心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第7回 心のサークル 報告

【日 時】 2010年4月11日(日) 13時〜17時
【ところ】 ハーモニーサロンM
【参加者】 U さん Oさん  Yさん(記録)
【内 容】

 今回から、新たな会場での開催となりました。以前よりもリラックスした雰囲気の中、話も大いに弾みました。恒例の『シルバー・バーチの祈り』を唱和し、気も場も爽やかに整えて始まりました。
 数か月振りのOさんの参加に、注目はOさんの近況報告に。笑顔が素敵な方ですが、以前にも増して清々しく落ち着きも感じられました。何か良い事があったのでしょうか。実はこの期間Oさんは、怪我による手術、入院、リハビリを経験されていました。途中幾度かの連絡で、ご様子を伺っておりましたが、お返事はいつも前向きなものでした。
今回の件を振り返ってOさんは「怪我で入院しましたが、魂の向上のチャンスであると、すぐに思いました。今までスピリチュアリズムを学ばせて頂いたお陰だと思います。確かに大変でしたし仕事の事が不安でしたが、頑張れて予定より早く退院できました。そして何よりも嬉しいことは、かねてからの全てのわだかまりが、氷解・解明したことです。謙虚な自分を取り戻せたのでしょう。今回の怪我のお陰ですね。私の新たな出発です!」と、生き生きと語られました。そして前向きなOさんは、この頂いた時間を、やりたかった勉強にも充てられ、二重三重の喜びを得られたそうです。今では仕事にも復帰され、充実した日々を送られています。
 困難に向かい合った時の心の持ち方は、日頃の訓練が必要なようですね。すべて物事には意味があり、起こるべくして起きていると言われますので、不安がらないで、ピンチはチャンスなのだと思う癖を付けておきたいものです。『備えあれば憂いなし』ですね。
 Uさんからは、『心の道場』発行の『ニューズレター』が、2〜3年間休刊というお知らせがありました。毎号楽しみに購読しておられるUさんにとっては、非常に残念なことでしょう。確かにどんなに素晴らしいものでも、万人の目に触れることは難しいものです。Uさんは言います。「真理は時代を経ても変わらず真理です。数十年も前に発刊された『シルバー・バーチの霊訓』、『モーゼスの霊訓』、『アラン・カルデックの霊の書』などの他、世の中には死後の世界を説く素晴らしい書籍がありますが、まだまだ知らない人が大勢います。特に自殺志向の人や勝手し放題の人には、ぜひ読んでほしいのですが。そこで私はブログに真理を綴り、コンピューター社会における啓蒙活動の一つの手段としております。真理を知った者の義務、つまり如何に実践するかが重要なのです。」日々の忙しい仕事の後、寝食の時間を削ってパソコンに向かうUさんの思いが、多くの人々に届くことを祈念致します。
 Yさんは、引っ越しも一段落し、新しいライフスタイルに夢と希望を模索中です。「人生には何度かの節目があるそうですが、私にとっては今がその時だと思います。流れに沿って、逆らうことなく、自然体でいきたいですね。この度も多くの方に支えられ、人の優しさにたっぷりと触れさせて頂きました。私も誰かのために頑張ります。心の羅針盤は常に真理に合わせて。」とYさん。困った時は神頼みではなく、現実的には人間様頼みになりますね。ふと思い出したあの方に、電話やお便りなどで連絡してみては如何でしょうか。きっとその方も同じ思い(シンクロ)かもしれませんよ。

≪ 話題・質問 & Uさんのコメント ≫
Q : 霊界が実体で、地上は影絵とよく言われますが…。
A : アラン・カルディックの「霊媒の書」(現象編)を読んでいて、ふと気が付いたことがあります。あの世は、意識の世界であるので、意識が変化しない限り、具現化された創造物はいつまでも実体を持って存続するようです。しかも、何かアイデアがあって、強く念じていると、簡単に具現化されてしまう世界、想像が創造を産む世界であります。逆に、地上界では、ただ念じただけで創造するのは、困難です。それでいて、長年月の風説に耐えるのは難しい。色即是空 空即是色の喩えですね。一方、霊界は、より精妙な波動の高い世界なので、地上と比べると遥かに実像を持った世界だと言える程素晴らしいとシルバーバーチは、霊訓の中で述べています。自然、建築物、音楽、美術等々何をとっても地上界の比ではないとのことです。

Q : 霊能力は遺伝的なところもあるようですね。
A : 霊能は、決して特殊なものではなく、たとえば、皆さんが死ねば、肉体に閉じ込められている霊能力が回復するので、皆、霊能者なると言えます。確かに人によって、個性があるように、霊媒的気質をもともと受け継いで生まれている方もおられるようですが、霊能というのは、訓練によって誰でも高めることができるとシルバーバーチは霊訓の中で述べていたと思います。体験的にもそのことは強く感じます。特に霊媒としての能力が強い方は、それを人のために役立てる使命があるかもしれません。天の配慮は、人知の及ばぬものと言えますが、常に地上人に適材適所の人生を選択させてくれます。超能力開発という名の下にスピリチュアル・ブームの時代ですが、できるかぎり、人の役に立つという純粋な動機で霊能を高めていただきたいと思います。その代表格とも言うべきスピリチュアル・ヒーリングの原点は、まさに利他愛と奉仕の精神ですね。この精神を忘れなければ、きっと大いなる天の協力が得られるでしょう。


★ スピリチュアルタイム ★
今回はUさんのガイドとの対話を、実践して頂けました。
*Oさんの質問に対するメッセージ: 亡くなられているようです。霊界へ行かれているようです。
とても幸せだと言っています。
      ⇒ Oさんは、やはりそうだったのかと頷いた。その人が夢に出てくる時も楽しそうにしてい
るという。「今日参加できてよかったです」と、Oさんなりに納得が得られたようだ。
 
  *Yさんの質問に対するメッセージ: 商売は思うに任せぬものです。人の流れに対応して、取り扱う商品を揃えるとよい。色々な人が出入りするでしょうが、不安を抱かずに、人の為に進めることです。
      ⇒ Yさんは、店舗オープンに向け、準備の真只中。「人の為を肝に銘じます」と、商売の手
ほどきに感謝していた。

◆ ティータイム ◆
 本日欠席のSさんからの差し入れのチョコレートを頬張り、アイブライトというネイティブアメリカン御用達の目に良い薬草の入ったハーブティーを飲みながら、今日のサークルを振り返る頃となりました。
「以前のS会館と違い、ここはYさんのサロンなので、安心して時間超過できますね。」
「どうぞ気が済むまで、良ければ一晩語り明かしましょうか。」(笑)
「私は集団の中に染まるのが苦手なのですが、ここの自由な雰囲気はいいですね。」
「先ほどYYさんが顔を出されて、すぐ帰られましたが、参加できる時間だけでもOKですよね。」
「各々の個性を持ちあって、シェアしたり、頂いたりできる場があることは嬉しいですね。」
「山村さんの本を読んで参考になりましたが、こういう場には必要性を感じておられる方が参加されれば良いでしょう。できるだけ敬虔さと真摯さをもって続けていくことが大事ですね。」
皆さんの言葉の端々に、今後の会の方向性が垣間見られました。

当会のブログ(記録)のコピーを見たOさんから「以前の私は、こんな考えをしていたんですね。変化が分かっていいですね。」との言葉を頂きました。日常生活の中で、コロコロ移り変わる心の変化は、なかなか自覚出来なく、忘れてしまいがちです。それをひと月に一度でもじっくりと自分と向き合い、その時の心境を活字に残しておく。後で振り返ってみると、様々な形の動きがあったことに気付かされます。そういう意味でも、このサークルとブログの意義がありそうですね。
『継続は力なり』、『点滴石を穿つ』、『塵も積もれば山となる』など、先人の名言もまた真理ですね。何はともあれ、先ず集い、談笑の中から何かを感じ、そして勇気と希望を抱きながら帰路に就く......。 前向きな人が増える社会になるようお手伝いしたいですね。誰かさんが言っているように、後ろ向きには歩きにくいのですから。これも真理かしら。
再会を楽しみにして、各々現実社会(戦場)へと戻って行きました。