白半分にヘミシンクを用いて異次元体験を試みる人も多いと聞きます。ヘミシンクの有用性や危険性、またスピリチュアリズムにおけるバイブル的な『シルバー・バーチの霊訓』の見地から、Uさんは次のように指摘します。

「ここでは、私のブログ『スピリチュアリズムとへミシンク』より以下引用します。

 平成18年3月にヘミシンク・ワークに参加したことが、大きな収穫でもあり、かつ、新たな展開が生まれた。仏教やキリスト教を超えて、落ち着いたのは、死後観が明確なスピリチュアリズムである。しかし、私は30年近くシルバー・バーチの霊訓を信望してきたつもりだが、あくまでも相対的に一番近いだけで、着かず離れずだったかもしれない。何事も頭で考える、理解するだけでは、肉にはならない。実践を通じて、人生の浮沈を通じて、体全体でわからないと魂まで響かないと思っている。ヘミシンク・ワークの体験は、まるで、自分が霊界の住人になったようにこの三次元の物質界を高所(霊界)から見下ろせる体験だった。霊界は、神のもとに愛に溢れたすばらしい世界で、全く孤独感は無い。より高次に行けるかどうかは愛の与え方だけで決まる。
 ヘミシンクは、精神世界と物質世界とを橋渡しする画期的な科学技術なのだと言えるかもしれないが、私にとって何故今ヘミシンクなのか。3月以来、アメリカのニューエイジやネオシャーマニズムなどを中心とした最近の精神世界の本を貪るように読み続けているが、それはそれで参考にはなるのだけれども、結局古くて新しいスピリチュアリズムに落ち着いていくのである。この感想は私だけのものかもしれないが、ヘミシンクのヴィジョンが、それを確信させてより強く裏打ちさせてくれたからかもしれない。

つまり、ヘミシンクは、あくまでも道具であるということ。スピリチュアリズムで得られた知識をガイドにして体験していく方がより安全であり、より有用であると私は、考えています」

 尚、ヘミシンクのCD各種、当サロンでも取り扱っております。試聴もできます。
 今日はNさんに、『シルバー・バーチの霊訓』の英文原書をお持ち頂きました。Nさんは、「私も訳してみて分かったのですが、近藤千雄さんの訳は本当に素晴らしいです。あれ程人の心に感動を与えられるような名訳は、なかなか出来るものではありません。さすがです!原書以上といってもいいかもしれませんね。」以前に、近藤千雄氏が心身を正して精魂込めて翻訳されているということを読んだことがありました。その神聖なシルバー・バーチの交霊会を録音したCD本『シルバー・バーチは語る』をしばらく流しながら、会は進行していきました。60年に及ぶM.バーバネルら先人達の努力のお陰で、今我々が容易に真理を学べるということは、本当にありがたいですね。
 Oさんは職業斡旋関係の仕事をされていますが、震災当時は相談者も多く、内容も大変であると語っていました。この日は何となく清々しい感じがしました。Oさんは、「今ではこの仕事が本当に好きになりました!面談もスムーズにこなせ、疲労感が減りました。以前は利用者をどうにかしてあげたいと妙にこだわっていました。調子が悪くなることもあり、『シルバー・バーチの霊訓』などを開いたり、ホ・オポノポノを言ったりしました。いろいろ学んだのですね。本当に楽になりました。しかし、最近利用者のことで異常に感じていることがあります。失業者への手当の支給が始まってから、仕事を探しに来る人が少ないのです。働く意欲が無くなっている人も多いと聞きます。救済制度の良し悪しですね。働く意欲と体力があるうちに就職してもらいたいものです。」と語った。  
 生活費を手当に依存するのは、一部の人以外は一時的なものであるはずです。一方、大きく被災して負債を抱えながらも再起を目指す人々もいます。Uさんもその一人で、歯科医院が全壊しましたが、9月に安全な場所にて再開を果たされました。多くの患者さんを津波で亡くされましたが、これからも患者さんを心身両面からサポートしていきたいという、Uさんの情熱があればこその決断ですね。熟練した技術とスピリチュアリズムの精神で頑張って下さい!応援しています。

 今回のUさんの紹介著書は、以前にも出ましたが次のものです。
1.『神と野獣の日』(松本清張著)〜切羽詰まった時人間は何を考えどう行動するか!? 
2.『ジュリアの音信』(ウィリアム・T・ステッド著 桑原啓善訳)〜自動書記による霊界通信
3.『ブルーアイランド』(エステル・ステッド著 近藤千雄訳)〜『ジュリアの音信』を著したステッド氏はタイタニック号事件で死亡し、彼が送ってきた霊界通信
4.DVD『奇跡の輝き』

途中で退出されたShiさんからメールがあり、「もっともっと皆さんの知識や体験談を教えて頂きたいです。サロンMで山村さんの本を購入してから、スピリチュアルな世界が賑やかになってきました。これもお導きだと思うと楽しいです。「思う」を「確信」に近付けていきたいです。また参加させて下さいね。」とありました。お互いに切磋琢磨してどんどん学んでいきましょう!
必要な人に、必要なものが、必要な時に、必要なだけ与えられるとスピリチュアリズムでは言われます。振り返ってみると、幾度となく物質的に精神的に与えていただいていることが分かります。自分が生まれてきた目的を遂行するために、与えて下さっているのでしょう。何点でこの世を卒業出来るかわかりませんが、なるべくなら背後の霊(守護霊、ガイド、指導霊・・・)と協力して良い成績を頂きたいですね。合わせて現実生活もおろそかにはできません。健康に留意して楽しく働いて、ニコニコ笑顔でいきましょう!  \(^o^)/ ★☆★☆★