【と き】 2018年9月30日(日)、14時~17時
【参加者】 進行:US、記録:SK
US、HM、IK、MM、WM、KM、OT、SK 以上8名
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(8)』の読書会
IKさん企画で、今回はたくさんのゲストがいらしてくださいました。
14時から始まる本サークルの前に、12時から、気診勉強会、「宮城気友会」があります。その会にヒーラーのFさんが招かれ、ヒーリングのデモンストレーションがありました。
そのまま14時からの読書会のメンバーにも、特別に集団ヒーリングをしてくださいました。
ラッキー♡
気友会でのヒーリングはかなり素晴らしかったらしく、USさんはやすらぎの世界まで連れて行ってもらったのだそう・・・。うらやましい話です。
読書会での集団ヒーリングはIKさんのアンマの瞑想とコラボ。
まわりの空気が揺らぎ、霊体をマッサージしてもらったような感じでした☆
ありがとうございました。
雑談中、Fさんにシルバーバーチをお読みになったことがありますか?と伺ったところ、
いろいろな本を読んだけれど、「シルバーバーチの霊訓」をいちばん信頼していて、「今はこれだけ」、と仰ってました。
ベテランのスピリチュアリストでFさんと同じように語る人は大変多いです。
高級霊の本はたくさんあって、それぞれがとても素晴らしいのですが、私の主観ではシルバーバーチの霊訓はそのなかでも、一番、理性的でシンプルという印象があります。
「基本」って感じでしょうか。
基本の大切さは、さまざまな分野でも共通して言えることだと思います。
基本と応用。
基本を学んだあと、応用へ向かい、ある程度習得したとき、ふと基本に立ち返る。
ベテランになった視点で基本を読み直すと、以前は軽く流していた事にこそ重大な記述があったことに気が付く。以前よりも深く感動することができる。そういうことがあると思います。
ヒーラーFさんが、シルバーバーチを愛読している事を知って、やはり、みな同じ道程をたどるんだなぁと納得しました。
さて、USさんがシルバーバーチの祈りを唱え、読書会開始です。
シルバーバーチ霊訓 第8巻
7章 愛すべき仲間たち———動物
この章は大変長いため、2回に分けて読むことにしました。
今回は178p~190pまで。
地球には人間だけが生きているのではありません。動物、植物、昆虫たちも生きています。身近には犬や猫、そして、人間が食糧にしている、豚、牛、鶏、魚の存在。それらの命たちも人間と同じ大切な魂。けれども地球は弱肉強食の世界。他の命を食している現実があります。
神はなぜ弱肉強食というむごたらしい世界を作ったのか?との問いは、神に思いを馳せるものにとって、必ず考える大きな疑問ではないでしょうか?
この疑問に既成の宗教は納得のいく答えを出すことができていません。
絶対的善で絶対的な力をもつ神なら、公平な世界を作れるはずだ。それなのに理不尽が横行するのはなぜなんだ!!という思い---。そんな難問でも必ず答えてくれるのが、シルバーバーチ霊です。そんな存在と毎週交流していた降霊会。あまりにも贅沢すぎて当時のメンバーたちが羨ましいです。(毎回同じことを書いているような気が…^^;よほど羨ましいということなんです^^)
愛すべき動物たちが人間によって実験材料にされています。人間の仲間である無抵抗の動物たちを冷酷非情に虐待する人間。白衣をまとった科学者、研究者は動物の魂に対して想いを馳せたことがあるのか?と不満を述べたあと、こう質問しています。
なぜ弱肉強食というむごたらしい生き方があるのでしょうか?p178
摂理は完全です。たとえ人間にはその顕現のすべては理解できなくても完全です。永い経験で私は自然の摂理には何一つ不完全さがないことを知りました。無限の叡智と無限の愛によって生み出されたものだからです。これまで何度も申し上げているように、創造活動のありとあらゆる側面に対応した摂理が用意されており、何一つ、誰一人として忘れられたり、ほったらかされたり、見落とされたりすることがないのです。
その一つである進化の法則は、存在と活動の低い形態から高い形態への絶え間ない進行の中で働いております。低い動物形態においては、見た目には残忍と思える食い合いの形をとりますが、進化するにつれてその捕食本能が少しずつ消えていきます。先史時代をごらんなさい。捕食動物の最大のものが地上から姿を消し、食い合いをしない動物が生き残ってきております。これにはもうひとつ考慮すべき側面があります。そうした動物の世界の進化のいくつかの面で人類自身の進化がかかわっていることです。すなわち人類が進化して動物に対する残忍な行為が少なくなるにつれて、それが動物界の進化に反映していくということです。
とにかく摂理は完全。今見える現象だけで判断するものではないということです。
興味深いのは恐竜が絶滅したのは進化の法則が関係していただなんて、どんな科学者も推測したことがないですよねー。
進化の途中の不完全の中で生活している私たちは、命の大切さや尊さを謳いながら、動物の命を毎日食しています。
また医学生たちは、人の命を救うために動物の命を犠牲にしています。
こんなふうに矛盾だらけの現世。けれども、摂理は完全。そう私は信じます。なぜなら、直感がそれを正しいと伝えてくるから。説明はできないのですが…。その直感を支えてくれるのが、シルバーバーチの存在です。目に見えない霊の世界があるということを伝えてくれているから、信じられるのだと思います。
これを無神論者と議論したとしたら、きっとかみ合わないだろうなぁ。ただのロマンチスト、空想、空論、だと言われるのがオチです。
霊界が存在することは真実。でも、信じるか信じないかは自由。みんなが信じないからといって霊界が無くなってしまうわけでもないのですから、いいのです。あるものはある。真実は頑固です。
議論をして統一させようとするのは無意味だなぁと最近思うようになっています。違いを観察し合って、多様な価値観を眺めること。それこそが人生という旅の風景。異文化交流です♪
降霊会メンバーはシルバーバーチにこう食い下がります。
自分の生命を維持するために人間は植物の生命を奪い、動物の卵や乳を横取りし、もっと酷いこととして、動物を殺して食べざるを得ません。こうした強引な言わば、ドロボー的な生き方は、あなたがよく強調なさっている理性を反撥させずにはおかないのですが、これを、“愛の造物主”の概念とどう結びつけたらよいのでしょうか?p188
(それにしても、遠慮なく聞きますね~。喧嘩を売っているようにも聴こえますが、シルバーバーチ霊は冷静です。^^)
自分たちで勝手に動物を殺しておいて、神がそうせざるを得なくしているかにお考えになってはいけません。どちらにするかはあなた方が決めることです。動物を殺さないと生きていけないというものではありません。が、いずれにせよ、答えは簡単です。そうした問題をどう処理していくかによって人類の進化が決まるということです。自分たちのやっていることに疑問を感じるようになれば、その時、あなたの良心が答えをだします。--以下続く。
小気味いいですね^^
世の中の摂理には自由意思が許されています。一方的に善を押し付けられるのではありません。私たちは選べるのです。
最終的に完全へ進んでいくのだろうけれど、不完全の中で悩み、苦しみ、そして自分たちで解決策を模索し、苦労の末に進化を辿る。
「困難な道だからこそ価値があるのです」……でしたね^^
でも、案外、進化しているかもしれません。
かつては当たり前にあった動物実験も犬や猫の実験は大幅に減り、今はねずみでの実験が主流になったそうです。
もちろん、ねずみだからよいというわけではありませんが…。
つまり、人間の良心は、今はその程度の段階なんですね。進化はゆっくりと進むのだと思います。そのうち動物実験は全部なくなるのでしょう。
戦前は戦争捕虜を使い人体実験をしていたのですから、それを思えば確かに進化しているなと思います。
今回のリポートは以上です。次回もよろしくおねがいします。
次回 第98回 心のサークル お知らせ
【と き】 2018年 10月28日(日)、14時~17時
【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1) 4F和室
入り口は正面玄関ではなく裏口になります。
入口表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。
窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、
わからない時は声をおかけください。
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(8)』の読書会:7章の残り
【持ち物】 上記書籍をご持参ください。
【参加費】 喜捨
【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。
日常を離れた空間で、ともに学びましょう!
新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。
【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com
又、これまでのメンバーの皆様は、出欠係の柴田までご連絡ください。