心のサークル(blog版)

心のサークルは、スピリチュアリズムを学べますが、オープンな初心者向です。

第78回 心のサークル報告

 

 

【と き】 2017年2月26日(日)、14時~17時

【ところ】 宮城県歯科医師会館 会議室2 

【参加者】 進行:US、記録:IK(WOMAN)

       US、ST、SK、IK(MEN)、HM、IK(WOMAN) 以上6名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)の読書会:12章、談話

 

私たちは「日本の子どもの貧困」について、学んでいます。先日、メンバーの何人かが講演会に出席してきたので、その内容についてまず意見交換を行いました。

 

クリヤヨガ瞑想を行うSNさんがお休みでした。残念!

私が愛の聖者アンマ(amma)が推奨する「マーオーム瞑想」の誘導を行いました。

※ マーの音をイメージする時に息を吸い、オームの音をイメージするときに息を吐きます。

「聖フランチェスコの祈り」も唱えました。

 

USさんのシルババーチの祈り

http://sbspswhaf.net/sb-inori-0.htmlの後、輪読がスタートします。

 

12章 苦難にこそ感謝を

 

シルバーバーチの霊訓集6巻の最終章になります。短い章ではありますが、この本のエッセンスがぎゅっと詰まっています。 

 

P200 私は霊的な目を通してで眺められるという利点のおかげで真理の様々な側面が見える立場にあります。あなた方人間は、残念ながら肉体に閉じ込められているという不利な条件のために、私たちと同じ視点から眺めることができません。」

「あなた方は物質をまとった存在です。身を物質の世界に置いておられます。それはそれなりに果たすべき義務があります。衣服を着なければなりません。家がなくてはなりません。食べ物が必要です。身体の手入れをしなくてはなりません。身体は、養成される仕事を果たすために必要なものをすべて確保しなければなりません。物的身体の存在価値は基本的には霊の道具であることです。霊なくしては身体の存在はありません。そのことを知っている人が実に少ないのです。身体が存在できるのは、まず第一に霊が存在するからです。霊が引っ込めば身体は崩壊し、分解し、死滅します。」

霊=魂ですね。シルバーバーチのような高級霊は、霊的な目を通して眺めることができるのですね。

 

でも、我々人間は身体をまとっています。どちらかというと、身体からの感覚に霊的な目が負けてしまいます。~>゜)~~~

「身体は、この世を生きる大切な宇宙服」とあるヒーラーの方が表現しました。大事じゃないわけじゃない。。。けど、霊的な目はもっと大切ということでしょうか?

(^。^)y-.。o○

 

・・・・・・・・・・・・・

 

P201 「ですが、視野を一変させ、その身体だけでなく、住んでおられる地球、それからその地球上の全てのものが存在できるのは霊のおかげであること、あなたも霊であり、霊であるがゆえに神の属性のすべてを宿していることに得心がいくようになれば、前途に横たわる困難のすべてを克服していくだけの霊力をさずかっていることに理解がいくはずです。生命の根元、存在の根元、永遠性の根元は霊の中にあります。自分で自分をコントロールするこつさえ身につければ、その無限の貯蔵庫からエネルギーを引き出すことが出来ます。

 霊は、物質の限界によって牛耳られてばかりはいません。全生命の原動力であり、全存在の大始原である霊は、あなたの地上生活において必要なものを全て供給してくれます。その地上生活の目的はきわめて簡単なことです。死後に待ち受ける次の生活に備えて、本来のあなたである霊性を強固にするのです。身支度を整えるのです。開発するのです。となれば、良いことも悪いことも、明るいことも暗いことも、長所も短所も、愛も憎しみも、健康も病気も、その他ありとあらゆることがあなたの霊性の成長の糧となるのです。」

 

「自分は身体をまとった霊であることを納得する」必要があるのですね。

これさえわかれば、どんな困難も怖くない!だって、その無限の貯蔵庫からエネルギーを引き出すことができるんです♪

(*^▽^*)

なんだ~そうなんだ~。じゃあ、なにも生きるのが怖くないじゃない。単純に私なんてそう

思ってしまいます。

 

ところが・・・人間には心理的に弱い部分を持っているんですね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

P202 「ところが、残念ながら敵があります。-取越苦労、心配、不安という大敵です。それが波長を乱し、せっかくの霊的援助を妨げるのです。霊は平静さと自信と受容力の中で初めて伸び伸びと活動します。日々の生活に要請されるもの全てが供給されます。物的必需品の全てが揃います。」

 

シルバーバーチ霊が口酸っぱく、「こりゃ。あかんぜよ。」と説くことですね。

取越苦労、心配、不安という大敵。

本当にこれは、厄介な感情です。これに私もどれだけ振り回されてきているかしれません。

 

ではここで、メンバーのつぶやきを聞いてみてください。

 

  • 「辛いな苦しいな」と言う時に「実は成長のチャンスなのか?」と思うことができるようになった。(SKさん)

 

  • 生きているとは、まさに「辛い苦しい」ことでありそういうことが多いものだ。時にまかせてみるのもいいのではないか?(USさん)

 

  • 人生の苦しい時にこの本を読んだら、すぐ理解できた。「何のために生きているんだ?」そう思う。でも、苦しい時は「恐れ」「不安」があるものなんだ。(IKさんmen)

 

  • シルバーバーチを知ったのは、若い時だった。「苦難は修行だ」と思った。若い時はダメだった。今は経験があるので、大丈夫。人生には、逃げられない悲しい事実もあるが現在はすり合わせし折り合いをつけることができるようになった。(USさん)

 

  • 人生は「問題を置いといて」「やってみて保留」が多い。(IKさんmen)

 

  • 「私が誰かの心配になっていない」だけでいいのかなと思う。(SKさん)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

P205 宇宙のどこでもよろしい。よく観察すれば、雄大なものから極小のものに至るまでのあらゆる相が自然の法則によって生かされ、動かされ、規律正しくコントロールされていることがお分かりになります。途方もなく巨大な星雲を見ても、極微の生命を調べても、あるいは変転きわまりない大自然のパノラマに目を向けても、さらには小鳥、樹木、花、海、山川、湖のどれ一つ取ってみても、ちょうど地球が地軸を中心に回転することによって季節のめぐりが生まれているように、すべての相とのつながりを考慮した法則によって統制されていることが分かります。種子(たね)を蒔けば芽が出る-この、いつの時代にも変らない摂理こそ神の働きの典型です。(中略)

 

私は、神の子すべてにそういう視野をもっていただきたいのです。そうすれば取越苦労もなくなり、恐れおののくこともなくなります。いかなる体験も魂の成長にとっては何らかの役に立つことを知ります。その認識のもとに一つ一つの困難に立ち向かうようになり、首尾よく克服していくことでしょう。そのさ中にあってはそうは思えなくても、それが真実なのです。あなた方もいつかは私たちの世界へお出でになりますが、こちらへ来れば感謝なさるのはそういう暗い体験の方なのです。

 

自然の節理といいましょうか、大霊と言いましょうか?大いなる存在をそこかしこに感じるようになると、物事をもっと霊的な目でとらえることができるようになるというのです。

まずそれには、自分が霊(魂・スピリット)であることを確信しなければなりません。

その上で大きな流れ(自然の節理・大霊)を常にまず感じる自分を身につけたいところですね。

それには、やはり信仰の力が大きいのかもしれません。

(*^-^*)

 

では、ここでもメンバーのつぶやきをお聞きくださいね~。

(*^。^*)

 

  • この本の中身が実感できるようになった。初めは綺麗だなと思った。(SKさん)

 

  • 本当に寝ている時に霊界に行っているのかわからないな。(SKさん)

→ 霊界に行っていることを確信していると朝の目覚めが良く調子がよくなった。

(IKさんwomen)

 

  • 自分のくせを含めて、来世に持ちこししないようにしたい。その為にも視点をあの世から

見ることが必要です。(USさん)

 

  • 反対にカルマを完全に今生で返そうとせず、変化をたくさん望まないことも大切ですよね。

(IKさんWOMAN)

→ シルバーバーチにもそう書いてあります。(USさん)

 

  • 期待しないで奉仕をすることで十分なので、カルマの返済を考えなくてもいい。

カルマに関しては、その人間にしか返せない。身内でも助けられない。(USさん)

 

  • 「内なる声に従え」と皆さんに言いたい。これは、神の声です。(USさん)

 

→ 聖書を知っただけでもわかりやすいかもしれない。(USさん)

 

  • 辛い時は、本を読んで頑張れるようになります。(USさん)

 

  • この読書会のようにシェアリングすることで、仲間と分かち合うことが大切です。

(IKさんwomen)

 

まだまだつきないメンバーのシェアリングですが、今日はこのあたりでおしまいです。

 

私たちは、シルバーバーチの霊訓集の輪読を軸にスピリチュアルな勉強会を毎月実施しています。自由な楽しい語らいの場所です。

(*^▽^*)

興味のある方は、どうか参加してみて下さいね~。

 

 第79回 ”心のサークル”のご案内~

  

【と き】  2017年3月26日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1

      会議室2

      入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

      尚、入口の表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。

      窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、

      わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(7)』の読書会:1

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

 新しく参加希望の方は、本ブログコメントにてご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。なお、コメントを入れる際の認証はすべて半角で入力お願いします。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com

又、これまでのメンバーの皆様は、出欠係の柴田まで事前にお知らせしているメールにて出欠のご連絡をお願いします

 

 

 

第77回 心のサークル報告

第77回 心のサークル報告

 

 

【とき】 2017年1月22日(日)、14時~17時

【ところ】 宮城県歯科医師会館 会議室3 

【参加者】 進行:US、記録:SK

       US、ST、SK、IK(MEN)、HM、IK(WOMAN) 以上6名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:11章、談話

 

2017年。

今年もよろしくお願いします。

昨年はAさんが地元にお帰りになり、ぽっかりと大きな穴があいた心のサークルでしたが、新たにIさんやHさんが加わってくださり、賑やかに無事に乗り切ることができました。

今年もなお一層向上進化を目指せますようにがんばりたいと思います。

 

それでは読書会の報告です。

SNさんがお休みのため、IK(WOMAN)さんのアンマの瞑想をし、そのあと、USさんがシルバーバーチの祈りを唱え、今年最初の読書会が始まりました。

 

11章 みんな永遠の旅の仲間

 

 

各自が自分の魂の宿命を自分で成就しなければなりません。それまでに手にした光明(悟り、理解力)と、直面する困難を媒体として、その人独自の教訓を学んでいかねばなりません。それを自分でやらねばならないのです。他人からいくら知恵の援助を受けることができても、魂の成長と開発と発達はあくまで当人が自分の力で成就しなければならない個人的問題なのです。

 

 

”あくまで個人的問題なのです”ほんとにその通りだなと深く同意します。

例えば病気になったとします、お医者様はたしかに治療してくださいますが、病気の不安を乗り越えるのは当人だけの問題です。誰も代わって乗り越えてはくれません。人生は孤独だなと思うのはこんな時です。

 

不安に耐えられず、いろんなことをして右往左往しますね。

誰かに相談したり、スピリチュアルな本を読み漁ったり、瞑想してみたり。

どこかに答えは無いか! 問うても中々見つかりません。

 

やがて、受け入れるしかないことを悟ったときに人は強くなっているのに気づくのだと思います。

 

ただ、忘れてならない心強い味方は背後霊の存在です。

生まれた時からずっとそばにいてサポートしてくれている霊たち。

きっと今も自分を守ってくれていると思えれば、勇気が湧いてくるかもしれません。

 

 

このようにレポートを書くたびに、自分が以前とは違う価値観で生きている事に気が付きます。

 

さて、困難にはいろんな種類があって、質の違いもあります。

又、同じ現象でも、困難と感じる人となんとも思わない人がいます。

そこにある意味は、なんなのでしょう。

次の答えがヒントになると思いました。

 

あなたの体験の”質”を決定づけるのはあなたの進化の”程度”です。

ある段階以上に進化すると憎しみを抱かなくなります。愛のみを抱くようになります。苦を感じず、幸せばかりを感じるようになります。難しい事ですが、しかし真実です。苦しみをなんとも思わない段階まで到達すると、いかなる環境にも影響されなくなります。

 

ぜひ、そのぐらいの”程度”にまで進化したいものです。

でもそこに至るまで大へんな苦しみを通過したからこそに違いないなと思います。

困難を乗り越えてこその霊性進化だと思います。

 

 

 

苦しみとはいったいなんでしょうか。

 

 

 

苦しみとは自分自身または他人が受けた打撃または邪悪なことが原因で精神または魂が苦痛を覚えた状態を言います。

が、もしその人が宇宙の摂理に通じ、その摂理には神の絶対的公正が宿っていることを理解していれば、少しも苦しみは覚えません。

 なぜなら各人が置かれる環境はその時点において関係している人々の進化の程度が生み出す結果であると得心しているからです。進化した魂は同情、思いやり、慈悲心、哀れみを覚えますが苦痛は覚えません。

 

 

エスは他人のために災難を受けましたという話題の後に語られた言葉です。

確かにイエスこそ理不尽な災難にあっておられますね。

 

苦しみを感じないようになるには、霊的真理を”理解していれば”ではなく、”進化していれば”ってことなんですね。

 

知識じゃないんですね。

進化しなくちゃな……。

 

 

 

メンバーより「あの時あんな風にした方がよかったと後悔することがたくさんある」

というようなお話がでました。

 

同感。

そんなことは山ほどあり、現在も後悔を量産中です。

 

それに対して、Uさんは、気が付くだけでもいい、とおっしゃって下さいました。

 

そこで後悔を量産中の私の疑問です。

 

気付いているのに問題解決できず身動きのできない状態が続いている「今」はどうすればいいでしょうか?

 

それに対してのUさんは

「今日の事だけを考える。あまり先のことまで考えない方がよい」とのことでした。

 

そうですね

それならできそうです。

とにかく、今日を丁寧に生きる。それだけを考えたいと思います。

 

スピリチュアリストって大変ですねぇ。

ごまかしがききませんから。

 

 

自分が過ちを犯したら、その荷は自分で背負ってそれ相当の苦しみを味わわなくてはなりません。そうやって教訓を学ぶのです。もしも誰かほかのものが背負ってあげることができるとしたら、過ちを犯した本人は何の教訓も学べないことになります。

 

宇宙の摂理はこういう厳しい面もあります。が、教訓を学ばないといつまでも同じ場所にいなければならないの覚悟を決めて乗り越えるしかありませんよね。

乗り越えるチャンス、神様からのプレゼントだと思って頑張るしかないのかもしれません。

 

 

自分も神であることを自覚なさることです。そうすれば神の御国はほかならぬ自分の魂の中にあることを悟られるはずです。それは絶対に裏切ることがありません。

 

 

 

 

以上報告終わります。

短い章でしたが、あいかわらず中身の濃い内容でした。

 

~次回 第78回 ”心のサークル”のご案内~

 

【と き】  2017年2月26日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1

      第二会議室

      入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

      尚、入口の表示板に、部屋がどこか書いてあります。ご確認お願いします。

      窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、

      わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:12章

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

 新しく参加希望の方は、本ブログコメントにてご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。なお、コメントを入れる際の認証はすべて半角で入力お願いします。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com

又、これまでのメンバーの皆様は、出欠係の柴田まで事前にお知らせしているメールにて出欠のご連絡をお願いします♪

sinora5 (id:toritori21) 4年前

 

第76回心のサークル報告

 

【と き】 2016年12月18日(日)、14時~17時

【ところ】 宮城県歯科医師会館 会議室3 

【参加者】 進行:US、記録:IK(WOMAN)

       US、ST、SN、SK、IK(MEN)、HM、IK(WOMAN) 以上7名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:10章、談話

 

SNさんのクリヤヨガ瞑想からまず、始まる読書会。灯りを消して、SNさんの誘導瞑想で心を綺麗にしていきます。

http://yumekibou-yoga.seesaa.net/article/436409374.html

 

さて、USさんのシルババーチの祈りの後にいよいよスタートです!

http://sbspswhaf.net/sb-inori-0.html

 

 

10章 あらためて基本的真理を

 

この章は、女性霊媒とご主人がハイネン・スワッハー・ホームサークルの結成当初からのメンバーの方がシルバーバーチ霊と話しているという内容です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

まず、「基本的真理ってなによ?」

͟͟͞͞(๑•̀=͟͟͞͞(๑•̀д•́=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑)=͟͟͞͞(๑•̀д•́

 

と、私は思ってしまいました。「基本的真理にしがみつくことです」よ~。

 

一番わかりやすいのが、章末の近藤千雄先生の言葉に凝縮されています。

 

P188 ● われわれ人間はこの時点においてすでに霊であること。

  • 地上生活は次の段階の生活に備えて霊的資質を身につけることに目的があること。
  • 人生体験には何一つ無駄なものはないこと。
  • ただそれだけのことを念頭において地道に生きること

 

謙虚にそれをシルバーバーチ霊は語っているのです。ポイントは、この謙虚さにあります。

「饒舌ではなく、謙虚に語る」のです。謙虚に、でもしがみつくんです。どんだけ、激しいんだぁ~~!

 

 

P175~176 ● 「(中略) あなた方は霊的な目的のためにこの地上に置かれた霊的存在なのです。そのあなた方を悩まし片時も心から離れない悩みごと、大事に思えてならない困った事態も、やがては消えていく泡沫のようなものにすぎません。

 

 といっても、地上の人間としての責務をおろそかにしてよろしいと言っているのではありません。その物的身体が要求するものを無視しなさいと言っているのではありません。大切なのは正しい平衡感覚、正しい視点をもつこと、そして世俗的な悩みや心配ごとや煩わしさに吞み込まれてしまって自分が神の一部であること、ミニチュアの形ながら神の属性のすべてを内蔵している事実を忘れないようにすることです。そのことを忘れず、その考えを日常生活に生かすことさえできれば、あなた方を悩ませていることがそれなりに異議をもち、物的、精神的、霊的に必要なものをそこから摂取していくコツを身につけ、一方に気を取られて他方を忘れるということはなくなるはずです。」

 

人間は、世俗的な悩みから離れてなかなか生きれません。

*1

悩みがあれば集中力もなくなりますし、負の感情に支配されてしまいます。大切なのは正しい平衡感覚、正しい視点をもつこと。これは、冷静な識別力をつけることなのではないでしょうか?

自分が神の一部であることを忘れないこと。これには、そうだな、、、やはり、健康な信仰心が必要な気がします。宗教と信仰は違います。信仰とは、対象が何であれ神と自分のみの繋がりです。

 

知性とマインドはニュートラル(中立)がよい。知性が優位でもいけないし、マインド重視でも間違ってしまう。またハートで感じることには、間違いがない。」

 

この言葉は私が、ヒンドゥのあるブラマチャーリ(修行僧)から直接伺ったものです。

英語では、マインドハートはどちらも「」という意味がありますが、マインドは「頭で考える心」で、ハートは「本能で感じる心」という意味合いで受け取れます。知性もマインドも頭で考えるものですね。やはり、人間の管制塔は頭ではなくハートでありたいものです。

 

 

゚。.(╹◡╹).:**:。♥

 

・・・・・・・・・・・

 

P177 ● 「私の言ってることが間違いでないことは私自身にも確信があります。地上のすべての人にそれを確信させてあげれば視野が広がり、あらゆる困難に打ち克つだけの力が自分の内部に存在することを悟って取越苦労をしなくなり、価値ある住民となることでしょうが、なかなかその辺りが分かっていただけないのです。霊の宝は神の子の1人1人の意識の内部に隠されているのです。」

 

出てきましたよ~。取越苦労

* ⁑⋆* (•)* ⁑⋆*

 

取越苦労をしない = 自分にはあらゆる困難に打ち克つ力があると確信する!

 

そうなんですけどね~。人間は、わかっちゃいるけどやめられない♪厄介な生き物です。

「取越苦労」と「最悪を想定し、ベストを尽くす周到さ(疑うことも含めて)」というのも、また違うのよね。ただ楽観的なだけで物事を日和見主義にしか考えないのは、実は地に足がついていないんです。

 

昔、私は「搾取されるなよ」と師匠の1人であるSK氏に言われたことがあります。取越苦労はいらないけど、なんでも鵜呑みにし楽観的なだけでは他人に搾取されてしまいます。自分にはあらゆる困難に打ち克つ力があるのは事実だけど、方法論は別かもね?思い込みは、いけません。時には他人に任せた方がうまくいく事もあるし、そこは冷静な識別力が必要です。

(*˘︶˘*).。.:*♥

 

・・・・・・・・・・・

 

ここで、メンバーのコメントを披露します~。

 

(•̀.̫•)-(•̀.̫•)-(•̀.̫•)

 

「この世は、両極性の世界」とよくシルバーバーチの霊訓集に出てくるが、読み直すと解ってきた。(IKさん MEN)

 

感情が触れて、怒ってしまうとなかなか冷静になれない。(SKさん)

 

「類は友を呼ぶ」悪い気持ちを持つと、犯罪者は悪い気持ちの霊団に憑依されてしまいます。

(USさん)

 

今生の意識は、2元性です。その方が現実的に生きやすいのです。(USさん)

 

日本は良心を重んじる国。「憲法9条」を取り上げ、国をあげ良心を広め思い出させる世界的な役割があるのではないか?(STさん)

 

・・・・・・・・・・・・・

 

P178 ● 「(中略) そう思っていただけますか。私には、してあげたくてもしてあげられないことが沢山あるのです。みなさんの日常生活での出来ごとにいちいち干渉できないのです。原因と結果の法則の働きをコントロールすることはできないのです。また、あなた方地上の人間は大切だと考え私は下らぬことと見なしている事柄が心に重くのしかかっていることがありますが、その窮状を聞かされても私はそれに同情するわけにはいかないのです。

 私にできることは永遠不変の原理をお教えすることだけです。物質の世界がすみずみまで理解され開拓され説明しつくされても、宇宙にはいかなる人間にも完全に知りつくすことのできない神の自然法則が存在します。」

 

ズガビ━━Σ(ll゚艸゚ll)━━━!!

 

ううう~~~ん。この箇所には、高級霊いいえ守護霊やガイドスピリットの苦悩を垣間見ることができます。

私たち人間は辛いと「助けて!」と神に祈ります。それを聞いているガイドスピリットは、助けたい気持ちを持ちながら我慢しているのです。

この世には「蒔いた種は自分で刈り取る」という原因と結果の法則があるのです。

法則には逆らえないし、同情してあげるだけでは本人の学びにはなりません。痛みを伴う負の経験も、本人には気づきの経験にほかなりません。真の愛とは、なんと深いものなのでしょうか?

 

・・・・・・・・・・・・・

 

P185~186 (中略)私は自分にこう言い聞かせているのです―今の自分に理解できない部分もきっと同じ完全なる愛によって管理されているに相違ない。もしそうでなかったら宇宙の存在は無意味となり不合理な存在となってしまう。もしこれまで自分が見てきたものが完全なる愛の証であるならば、まだ見ていないもの、あるいはまだ理解できずにいるものも又、完全なる愛の証であるに違いない、と。

 ですから、もしも私の推理に何らかの間違いを見出されたならば、どうぞ遠慮なく指摘していただいて結構です。私はよろこんでそれに耳を傾けるつもりです。

 

なんと!シルバーバーチ霊の謙虚なことでしょう!私たちも、見習わなければなりませんね。

( *´艸`)

 

・・・・・・・・・・・・・

 

P186 (中略)基本的真理にしがみつくのです。迷いの念の侵入を許してはなりません。これだけは間違いないと確信するものにしがみつき、謎だらけに思えてきた時は、ムキにならずに神の安らぎと力が宿る魂の奥の間に引きこもることです。そこに漂う静寂と沈黙の中にその時のあなたにとって必要なものを見出されることでしょう。

 

常に上を見上げるのです。うつ向いてはなりません。うなだれる必要はどこにもありません。あなたの歩む道に生じることの1つ1つがあなたという存在を構成していくタテ糸でありヨコ糸なのです。これまでにあなたの本性の中に織り込まれたものはすべて神の用意された図案(パターン)にしたがって織られていることを確信なさることです。

 

ムキにならずに神の安らぎと力が宿る魂の奥の間に引きこもることです。

ここは、瞑想をさしているのかなと思います。人間は、雑念が多すぎます。毎日何分間でも座って静けさと向き合うことは大切なんですね。神を感じる時間は、自分で作らなければなりません。

 

私は、基本的に毎日瞑想を継続しています。始めた時は、忙しい毎日に瞑想を突っ込んで生活していました。祈りも行っているので、毎日40分近くかかります。

「なんで、こんなに瞑想していて辛いのか?」やればやるほど、疲れるんです。

 ・・・違うのです。瞑想は、日々の生活につっこむんじゃないんです。瞑想をゆっくりできるような日々の生活を自分でデザインしていく必要がありました。逆だったのです。

 

微細なるもののメッセージを感じるには、静かな時間を持つことが必ず必要です。

 

(⋈◍>◡<◍)。✧♡♥

 

この部分は、シルバーバーチ霊の高級霊たるゆえんが圧巻の部分です。(近藤先生の説明にもあり。)前向きに、前向きに。常に前向きに!神を信じることが熱く語られています。

 

そっか~。「基本的真理にしがみつく」ってこういうことだったのね~。

 

₍₍ ( ๑॔˃̶◡ ˂̶๑॓)◞♡♥

 

・・・・・・・・・・・・・

 

ここで、再度メンバーのコメントで~~~す。↓

 

*:(●˘͈ ᵕ˘͈)(˘͈ᵕ ˘͈●):*

 

カジノの法律が制定されそうだが、ギャンブル依存症が懸念される。(STさん)

 

「飲む(飲酒)・打つ(ギャンブル)・買う(多情多淫)」は、スピリチュアルから一番遠い。(IK WOMEN)

 

現代は、普通がない若者たちが多い。(IKさん men)

 

自分が大切で、母親となって子を育てようとする人が少なくなっているのでは?

(IKさん men)

 

ラジオ子ども相談の無着(むちゃく)先生曰く、「子供に遊びの体験がないのでは?」と言っていた。(USさん)

 

「力・知性・慈愛」が心の3次元がある。力に走らずに、知性や慈愛をもっと伸ばさなくてはいけないのでは?(STさん)

 

志を持っている人が少ないので、アンガーマネジメントがあるのではないか?(STさん)

 

+:.(◡╹)(╹◡):.+

 

・・・・・・・・・・・・・

 

~ 次回 “第77回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】  2017122日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1

      入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

入口の表示板に、部屋がどこか書いてあります。

      窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、

わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:11章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

 新しく参加希望の方は、本ブログコメントにてご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。なお、コメントを入れる際の認証はすべて半角で入力お願いします。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com

又、これまでのメンバーの皆様は、出欠係の柴田まで事前にお知らせしているメールにて出欠のご連絡をお願いします

 

 

*1:+_+

第75回心のサークル報告

【と き】  2016年11月20日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1) 

【参加者】 進行:US、記録:ST(MEN)

       US、ST、SK、IK(MEN)、HM、IK(WOMAN) 以上6名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:9章、談話

 

読書前の会話におきまして

IKさんによるアンマの瞑想をはじめに行い、心がすっきりとしましたところで、    

USさんによるシルバーバーチの祈りで場の空気が上昇してから読書会に移行しました。

 

 

霊訓 第9章

P.160 1行目

More Wisdom of Silver Birch(次の・・・ 

~P161 3行目

・・・教えていただきたいのです”云々・・・

 

宗教的により後付された「刷り込まれた良心」とシルバーバーチの言う「偏りのない良心」に関して、

「偏りのない良心」とは何か、また、この両者の見分けはどのようにつければよいのかを問うています。

確かに、キリスト教的立場にたつ人間からしますと、聖書以外の神や霊につきましてはその存在を認めないばかりか、

それについて語る人間について悪魔的な偽の予言者というレッテルを貼る傾向があります。

キリスト教信者は霊的知識について、聖書の知識しかありませんから、

そこに書いていない情報につきましては非常に懐疑的であり、

聖書の解釈についても牧師を通じて神学的に妥当な解釈が提示されます。

聖書には人を愛すること。非暴力など様々な善がつづられていますが、

それと同時にキリスト教の神以外は存在せず、イエスキリストは神の子であること。

悪魔は巧妙に人間の心に忍び込むことを教えます。

さらに、すべての人間は罪の中にあり、キリストの死を通じて、神が許しを与えてくださったという

福音を信じることを説きます。

これに対してシルバーバーチイエス・キリストが人間であり、

霊的真理であるところの愛を述べ伝えたのであり、すべての被造物はキリストの死という条件抜きで、

大霊から無条件に愛されていることを説きます。

物質的でない観念の相違であり、自己の良心に関する確信が存在することから、

確かに良心を持たない人間よりも拒絶反応が強いのでしょう。   

 

 

P.161 5行目

この手紙の趣旨を・・・

~P161 最後 

・  ・・正しい道を指示しています。」

 

道徳的、精神的、霊的問題に関連し決断を迫られるときは、地上においても霊界においてもあるとし、

地上の死後、霊界にあっても、決断の機会。すなわち自由意志がそのまま機能し続けるということを

教えています。

そして、神によって植えつけられた霊性の一部である良心が瞬間的に前面に出て、

進むべきコースを指示するというのがシルバーバーチの考えであるとします。

問題はその後、「良心を気に食わないと思う人間性」が頭をもたげ、

欲望や偏見を正当化してしまうことであり、

宗教的良心は、これに当てはめると偏見として整理されることになるのでしょうし、

もし教会という組織における権力闘争などが加わると、欲望もからんでくることになりますので、

少なくとも宗教=良心と考えることには、慎重になったほうがいいように思います。

しかし、困ったことに、宗教=良心であることを信じることが信仰であり、

この信仰を深めることが正しいことであると規定するのも宗教なのであります。

最後にシルバーバーチは、いかに欲望や偏見が入り込もうとも、

良心がもっとも正しい道を指示しているとして、

人間の良心の普遍性、ゆるぎない性質を説きます。

欲望や偏見が大きな力を持つ現実世界にあって、

この良心への信頼こそが希望であると言えるでしょう。

 

P.162 1行目

サークルの一人「・・・ 

~P163 5行目

・・・これが真実です」

 

この部分は先の偏見や欲望が良心よりも優先されてしまうことへの危惧や、

良心の普遍性、遍在性について議論されています。

これに対してシルバーバーチは偏見や欲望を「屁理屈と正当化と弁解」であると表現し、

人間の良心に対して絶対的な自信をのぞかせます。

そして、「一般受けしないかもしれませんが」と付け加えて、現実世界においては、

確かにこの「良心への信頼」が少数派であることを認めつつ、

良心の普遍性、遍在性こそが真実であると説きます。

何度も繰りかえし検証されていることを踏まえると、

とても重要な箇所であることが強調されているのだと思います。

 

P.163 7行目

―東洋の宗教・・・ 

~P163 最後

・・・こともあり得ません」

 

東洋には古くから人間の内部にある神を強調しているとの指摘があった。

これについては例えば、仏教における空などがあるかもしれなません。

概念として捉えることが出来なくても存在するもの。

人間の認識を超えたところにあるもの。

座禅などを通じて人間は空を理解し、近づきうるかもしれません。

己が空そのものになれば、己と神との境界線は希薄になります。

己がない状態とは以前出てきた欲望や偏見がない状態でもあり、

人間の良心が研ぎ澄まされた状態であるともいえます。

この質問に続くシルバーバーチの答えはまさしくそのようなことで、

「人間の中の大霊」も「大霊の中の人間」も同じ事であるとし、

愛という言葉を二回用いて、愛によって人間と神は硬く結びついているとします。

キリスト教的な愛と、仏教の空が結びつき、

非常にバランスの取れた内容になっているのではないでしょうか。

 

P.164 1行目

―すべてが大霊の一部・・・ 

~P164 6行目

・・・になることでしょう」

 

前述の人間と大霊とのつながりを補足しています。

以前出てきた良心は神性のことであり、

良心、神性に基づいた選択が日常でなされるようになるならば、

素晴らしいことです。

 

P.164 8行目

―神はすべての・・・ 

~P166 13行目

・・・資質を掘り起こすのです。」

 

神性についてその顕現は無限であり、

人間が進化し受容力が増せばそれだけ理解力が増し、

神を理解することができるようになり、これが霊性の発達であること。

そして地上に生まれてきた理由が、

人生の荒波を通じて霊性を進化させることにあると述べます。

 

P.166 15行目

―若くして他界・・・ 

~P168 6行目

・・・得心できるということー訳者)

 

若くして死ぬことは、一般に人生における最大の悲劇であり、

その死についてどのように受け止めればよいのか、

本人はもとより家族も途方に暮れるものである。

霊的観点からこの事象を読み解くと、霊的に十分成長し、

人生における目的を達成したから亡くなるケースがまず挙げられる。

松下村塾吉田松陰や、その弟子である高杉晋作などは

幕末にあってその知識と理想、国のあるべき姿を追い求め、

実践に移して生涯を閉じた。

生き抜いたと言っても過言ではないと思う。

短いながらも目的を達し、得るところの多い人生であったのではないだろうか。

次に挙げられるケースとして再生を通じて、不足分を補うケースが挙げられている。

100歳まで生きたとしても、人生の意味を見出すことが出来ず、

世の流れに流されて、受身の人生をたどったとして、

結果、周囲は長生きだった、大往生だったと好意的に評価してくれるかもしれないが、

霊的観点からその人生で果たされるべき課題が成し遂げられていなければ、

再生して再び人生を歩むしかないのであろう。

物質的観点では長生きしてさらに再生できるのであるから喜ばしいことなのかも知れないが、

霊的観点からいえば、高校3年生の学年末テストで赤点をとって、留年を食らうようなものである。

わーい、また学生生活が送れるぞー。

と喜んでいるのが地上的観点なのかもしれない。

そして、この摂理、また学校を例に挙げるならば

校則のようなものは完璧であると断定します。

人生と言う学生生活を通じて学ぶものが愛であり、愛こそが摂理である。

愛は無限の範囲と適応性を有しているとします。

さらに人間の魂の根幹が愛になるとき、

その魂は生を与える霊、すなわち大霊と一体化すると教えます。

 

P.168 8行目

―こうした問題は・・・ 

~P169 11行目

・・・安心してはなりません」

 

この部分はまさに、シルバーバーチと読書会に参加する私たちの共通のテーマであり、課題である。

これまで登場した良心、愛、空、神性、霊力それを無限の顕現を持つ宇宙と表現し、

肉体構造が一つの限界となってその理解に制限を加えるとしています。

しかしながら、肉体構造を持ちながら読書や議論を通じて培った霊的知識、霊的財産は

本来魂の欲するものであり、

それによって私たちは真の喜び、感動を得ます。

シルバーバーチは、私たちもという表現を使い、高級霊と読書会メンバーが一丸となって

この喜びを世界に広めていこうではないかと呼びかけます。

まさにこれは福音を述べ伝えるという行為です。

キリスト教の教義でのキリストの死が私たちの罪をあがなってくださったという福音ではなく、

人間と大霊を結びつける愛という存在が私たちの心に宿っていること。

欲望と偏見を脇においてみれば、自分の中に神を見ることができるという福音です。

信じられない、不遜だと言うそしりを受けるかもしれませんが、

欲望と偏見をなくして、曇りのない眼で見据えていきたいところです。

 

P.169 13行目

ここで話題が変わって・・・ 

~P171 最後

・・・配慮もあることであろう。

 

ここで本当に話が変わってしまい、SFの話になる。

地球以外にも意識体は存在し、最高界の天使的存在から、

意識がようやく明滅する程度の魂に到るまで様々な段階があるそうである。

神は地球人類だけの神ではないという訳である。

ましてや白人だけの神や、日本人だけの神があろうはずがない。

それで宗教戦争が起こるのであるから、病根は根深いものがある。

病根とは欲望と偏見であることをこの章で学ぶことが出来た。

シルバーバーチはそれら異性人の霊体とも交信したことがあるという。

異性人の良心が地球人のものと違い危険なものであるならば、警告などがあるのだろうが、

やはり、良心は地球人も異性人も同じということであろう。

宇宙共通の良心、愛を信じて強く生きて行きたいものである。

たとえ霊体になったとしても。

 

〜次回第76回心のサークル案内〜

 

【と き】  201612月18日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1

 入り口は正面玄関ではなく裏口になります。入口の表示板に、部屋がどこか書いてあります。

窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:10章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

 新しく参加希望の方は、本ブログコメントにてご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。なお、コメントを入れる際の認証はすべて半角で入力お願いします。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com

又、これまでのメンバーの皆様は、事前にお知らせしている、出欠係の柴田までメールにてお知らせください♪

 

第74回心のサークル報告

 

 

【と き】 2016年10月23日(日)、14時~17時

【ところ】 仙台歯科医師会館 和室 

【参加者】 進行:US、記録:IK(WOMAN)

       US、ST、SK、IK(MEN)、HM、IK(WOMAN) 以上6名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:8章、談話

 

ニューフェイスHMさんをお迎えして、和室で和やかにはじまった「心のサークル」。

(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

昨月初めて参加のIKさん(MEN)も再度参加していただいたので、またまた雑談と自己紹介で長くなってしまいました~。

 

スピリチュアルヒーラーの梅津千鶴さんを私とSKさんが紹介したところ、「興味がある」ということでなんと2名がメモってました。あらら?( *´艸`)

千鶴さんには、こちらで紹介した旨を後日お知らせしました。

いい結果がお2人も出るといいですね~。ヒーラーとの出会いは、精神世界を深める始まりでもあります。私もかつて、梅津千鶴さんと出会い急激に変化した時期がありました。

 

英国式ヒーリングのスピリチュアルヒーラー梅津千鶴さんは、仙台駅前イービーンズ5F グリーンオアシスに勤務しています。http://www.hogushi.net/ ※ 名前掲載は、梅津さんに了解をいただいています。

 

クリヤヨガ瞑想を行うSNさんがお休みだったので、私が愛の聖者アンマ(amma)が推奨する「マーオーム瞑想」の誘導を行いました。※ マーの音をイメージする時に息を吸い、オームの音をイメージするときに息を吐きます。

 

USさんのシルババーチの祈り

http://sbspswhaf.net/sb-inori-0.htmlの後、輪読開始です!

 

8章 真理には無限の側面がある

 

今回は、作家としても出版業者としても成功をおさめている男性と、心霊知識の普及に健筆を揮っている女性が招かれた時の交霊会の様子が書いてあります。

 

短い章ではありますが、内容が濃く多岐にわたりますのでメンバーの方々や私がピックアップした部分を記載したいと思います。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

P139 ● 「私にも真理のすべてをお授けすることはできません。真理は無限であり、あなたも私も同様に有限だからです。(中略)あなたは感受性のお強い方です。男性のわりには過敏でいらっしゃいます。それはそれなりの代償を支払わされます。普通の人間には分からないデリケートで霊妙なバイブレーションを感知できるほどの感受性をもっておれば、当然、ほかの分野でも過敏とならざるを得ません」

 

この部分には、大変共感できます。私は、憑依体質で霊がわかります。東日本大震災もあることがわかっていました。微細な大地の動きがわかるのです。しかし、このデリケートな感受性は人の心をわかりすぎて、クタクタになってしまいます。

*1

 

生きてる人も死んでる人も・・・です。

 

私がスピリチュアルを学ぶわけは、正しい知識を得て低級霊などに生活を惑わされないようにするためです。

 

一番大切なのは、識別力です。

 

愛は、諸刃の刃。識別が誤っていれば、愛により自分や他人が傷ついてしまう可能性があります。経験から、それをわかっています。もちろん、無償の愛になっていないのかもしれませんが・・・。愛は、時に人を迷わせます。

 

・・・・・・・・・・・

 

女性二人の文筆家(その内の1人は、ご主人を亡くしたばかり)にシルバーバーチが語ります。

 

P143 ● 「あなたが今こそ学ばなければならない大切な教訓は、霊の存在を人生のすべての拠りどころとすることです。明日はどうなるかという不安の念を一切かなぐり捨てれば、きっとあなたも、そのあとに訪れる安らぎと静寂とともに、それまで不安に思っていた明日が実は、これからたどらねばならない道においてあなたを一歩向上させるものをもたらしてくれることに気づかされるはずです」

 

この箇所を読んでいたのは、ニューフェイスのHMさんでした。彼のお母さんは亡くなったばかりで、偶然この箇所を読むことになったのか・・・必然なのか?複雑な思いで聞いていました。

 

霊界からのメッセージのようにも思えました。

( 一一)ふむふむ~~。

 

・・・・・・・・・・・

 

シルバーバーチが、死刑制度を語っています。

 

P150 ● 「(中略)いつまでも死刑制度を続けているということは、その社会がまだまだ進歩した社会とは言えないということです。なぜなら、死刑では問題の解決になっていないことを悟る段階に至っていないからです。それはもう1つの殺人を犯していることにはかならないのであり、これは社会全体の責任です。それは処罰になっておりません。ただ単に別の世界へ突き落しただけです」

-その上困ったことに、そういう形で強引にあの世に追いやられた霊による憑依現象が多いことです。地上の波長に近いためすぐに戻ってきて誰かに憑依しようとします。

 

ここで、メンバーのコメントを披露しますね~。

(‘◇’)ゞ

 

死刑制度廃止論が、日本でも高まってきたね。(USさん)

 

宗教でいろいろやってしまうと、本質が見えない。(STさん)

 

日本は宗教色がないのに、まとまっている国。フランシスコ・ザビエルの手紙の中に、

「日本人は優れている。親しみやすく、悪意がない。親切で丁寧で知的。」と書いてあります。(STさん)

 

昔の日本は、八百万の神々への信仰があり教条主義ではなかったのでは?(USさん)

 

心を大切にする教育が広がってほしい。(STさん)

 

・・・・・・・・・・・・・

 

P157 ● 「次のことをよく理解してください。これは以前にも申し上げたことですが、地上を去って私たちの世界に来られた人はみな、思いも寄らなかった大きな自己意識の激発、自己開発の意識のほとばしりに困惑するものです。肉体を脱ぎ捨て、精神が牢から解放されると、そうした自己意識のために地上での過ちを必要以上に後悔し、逆に功徳は必要以上に小さく評価しがちなものです。

 そういうわけで、霊が真の自我に目覚めると、しばらくの間は正しい自己評価ができないものです。こうすればよかった、ああすべきだった後悔し、せっかくの絶好のチャンスを無駄にしたという意識にさいなまれるものです。実際にはその人なりに徳を積み、善業や無私の行為を施しているものなのですが、その自覚に到達するには相当な期間が必要です」

 

ここで、再度メンバーのコメントです。↓

(*^▽^*)

 

ある人から「シルバーバーチを捨てなさい。」と言われましたが、「勘弁してほしい」と頼み、物置に取っておきました。(IKさんmen)

 

メンバーから「冷静だ~」と声があがる。

 

言ってることとやってることがいっしょなトランプ氏だが、心根がわからない人もいる。心は見えないから。

当たり前に直観がいいのは、さえているとも言える。(STさん)

 

いろんな人がこの世にいるから、学びになっているのでは?

蒔いた種は、自分で刈る。アカシックレコードに刻まれる。

おそらく、物事には霊的な観点が必要なのではないか?(IKさんmen)

 

まだまだ尽きないメンバーのコメントですが、今月はこれでおしまいです!

(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

~ 次回 “第75回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】  20161120日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館(仙台市青葉区国分町1-5-1

      入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

入口の表示板に、部屋がどこか書いてあります。

      窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、

わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:9章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

新しく参加希望の方は、本ブログコメントにてご連絡頂けますと幸いです。お気軽にお尋ね下さい。なお、コメントを入れる際の認証はすべて半角で入力お願いします。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com
又、これまでのメンバーの皆様は、事前にお知らせしている、出欠係の柴田までメールにてお知らせください♪

*1:+_+

第73回心のサークル報告

【と き】 2016年9月25日(日)、14時~17時

【ところ】 仙台歯科医師会館 地下1F 

【参加者】 進行:US、記録:SK

      IK、ST、SN、OY、IK 以上7名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:7章、談話

 

 

この日はとても嬉しい見学希望のお客様を迎えての開催です☆

おひとりはOYさん。

IKさんと前日に偶然ばったりと会ったのが運のつき(?)そして連行^^;・・・じゃなかった、興味を持って下さり、同日行われたの宮城気友会の参加とともにこちらにも参加してくださいました。

そしてお二人目は当ブログを発見し参加してくださったというIKさん。

本当にありがとうございます!!

前日に参加希望のコメントが入っていると知った次第なのですが、連絡方法がなかった中、来てくださるだろうかと心配していました。

この日は久しぶりに気温が上がり、秋気分になってしまっていた体には少々辛い天候でしたが、汗だくで会場を探しだして来てくださったこと、本当に感謝いたします。

 

相変わらず雑談をひとしきり1時間ほど^^;

SNさんのクリヤヨガ瞑想で気持ちを整え、シルババーチの祈りの後、第7章の輪読です。

 

7章 難しい質問に答える

 

タイトル通り、いつもとは少し違った角度の問いに対する答えでした。

①ある日の交霊会が失敗した理由

②通信手段の不完全性

③殺人を実際に犯す人と殺してやりたいと心で思うだけの人。罪の違いはあるのか?

そんな質問に、理路整然とした答えが返っています。

 

③について、みなさまはどう思われるでしょうか?

実行した人としない人では、差があるはずと思いますが、一概には言えません。

なぜ一概に言えないのか、、、、いろんな事情があるし、心根の優しい人でも殺人者になってしまうこともあるし、殺人はしないけれど、どうしようもなく心根が曲がっている人もいる。それはどうなんだろうと考え込んでしまいますが、霊界からの答えはすっきりでした。

 

「何か具体的な例をあげて頂かないと、一般論としてお答えできる性質のものではありません」

と答えながらも こう回答します。

 

「それはその動機が問題です。いかなる問題を考察するに際しても、まっ先に考慮すべきことは”それは霊にとっていかなる影響をもつか”ということです。ですから、この際も”殺したいという考えを抱くにいたった動機ないしは魂胆は何か”ということです。」p121

 

「動機」かぁ! なるほど、たしかに「動機」が判断の基準というのは、とてもふさわしいですよね。

すっきりです。(^_^)

 

日々いろいろな感情を私たちは抱きますが、スピリチュアルを勉強するようになって、自分の心を見つめることが習慣になっています。

なにか言葉を発しようとしたとき、その言葉の裏に別の心の声がないか?と考え直して言葉をひっこめることがよくあります。

「私が正しい!」を相手に強要したいために発しようとしてはいないか? 「謝って!」と思わせたくて言おうとしていないか。

はたまた「私ってとってもすごいでしょ?」と、実は自慢だったりの下心がないかどうか自分の心を見つめるようになりました。

下心は相手に必ず伝わるものです。そして、それは同時に自分の品位も落としているということなのだなぁと、ようやく気が付きました。

 

品位を落としまくっていた人生なのですが、今生のうちに気が付いたので、なんとかセーフでしょうか。しかし、その教訓を完全に取得しているかどうかは、はなはだ疑問。あーあ、とため息つく日々はまだまだ続いております。

 

まぁ自分が未熟だということを知ることも、大切なことだと思います。

自分の未熟さを友人たちが許してくれたおかげで、これまで生きてきました。

だから私も同じように誰かの下心は見逃しながら生きていこうと思うのです。

 

さて、シルバーバーチも感情的になることがあるのだそうです、但しそれが恨みに発展することはないとのこと。

 

「私は憎しみを抱くことはできません。摂理を知っているからです。神は絶対に誤魔化せないことを知っているからです。誰が何をしようと、その代償はそちらにいる間か、こちらへ来てから支払わされます。いかなる行為、いかなる言葉、いかなる思念も、それが生み出す結果に対してその人が責任を負うことになっており、絶対に免れることはできません。ですから、いかにみすぼらしくても、いやしくても、神の衣をまとっている同朋を憎むということは私にはできません。ですが、不正行為そのものは憎みます」p124

 

上の界の人(霊)はとにかく冷静ですね^^

 

最後の「不正行為そのものは憎みます」。ただ優しくて、なんでも許してくれて…、というようなことではないんですね。うまく言葉にできないのですが、ほんとうの意味での「厳しさ」があるのかなぁと感じました。

 

 

 

 

このブログの当番になると、みんなとシェアしたいと思うものと出会います。

それは大抵、本かテレビなのですが、

今回はNHKEテレで放送されている「100分で名著」。

紹介されていた本は石牟礼道子さんの「苦界浄土」です

 

自分の故郷を襲った惨劇・水俣病患者から聞き書きをした事を独特な感性で書かれた本です。

 

心をわしづかみにされた記述を紹介します。

水俣病で両親をなくし、自らも患者として重度の障害を抱えながら漁を続けてきた杉本栄子さんが、親しかった石牟礼さんにこう語りました。

 

 もう、私たちは許すことにした

 全部許す 日本という国も許す

 チッソという会社も許す 色々差別した人も許す

 許さんば、きつうしてたまらん

 みんなの代わりに私たちは病んでる それで許す

 

 

----「許さんば、きつうしてたまらん」----

 

汚染された事を知らずに魚を食べたというだけで、一生を辛く苦しい病気とともに生きなければならないことを強いられた人生。

被害者にも関わらず、虫けらのごとく軽く扱われた時

私たちはどのような気持ちになるでしょうか。

 

けれども杉本さんは最後にはこう決めた

許すと。

そしてこうも言った。

「許さんば、きつうしてたまらん」

 

こんな場面でも摂理は単純なのだなぁと思いました。

 

この世だけの命と思えば、水俣病などは不条理の極致で、心の落としどころが見つからない境遇も、スピリチュアルの世界では必ず心の落としどころがある。

杉本さんはその事にきっと気が付かれたのだと思いました。

 

心の落としどころをみつける……。人生の勉強科目のひとつでしょうか。

 

 

 

さて、最後に、はじめて参加してくださいました、OYさんとIKさん。

どのような感想をお持ちいただいたでしょうか?

みんながとってもおしゃべりで、びっくりなさらなかったでしょうか?

 

もし、よろしければ又の参加お待ちしております。

 

尚、連絡先をお渡しするのを忘れていました。

このたびGメールを作りましたので。よろしければご連絡くださいませ。

メールアドレスは文末に記載しました。

 

次回の読書会のお部屋がいつもと違います。

お確かめくださいませ。

 

 

 

~ 次回 “第74回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】  2016年10月23日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館 4F 和室(仙台市青葉区国分町1-5-1

      入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

      窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:8章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

 新しく参加希望の方は、本ブログコメント、またはメールで問い合わせお願いいたします。

【メールアドレス】 kokoronosakuru@gmail.com

尚、メールの返信が中々ない場合はコメント欄でそれとなく催促願います^^;管理者がぼんやりしている可能性があります^^;

お気軽にお問合せください。

なお、コメントを入れる際の認証はすべて半角で入力お願いします。

又、これまでのメンバーの皆様は、事前にお知らせしている、出欠係の柴田までメールにてお知らせください♪

 

第72回心のサークル報告

【と き】 2016年8月21日(日)、14時~17時

【ところ】 仙台歯科医師会館 2F会議室 

【参加者】 進行:US、記録:SK

      IK、ST、SN、WM 以上6名

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:6章、談話

 

 

 

35度。

どおりで暑いと思ったこの日の気温です。

あまりの暑さに仙台駅から医師会館までの距離が永遠とも思えるほど遠いと初めて思った日でした。

そんな暑さにもめげずに、いつものメンバー集結。

12時より同じ会議室で行われていたUSさん主催の「宮城気友会」に参加されていたWMさんが、読書会にも参加してくださいました。

ようこそ♪    

その為計6名の集まりでした。

 

USさんが「食べない人たち」(秋山佳胤著)

という本を読んだという報告で会はしばらくその話を。

----何も食べずに人は生きていける---を、身をもって証明・実践中の人が日本にいるそうです。

 

なにも食べないで生きている人がいる、という話を耳にしたことがある人は多いと思います。でも、それは外国の話で、インドの修行僧など特別なひとの類だろうと思っていたけれど、「不食の人」はどうやら普通に沢山いらっしゃるようです。

 

食べ物だけでなく水も飲まずに生きていけるのなら、何がエネルギーの元となるのでしょうか。

著者は空気中に漂うプラーナと語っているとのことです。

それは霊界でのエネルギーの話と似ていて、USさんは、人の進化が、地上でも始まっている証拠なのではないか? と仮説を立てられました。

 

加えて、「食べない」という治療法で難病を治したという人もいるそうです。

ドキュメンタリー映画不食の時代」でも発表されているようです。

 

治療困難の重い病気の原因が、日々の食事が原因だというストーリーは、種あかしとしてはとてもドラマチックです。

食事を見直す。あながち不食という治療法はいい線をいっているかもしれないと思いました。

 

医療費がかからない治療なので、お医者さまはあまり研究したくない治療法かもしれません。

 

 

 

さて、食べないという生き方。

人が食べることから解放されたら、世の中の苦しみや争いごとの多くが無くなるのではないか? と私はずっと以前から考えていました。

 

「食べなくてもよいなら、どんなに気楽だろう」。こんなことをもし巷で発言したら、普通の人から変な顔でみられるのがオチですが、心のサークルでは、「わかるわかる」という顔をされて頷かれるのだから嬉しいです。

 

USさんから、ひとつ注意がありました。

 

食べないという究極の生活をむやみに真似をするのも危険。

肉体には栄養が必要なことも、確かなことなので、やり過ぎは注意しましょう。

シルバーバーチも中庸が大事と説いているので、参考程度にして自分の中で咀嚼するのがよいと思います。

 

不食の話でひとしきり盛り上がったあと、いつもの通りSNさんのクリヤヨガ瞑想でみんなの気持ちを一つにし、

シルババーチの祈りの後、いよいよ第6章の輪読です。

 

 

6章 婚約者を不慮の事故で失って

 

恋人を飛行機事故で失った女優との対話です。

思いがけず大事な人を亡くせば、どんな人でも喪失感に包まれ、悲しみの淵に追い込まれると思います。

この世の死が本当の死ではないと知っている人と知らない人では、その悲しみとの対峙の仕方も全く違うものになるでしょう。

 

あなたは本当に勇気のある方ですね。でも勇気だけではだめです。知識が力になってくれることがあります。ぜひ理解して頂きたいのは、大切な知識、偉大な悟りというものは悲しみと苦しみという魂の試練を通してはじめて得られるものだということです。人生というものはこの世だけではなく、あなた方があの世と呼んでおられる世界においても、一側面のみ、一色のみでは成り立たないということです。光と影の両面が無ければなりません。光の存在を知るのは闇があるからです。暗闇が無ければ光もありません。光ばかりでは光でなくなり、闇ばかりでは闇でなくなります。同じように困難と悲しみを通してはじめて魂は自我を見出していくのです。もちろんそれは容易なことではありません。とても辛いことです。でもそれが霊としての永遠の身支度をすることになるのです。なぜならば地上生活のそもそもの目的が、地上を去ったあとに待ち受ける次の段階の生活に備えて、それに必要な霊的成長と才能を身につけることにあるからです。P99

 

 

悟りとは試練を通してはじめて得られるもの。つまり体験なしでは悟れない。辛い思いをしなければならないのが運命のようです。

乗り越えられる困難しか与えられない。霊性が高ければ苦難のハードルも上がる、ということなんだろうなと思います。そういえば立派な人だなぁと思う人にかぎって苦難の多い人生を歩んでいるのはそういうことなのかもしれません。

もし苦しみが本格的になってきたと感じたら、新たな挑戦区域に入ったと理解し、自信と感謝をもって迎えることができればいいですね。苦難でありながら感謝だと思える。それは上級者の境地なんだろうなぁ。

 

知識だけでは机上の空論。その空論が体験を通じてはじめて力になる。知識と体験、その相互関係は糾える縄のごときだなと思いました。

 

そしてその先に知識に対する責任が生じてきます。霊性が未発達な魂よりずっと丁寧に生きねばなりません。知識に沿わないことをしていると、因果応報の感度も鋭くなりすぐにその結果がでるようです。小さなことすべてで知識にのっとった生活することを自覚せざるを得ない。これもまた大へんだなと思うのでした。

もっとも、理解が深まればなにがあっても穏やかな気持ちへ到達するのだと思います。

 

死は消滅ではありません。霊が別の世界へ解き放たれるための手段にすぎません。誕生が地上生活へ入るための手段であれば、死は地上世界から出るための手段です。P101

 

このことを知れば、この世での別れに対して大きな慰めになると思います。 しかし喪失感に耐えなければならない時間は必要ですね。

 

恋人がちゃんと霊界へ行きついたか心配している様子が書かれています。

突然の死は本人にとってもショックが大きいようです。時間をかけて慣れる必要があると答えています。

 

「死ぬときは苦しがったでしょうか?」

「いえ、何も感じておりません。不意の出来事だったからです。」p107

 

そんなもんなんですね。見た目には悲惨な事故でも、「痛み」はない。それはとても慰められます。

死は自然なこと。自然は魂を傷つけたりはしないのだろうと思うのでした。この世の出来事すべては、自分が作り出す”恐怖心”が怖いのであって、実際はなにも怖いことではないのかもしれないなと思います。

 

 

近藤先生の補足部分を抜粋。

 

死後無事に霊界の生活に正しく順応していくことは必ずしも容易ではないのである。そこには本人自身の迷いがあり、それに付け込んでさまざまな誘惑があり、また、強情を張ったり見栄を捨てきれなかったりして、いつまでも地上的名誉心や欲望の中で暮らしている人が実に多いのである。(p109)

 

死んでも欲から解き放たれずにいるのは御免こうむりたいですね。

また、邪霊に狙われて正しい場所へ行けない霊もいるようです。

 

 

ではそうならないためにはどういう心がけが大切か———これは今更私から言うまでもなく、それを教えるのがそもそもシルバーバーチ霊団が地上に降りてきた目的なのである。具体的なことはこうして霊言集をお読みいただいている方には改めて申し上げるのは控えるが、ただ私から一つだけ付け加えたいのはあちらに行って目覚めた時に、かならず付き添ってくれる指導霊の言うことに素直に従うことが何より大切だということである。(p109)

 

指導霊が付き添ってくれるんですね^^よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

~ 次回 “第73回 心のサークル”のご案内 ~

【と き】  2016年9月25日(日)、14時~17時 

【ところ】 宮城県歯科医師会館地下1階(仙台市青葉区国分町1-5-1

      入り口は正面玄関ではなく裏口になります。

      窓口に医師会館の方が常駐していらっしゃいますので、わからない時は声をおかけください。

【内 容】 『シルバー・バーチの霊訓(6)』の読書会:7章、談話

【持ち物】 上記書籍をご持参ください。

【参加費】 喜捨

【参加者】 シルバー・バーチの霊訓に関心があり、向上進化を目指す方どなたでも。

     日常を離れた空間で、ともに学びましょう!

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