【と き】 2017年5月21日(日)、14時~17時
【参加者】 進行:US、記録:SK
US、ST、SK、IK(MEN)、HM、IK(WOMAN)、YY、GS、MM 以上9名
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(7)の読書会:4章、談話
IKさんのアンマの瞑想、USさんがシルバーバーチの祈りを唱えいつもの通り、にぎやかに読書会を始めました。
3章 戦地でも愛読された霊訓
苦難の時にこそ、人はなぜ生きるのかを考え、世の中の不条理の意味を知りたいと神に問います。
大戦はその究極の時。
世界中が同時に同じ苦難の時を迎えたという特殊な事態でした。
そんな時、シルバーバーチの霊訓はどんな役割を果たしたでしょうか。
手に取った人にとっては、暗闇の中の一筋の光となったに違いありません。
戦時だからこそより強く、霊的真理が心の拠り所になったと思います。
世界大戦についてシルバーバーチはこう語っています。
人間の到達しうる気高さと醜さの極限をみせてきました。言い換えれば人間の霊性のすばらしさを見せると同時に、堕落したときの極悪非道ぶりもみせつけたのです。(p43)
両極が表された時。
それぞれの霊性が試されたのですね。
戦争の最中でも、愛を表現し続けた人の話は多数あります。
そんな話に接したとき、いいようのない感動を覚えますが、それは高い霊性に触れることができたから…だったのですね。
崇高な魂は戦争という暗黒の世界でも、愛を表現することができる。
とても真似できないと断言できる自分が恥ずかしいです。
霊界最上界にはそのような素晴らしい人々がたくさんいらっしゃる。
想像しただけで平伏したい気分になります。
そこはあまりに光が強すぎて、地上とはまるで違うのだそうです。
未熟な霊である私には、直視することはできないという意味が分かるような気がします。
ただし、こんな風にも書かれています。
人類はイザとなれば至善至高のものを出すだけの力を具えているのです。奉仕活動への呼びかけ、すべての者にとって地上をより良く、より公平により豊かにしようとする願望に対して備える資質を、人間は立派に具えているのです。(p45)
さて、現代は現代で、情勢が混沌としていることに変わりはありません。
極悪非道のニュースが毎日伝えられております。
不穏な空気が流れ、保護主義が賛同され、先が見えなくなりそうです。
読書会でもそれを危惧する意見が多数出ました。
◇自国の益優先を声高に主張する傾向になっているような気がする。
◇霊的な観点でみると、今はどんな時期なのだろう。
◇進化に必要な膿を出しているのであればいいのだが。
◇問題点をあぶり出しているのかもしれない。
◇人々の心の中に不安がある。
◇拠り所が必要だ。
◇スピリチュアリズムが、一時期批判の的になり、消えかけたが、最近また話題になりつつある
◇スピリチュアリズムが正しく取り上げられればいいのだが。
人の役にたつような存在になりたいと、読書会のメンバーは時々口にします。
役に立つとは、具体的にどんなことでしょう。
自分に何が出来るでしょうか?
そんな事を考えると、答えが見つからずいつも頭を抱え込んでしまいします。
別の巻(11巻)でこんな事が書かれているのをみつけました。
個が集まって地上人類全体が出来上がっているのです。一人でも多くの“個”が貪欲と強欲と残虐と横暴を止めれば、その数だけ平和に貢献するのです。あなたはあなたの生活、あなたの行為、あなたの言葉、あなたの思念に責任を負うのです。他人のしたことで償いをさせられたり報酬を受けたりすることはありません。
自分の貪欲と強欲、残虐と横暴を止めればいい。
それだけで役に立つ。
それは嬉しい言葉だなぁと思います。
自分の心をとことん見つめ直すことから始めるとよいのではないかと思いました。
それが平和への貢献につながるのなら、ふるって参加します!
さて、そうは思ったものの、自分の中にある貪欲と強欲を捨てること、簡単には出来ないのです。
例えば、ニコチン中毒の人がたばこをやめる時、ニコチンが体から抜けるまで、相当な忍耐を要求されます。
貪欲と強欲という毒を抜くのも同じような気がします。
すっかり毒を抜くまで、欲望の芽は消えない。
「きっかけ」と「忍耐」が必要です。
きっかけとは、困難との遭遇。
困難に出合った時は、進化の準備が整っているからだと理解し、向き合い、我慢をすることが大事だと思われます。
何度かそのきっかけを無駄にした記憶がありますが、何度でもチャンスは与えられます。
今度こそ! …と、何度目かの決心を本日いたしました(笑)。
人類の歴史も、何度も訪れる試練を繰り返して少しずつ進化してきているのでしょうか。
それにしても、戦争には巻き込まれたくはないものです。
いま現在、内戦の最中で暮らしている人々、特殊な政治の下で不自由な暮らしをしている人々。
そのような人々にたいして、何もできませんが、一日でも早く平和が訪れるように祈りたいと思います。
肉体が死ぬと人間は霊界の存在になり、地上的束縛のすべて―それまで自分の本来の姿を見る目を曇らせてきたもの、無意味な残酷さへ追い立ててきた狭量さ、長い間地上のガンとなってきたケチくさい不寛容精神と利己主義のすべてをかなぐり棄てます。(p43)
以上、読書会の報告でした。
次回の読書会はいつもとは違う時間から始まります。
ご注意くださいませ。
読書会終わりましたら、懇親会が予定されています♡
ふるってご参加お願いします。
<第82回心のサークルお知らせ>
【と き】 2017年6月18日(日)、15時~17時
【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1)
会議室2
入り口は正面玄関ではなく裏口になります。
尚、入口の表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。
窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、
わからない時は声をおかけください。
【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(7)』の読書会:4章
【持ち物】 上記書籍をご持参ください。
【参加費】 喜捨
【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。
日常を離れた空間で、ともに学びましょう!
新しく参加希望の方は、本ブログコメント又は下のメール宛へご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。
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【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com
又、これまでのメンバーの皆様は、出欠係の柴田まで事前にお知らせしているメールにて出欠のご連絡をお願いします♪